JPS596006Y2 - 音叉 - Google Patents

音叉

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Publication number
JPS596006Y2
JPS596006Y2 JP4902977U JP4902977U JPS596006Y2 JP S596006 Y2 JPS596006 Y2 JP S596006Y2 JP 4902977 U JP4902977 U JP 4902977U JP 4902977 U JP4902977 U JP 4902977U JP S596006 Y2 JPS596006 Y2 JP S596006Y2
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JP
Japan
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tuning fork
plate
shape
folding line
base
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Expired
Application number
JP4902977U
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English (en)
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JPS53143624U (ja
Inventor
武 中村
Original Assignee
株式会社村田製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社村田製作所 filed Critical 株式会社村田製作所
Priority to JP4902977U priority Critical patent/JPS596006Y2/ja
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は音叉に関するもので、特に、圧延により板状
に戒形された恒弾性材料を打抜いて折曲げることにより
得られる音叉に関する。
圧電音叉又は電磁音叉などの用途をもつ超小形音叉は衝
撃特性の優れた例えばエリンバ (elinvar)のような恒弾性材料から構成される
このような音叉を製造する方法として、1つは圧延によ
り板状に或形された材料を打抜いて折曲げることにより
或形する方法と、いま1つは切削加工して或形する方法
とがある。
前者の場合の音叉については後で説明することにして、
後者の場合は、任意の形状に戒形できる点で有利である
が、材料や加工のための費用が高くつくという欠点があ
る。
次に前者の場合の音叉について、第1図ないし第4図を
参照して以下に述べることにする。
第1図はそのような音叉の第1の典型的な従来例を示す
斜視図であり、第2図は同じく加工方法を説明するため
の斜視図である。
ここに示す音叉10は矢符aで示す圧延方向に沿って延
びる長手の長方形状に打抜かれたブランク11を折曲線
12に沿って曲或され戊形される。
ここに、前記折曲線12の部分が基部13を形或し、折
曲線12を介して両側の部分が振動脚部14.14を形
戊する。
第3図は第2の典型的な従来例を示す斜視図であり、第
4図は同じくその加工方法を説明するための斜視図であ
る。
ここに示す音叉20は矢符aで示す圧延方向に延びる端
部を有するコ字状のブランクが打抜かれ、折曲線22に
沿って曲或され或形されたものである。
ここに、曲或された部分が基部23を形威し、この基部
23から直線的に端部方向に延びる部分が振動脚部24
.24を形或する。
一般に、音叉のQの向上や特性(経時変化、衝撃特性)
の安定化のためには、音叉の基部が厚く、かつ振動脚部
の強度が大きくされることが好ましい。
その意味からすれば、音叉10および20はいずれも振
動脚部14.24が圧延方向aに沿って延びるので、そ
の強度は大きいものが得られる。
しかしながら、音叉10はその基部13の厚さbがブラ
ンク11の厚さそのものであるので、あまり厚くはでき
ず、上述のようなQの向上や特性の安定化をあまり望む
ことができない。
一方、音叉20はその基部23の厚さbがブランク21
の打抜き形状によって任意に選ぶことができるので、Q
の向上や特性の安定化を望むことができる。
しかしながら、音叉20の形状やブランク21の形状か
ら明らかであるように、音叉10の場合と比べて、加工
性に乏しく、材料ロスが比較的大きいという欠点がある
また、特に超小形の音叉に対して要求されるが、振動脚
部24.24の間隔Cを小さくするとき材料の圧延方向
性に起因する折曲性のために折曲線22付近においてひ
び割れなどを生じることがあり、そのために間隔Cは小
さくすることができないという制限があった。
それゆえに、この考案の主たる目的は、上述のような従
来例における欠点を除去し得る。
すなわち音叉基部の厚さを任意に設定でき、かつ加工性
に富み材料ロスのない、そのような音叉を提供すること
ができる。
この考案のその他の目的と特徴は以下に図面を参照して
行なう詳細な説明から一層明らかとなろつO 第5図はこの考案の一実施例を示す斜視図であり、第6
図は同じく側面図である。
第7図は第5図および第6図に示す音叉の折曲加工を説
明するための斜視図であり、第8図は同じく打抜加工を
説明するための平面図である。
ここに示されたこの考案に係る音叉30は、まず、第8
図に示すように圧延方向aと直交する方向に向く開角を
有するV字状のブランク31から構或される。
ブランク31は1枚の板材から、第8図に示すように、
順次打抜かれて供される。
このようにすれば、非常に材料ロスが少なくなる。
ブランク31は圧延方向aと直交する方向の折曲線32
に沿って曲威され、第5図および第6図に示すような音
叉30に或形される。
上述のようにして得られた音叉30はその折曲線32が
振動脚部34.34の延びる方向とは傾斜する方向に延
び、この折曲線32を含む部分に基部33が形成される
この基部33の厚さbはブランク31の厚さに依存する
ものではなく、任意に選ぶことができるブランク31の
開角やブランク31の幅を適宜に選択することにより任
意に設定できる。
また、折曲線32は、圧延方向aと直交する方向にある
ので、脚間距離Cを小さくする必要があればその必要に
応じて小さくしてもひび割れなどを生じることはない。
また、振動脚部34の延びる方向と圧延方向aとは実質
的に同方向であるので、振動脚部34の強度も大きいも
のが実現される。
さらに、基部において、例えば第3図に示すような基部
23のようにその端縁25が離間しているとその機械的
強度が小さく、そのために外部衝撃により変形しやすい
が、第5図および第6図に示す基部33はいわばその端
縁が一体化されたといえるので、機械的強度が大きく、
外部衝撃により変形することがない。
上述した実施例では、折曲線32と圧延方向aとが直交
していたが、正確に直交させる必要はなく、単に交差し
ているだけでもよい。
また、振動脚部34の先端形状はその延びる方向に直交
する方向の端部をもつ場合だけに限らず、その他の任意
の形状でもよく、例えば第6図に鎖線dで示すような端
部形状を有していてもよい。
このようにすれば、ブランク31は、第8図に鎖線dで
示すような端部形状を有することになるので、さらに材
料ロスを少なくすることができる。
以上のように、この考案によれば、音叉基部の厚さを充
分にとることができ、Qなどを含む特性の向上を図るこ
とができる。
また、折曲線は圧延方向と交差する方向であるので、ひ
び割れなどすることなく脚間距離を小さくすることがで
きる。
そのために、特に超小形の音叉に対して有利である。
また、打抜きにおける材料ロスが少ない。
さらに、衝撃特性を大幅に改善することができるなどの
効果が奏される。
上述したように、この考案に係る音叉は特に超小形のも
のに対して有利である。
このような超小形の音叉は、例えば、種々の回路中に圧
電素子と組合わせて使用される。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の典型的な従来例を示す斜視図であり、第
2図は同じく加工方法を説明するための斜視図である。 第3図は第2の典型的な従来例を示す斜視図であり、第
4図は同じく加工方法を説明するための斜視図である。 第5図はこの考案の一実施例を示す斜視図であり、第6
図は同じく側面図である。 第7図は第5図および第6図に示す音叉の折曲加工を説
明するための斜視図であり、第8図は同じく打抜加工を
説明するための平面図である。 図において、30は音叉、31はブランク、32は折曲
線、33は基部、34は振動脚部、aは圧延方向を示す
矢符である。

