JPS596153Y2 - 大電力トランジスタチヨッパ - Google Patents

大電力トランジスタチヨッパ

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Publication number
JPS596153Y2
JPS596153Y2 JP1978009931U JP993178U JPS596153Y2 JP S596153 Y2 JPS596153 Y2 JP S596153Y2 JP 1978009931 U JP1978009931 U JP 1978009931U JP 993178 U JP993178 U JP 993178U JP S596153 Y2 JPS596153 Y2 JP S596153Y2
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JP
Japan
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high power
power transistors
transistors
flywheel diode
heat sink
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Expired
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JP1978009931U
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JPS54113013U (ja
Inventor
有二 井原
Original Assignee
芝浦メカトロニクス株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、平型大電力トランジスタ(以下、大電力トラ
ンジスタと略記する)を並列接続して構或された大電力
トランジスタチョツパの冷却構造に関する。
一般に、大電力トランジスタを用いてチョツパを構或す
る場合、千アンペア程度の電流を負荷に供給するには現
在の大電力トランジスタの電流容量ではこれを第1図あ
るいは第2図に示すように並列接続して負荷分担を行な
わせる必要がある。
第1図および第2図のチョツパ主回路において、Eは主
電源を、FDは誘導性負荷Lに並列接続されたフライホ
イールダイオードを、1はチョツパ制御回路をそれぞれ
示し、各大電カトランジスタMTR 1 ,MTR 2
,MTR 1 ’,MTR 2’のエミッタ回路には
それぞれシャン}SHI,SH2(または低抵抗器)が
設けられている。
また、第1図のものにあっては大電力トランジスタMT
RI,MTR2と並列に抵抗R3およびコンデンサCか
らなるサージ吸収回路が接続されており、第2図中の大
電力トランジスタMTRI’およびMTR2’はその内
部がダーリントン接続されたものを示している。
このように並列接続された大電力トランジスタを冷却す
るに際して重要なことは、各大電カトランジスタの特性
上の違いによりその発熱の程度に差を生じ、そのため両
者の負荷分担に不平衡を生じ、ますます発熱の程度に差
を生ずるという悪循環をきたして何れか一方の大電力ト
ランジスタが焼損してしまうので、両大電力トランジス
タのコレクタ温度を同一に保つ必要がある。
本考案はこのような点を考慮してなされたもので、並列
接続されたチョツピング用の大電力トランジスタの熱平
衡がよく、電流分担に不平衡を生じないようにチョツパ
主回路の冷却を行なわせるようにし、かつフライホイー
ルダイオードと主回路用トランジスターの熱的配置関係
を良好にする事により放熱効果を向上させた大電力トラ
ンジスタチョツパを提供するものである。
以下、添付図面を参照して本考案の一実施例について詳
述する。
第3図は、第1図、第2図に示すようにチョツピング用
の大電力トランジスタを並列接続して構或された大電力
チョツパ主回路における発熱の太きな構戊素子、例えば
平型の大電力トランジスタMTR1,MTR2およびフ
ライホイールダイオードFDを一体に組み込んで冷却さ
せるための冷却構造を示すものである。
これは、例えばアルミニウムAI,銅Cuなどの熱伝導
性の良い導電材料によって形威された放熱板2,3,4
.5と、これら各放熱板間に、電気的に等距離に接続さ
れた大電力トランジスタMTR1,MTR2およびフラ
イホイールダイオードFDを扶持させてこれら構或素子
を一体に組立てるための複数の通しボルトおよびナット
6、板ばね10およびまくら11とによって構或されて
いる。
また、大電力トランジスタMTR 1 ,MTR2およ
びフライホイールダイオードFDを各放熱板2,3,4
.5間に扶持させる場合、第1図、第2図に示すように
、これら各大電カトランジスタMTR1,MTR2およ
びフライホイールダイオードFDの同電位にある各共通
端子が放熱板3側にくるようにそれぞれ配設し、また各
放熱板2,3,4.5間を離して電気的に絶縁させ、各
放熱板2,3,4.5をそれぞれ導体として使用する。
なお、この場合前記通しボルトおよびナット6は各放熱
板に絶縁物を介してこれを取付けるか、またはそれ自体
が絶縁材によって形或されているものを使用する。
さらに、大電力トランジスタMTRI,MTR2および
フライホイールダイオードFDを各放熱板間に扶持させ
る場合、板ばね10およびまくら11を介して通しボル
トおよびナット6によって各放熱板を締付けることによ
り、各大電カトランジスタMTR1,MTR2およびフ
ライホイールダイオードFDをそれぞれ左、右均等な圧
力で挾持させて良好な電気特性を発揮させるようにして
いる。
各放熱板2,3,4.5にはそれぞれ多数の溝が穿設さ
れており、その放熱面積を大きくとっている。
さらに本考案にあっては、このように構或された冷却構
造体を油またはフロン等の冷却媒体を満したケース内に
収めることによってその冷却効果を高めるようにする。
この場合、温度の上った油などの冷却媒体をケース外に
導いて冷却させ、再びケース内に送り込む循環冷却方式
が採用される。
このように構威された本考案による大電力トランジスタ
チョツパにあっては、その発熱の大きな構或素子である
大電力トランジスタMTRI,MTR2及びフライホイ
ールダイオードFDの放熱が有効に行なわれるため電気
的特性の劣化または熱的破壊に至ることなくこれらを安
