JPS596098A - 自動洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は洗い、排水、すすぎ等の諸工程を所定のプログ
ラムに従って順次自動的に実行する自動洗濯機に関し、
洗濯物の量に応じて水位を設定することにより洗い、す
すぎ工程時にその洗濯物の量に適した水流を作り出し、
布を損傷することなく常に高い洗浄効率を発揮できるよ
うにしたものである。

従来、この種の自動洗濯機にあっては、定格容量より少
ない量の洗濯物を洗う時にも定格容量の時と同じ水流で
洗濯及びすすぎを行なっている為洗濯物の量に比べて水
流が強くなりすぎ、その結果洗濯物の動きは適正な動き
を飛び越して激しすぎる動きとなり、布の損傷が増加す
るばかりか、洗浄効率にばらつきを生じることにもなっ
ていた。

本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり電子制御
回路内蔵の自動洗濯機にあって洗濯物の量に応じて水位
を設定することによりその洗濯物の量に適した水流を作
り出せるようにしたことに特徴を有する。

以下本発明の実施例として、洗い工程から脱水工程まで
実行できる電子制御回路内蔵の全自動洗濯機を掲げ、図
面に従って詳細に説明する。第１図は本発明洗濯機の制
御回路を示すブロック図、チャート図である。

第１図において、／は洗い工程から最終の一説水工程ま
で自動的に実行できる電子制御回路で、基本的には従来
周知の如く電子タイマー−１演算処理装置（ＣＰＵ）！
、クロックコントロール回路り、メモリーｊ、インプッ
トバッファコントロール回路ｚ、及びアクトバッファコ
ントロール回路７により構成されている。

Ａは電子制御回路／の外部入力部を示し、この外部入力
部Ａにおいて、♂は装置全体に電源を供給する電源スィ
ッチ、２は蓋の開閉を検出する蓋スィッチ、１０は洗濯
兼脱水槽の異常振動を検出する安全スイッチ、／／は「
高」「中」「低」の三段階に水位を設定し、槽内の水位
が設定水位に達したことを検出する水位スイッチ、７．
２はプログラムやコースを選定するためのキースイッチ
、／♂は水位スイッチ／／の水位設定操作に連動し設定
水位に対応する接点を閉じ、水流の強弱を決定する水流
スイッチである。

）は電子制御回路／の外部出力部を示し、この外部出力
部Ｂにおいて、／３は排水弁、／グは槽゛・　内への給
水を制御する給水弁、／６は洗い、すす、ぎ工程時にパ
ルセータを回転して水流を起す洗濯兼脱水モータ、７ｇ
は各工程に対応する発光ダイオードを備えてなる表示手
段、／２はブザーである。上記外部出力部Ｂにおける各
部はサイリスタ等のスイッチング素子により通電制御さ
れるようになっている。

上記ＣＰＵＪは外部入力部Ａにおける各部の状態をイン
プットバッファコントロール回路ｚを介　　　　　゛し
て読み込むと共に、メモリーｊから工程データを読み出
すことにより、洗い（給水を含む）、排水８すすぎ、脱
水等の工程を判断し、その工程を実行するに必要な外部
出力部Ｂ中の各部を、アクトバッファコントロール回路
２からスイッチング素子に信号を与えて制御するもので
、その工程移行は電子タイマー−によりＣＰＵＪと共動
して行なわれる。

そして、洗い、すすぎ工程時において、ＣＰＵＪは水流
スイッチ／ｒの状態を読み込み、がっメモＩＪ−Ｉから
水流データを読み出すことにより、電子タイマー−から
の信号に基づきモータ／ｊへの通電を断続制御する。例
えば、水位スイッチ／／が「高水位」に設定され水流ス
イッチ／♂が強水流用の接点を閉じている時にはモータ
／ｊを、Ｊ７秒間左回転（連続）、３秒間休止１．２７
秒間右回転（連続）、３秒間休止・・・のように制御し
、又水流スイッチ／♂が中水流用の接点を閉じている時
（中水位設定時）にはモータ／ｊを１．２７秒間左回転
（３秒ＯＮ、／秒ＯＦＦの繰り返し）。

３秒間休止、−２秒間右回転（３秒０’Ｎ　、　／秒Ｏ
ＦＦの繰り返し）、３秒間休止・・・のように制御し、
さらに水流スイッチ／♂が弱水流用の接点を閉じている
時（低水位設定時）にはモータ／ｊを２２秒間左回転（
１５秒ＯＮ、／秒ＯＦＦの繰り返し）、３秒間休止１．
２７秒間右回転（／ｊ秒ＯＮ、／秒ＯＦＦの繰り返し）
、３秒間休止・・・のように制御すべく設定しである。

