JPS5957504A - アンテナの特定方向維持装置 - Google Patents

アンテナの特定方向維持装置

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Publication number
JPS5957504A
JPS5957504A JP16673282A JP16673282A JPS5957504A JP S5957504 A JPS5957504 A JP S5957504A JP 16673282 A JP16673282 A JP 16673282A JP 16673282 A JP16673282 A JP 16673282A JP S5957504 A JPS5957504 A JP S5957504A
Authority
JP
Japan
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antenna
signal
sensor
rotation
specific direction
Prior art date
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Pending
Application number
JP16673282A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Sakae
寒河江 良信
Minoru Mizushima
水島 穣
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SAGAE TEKKO KK
SANSUI GIKOU KK
Original Assignee
SAGAE TEKKO KK
SANSUI GIKOU KK
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Publication date
Application filed by SAGAE TEKKO KK, SANSUI GIKOU KK filed Critical SAGAE TEKKO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、テレビ用電波等の受信アンテナを、これを搭
載した乗物の方向姿勢の如Mに係らず、始めに整合を採
った特定方向へ方向付けるアンテナの特定方向維持装置
に関する。
船舶、車輌等の乗物に、テレビ、ラジオその他のサービ
ス電波を受ける受信アンテナを配し、乗物上にて受信サ
ービスを受けることは良く行なわれている。しかし、こ
うした乗物は、当然に任意の進行方向を採るため、受信
アンテナを船体、車体に固定的に取シ付けておくと、対
象となるサービス電波の輻射塔に向く方向と、アンテナ
の指向方向とが全く任意ガずれを起こし、走行方向に応
じては満足な受信が得られないということも、また良く
経験する所である。
而して、当該乗物が、対象となる輻射塔に対して余りに
広汎な地域を運行するものであると(一般の自動車、電
車、航路船舶等がこれに当たるが)、地域毎に輻射塔へ
の方向、例えば北極(N極)方向と輻射塔方向とのなす
角度は大きく異なるため、アンテナ指向性をこうしたい
づれの地域においても輻射塔方向へ整合させるためには
、電界強度に基づく複雑、高価な回路系を要し、その割
には、地域が全く離れてしまってそれ迄受けていた電波
のサービスエリア外へ出てしまったような場合には全く
無効と々る等、余り大きな効果が得られないこともあっ
て、未だ実用化されているものがない。
これに対して、特定の港湾内で作業に当たるタグボート
とか、構内車輌においては、自走地域が限定されている
という条件があるから、この限定地域内では、どこをど
う走ろうと、輻射塔方向は変わらないと考えることがで
きる7、即ち、限られた範囲内で船舶、車輌がいづれの
方向を向いても、この船舶、車輌から輻射塔を見込む方
向と、N極方向等の基準方向とのなす角度は余り大きく
変化することはないのである。
従って、こうした地域限定車輌、船舶では、始めに輻射
塔へアンテナ指向性を整合させたら、その特定方向と基
準方向との角度を常に一定に保つようにすれば、換言す
れば、アンテナの向きを予じめ定めた特定方向へ整合、
維持させるようにすれば、常に満足な受信が図れる筈で
ある。
にも係らず、在来は、こうした発想がなく、運行地域が
限定されている乗物用としてさえも、こうしたアンテナ
の特定方向維持装置が簡単且つ信頼性の高い形では得ら
れていなかったのである。
本発明は、この点に鑑てなされたもので、殊に限定され
た運行乃至走行範囲内で活躍する各種乗物に拷載するテ
レビ、ラジオその他のサービス電波受信用アンテナを、
当該乗物の方向の如何に係らず、予じめ定めた特定方向
に常に向くようにする、構成至便で動作信頼性の高いア
ンテナ特定方向維持装置を提供せんとするものである。
本発明の発想は、まさに既述の通シであるが、−例とし
て船舶を考え、東京タワーをサービス電波輻射塔として
、第1,2図に即し更に詳しく述べておく。
第1図は大きく東京湾を見た図であるが、例えば第一限
定領域A1として、横浜港内A、を、第二限定領域A2
として千葉港内A2を挙げて考えてみよう。
そして、各領域A+ 、 A2の概ねの中心点PI、P
