JPS5957584A

JPS5957584A - 水平同期信号変調度補償装置

Info

Publication number: JPS5957584A
Application number: JP16798482A
Authority: JP
Inventors: Masahiko Niwa; 雅彦丹羽
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1982-09-25
Filing date: 1982-09-25
Publication date: 1984-04-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】発明の技術分野本発明は画像信号の伝送を行う装置に関し、特に伝送途
上で発生する水平同期信号レベルの変化を補正するため
の水平同期信号変調度補償装置に関するものである。

従来技術と問題点画像信号と水平同期信号とからなる信号例えばテレビジ
ョン信号を、一般にテレビジョン放送における電波形式
として用いられている負変調の振幅変調方式で伝送する
場合、系の非直線性に基づいて特に水平同期信号の変調
度が変化する現象がある。この変化は通常変調度が圧縮
される形で現れ、そのため受信ｔｊｊ、調信号では画像
信号と水平同期信号との振幅比が原波形に比べて変化し
、同期再生に支障を来す場合がある。

このような水平同期信号のレベル変化を伝送途上におい
て補正する手段として、従来次の２つの方法が用いられ
ていた。

（１）逆の非直線特性を有する装置を挿入して補正する
方法。

（２）一旦復調し、ベースバンドにおいて同期パルスを
波形修正したのち再び変調信号を作成する方法。

これらのうち（１）の方法では、同期信号レヘルに着目
して任意に補正すると画像信号に不要な歪を発生ずる欠
点がある。第１図は（１）の方法による直線性補償を説
明している。同図において、（ａ）は直線性補償器を示
し、（ｂ）はその補償効果を示している。第１図（ｂ）
において、■。

■ばそれぞれ入力信号における水平同期信号と画像信号
とを示している。■は補償特性、■は標準直線性であっ
て、■は水平同期信号の補償量、■は補償に伴って生じ
る画像信号における不要な補償量を示している。また（
２）の方法では、装置が煩雑、高価になる上に変復間に
伴う画像信号の歪が増加する欠点がある。

゛発明の目的本発明は、このような従来技術の問題点を解決しようと
するものであって、その目的は、画像信月と水平同期信
号とからなる高周波信号の伝送先番こおいて、水平同期
信号の期間のみ伝送系の利得を変化させることによって
、画像信号の伝送特性に影響を与えることなく水平同期
信号の相対的変調度を任意に伸張または圧縮することが
できる装置を提供することにある。

発明の構成本発明は、本線から分岐した画像信号と水４２同期信号
とからなる信号から水平同期信号を分離し、本線系に設
けられた利得制御回１１！８の動作期間をこの水平同期
信号によって制御することによって、水平同期信号期間
のみ本線系の利得を予め設定した別の任意値に変化させ
ることによって、画像信号と水平同期信号との相対的変
調度を補正するようにしたものである。

発明の実施例第２図は本発明の最も有効な一実施例の構成を示すもの
として、テレビジョン中継放送局の多段縦続接続におけ
る水平同期信号の変調度圧縮の救済を行う場合を例示し
たものである。

第２図において、■は信号入力端子、２は信号出力端子
、３はエンベロープ検波器、４は水平同期信号分離回路
、５ば可変利ｉ４信号の切替ゲート６．７はそれぞれ水
平開）ｔｌＪ信号！ｌＪＪ問およびそれ以外の期間に対
する利得制御信号源、８は遅延回路、９は利得制御回路
である。また第３図は、第２図の回路における利得補償
効果を説明する図であって、■、■はそれぞれ入力信号
における水平同期信号と画像信号、■は水平同期信号期
間の利得特性、■は水平同期信号期間以外の期間の利得
特性、■、■はそれぞれ出力信号における水平同期信号
と画像信号、■は水平同期信号の振幅補償量をそれぞれ
示している。

