JPS596049B2 - 静電容量型エレクトレット - Google Patents
静電容量型エレクトレットInfo
- Publication number
- JPS596049B2 JPS596049B2 JP4495976A JP4495976A JPS596049B2 JP S596049 B2 JPS596049 B2 JP S596049B2 JP 4495976 A JP4495976 A JP 4495976A JP 4495976 A JP4495976 A JP 4495976A JP S596049 B2 JPS596049 B2 JP S596049B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electret
- capacitive
- present
- capacitive electret
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は静電容量型エレクトレットの改良に関する。
従来エレクトレットはマイクロホン、ヘッドホン、スピ
ーカ等の電気音響変換器において実用化されており、更
に他分野への応用が考えられている。
ーカ等の電気音響変換器において実用化されており、更
に他分野への応用が考えられている。
例えば記録装置にエレクトレットを利用する場合、従来
のエレクトレットでは情報の付加工程に煩雑な工程が必
要であった。
のエレクトレットでは情報の付加工程に煩雑な工程が必
要であった。
本発明は静電容量型単一エレクトレット材表面に少なく
とも1の正極帯電域および負極帯電域をそれぞれ設けて
成る静電容量型エレクトレットを提供する事を目的とす
る。
とも1の正極帯電域および負極帯電域をそれぞれ設けて
成る静電容量型エレクトレットを提供する事を目的とす
る。
以下本発明の一構成例を平面的に示す第1図および断面
的に示す第2図を用いて本発明を説明する。
的に示す第2図を用いて本発明を説明する。
本発明に係る静電容量型エレクトレットは第1図および
第2図で示す如くエレクトレット材1に正極帯電域Aお
よび負極帯電域Bがそれぞれ設けてあり、またエレクト
レット材1の一生面に電極2が設げられている。
第2図で示す如くエレクトレット材1に正極帯電域Aお
よび負極帯電域Bがそれぞれ設けてあり、またエレクト
レット材1の一生面に電極2が設げられている。
なお上記構成例においては正極帯電域および負極帯電域
が格子状に分布されているがスパイラル状、矩形状、ス
トライプ状、円状等でもよい。
が格子状に分布されているがスパイラル状、矩形状、ス
トライプ状、円状等でもよい。
次に本発明に係る静電容量型エレクトレットの一製造方
法を説明する。
法を説明する。
厚さ50μのテフロンFEP (商品名:デュポン社)
をエレクトレット材とし、その−主面に電極としてアル
ミニウム層を熱融着させたものを用いる。
をエレクトレット材とし、その−主面に電極としてアル
ミニウム層を熱融着させたものを用いる。
まずアルミニウム層を接地した後、所定パターンの金属
マスクを密着させ、金属性マスクも接地する。
マスクを密着させ、金属性マスクも接地する。
次に6000V/c7rLの電界強度の直流電圧を印加
し、コロナ放電中に10分間置き、正極帯電域を形成す
る。
し、コロナ放電中に10分間置き、正極帯電域を形成す
る。
さらに前記直流電圧を除去した後、金属製マスクをエレ
クトレット材に密着させたまま電気的にフローティング
の状態を保たせ、金属製マスク自体に前記コロナ放電と
は逆極性の一6000■/CTLの直流電界を20分間
印加し、負極帯電域を形成する。
クトレット材に密着させたまま電気的にフローティング
の状態を保たせ、金属製マスク自体に前記コロナ放電と
は逆極性の一6000■/CTLの直流電界を20分間
印加し、負極帯電域を形成する。
第3図は上記の如き工程により製造されたエレクトレッ
トの電位分布を振動容量型電位計で測定した際の表面電
位を表しており、正極帯電域の表面電位は+500CV
〕また負極帯電域における型面電位は−600〔V〕で
あった。
トの電位分布を振動容量型電位計で測定した際の表面電
位を表しており、正極帯電域の表面電位は+500CV
〕また負極帯電域における型面電位は−600〔V〕で
あった。
次にトナーを使用する記録装置に、本発明に係る静電容
量型エレクトレットを用いた場合について第4図により
説明する。
量型エレクトレットを用いた場合について第4図により
説明する。
まず第4図aの如く本発明に係るエレクトレット上に光
導電性メツシュ3を配置し、所定パターンの露光4と同
時に帯電したトナーを散布する。
導電性メツシュ3を配置し、所定パターンの露光4と同
時に帯電したトナーを散布する。
この際第4図すに示す如(光導電性メツシュ3の明部に
おいてはトナー4は通過し、光導電性メツシュ3の暗部
においては、上ナー4は捕獲され、エレクトレット材1
には付着しない。
おいてはトナー4は通過し、光導電性メツシュ3の暗部
においては、上ナー4は捕獲され、エレクトレット材1
には付着しない。
続いてエレクトレット材1上の不必要なトナーを除去し
、熱定着により露光像がエレクトレット材1に再現され
る。
、熱定着により露光像がエレクトレット材1に再現され
る。
次に上記と逆極性のトナーを使用し、同様の方法で新た
な像を付加する事が容易にできる。
な像を付加する事が容易にできる。
以上の如く本発明に係る静電容量型エレクトレットでは
正極帯電極と負極帯電域とが設けられている事により、
容易に像による情報の付加が行える。
正極帯電極と負極帯電域とが設けられている事により、
容易に像による情報の付加が行える。
なお像の解像度はメツシュを小さくしたり、エレクトレ
ット分布を緻密にする事により容易に向上させる事がで
きる。