2を考え、基準方向FRとして北極(N極)方向を採用
すると、第一領域A+の中心点PIから東京タワーTを
見る方向FP、と基準方向FRとのなす角α1は時計回
り乃至右回りに約25°である。この右回り方向を正で
表すと、第二領域中心点P2からタワーTを見る方向F
P、と基準方向FRとの挟角は約−72°となる。
従って、仮に、内領域A、 、 A2間に亘って航行す
るような船舶があると、これに搭載するアンテナを常に
タワーT方向へ指向させるためには、かなシ大きな角度
範囲、この場合約ioo’近くに亘って、かつ電界強度
を監視し乍ら常に最大電界強度となる方向を検出して、
これにアンテナ指向方向を追随させ々ければならず、こ
れはかなり複雑なシステムになる。勿論、当該タワーT
のサービスエリア内を対象とすれば当然に660°全方
向に亘ってのアンテナ方向選択追随操作が必要である。
これに対して、例えば領域A1のみ、或いは領域A、の
みというように、特定の地域限定範囲内でのみ作業に従
事するタグボート等の船舶においては、その中でどちら
の方向を向こうとも、電界強度を計測するような面倒な
ことをせず、基準方向FILとタワーTを見込む方向F
p (ザフィックス省略は領域を特定しない一般化を意
味する:以下同様)とのなす角度αを地図上等で予じめ
知っておけば、この角度αの変化乃至特定方向FPから
のずれを検出して元に戻す方向にアンテナを回転させれ
ば良いことに在る。
第2図に領域A1としての先の横浜港領域A、を採り出
して示すと、先のように、基準方向FRとして選んだN
極方向と領域A1の略中心P、がらタワーTを見込む方
向FP+とのなす角度αIは約+25″である。
そこで今、描初、位置C1にて例えばタグボート等の小
型船舶SHPが西方向Wを向いていたとし、これが位置
c2で示すように軸先をやがて南東方向SEに転向し、
更に位置c3で示すように北東方向NEまで転回する航
路軌跡があったとしよう、然るに、船舶方向はこのよう
に大きく変わっても、その如何なる位置においても、当
該船舶からのタワ一方向FP+は基準方向FRに対して
約α、の角度を置くと考えて差仕えない(誤差に就いて
は後述)。
そこで、この船舶SHPに、タワーTからの一!t−ビ
ス電波を受ける受信アンテナA、Tを搭載させる時、N
極方向FRに対してその指向方向が約+25°の角度を
置いた方向FP、となるように初期方向付けし、この方
向を特定方向として、これからずれが生じたら元に戻す
ようにすれば、船舶SHPの軸先方向に係らず、指向性
能を常に満足させることができる筈である。
一方、アンテナと船舶との関係においては、相対的な回
転を必要とすることが判かるが、相対的にアンテナを回
すということだけなら、既存のアンテナロータ装置があ
り、手動命令により、左右の選択的回転と停止制御がで
きるから、上記の角度偏倚乃至方向偏倚の検出に基づい
て、このロータ装置を稼動制御する機械的、電気的工夫
を施せば、上記発想は実現できる筈である、以上が本発
明の原理である。この原理に従った結果、勿論、既存の
アンテナロータ装置部分自体にも改変乃至追加の構成が
施されるものとなっているが、総体的には構成至便なも
のとして完成することができた。
以下、第5図以降に即し、本発明の望ましい実施例に就
き詳記する。
第5図は、この実施例のアンテナ特定方向維持装置/の
主として機械的乃至物理的構成部分を示している。
本装置/は、各種乗物、例えば第2図示のような小型船
舶に固定され、回転方向を共にする固定部乃至固定ハウ
ジング部コと、固定・・ウジング部コ内に収められた制
動できるモータ(ブレーキモータ)≠を含む後述の相対
回転駆動機構によシ、固定部−に対して相対的に回転す
ることのできる回転部3とから成シ、回転部3には、軸
方向に伸びるアンテナ支持軸!が固定されていて、第3
図では紙面の大きさの制約から縮小して示したアンテナ
ATが通常の方法で、即ち固定アンテナ支持軸や単なる
アンテナロータのアンテナ支持軸に対すると同様の方法
で当該支持軸jに取り付けられている。
この実施例では、回転部3は、アンテナ支持軸の根元に
中空の回転ノ・ウジング乙を持っているが、これは内部
に後述の回転方向センサ7やその信号処理用の論理回路
と (第5図中では仮想線)をまとめ入れることにより
、装置を小型化し、取扱いをし易くすると共に、機能上
、大切なセンサ7、回路どを保護するためである。
そのために、後述の二重軸構造等が採られている。但し
、これは要旨ではない。
固定ハウジングλ内には、駆動源としてのブレーキモー
タ弘の外に、回転部3ひ14”’(47ンテナAT回転
用のギヤ列7、センサ支持部10のの同期回転用ギヤ列
//、ブレーキモータ≠の制御回路7.2(仮想線)が
配され、同様に保護されている。
回転部3の軸心に整合して該回転部3、殊に回転ハウジ
ング乙の下端に通常の固定手法で固定された大径のギヤ
/3が固定ハウジングユ内に配され、ブレーキモータ≠
の回転軸に設けられたピニオンギヤ/≠に噛合して、モ
ータ回転に伴い、適当な回転速度、例えば1 rpmで
回転部3、ひいてはアンテナATが地表面と平行な平面
内で回転され得るようになっている。勿論、地表面は幾
例的に平面乃至地球包絡面でちることに意味があり、水
面を当然に含んでいる。
同様に、大径ギヤ/3、ひいてはモータ軸に始まるギヤ
