JPS595802B2 - フアンコイルユニツトの熱能力制御方法 - Google Patents

フアンコイルユニツトの熱能力制御方法

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Publication number
JPS595802B2
JPS595802B2 JP54166028A JP16602879A JPS595802B2 JP S595802 B2 JPS595802 B2 JP S595802B2 JP 54166028 A JP54166028 A JP 54166028A JP 16602879 A JP16602879 A JP 16602879A JP S595802 B2 JPS595802 B2 JP S595802B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
fan coil
coil unit
fan
water temperature
Prior art date
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Expired
Application number
JP54166028A
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English (en)
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JPS5687734A (en
Inventor
恵三 犬塚
明 藤井
道知 大窪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Industries Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shinko Electric Industries Co Ltd filed Critical Shinko Electric Industries Co Ltd
Priority to JP54166028A priority Critical patent/JPS595802B2/ja
Publication of JPS5687734A publication Critical patent/JPS5687734A/ja
Publication of JPS595802B2 publication Critical patent/JPS595802B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明G′!、とくに省エネルギー化に対処したファン
コイルユニットの熱能力制御方法の改良に関する。
ブ般に、大規模建築の各ペリメータゾーンに、外気温度
検出器とファンコイルユニットとをそれぞれ設置して、
中央熱源装置から各室の各ファンコイルユニットのコイ
ルに冷温水を分配供給すると共に、外気温度検出器の検
出によって、上記中央熱源装置の冷温水温度を制御し、
ファンコイルユニットの熱能力を制御する方法は規程か
提案され、ある種のものは実用化されている(特開昭5
2−79547号公報参照)。
ところで、上記の方法によれば、外気温検出器で外気温
を検出し、その検出によって中央熱源装置の冷温水温度
を制御し、ファンコイルユニットの処理熱能力を制御す
るものであるが、ファンコイルユニットのファンは常に
オンの状態である為、外気温度に伴う、外部からの侵入
(損失)熱量が無くなっても、つまり外気温と最適室温
とが接近してもファンのオンによりコイルから適冷暖房
に供される無駄な熱量を放出させると同時にファンの電
力も無駄に消費し続ける。
とくに大規模建築の場合には、総合的にエネルギーの著
しい浪費につながっていた。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので
、最適室温に対する外気温と冷温水温度との最適な組合
わせを予じめ設定し、ファンコイルユニットのコイルの
入口の水温を水温検出器で検出し、外気温が最適室温に
接近して、その外気温と組合わせられる水温より、冷房
時は検出水温がそれ以上に昇温したとき、暖房時は検出
水温がそれ以下に降温したとき、自動的にファンをオフ
し得るようにして、コイルから適冷暖房に供される無駄
な熱量の放出を防止し、同時にファンの消費電力の節約
を図り、省エネルギー化に貢献できるようにしたもので
ある。
以下、本発明の実施例を添付図面に従って詳細に説明す
る。
第1図に示すように、多室建物1には、個々独立に冷暖
房すべき各室2.・・・・・・、2があり、該各室2
、−−−−−− 、2のペリメータゾーンには、外気温
度検出器3とファンコイルユニット4.・・・・・°、
4とをそれぞれ設置する一方、中央熱源装置5から12
、・・・・・・、2の各ファンコイルユニット4゜・・
・・・・、4に冷(温)水管6を介して冷温水を分配供
給すると共に、外気温度検出器3の検出によって、中央
熱源装置5の冷温水温度を制御する構成である。
一方、ファンコイルユニット4Gζ第2図に示すように
、ユニット本体7内に、冷(温)水供給管8と返り管9
とを接続したコイル(熱交換器)10と、下部の吸込口
11から吸込んだ空気をコイル10を介して上部の吹出
口12から吹出すためのファン13と、該ファン13を
駆動するためのモータ14とを備える一方、上記モータ
14の回転を制御器15を介してコント、ロールする手
動スピードコントローラ16を設けている。
上記コイル10の冷温水供給管8には、コイル100入
口の水温を検出する水温検出器17を設け、該水温検出
器17で上記佃脚器15を介してモータ14をオフ・オ
ン制御し得るようにする。
例えば、今、冷房時を例にとると、室2の最適温度を2
6℃とし、ファン130回転が一定である場合、外気温