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)板状に或形された恒弾性材料を折曲線に沿って折
    曲げることにより得られる音叉であって、二またの脚部
    および基部を有するほぼV字状の前記恒弾性材料の板状
    或形体から形或され、前記板状或形体が前記基部に沿う
    前記折曲線に沿って折り曲げられて構或された、音叉。
  2. (2)前記板状成形体は前記恒弾性材料を所定の圧延方
    向に圧延して板状に威形しそれを前記ほぼV字状に打抜
    かれたものであり、かつ 前記折曲線は前記圧延方向と交差するように現れる、実
    用新案登録請求の範囲第(1)項記載の音叉。
  3. (3)前記交差は直角方向の交差である、実用新案登録
    請求の範囲第(2)項記載の音叉。
  4. (4)前記二またの脚部に関連した電気機械変換素子が
    組合わされた、実用新案登録請求の範囲第(1)項ない
    し第(3)項のいずれかに記載の音叉。
  5. (5)前記電気機械変換素子は、前記二またの脚部上に
    形威された圧電素子およびこの圧電素子の表面に形威さ
    れた電極を含む、実用新案登録請求の範囲第(4)項記
    載の音叉。
  6. (6)前記電気機械変換素子は、電磁エネルギ変換手段
    を含む、実用新案登録請求の範囲第(4)項記載の音叉
JP4902977U 1977-04-18 1977-04-18 音叉 Expired JPS596006Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4902977U JPS596006Y2 (ja) 1977-04-18 1977-04-18 音叉

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JP4902977U JPS596006Y2 (ja) 1977-04-18 1977-04-18 音叉

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53143624U JPS53143624U (ja) 1978-11-13
JPS596006Y2 true JPS596006Y2 (ja) 1984-02-24

Family

ID=28933855

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JP4902977U Expired JPS596006Y2 (ja) 1977-04-18 1977-04-18 音叉

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