列/3 、 /、4 、 /7を介して、センサ7の支
持部10が最終ギヤ/とにより、回転部3と同期的かつ
等速度(例えばこの場合、1γp?7L)で同方向に回
転されるようになっている。
先に少し述べたように、装置小型化や機能部保護のブζ
めに望ましいので、この実施例では、回転ハウジング6
内に諸要素を収めるだめの配慮から、センサ支持部10
に、回転部回転用ギヤ/3の中心透孔を回転可能に抜け
る支持軸/りを設け、その下端に最終ギヤ/Iを取り付
け、上端にセンサ7を支持するようにしており、そのた
めに、いくらか数多い個数のギヤ列H,/l、 /7を
用いて駆動力をこの回転軸心直下まで伝達してきている
のである。
また、大径ギヤの裏面側へ駆動力を移すために、ギヤi
s、it @結ぶ軸方向軸心部2θがあるのによシ選択
的にセンサ支持部10ffトルク伝達系/≠〜/rから
切り離すことのできるクラッチ、望ましくは電磁クラッ
チコ/を設けている。この必要性は後に譲るが、このク
ラッチ、2/が切れている時には、支持部10乃至セン
サ7に対して、回転部3、ひいてはアンテナATを相対
的に手動回転させ、初期方向付けを行うことができる。
然し、逆に言えば、初期方向付は後の動作においては、
センサ7とアンテナATとは、同期的に等速度同方向回
転するのであって、従って、この動作状態では、センサ
7が回転部3に物理的に固定されたのと等価な関係、即
ち動的には一体化関係にあると考えることができる。
尚、回転部3のハウジング乙の内部を外的環境からシー
ルするため、大径ギヤの取付カラーと固定ハウジングコ
に起ち上げたカラー周りと同心の鍔との間に摺接シール
要素、2.2を配している。
次に、この実施例で用いた本発明者の開発による回転方
向センサ7に就き、説明する。但し、予じめ述べておく
が、センサ7としてはこの実施例のものに限らず、特定
方向を指向している時乃至指向した時の特定方向整合信
号と、この特定方向に対して成る程度以上の許容角度範
囲を越えての左右回転偏位の各偏位信号とが電気的に弁
別可能な信号出力として得られるものであれば他の型式
のものでも良い。
図示実施例中のセンサ7は、センサ単体としても構成至
便で信頼性が高いため、ここに用いることにしたのであ
る。
第4図は、このセンサ7の機械的構造部分乃至コンパス
部λ3を分解斜視図的に示しており、第5図には光バリ
ヤ検出器3/、3.2と共にセンサ7として組み上げた
場合が示しである。
先づ、両図の下に、コンパス部23に就き述べると、コ
ンパス部ユ3は、底体(乃至蓋体)−μと、側壁コア及
び蓋体(又は底体)λ2が一体となったカバー、27と
から成るハウジング2fを有シ、/・ウジング内部は、
回転板4tOf収める、中空円筒状の空間コアとなって
いる。
回転板aOO主面領域は、少くとも二つの互いに光透過
率の異なる第一、第二領域≠/、4’2に分けられるが
、この実施例では、第一、第二領域の中心角(板中心を
挾み、半径方向反対方向に伸びる一対のエッヂのなす角
)は共に180°、即ち、両顎域は板の直径上で周方向
に対向する各エッヂを接した半円状の扇形領域となって
いる。
各領域≠/、弘λのエッヂを共通に≠3α、≠3bとし
ておく。
また、図中、斜線を施した方の領域≠コを相対的に光透
過率の低い暗領域弘コ、他半円領域弘/を相対的に光透
過率の高い明領域≠/としておく。
本出願人の製作例では、回転板ψOに薄い無色透明なプ
ラスチック感光フィルム材を用い、明領域弘lはこの材
質そのもので、暗領域c匁選択露光により形成している
。但し、着色によっても良い。
この回転板poは、中心に剛性を採るために設けた非磁
性体金属、例えば真鍮性のピボット軸受筒/Iケを有し
、ハウジング底体(又は蓋体)ユ≠の中心に起立してい
る金属製のピボット軸33に軸承されるようにガってい
る。
もつとも、第5図示のように、組み上がシ後においては
、ハウジング2には内部2?が密封され、この密封空間
4内には適当な粘性の制動オイル3jが充填され、回転
板tioはこのオイル中に浮遊的に姿勢付くため、ピボ
ット軸33と軸受筒絆との係合は密な軸承関係ではなく
、回転板aOが後述のように適当な制動の下に成る程度
自由に相対回転できる条件下で、大きく中心を外れるこ
とのない程度の保合関係どなっている。言わば、ピボッ
ト軸が回転板t1.Oの半径方向のずれに対するストッ
パ程度の役目を持つようになされているのである。
また、ハウジングの傾き、従って回転板≠Oの相対的な
傾きに対しても、成る程度の傾斜角範囲内に留めるよう
に、軸受筒弘≠の上端は、ハウジング蓋体乃至天板中央
内部に設けられた中空ボス36内に遊嵌するようになっ
ている。
尚、こうした軸承関係や制動オイルの材質、彷きは、通
常の指針乃至目盛にて方向を指示する磁気コンパス構造
に用いられているそれを援用することができる。また、
ハウジング内を密封する手段も任意であり、底板、2り
の接着や超音波溶着によって良い。
回転板≠0は、上述したハウジング構造内で、地表面と
平行な平面内にて、地磁気を利用して特定の方向を指向
するようになされるが、そのために、回転板裏面に適当
な磁石ホルダ37を介して棒状の永久磁石3gfこの場
合、直径を挾んで平行に一対、設けている。勿論、両磁
石3♂。
3との極性は整合させている。また、物理的強度を補う
