JPS596162Y2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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Publication number
JPS596162Y2
JPS596162Y2 JP16577278U JP16577278U JPS596162Y2 JP S596162 Y2 JPS596162 Y2 JP S596162Y2 JP 16577278 U JP16577278 U JP 16577278U JP 16577278 U JP16577278 U JP 16577278U JP S596162 Y2 JPS596162 Y2 JP S596162Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
choke
opening
heating chamber
steam
Prior art date
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Expired
Application number
JP16577278U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5581609U (ja
Inventor
善友 藤谷
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP16577278U priority Critical patent/JPS596162Y2/ja
Publication of JPS5581609U publication Critical patent/JPS5581609U/ja
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Publication of JPS596162Y2 publication Critical patent/JPS596162Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 高周波加熱装置の使いみちには、■野菜のゆでものや蒸
しものなどは出力500〜600Wの強火ですばやく加
熱し、卵料理など火かげんのむつかしいものは約200
Wの弱火でゆっくりと加熱する。
煮込料理は強火で煮たててから弱火でゆっくりと煮込む
とおいしく仕上がる。
■時間のかかる冷凍食品の解凍もスピーディーにでき、
調理済みのものでは解凍から調理まで一気に強火で加熱
し、生にもどすさしみなどは弱火で加熱すると良い。
■さめた料理は容器に盛りつけたまま手軽にすばやくあ
たためられ、色,形,風味もそのままに仕上がる。
■時間のかかる野菜の下ゆでや揚げもの、焼きものなど
もあらかじめ加熱しておくと早くきれいな仕上がりが得
られる。
■バターやチョコレートを急いで柔らかくしたい時は弱
火で加熱すると面倒な湯せんのテマが省ける。
■湿けてしよったせんべいやのりを加熱するとパリツと
仕上がる。
などがある。
さらに従来の高周波加熱装置の機能を向上させ多様化を
はかるためスチーム発生装置を兼ね備えるものが考案さ
れ実用化されている。
スチームによる加熱方法によれば、あんまん,肉まん,
しゆうまいなどはふっくらとやわらかく加熱でき、火か
げんの微妙な卵料理、例えば茶わん蒸しやプリンなども
スがたたず失敗なくでき、パンのイースト発酵,ヨーグ
ルトの乳酸発酵もできる等その複合化の効果は非常に大
きい。
一方スチーム加熱をすると、スチーム発生装置は、ボイ
ラーのヒーターがlKWの場合約1.3l/時間の水が
蒸気に変わる。
発生した蒸気は一部は排気口から出て、一部は加熱室内
で水滴となり底部の排水口より水受タンクへと流れる。
さらに加熱室開口面と扉の隙間からも蒸気が洩れる。
この洩れ出た蒸気は扉の外周付近で外気により急冷され
露結する。
特に扉の上部側壁は露結しやすい。スチーム加熱の途中
やあとに扉を開く時、扉に付着した湯滴が飛び散り火傷
する恐れもあり、たとえそうでなくても、衣服や床面を
濡らすこともある。
そこで従来より露結防止方法について考えられているが
本考案はその改良に関するものである。
従来のスチーム発生装置を兼ね備える高周波加熱装置を
第1図,第2図に例示する。
第1図は外観であり、第2図はその要部断面を示す。
高周波加熱装置1の加熱室2に高周波を発生するマグネ
トロン及び高圧電源と、スチーム発生装置を備えている
スチーム発生装置はボイラ一部と給水タンク(タンクケ
ース3に内装)がパイプにより接続されている。
加熱室2開口面に対向する位置に扉4を回動自在に設け
、操作パネル5の選択ボタン6をスチーム加熱に合わせ
タイマー7を設定して調理ボタン8を押すと、ボイラー
のヒーター(lKW程度)に通電されボイラー内の水が
加熱されて蒸気が加熱室2側壁の噴出口より出て食品を
スチーム加熱する。
スチーム加熱後は給水タンクやボイラ内に水が残ってい
ると、スチーム発生装置がつまったり、腐食や汚臭の原
因となる為、排水コツク10を開き水受タンク11に抜
きとる。
一方、扉4は扉枠4aに扉中板12が接合されており扉
裏板13がネジ14で固定されている。
同時にファインダ15部の外側スクリーン16、電波シ
ール材17、内側スクリーン18は扉中板12と扉裏板
13により挾持されている。
さらに扉枠板4aと扉裏板13により扉4の周縁部に電
波減衰溝(チョーク溝)19が構威され、その開口は樹
脂威型品からなるチョーク力バー20により被われてい
る。
扉枠板4aの上部側面には開孔部21が図の如く並んで
おり、その間孔部に相対する扉4の内側に仕切板22が
固着されている。
23は扉把手である。以上の構戊では、スチーム加熱途
中や加熱後、加熱室2と扉4の隙間から洩れた蒸気が扉
上側面に露結した水滴が開孔21より扉4内部に落ち仕
切板22の傾斜面を流れ、扉周縁のチョーク溝19内を
流れ落ち扉4下側面の開孔24より流出し最終は水受け
タンク11に流れ込む。
ところで上記仕切板22は防錆処理または防錆性能のあ
る金属板で構威され、また扉枠板4aや扉中板12も同
種の材料により戒っており、スポット溶接等により固着