上記の構成において、電子制御回路／は洗い工・ｍユを
第一図のフローチャート図で示す如く制御するよう、Ｃ
ＰＵ３に対するプログラム設定により構成されている。

以下、その制御について説明する。

先ず、電源スィッチ♂をＯＮすると、インプットバッフ
ァコントロール回路ｇを通じてＣＰＵ、３に入力され、
プリセット状態が設定される。この時、表示手段／ｇに
おいて標準コース（洗い、すすぎ、脱水の各工程が含ま
れる）を表示する発光ダイオードが点灯する。尚、コー
スを変更する場合には後段においてキースイッチノー内
のプログラム選択スイッチにより変更すればよい。

次に、洗濯物の量に応じて水位スイッチ／／により水位
例えば中水位に設定し、洗濯物及び洗剤を投入してキー
スイッチ／コ内のスタートスイッチをＯＮする。すると
、設定されたコース中に洗い工程が含まれておれば、表
示手段／ににおいて洗い工程を表示する発光ダイオード
を点滅させ、洗い工程に入ったことを表わす一方、槽内
が空の状態にあって水位スイッチ／／がＯＦＦになって
いる為に給水弁／ｙを開いて槽内への給水を開始する。

そして、この給水は槽内の水位が中水位になるまで継続
され、中水位に達した時点で水位スイッチ／／がＯＮす
る。すると、これに伴い給水弁／４’を閉じて給水を停
止し、モータ１５の運転を開始して、中水流が得られる
ように前述の如く制御する。

而して、モータ７．５により回転されるパルセータは、
２２秒間左回転（３秒ＯＮ、／秒ＯＦＦの繰り返し）、
３秒間休止、２７秒間右回転（３秒ＯＮ、／秒ＯＦＦの
繰り返し）、３秒間休止・・・の回転となり、水流を作
り出す。このようにして得られる水流は中水流となり、
洗濯物の動きを適正な動きにして高い洗浄効率を発揮さ
せ、布を損傷することもなくなる。

そして、洗い工程の時間が経過すると、モータ／ｊが停
止し、洗い工程を表示する発光ダイオードも消灯して、
次段の工程に移行する。

以上、水位スイッチ／／を中水位；こ設定した場合につ
いて説明したが、洗濯物の量が定格容量かそれに近い時
には水位スイッチ／／を高水位に設定すれば、槽内の水
位が高水位に達した時点で給水が停止してモータ／ｊの
運転が開始され、パルセータは一７７秒間左回転（連続
）、３秒間休止。

、２７秒間右回転（連続）、３秒間休止・・・という回
転により、強水流を作り出して洗濯物が多くあるにもか
かわらず、適正な動きを与えることになる。

逆に、洗濯物の量が極少量の時には水位スイッチ／／を
低水位に設定すれば、パルセータは、２２秒間左回転（
／ｊ秒ＯＮ、／秒ＯＦＦの繰り返し）、３秒間休止１．
２Ｚ秒間右回転Ｃ／、ｓ秒ＯＮ、／秒ＯＦＦの繰り返し
）、３秒間休止・・・という回転になり、弱水流を作り
出す。従って、洗濯物は極少量であっても、激しい動き
によって布を損傷することがなく、適正な動きにより高
い洗浄効率を発揮する。

尚、すすぎ工程も、設定水位に応じた水流により実行さ
れるものである。

以上の如く本発明にあっては、洗濯物の量に応じて水位
を設定することにより、洗い、すすぎ工程時にその洗濯
物の量に適した水流を作り出すこ５ とができ、従って洗濯物に常に適正な動きを与えて高い
洗浄効果を発揮でき、しかも布の損傷も抑えられ、頗る
実用的なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明洗濯機の制御回路を示すプロ・ツク図、
第２図は同上洗い工程における動作を示すフローチャー
ト図である。 ／：電子制御回路、コニ電子タイマー、３：演算処理装
置、ｊ：メモＩＪ−１／／：水位スイッチ、／♂；水流
スイッチ、／り：給水弁、／、Ｓ：モータ。 代理人　弁理士　福　土受　彦（他２名）第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、電子制御回路内蔵の自動洗濯機において、槽内への
   給水を制御する給水弁と、パルセータを回転して水流を
   起すモータと、槽内の水位を任意に設定し、設定水位に
   達した時に給水弁を閉じて給水を停止させ上記モータの
   運転を開始させる水位設定手段と、上記モータへの通電
   を断続制御し、その断続周期を水位設定手段による設定
   水位に応じて変化させる水流調節手段とを具備し、上記
   水流調節手段は設定水位が低い時程断続周期を短かくし
   て水流を弱めるようにしたことを特徴とする自動洗濯機
   。