ため、回転板裏面に小径の裏打シートI1.θ′を添え
て、これに磁石を付けている。
回転板が特定方向を指向するということは、主面側領域
11./、4Z、2のエッヂ1l−3a、、11.3b
の方向を特定させるということであり、寧ろ、これに意
味があるが、簡単のために、この場合は一直線になって
いるエッヂ弘3α、≠3bの当該直線が地軸NS極方向
を向くように、磁石3!rを取り付けている。
こうしたコンパス部、23の構成に対して、ハウジング
の軸方自画主面(蓋体、底体上)に、光軸を各整合した
一対の光バリヤ検出器3/、!2を取シ付ける。この取
付位置は、後述のように設計的に定められるが、第6図
に平面断面的に見て、但し各光バリヤ検出器3/、El
の位置は実線の円3/、Elで模式的に示すように、両
光バリヤ検出器の光軸IBI + In2を結ぶ直線l
が回転板aOの直径と平行に、微か離間し、かつ、中心
Oから各光バリヤ検出器3/、3:lの光軸が等距離と
なる位置に設けている。
各光バリヤ検出器3/ 、 J、2は、それ自体は既存
のこの種のものの構成と同様で良く、発光ダイオード等
の発光素子3/a、、32aと、フォトダイオード乃至
フォトトランジスタ等の受光素子31b。
3.2bとから成っていれば良く、そのいづれをハウジ
ング軸方向側主面atI、21.の一方宛に取り付ける
かは任意であるが、第5図示の場合は天側に発光素子3
/a、3.2aを取り付け、回転板110f通過する光
軸IBI + In2を介して地側の受光素子3tb、
3sbに光軸整合を取ってあり、また、光軸整合を採り
乍らの固定作業の煩を避けるため、予じめ決めた位置に
、受光素子用固定窪み乃至ポケット弘タ、≠夕、発光素
子用固定窪み乃至ポケット≠6.≠6を形成しである。
尚また、両光バリヤ検出器3ノ、3コの光軸IB+。
In2 k横切るハウジング部分は、少くとも対象とな
る発光素子の発光波長に対して減衰率の少い材質、色調
である必要があるが、この場合は、発光素子に可視光発
光ダイオードを用い、ハウジング2どの全体を透明なプ
ラスチック材から成形している。
ポケット≠t、4taの底だけを透明な窓にするよシは
、寧ろ、この力が簡単である。
また、本センサ7は、第5図示のように、支持部10の
軸/2の軸端に設けた支持基板≠係上に固定して用いる
が、その際の便を図るため、ハウジング底板λ≠にタッ
ピングネジの捩込用ボス弘7・・・を適宜本数、この場
合は周方向120°間隔で三本、立てている。
天板ユ乙の方にも同様のボスグ♂・・・があるが、これ
は、例えば基板tAIAからの吊下げ固定等にも応えら
れるようにしたためである。但し、支持部/θへの固定
方法は、勿論、任意である。
而して、このようなセンサ7を用いると、二つの受光素
子31b、32bの出力の組み合せで、少くとも本発明
に必要な既述の三つの信月乃至情報を得られることにな
る。
というのも、第6図示のように、両光バリヤ検出器3/
、3.2共、相対的回転板aOの明領域≠/を光軸より
+ + IR2が通過している時には、両受光素子3/
l)、3λbが共にオンとなるし、この状態から右に回
転偏位して第7A図示のように第二光バリヤ検出器32
の光軸IB、のみが暗領域≠2に入った時には第一受光
素子がオンで第二受光素子がオフ、その逆に左回転偏位
に関しては第7B図示のように、第一受光素子31bへ
の光路IBIが遮切られてこれがオフ、第二受光素子3
.2bがオ尚、ここの説明では、オン・オフに一義的に
定めておくが、明暗両領域の透過率比に伴う出力電気量
差を利用することもできる7、以下、第8図示のこの実
施例での信号処理論理回路r(既述のように第5図示で
は回転ハウジングz内に収められている)の−例と共に
、本装置の動作説明を行う。
第2図示に即して説明したように、船舶SHPに本装置
/を始めて搭載する時、或いは第1図示のように領域A
t内で作業に従事していた船舶が、タワ一方向FPの大
きく異なる他領域A2で彷〈ようになった場合には、最
初だけ、センサ7が特定方向に整合している第6図示の
状態の下にアンテナATを方向Fpに向けて初期方向付
けを行う必要があるが、これは後述のこととし、ここで
は既に両光バリヤ検出器3/、31共に明領域14.2
中にある状態でアンテナATが特定方向Fpを向くよう
に当該センサ7とアンテナATとの角位置関係が採られ
ているものとして説明する。
また、ブレーキモータ≠の制御回路7.2自体は、公知
のもので良いが、少くとも、左回転、右回転の各命令入
力IL 、 IRがあって、夫々への左右の回転命令信
号が論理レベルで高レベル(H)であり続ける時だけ、
該各命令に応じてモータ弘を所定方向に回転させ続け、
該命令が低レベル(L)になると、モータを制動、停止
させるもの説明からも自明となる。尚、第6図示の機械
的構成では、モータとアンテナ、センサとの回転方向は
逆であるが、図示の場合はアンテナ、センサに関しての
方向を示しておく。
先づ、センサ7に就いてであるが、この実施例では、発
光素子3/α、31aとして発光ダイオードを、受光素
子31b、3λbとしてnpnフォトトランジスタを用
いておシ、両ダイオード3/α、3コσは、共に電源V
ccから電力の供給を受けて発光するようになっている
対応する第一、第二のフ第1・トランジスタ3tb、3
.2bも、回路量分離抵抗R,、R2を介し、電源Vc