されている。
その為、チョーク溝19の中に金属板が存在する結果、
チョークの最適条件が崩れ、減衰効果が低下し漏波が大
きくなったり、扉4の防錆のためのメッキや塗装が細部
まで十分にまわらず錆が発生するなどの弊害があった。
そこで本考案は簡単な構或により上記従来の欠点を解消
するものであり、以下本考案の一実施例について添付図
面とともに説明する。
扉4及びファインダ部の基本構戊については従来例と同
じであるため省略し、異なる個所についてのみ述べる。
第3図において、チョーク溝19のチョーク力バー20
の一部を扉枠板4aの上側面の開孔部21に相対する位
置に突出させ仕切壁20aとする構戊で、チョーク力バ
ー20と仕切壁20aとを一体により形威し仕切壁の先
端方向に水が流れるように傾斜している。
一般にはチョーク力バー20は誘電体損失の少ないポリ
プロピレン等が使用されているが、スチーム加熱やオー
ブン機能を有する場合には、PPS(ポリフエニレンテ
レフタレート)やガラス繊維強化ポリエチレンテレフタ
レート等の高耐熱材料が使われている。
加熱室と扉との隙間より洩れた蒸気は扉上側面で露結し
、その水滴は水切壁20 aに落ち、さらにチョーク溝
を流れ扉下部より流れ出て最終は水受タンクに流れ込む
構威である。
第4図は本考案の第2の実施例を示す。
この場合チョーク力バー20と一体の仕切壁20 aの
根元部に開孔部20 bを設け扉枠板4aの上側面の開
孔21より落ちた水滴はチョーク力バー20の開孔20
bの方向に流れるように仕切壁20 aは傾斜してい
る。
従って扉上側面に露結した水滴はチョーク力バー20の
開孔20 bから流出し加熱室内に入ることになる。
以上の本考案によれば、たとえ長時間にわたりスチーム
加熱をしても、扉上側面には湯滴は付着しないので、加
熱途中や加熱後に扉を開いた時湯滴が飛んで手を火傷し
たり衣服を濡らすこともないので使い勝手が良く安全で
あり、さらに扉のチョーク溝内にチョーク効果を減衰さ
せる金属板がないので十分にチョークの効果が得られ、
また金属性の外周壁と装置本体との隙間も狭くでき、漏
波も微少で抑えられるのでこの面でも安全性が高い。
さらに第2の実施例の如く水滴が再び加熱室内側に戻る
構威では、扉の内部を水が流れないので錆も発生しに<
<、また扉下部から流出する水を受ける手段も簡略もし
くはなくすることも可能となるなど本考案のもたらす効
果は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来のスチーム発生装置付高周波加熱装置、第
2図は第1図の扉部の断面図、第3図は本考案の第1の
実施例の扉部の断面図、第4図は同第2の実施例の扉部
の断面図である。 4・・・・・・扉、4a・・・・・・扉枠体、12・・
・・・・扉中板、13・・・・・・扉裏板、19・・・
・・・チョーク溝、20・・・・・・チョークカノく−
、20 a・・・・・・仕切壁、20 b・・・・・・
チョークカノ〈一の開孔部、21・・・・・・扉枠体の
開孔部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)加熱室に高周波を発生するマグネトロン及び高圧
    電源と、加熱室にスチームを発生する装置と、加熱室開
    口面に対向する位置に回動自在に設けられた扉体と、前
    記扉体の周縁にチョーク溝と、前記チョーク溝開口部に
    チョーク力バーとを備え、扉体の金属性の外周壁の少く
    とも上面に複数個の開孔を設けるとともに、チョーク溝
    内の開孔部に対向する位置に仕切壁を誘電体のチョーク
    力バーと一体に構或して設けた高周波加熱装置。
  2. (2)チョーク力バーのチョーク溝開口部に位置する部
    分で仕切壁の根元部に開孔部を設けて成る実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の高周波加熱装置。
JP16577278U 1978-11-30 1978-11-30 高周波加熱装置 Expired JPS596162Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16577278U JPS596162Y2 (ja) 1978-11-30 1978-11-30 高周波加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP16577278U JPS596162Y2 (ja) 1978-11-30 1978-11-30 高周波加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5581609U JPS5581609U (ja) 1980-06-05
JPS596162Y2 true JPS596162Y2 (ja) 1984-02-25

Family

ID=29164456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16577278U Expired JPS596162Y2 (ja) 1978-11-30 1978-11-30 高周波加熱装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4599267B2 (ja) * 2005-09-28 2010-12-15 株式会社東芝 加熱調理器
JP4884555B1 (ja) * 2010-10-26 2012-02-29 シャープ株式会社 加熱調理器
JP6189677B2 (ja) * 2013-08-16 2017-08-30 株式会社パロマ 加熱調理器
JP6189675B2 (ja) * 2013-08-16 2017-08-30 株式会社パロマ 加熱調理器
JP6189676B2 (ja) * 2013-08-16 2017-08-30 株式会社パロマ 加熱調理器

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JPS5581609U (ja) 1980-06-05

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