ット分布を緻密にする事により容易に向上させる事がで
きる。
本発明においてエレクトレット材としては、テフロンF
EP (商品名:デュポン社)の他に弗素系樹脂、ポリ
カーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチ
レン、ポリメチルメタクリ酸、ポリ塩化ビニリデン、硬
質ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリイミド、シ
アンセルロース1、I−IJアミド等が考えられる。
EP (商品名:デュポン社)の他に弗素系樹脂、ポリ
カーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチ
レン、ポリメチルメタクリ酸、ポリ塩化ビニリデン、硬
質ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリイミド、シ
アンセルロース1、I−IJアミド等が考えられる。
またエレクトレット材の構成例として、実施例において
は、テフロンFEP (商品名:デュポン社)を用いた
が、数種の上記エレクトレット材を積層したり、異種の
上記エレクトレット材を溶解、溶融したり、或いは任意
のプラスチックフィルム上に異種の上記エレクトレット
材をグラフト重合したものを用いてもよい。
は、テフロンFEP (商品名:デュポン社)を用いた
が、数種の上記エレクトレット材を積層したり、異種の
上記エレクトレット材を溶解、溶融したり、或いは任意
のプラスチックフィルム上に異種の上記エレクトレット
材をグラフト重合したものを用いてもよい。
さらに電極として実施例においてはアルミニウム層を用
いたが、他の導電性物質を蒸着、スパッタリング塗布あ
るいは接着により形成する事もできる。
いたが、他の導電性物質を蒸着、スパッタリング塗布あ
るいは接着により形成する事もできる。
第1図は本発明に係る静電容量型エレクトレットの一構
成例を示す平面図、第2図は本発明に係る静電容量型エ
レクトレットの一構成例を示す側面図、第3図は本発明
に係る静電容量型エレクトレットの表面電位を示す説明
図、第4図は本発明に係る静電容量型エレクトレットを
トナーを使用する記録装置に用いた場合の工程断面図、
1・・・・・・エレクトレット材、2・・・・・・電極
、A・・・・・・正極帯電域、B・・・・・・負極帯電
域。
成例を示す平面図、第2図は本発明に係る静電容量型エ
レクトレットの一構成例を示す側面図、第3図は本発明
に係る静電容量型エレクトレットの表面電位を示す説明
図、第4図は本発明に係る静電容量型エレクトレットを
トナーを使用する記録装置に用いた場合の工程断面図、
1・・・・・・エレクトレット材、2・・・・・・電極
、A・・・・・・正極帯電域、B・・・・・・負極帯電
域。
Claims (1)
- 1 静電容量型単一エレクトレット材表面に少なくとも
1の正極帯電域および負極帯電域をそれぞれ設けて成る
事を特徴とする静電容量型エレクトレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4495976A JPS596049B2 (ja) | 1976-04-22 | 1976-04-22 | 静電容量型エレクトレット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4495976A JPS596049B2 (ja) | 1976-04-22 | 1976-04-22 | 静電容量型エレクトレット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52128598A JPS52128598A (en) | 1977-10-28 |
JPS596049B2 true JPS596049B2 (ja) | 1984-02-08 |
Family
ID=12706008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4495976A Expired JPS596049B2 (ja) | 1976-04-22 | 1976-04-22 | 静電容量型エレクトレット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596049B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS614855U (ja) * | 1984-06-13 | 1986-01-13 | 日立造船株式会社 | 連続鋳造設備用ロ−ル |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4729290B2 (ja) * | 2004-11-15 | 2011-07-20 | 株式会社オーディオテクニカ | エレクトレットコンデンサマイクロホンユニットの製造方法 |
JP6520470B2 (ja) * | 2015-06-29 | 2019-05-29 | 富士通株式会社 | フィルム型圧力センサ及びその製造方法 |
-
1976
- 1976-04-22 JP JP4495976A patent/JPS596049B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS614855U (ja) * | 1984-06-13 | 1986-01-13 | 日立造船株式会社 | 連続鋳造設備用ロ−ル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52128598A (en) | 1977-10-28 |
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