cと接地間にコレクタ、エミッタ間の主電流線路を接続
している。
各光バリヤ検出器の信号出力は、夫々、コレクタ端子T
Ct 、 Te3から採り出す。
第6図示のように、両光軸IBI + IR2共に明領
域グ/中を通過している場合、既述のように、両トラン
ジスタ31b、32b共、オン状態にあり、従って、両
端子’rc、 l Te3共、略々接地電位に引き落と
されて、相対的な低論理レベルt) L uにある。
しかし、この実施例では、これをインノ(−タタθ、夕
/で各反転した信号St 、 S’2 kセンサの各光
バリヤ検出器出力と考えるものとする。
従って、両光バリヤ検出器の光軸が共に明領域≠/中を
通過している時、即ちセンサノ・ウジング−1ざが基準
方向FRに整合している時には両信号S、 、 St共
にst Httである。
電源Vcc k投入した時に、上記の状態にあったとす
ると、センサ出力としての両信号St 、 S2は共に
附(〃であるため、後に詳しいメカニズムによp1ブレ
ーキモータ制御回路/λはモータ4tを停止状態に維持
している。
この状態から、本装置/を介してアンテナAT ’に搭
載した船舶が走行中、右回りに転向したものとしよう。
すると、本装置lの固定部コも当然、右回りに回転し、
また、モータ≠がこの時点ではまだ停まっているから、
回転部3、ひいてはアンテナATやセンサ7も同様に右
回転する。方向が変わらないのは常に基準方向FRに整
合する相対的回転板≠Oだけである。
この模様を第7A図に模式的に説明する所から顕らかな
ように、アンテナの方向が矢印FPRで示す方向に右回
転して所望の特定方向Fpからのずれが成る程度以上の
角度になると、センサハウジングJ’もその上の点P2
8で代表して示すように自然、同量だけ回転し、第二光
バリヤ検出器32の光軸IB2のみが暗領域≠2中に境
界ti3bを越えて侵入する状態が起こる。
すると、この第二フォトトランジスタ32bがターンオ
フすることから、端子TC2におけるレベルが電源電位
まで略り引き上げられて、tsH〃となり、インバータ
タ/の出力としての信号S2は六L〃 となる。
一方、第一フォトトランジスタ31bの方はオンであり
続けるから、信号S1はやはり 気H〃であり続ける6 両信号St 、 S2は、作用を後述するオアゲートタ
2.夕3を素通りした後、該信号SIr 82とその各
反転信号所、$の四個の信号の中、選択的に四つの組み
合せ間のアンドを採る四つのアンドゲート5ψ〜タフの
群から成るセンサ出力処理論理ゲート部3Fに送られて
いるが、St三H、S2壬りの状態では、31と肌のア
ンドを採るアンドゲートjjのみがその出力DRを気H
〃にする。
このアンドゲートjjは、右回転偏位検出信号Dn (
以下単に右偏位信号DR)の発生器であυ、DRは六H
〃で有意である。因みに1他のアントゲ−)j≠、 、
R; 、 t7に就いて言えば、左回転偏位検出信号発
生器としてのゲートstは信号所と信号S2のアンドを
採るため、”H#とじて有意の左回転偏位検出信号DL
 (同様に左偏位信号DLと略)はこの時点では両人力
SI、S、共に−L〃であるのでXXLttであり、セ
ンサ基準方向整合信号発生器としてのゲート37は信号
S+ 、 82のアンドを採るため、やはりこの時点で
はその出力としての基準方向整合信号DAもXVL〃、
即ちアンテナATが特定方向を向いていないことを示し
ている、ゲート5lI−は両光バリヤ検出器3/、El
が共に暗領域≠λ中にある特別の状態を検出する真逆方
向指向検出器であシ、その必要は後に譲るが、両信号瓦
、葛のアンドを採るものであるため、やはりその出力D
cは’Llである。
以上のように、船舶、ひいてはセンサ/・ウジング、ア
ンテナの右方向への回転偏位により、右偏位信号DRの
みがNH〃となると、この信号はオアゲート!;9に素
通りして、センサ、ひいてはアンテナを左方向へ回し戻
すようにモータ11.を駆動するための左回転命令信号
発生器toに入力するっ この実施例では、該命令信号発生器60はセット、リセ
ットフリラグフロップ(RSフリップフロップ;後述の
各命令信号発生器乙/〜乙夕も同様)で、右偏位信号D
Rはそのセット入力Sに加えられている。
そのため、該フリップフロップ乙Oがセットされ、その
Q出力に左回転命令信号SLがXXHttとして発生す
る。
このフリップフロップ乙0の出力とブレーキモータ制御
回路/ユの左回転命令人力ILとの間には、作用を後述
するオアゲート6弘、アンドゲート島。
オアゲート乙gがカスケードに挿入されているが、該信
号ST、はオアゲー) At/−、Afは勿論、通常の
場合は個入力が六H〃となっているアンドゲート6tも
通過することができ、結局、ブレーキモータ制御回路1
2は左回転命令信号St、の入力により、モータ弘を駆
動してアンテナAT及びセンサハウジングを既述のメカ
ニズム(第5図)により左方向に回し戻し始める。
この戻り回転により、やがて、暗領域中に入っていた第
二フォトトランジスタ3コbが再び明領域弘/に出る、
即ち第6図示のように判定方向F’PにアンテナATが
整合し、センサ/・ウジングも基準方向へに整合する瞬
間がやってくる1、すると、両光バリヤ検出拾二のLj
l力伯°号St 、 Stは、共に−H#となり、これ
等を′妥二けているゲート群Hにあって出力を気H〃と