定に働かせることができ、主回路全体を小形軽量化する
ことができる。
特に本考案にあっては、並列接続された大電力トランジ
スタMTR1,MTR2の各コレクタ側が放熱板3を介
して一体に接続されているため両者の熱的平衡がとられ
、前述したように各人電力トランジスタの特性上の違い
による発熱量の差によってこれらに生ずる電流不平衡を
防止することができ、両人電力トランジスタMTR 1
, MTR 2に均等の負荷分坦を行なわせることが
できるようになる。
さらに前記放熱板3の延長上の各人電力トランジスタM
TRI,MTR2から熱的に等距離の位置にフライホイ
ールダイオードFDを当接させてこれと大電力トランジ
スタMTRI,MTR2とを熱的に一体にしているため
、負荷Lが直流モータ等の誘導性のものである場合に大
電力トランジスタMTR1,MTR2とフライホイール
ダイオードFDとには交互に電流が流れるが、出力のテ
゛ユーテイサイクルの如何にかかわらず大電力トランジ
スターMTR1,MTR2およびフライホイールダイオ
ードFDがそれぞれ熱的に独立している場合に比して全
体としての放熱効果が著しく向上する。
第4図及び第5図は第3図の変形を示すもので、、二の
場合は放熱板3を丁字形に形威させ、全体をコンパクト
なものにしている。
第5図は本考案の他の実施例による大電力トランジスタ
チョツパの冷却構造を示すもので、この場合は放熱板4
,5をそれぞれ熱伝導性の良い薄状の絶縁物8(例えば
マイ力、ガラスなど)を介挿させて当接している。
したがって、大電力トランジスタMTR1,MTR2の
各コレクタおよびエミツタ側が全て同一温度に保持され
、これにより各電気特性がさらに向上することになる。
以上、本考案による大電力トランジスタチョツパにあっ
ては、チョツピング用の大電力トランジスタを並列接続
させて使用してもその冷却を有効にしかも熱的すなわち
電気的平衡をとりながら行なうことができるため、各人
電力トランジスタを安全に駆動することができ、これに
よりチョツパ主回路の構戒も簡素化され、簡単な構戒に
よって大電流容量で信頼性の高いトランジスタチョツパ
を容易に実現することができるという優れた利点を有し
ている。
なお、前述の説明では大電力トランジスタMTR1,M
TR2とともにフライホイールダイオードFDを一体に
組み込んでこれらを冷却させるようにしているが、本考
案はこれに限られず、チョツパ主回路を構成する他の発
熱素子、例えば第1図、第2図中の抵抗器Rl,R2を
も冷却媒体を満したケース内に収納させることにより装
置全体をさらに小形軽量化できることはいうまでもない
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は大電力トランジスタを並列接続し
た大電力トランジスタチョツパをそれぞれ示す電気的結
線図、第3図は本考案の一実施例による並列接続された
大電力トランジスタ部分の冷却構造を示す正面図、第4
図および第5図は同じく本考案の他の実施例による冷却
構造をそれぞれ示す正面図である。 1・・・・・・チョツパ制御回路、2〜5,9・・・・
・・放熱板、6・・・・・・通しボルトおよびナット、
8・・・・・・薄状絶縁物、MTR 1,MTR 2,
MTR 1’,MTR 2’.・・・.乎型大電力トラ
ンジスタ、L・・・・・・負荷、FD・・・・・・フラ
イホイールダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個のチョツピング用の平型大電力トランジスタを並
    列に誘導性負荷の接地側に接続し、かつ、前記誘導性負
    荷と並列にフライホイールダイオードを設けたチョツパ
    主回路において、前記各平型大電力トランジスタを、互
    いに絶縁された導電材からなる少なくとも1個の略丁字
    形の放熱板を含む複数個の放熱板間に、前記各平型大電
    力トランジスタの同電位にあるコレクタ共通端子が、前
    記略丁字形の放熱板の脚部に当接するように扶持させ、
    前記各平型大電力トランジスタ間の熱的すなわち電気的
    平衡をとり、かつ、前記乎型大電力トランジスタに挾ま
    れた前記略丁字形の放熱板の頭部に、前記各平型大電力
    トランジスタから熱的に等距離の位置に、前記フライホ
    イールダイオードの同電位端子を当接させて、前記放熱
    板間に扶持させたことを特徴とする大電力トランジスタ
    チョツノく。
JP1978009931U 1978-01-30 1978-01-30 大電力トランジスタチヨッパ Expired JPS596153Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978009931U JPS596153Y2 (ja) 1978-01-30 1978-01-30 大電力トランジスタチヨッパ

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JP1978009931U JPS596153Y2 (ja) 1978-01-30 1978-01-30 大電力トランジスタチヨッパ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54113013U JPS54113013U (ja) 1979-08-08
JPS596153Y2 true JPS596153Y2 (ja) 1984-02-24

Family

ID=28821592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978009931U Expired JPS596153Y2 (ja) 1978-01-30 1978-01-30 大電力トランジスタチヨッパ

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JP (1) JPS596153Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50149815U (ja) * 1974-05-29 1975-12-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54113013U (ja) 1979-08-08

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