いま、第２図において端子１の入力信号における水平同
期信号と画像信号とがそれぞれ第３図■。

■に示ず振幅を有するものとする。入力信号はエンベロ
ープ検波器３においてそのエンベロープを検出され、さ
らに検出されたエンベロープから水平同期信号分離回路
４において水平同期信号が分離される。切替ゲート５は
水平同期信号が存在する期間においては利得制御信号源
６の利得制御信号を、水平同期信号期間以外の期間にお
いては利得制御信号源７の利得制御信号を利得制御回路
９に対して供給する。これによって利得制御回路９はミ
水平同期信号期間には第３図■に示す利得を有し、水平
同期信号期間以外の１０１間には第３図■に示す利得を
有する。従って出力信号においては、水平同期信号と画
像信号とはそれぞれ第３図■。

■に示す振幅を有するものとなる。第３図において、■
は出力信号における水平同期信号の振幅補償量を示し、
入力信号における水平同期信号■。

画像信号■と、これらにそれぞれ対）応する補１１゛（
がない場合の出力信号における水平同期信号■Ａ。

画像信号■とを比較して、補償器■だけ水平同期信号の
振幅は増加し、所要の変調度補正が行われている。遅延
回路８はこの際入力信号に対して、エンベロープ検波器
３．水平同期信号分離回路４゜切替ゲート５を経て発生
ず右利得制御信号の遅れを補償するために設けられてい
る。

テレビジョン中継放送装置の水平同期信号変調度圧縮は
、一般に１段あたり５〜１０％であり、３段以上接続さ
れる回線が多いため、末端では１５〜３０％に達するの
が普通である。一方家庭用受信機では、受信信号の水平
同期信号圧縮が２０％を超えると、同期外れを起し易く
なると同時に平均輝度レヘルに異名゛を来す場合が多い
。

これに対する救済策は、従来、前記（１）または（２）
の方法が専ら行われていたが、本発明の装置では０：ｊ
記（２）の方法より熾かに簡単な装置によって、前記（
１）の方法のように画像信号に影響を受けることなく、
水平同期信号だけを独立に制御してその変調度補償を行
うことができ、従って末端まで安定なテレビジョン信号
を、従来に比べて安価に供給することができる。

なお以上の実施例においては、水平同期信号の伸張を行
う場合を説明したが、同一の装置において利得制御信号
源６，７の設定を変更するのみで水平同期信号の圧縮を
行うこともできることは、言うまでもない。

発明の詳細な説明したように、本発明の水平同期信号変調度補償装
置によれば、画像信号と水平同期信号とからなる高周波
信号の伝送系において、水平同期信号の期間のみ伝送系
の利得を変化させるようにしたので、画像信号およびブ
ランキング期間を利用する他の信号に無関係に、水平同
期信号のみの変調度を最適に制御することができ、また
復調装置、変調装置を用いることなく　ｉｌ’４ｉ周波
信冒の状態で水平同期信号の変調度の制御を９−１うこ
とができるので装置の不必要な煩雑化を避りることがで
きで、甚だ効果的である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の直線性補償器とその補償リノ果を説明す
る図、第２図は本発明の水平同期信号変調度補償装置の
一実施例の構成を示す図、第３図は第２図に示された変
調度補償装置の補償効果を説明する図である。 ■−信号入力端子、２・−信号出力端子、３−エンヘロ
ープ検波器、４−水平同期信号分離回路、５−切替ゲー
ト、６．７−利得制御信号源、８−遅延回路、９−利得
制御回路特許出願人　富士通株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

画像信号と水平同期信号とからなる高周波信号の伝送系
において、該高周波信号から水平同期信号を分離する手
段と、該分離された水平同期信号期間とそれ以外の期間
とでそれぞれ異なる利得制御信号を発生ずる手段と、該
利得制御信号に応じて利得を変化する可変利得回路とを
具え、該可変利得回路によって前記高周波信号の振幅を
制御して水平同期信号の相対的変調度を伸張しまたは圧
縮することを特徴とする水平同期信号変調度補償装置。