することができるのは、センサ基準方向整合信号DAの
発生器!7としてのグー)−57のみに々す、それまで
素H〃であった右偏位信号DRも気LIに立ち下がって
無為となる1、 このゲート!7の出力は、各フリップフロップ6O−A
Jのリセット入力に接ワf、されており、従って、それ
着でHレベルの左回転命令信号5tar発していたフリ
ップフロップ60もリセットされる。
そのため、ブレーキモータ制御回路/コの左回転命令入
力も立ち下がり、モータ≠は停止する。
即ち、特定方向にアンテナが整合すると、グー)57か
ら整合信号DAが発せられ、これか言わばのである。勿
論、この信号Ssを直接に停止入力に受けるようなブレ
ーキモータ制御回路/コを用いても良い。
また、予じめ述べておくと、整合信号DAは、モータを
いづれの方向であるにしろ、とに角も回転駆動させるに
至る各命令信号発生器乃至フリップフロップ60−6≠
の総てのリセット人力Rに入力されているため、センサ
ハウジングが基準方向に整合している限りにおいては、
いかなる場合もモータ≠が自動的に運転されることはな
いし、自動運転していた場合にはセンサハウジングの基
準方向整合に伴い直ちに停止される。
このように、センサが基準方向に整合している時には、
この実施例では該整合信号DAを用いて適当なドライバ
70f介し、その旨の報知手段、例えば発光ダイオード
71を点灯駆動して使用者に知らせるようにしているが
、これは特に、後述のアンテナの初期方向付は作業の時
に便利である。
次に、船舶SIPが今度は左方向に転向したとしよう。
すると、センサも第7B図中の矢印して示すように左に
回転し、アンテナATも望ましくない方向FPLを向く
これに伴い、今度は第一光バリヤ検出器3/の方のみ、
その光軸が暗領域グー中に入シ、従ってセンサ出力信号
S+ 、 StはS+ミ%L” 、 52EXXH’ 
 となる。
そのため、整合信号DAが立ち下がって各フリップフロ
ップのリセットが解除される(セット可能な状態となる
)と共に、左偏位信号発生ゲートタロの出力、即ち左偏
位信号DLのみがNHlとなる。
すると、右回転命令信号SRの発生器としての7リツプ
フロツプ61のみがセットされ、同様に通常は通過可能
な状態にあるオアグー)&j、アンドゲート67、オア
ゲート69′を介してブレーキモータ制御回路lコの右
回転命令人力htKM該命令信号sRが入力され、モー
タグはアンテナAT。
センサ7を初期方向に戻すように回転を始める。
これによシ、やがてセンサ7が基準方向を向き、アンテ
ナATが特定方向を向くに至ると、左偏位信号発生ゲー
トタロのアンドは採れなくなって信号DLが立ち下がる
と共に基準方向整合信号DAが発せられて、フリップフ
ロップ6/はリセットされ、命令信号SRが消失してモ
ータ≠はその状態で停止する。
以上が本発明の基本動作であって、アンテナAT f:
特定の方向に自動制御により方向付けし得ることが判か
る。
以下では、更に装置として実際的乃至実用的な諸点に就
き言及しておく5 電源が毎日、入れたり切ったりされ、しかも、切ってい
る間に船舶の方向が変わってしまっても、翌日電源を投
入した時に、第7A、B図示のいづれかの状態であれば
、直ちに方向修正動作を開始することは最早自明である
しかし、めったには考えられないが、例えば、電源が切
られている間に、船体乃至アンテナATが、前日に電源
を切るまでは本装置の動作によつて特定方向を向いてい
たのに、全くの真反対を向いてしまったというような場
合もないとは言えない。
このようガ場合の相対関係は第70図示のようになり、
即ち、両光バリヤ検出器3/、3.2共に暗領域≠コ中
にあることになる。従って、電源をこの状態で投入する
と、両信号S+ 、 S2は共に気L〃となる。
従って、先の信号処理のま甘では、両信号S++S2の
六L〃を検出処理する回路がないから、制御回路/、2
の全入力はオープンになシ (アナログ的には接地され
)、従って何等の動作も起こし得ない。
その中には船舶の方が動いてこの方向からずれ、いづれ
か一方のフォトトランジスタがオンとなって、既述の左
右いづれがの命令信号が出るであろうが、一応はこの対
策も施しておいた方が、実際の商品としてはよシ一層の
価値がある。
対策としては、両信号sI、s2が共に六LIであに回
転させて、いづれが一方のフォトトランジスタを明領域
に出してやれば良い。そこで、との実施例では、アンテ
ナATを左に回転させるものとした。
即ち、第7C図示の状態を検出するため、両信号Sr 
、 S2のアンドを採るアントゲ−1taを設けて、そ
のts Httで定義される真反対信号Dcを補助的な
右側位信号DRとしてオアグートタ2により加算して、
左回転命令信号発生器乙□に入方させるようにしている
のである。
そのだめ、電源投入時に第7c図示の状態が生じている
と、直ちに、アンテナATは左回転を始める。
而して、これにより、第一フォトトランジスタ31bが
明領域に出れば、第7A図示状態における信号状態と同
じであるがら、補助布偏位信号Dcは立ち下がっても、
替わりに正規の右側位信号DRがゲートおから発せられ
るため、後は既述の動作と全く変わシのない動作でアン
テナATの方向整合が行なわれる。
尚、自明とは思われるが、本装置/の稼動中には第7C
図示の状態は起こらない。そこまで回転する前に本装置