度検出器3で検出した外気温度σ)がT−35℃のとき
は水温(1)がt=5℃、T−28℃のときはt=9℃
とするのが最適であるとする。
そうすると、T−28℃のとき、水温検出器17で検出
された水温j=9℃が、それ以上に昇温(例えば10℃
以上)したときにモータ14(ファン13)をオフする
のである。
上記のファンコイルユニット4の熱能力制御方法を第4
図のブロック図を参照しながら説明する。
中央熱源装置5から各室2.・・・・・・、2の各ファ
ンコイルユニット4.・°・・・・、4のコイルニ冷水
カ供給されると、モータ14の駆動によるファン130
回転で、各室2.・・・・・・、2が最適温度26℃に
維持されている。
つぎに、外気温度検出器3により外気温度Tが35℃に
上昇したことを検出した場合、実線の矢印で示すように
、中央熱源装置5の冷凍機18は能力アップされ、5℃
の冷水がファンコイルユニット4のコイル10に供給さ
れるようになって、ペリメータ側の室内冷房能力が大き
くなり、外壁、窓を通じて侵入する熱量を処理し、最適
温度26℃に維持されるようになる。
この状態から、外気温度検出器3により外気温度Tが2
8℃に下降したことを検出した場合、点線の矢印で示す
ように、中央熱源装置5の冷凍機18は能力ダウンされ
、9℃の冷水がファンコイルユニット4のコイル10に
供給されるようになる。
そこで、ファンコイルユニット4に付属する水温検出器
17で水温(1)を検出し、検出水温が9°Cでは、フ
ァン13が回転しつづけるが、外気温度Tが、さらに2
7℃、26℃と下降して水温(1)がさらに上昇されて
、9℃以上に昇温(例えば10℃)したことを水温検出
器17で検出すると、制御器15が働いてモータ14の
駆動が停止され、ファン13の回転が停止する。
即ち、外気温が最適室温に接近したのであるから、それ
以上の冷房は不要で、あとはインテリア側の調和装置で
最適室温がカバーされるようになるのである。
そして、ペリメータ側の室内冷却が停止されるので適冷
房が防止されると共に、コイル10からの熱量の放出が
なくなり、モータ14の消費電力も零となる。
以上の説明からも明らかなように、本発明は、外気温が
最適室温に接近したとき、その外気温に組合わせられる
最適の水温が一定以上または以下に変動したときに、フ
ァンをオフし得るようにしたファンコイルユニットの熱
能力制御方法であるから、外気温度に伴う侵入(損失)
熱量に対するファンコイルユニットの処理熱能力を制御
して室の適冷暖房が防止できるようになる。
また、ファンを完全にオフするものであるから、コイル
から適冷暖房に供される無駄な熱量の放出が防止される
と同時に、ファンの消費電力が零となるので、特に多室
建物にあっては大福な省エネルギー化を図れるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はファンコイルユニットを設置した多室建物の説
明図、第2図はファンコイルユニットの正面図、第3図
は最適室温が26℃、外気温が28℃のときのモータの
オン・オフタイミングを示すグラフ、第4図は熱能力制
御方法のブロック図である。 1・・・・・・多室建物、2・−・・・・各室、3・・
・・・・外気温度検出J 4・・・・・・ファンコイル
ユニット、5・・・・・・中央熱源装置、10・・・・
・・コ・イル(熱交換器)、13・・・・・・ファン、
14・・・・・・モータ、15・・・・・・制御器、1
7・・・・・・水温検出器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 大規模建築の各室の各ペリメータゾーンに、外気温
    度検出器とファンコイルユニットとをそれぞれ設置して
    、中央熱源装置から各室の各ファンコイルユニットのコ
    イルに冷温水を分配供給すると共に、外気温度検出器の
    検出によって、上記中央熱源装置の冷温水温度を制御す
    る方法において、最適室温に対する外気温と冷温水水温
    との最適な組合わせを予じめ設定し、上記コイルの入口
    の水温を水温検出器で検出して、外気温度検出器で検出
    した外気温が最適室温に接近して、その外気温に組合わ
    せられる水温より、冷房時は検出水温がそれ以上に昇温
    したとき、暖房時は検出水温がそれ以下に降温したとき
    、ファンコイルユニットに付属する制御器でファンをオ
    フし得るようにしたことを特徴とするファンコイルユニ
    ットの熱能力制御方法。
JP54166028A 1979-12-19 1979-12-19 フアンコイルユニツトの熱能力制御方法 Expired JPS595802B2 (ja)

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JP54166028A JPS595802B2 (ja) 1979-12-19 1979-12-19 フアンコイルユニツトの熱能力制御方法

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JPS5687734A JPS5687734A (en) 1981-07-16
JPS595802B2 true JPS595802B2 (ja) 1984-02-07

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JP6577760B2 (ja) * 2015-06-12 2019-09-18 株式会社竹中工務店 熱源制御装置、及び、熱源制御装置を用いた熱源システム

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JPS5687734A (en) 1981-07-16

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