の修正動作が生起するからである。
との点は、応答速度の如何にもよるが、180゜も回転
してしまう壕で応答が寿され寿いよつな設計は採ること
があり得ない。
もつとも、回転検出から修正動作開始迄の応答時間は、
1秒とか2秒とかいうオーダであれば、遅らせた方が望
ましい場合もある。というのも、アンテナATを搭載し
た乗物がかなり機敏な行動性があり、極めて短時間に左
右に犬きガ転向を行うことがおるような場合、余りに高
速にこれに追従させると、回転部3以降の慣性質量の如
何にもよるが、機械的なストレスが特定の部分で望まし
くない程に大きくなることも考えられるからである。
かような場合には、各命令信号経路中に公知技術を援用
して積分回路を挿入し、その時定数を設計的に調整する
とか、或いはもつと積極的に出力パルス幅可変の単安定
マルチバイブレータを挿入する等しても良い。
以上の本発明の原理的動作においては、センサを支持す
る支持軸/りは、左右いづれの方向にも何回転させても
差仕え々い。しかし、この実′ 施例のように、第3図
中でセンサ支持軸lり中に回路配線を通ずような構成を
採ったとすると、この配線を何回となく捩ることは断線
等の危険があるため、好オしくない。
例えば船舶が右方向にばかり大きく何回転か走行したと
しよう。すると、本装置/は左方向にばかりアンテナA
Tを回転させることになり、支持軸/2もこれに呼応す
るから、上述した問題も考えられるのである。
一方、右にしろ左にしろ、アンテナをずれた方向から正
規の方向へ戻すには、最大でも360゜以内で良いので
あるから、右回転にしても左回転にしても、何回かの修
正動作のトータルとして一方向にのみ一定回転角、例え
ば660°以上の回転角に及ばずとした場合には、逆方
向へ360゜未満の回転で方向修正させるようにするこ
とが望ましい。
この実施例でもその点を考慮した構成を有している。第
5図中には据付位置を示していないが、公知のリミット
スイッチ技術により、支持軸/?の成る特定方向を基準
として、左に特定回転角、例えば一般に560’回転す
ると左→右反転用リミットスイッチ7.2がオンと彦る
ように、また右に同じ<560°回転すると右→左反転
用リミットスイッチ73がオンとなるようにしである。
以下、第8図中の回路にて説明すると、例えば、左回転
命令信号SLが発せられている時に、その左回転の回転
角限界に来てリミットスイッチ7コが一旦、閉じられた
としよう。
図示の構成では、このスイッチ72のオンはインバータ
7≠の入力を接地するため、当該インノ(−夕7≠の出
力は六H〃となり、フリップフロップ乙2をセットする
。すると、それまで’H//であった算出方力μL〃と
なるため、フリップフロップtoからの左回転命令信号
SLの経路中のアントゲ−)、4Aが閉じ、ブレーキモ
ータ制御回路7.2への左回転命令は断たれる8 同時に、フリップフロップA、itのQ出力はオアゲー
ト6夕を介して右回転命令信号経路に載せられるため、
ブレーキモータ制御回路から見れば右回転命令信号Sr
tを受けたのと等価とカリ、従ってモータ≠はアンテナ
AT f、右方向に回転させる動作をガす。
とれにより、かなり大きな回転角とは々るものの、66
0°以内の右方向回転(例えば左に40゜必要なら右に
320°となる)でセンサが基準方向を指向すると、整
合信号DAが発せられて、補助的に右回転命令を発し、
かつ左回転命令経路を断っていたフリップフロップ乙ツ
がリセットされて当初の状態に戻る。
上記から顕らかなように、右方向回転中に右→左反転用
リミットスイッチ73がオンになった場合には、フリッ
プフロップ乙3の方がセットして、オアゲート6弘ヲ介
して補助的な左回転命令信号が発せられると共に右回転
命令信号経路の方がゲート67にて遮断される。
ところで、本装置は、船舶に搭載する最初の一回だけ、
乃至は第2図に即して説明したように、例えば領域A1
から領域A2へ、或いはその逆の転椙時等、異なる領域
で船舶が稼動し始めるその最初の一回だけ、センサに対
してアンテナを特定方向に付けてやる必要がある。
この実施例では、その初期方向付けの作業を、センサ7
は回さずにアンテナATのみをモータ≠の手動命令で回
転させるように便宜を図った。
この作業を順を追って説明すると、船舶SHPをどの方
向でも良いから向きが変わることのないように一定方向
を向くようにしておいて、本装置/の電源を投入する。
すると、先のメカニズムにより、とに角もセンサハウジ
ングは基準方向へを向くように自動方向付けされる。セ
ンサが基準方向を向いたことは、既述したように発光ダ
イオード等の報知手段7/で知ることができる。− この状態でアンテナATを見て、特定方向FPから狂っ
ている場合には、特定方向に向けるのに少い回転量で済
む方向の手動命令スイッチ、例えば左回転手動命令スイ
ッチ76を投入する。
このスイッチは、操作者が手動操作している時だけオン
となる所謂モーメンタリ型が好ましい。
このスイッチ7tがオンになると、アンドゲート7にの
反転入力がNH〃となる、一方、他入力には基準方向整
合信号DAが与えられているため、この時点ではアンド
が採れ、このゲート出力として手動左回転命令信号SL
Mが発せられる。基準方向整合信号DAがSS:[、I
7、即ち、自動制御系のセンサ出力による運転が行なわ
れている間は、との′XL /L倍信号手動操作の禁止
条件となる。左右の回転命令信号が同時に発生したり等
の矛盾を防ぐせめてあり、右方向への手動命令スイッチ
77に関してもアンドゲート7りにて同様の禁止条件が
付されている。
しかし、一旦、手動命令が出されたならば、操作者が意
図的にこれを解除しない限シ、センサ出力による干渉は
防がねばならない。同様の矛盾が生ずるからでちる。
そこで、手動命令信号が出ると、オアゲートfOを介し
てセンサ出力信号SI、S2の経路に、各オアゲートs
2.s3を経て共に’H”レベルを与えるようにしてお
り、操作者が意図的に手動命令信号を除いてセンサ出力
信号S1.S2の経路を描該センザ出力信号SI、S2
にてのみ、六Ha 、 ”+Lnのいづれかに定義され
る状態に戻さない限り、整合信号DAは意図的にISH
ttに保たれる。
説明を戻して、手動左回転命令信号SIJが発せられる
と、この信号はオアゲート6gにてセンサ出力に応じた
左回転命令信号SLの経路に載せられ、従って等測的に
当該左回転命令信号St、がブレーキモータ制御回路7
.2に入力したことになり、もってモータMが所定方向
へ稼動する。
しかし、先の自動制御系と異なる所は、アンテナATの
みが所望の修を方向へ回転することで、既に基準方向に
付いているセンサ7、ひいては支持軸/りは回転しない
ことである。
即ち、手動左回転命令信号SLMは、オアゲートgoの
出力からクラッチ切断信号STとして、第6図中の電磁
クラッチ2/を制御する制御回路に/に送られるからで
ある。
これにより、モータグが駆動しても、電磁クラッチ、2
/が離れているため、ギヤ列76〜/どを駆動系から離
し、アンテナのみ(即ち回転ハウジング)を回転できる
のである。
かくして、アンテナ−ATが所望の特定方向Fpを向い
た所でスイッチ76を釈放すれば、電磁クラッチュ/は
丙び継ながり、センサ出力信号SI+S2も有効となっ
て、先の自動制御系が有効となる。
右回転の手動命令スイッチ77の操作に就いても、手動
右回転命令信号SRMのオアゲート6りによる右回転命
令信号経路への加算を始め、ゲート79JO,電磁クラ
ッチ21及びその制御回路f/に就いて、以上の手動左
回転によるアンテナ初期方向付は作業と全く同様のメカ
ニズム説明が援用できる。
センサ7の第一、第二受光紫子3/、32の動作モード
は、以上の説明では、中にオン、オフに仮住したが、例
えば暗明領域の透過率比に応じた出力電流比を第一、第
二受光素子間で得ても良く、この中間色レベルをアナロ
グ的に処理しタワ、或いは適当なレベルシフト回路乃至
闇値回路を公知技術を援用して介挿し、論理二値レベル
に変換して処理する等しても良い。
勿論、上記のレベル入\H〃、AL〃は反転可能であり
、センサとしても、例えば第70図示の状態を基準方向
整合状態に対応させても良い。即ち、両受光素子共にオ
フ乃至低出力電流の状態を基準方向整合状態とすれば良
いのである。
また、応答速度が十分に早い場合には、基準方向指向時
に光軸を通す領域(例えば明領域≠/)に対する領域(
従って例えば暗領域t、2)は、中心角180°に亘る
扇形領域でなくとも、例えば第9図示のように、定めら
れた回転角範囲内で選択的に光バリヤ検出器3/ 、3
:l中にバリヤとして介在、侵入できる程度の中心角の
扇形領域に留められていても良い。但し、この場合は、
真反対方向の検出能力はない。船舶の自身の転向を俟つ
ことになる。
尚、上述した所で、両領域II−/ 、 ’A2は、中
心0を含んでいたが、別に含1なくても良く、周方向に
対向するエッヂl13a、11.36が画されて、各光
バリヤ検出器が選択的に対応するエッヂを介して選択的
に両領域のいづれか一方の支配下に入るものであれば、
全体的にはリング状をなしていても良い。
ところで、特定方向FPに対しての角度ずれを検出する
のに、余りに分解能が高いと不都合な場合、寧ろ、成る
程度の角度ずれはずれと看做さないという許容範囲乃至
非応答角範囲を持っていた方が都合の良いこともある。
例えば、第2図の領域A1においても、特定方向FPを
基準方向としてのN方向1i’Rから+25°としたの
は、該領域A、の略中心P、においてであった。
しかし、厳密には、この領域AI中でも、位置が変われ
ば夫々、タワ一方向への角度へも異なる。
そもそもの発想がこのような限定領域内では、そのよう
な角度差(例えばα1に対して最大+Δα。
−Δα′)があっても、これを無視して、角度α=α重
に固定しておけば、アンテナ指向性としては十分である
との点に立脚しており、それ故、既述の如く簡単な構成
が得られたのである。
同じ類1屈で、適渦な角度範囲+Δβ、−Δβ′内では
、両光バリヤ検出器3/、3.2に相対的回転板≠0の
二領域間に亘る移行がないように図ることも制御動作の
時間電力積の低減には良く、この設計は第10図示のよ
うにして行える。
即ち、文・」応する各エッヂ41−3α、ttt3bと
、各光バリヤ装[3/、3xに影響が起こり始める部位
との…]の角度的距離を、夫々、−Δβ′、+Δβ以上
に選んでやれば良いのである。
先にも述べたように、この実施例では、合理的に上述し
た邪式のセンサを選んだが、少くとも、基準方向整合信
号、右回転偏位信号、左回転4M位信号を各弁別的に情
報出方とじて得られるものであれば、他のw、気機械的
、機械磁気的(ホール素子利用等)のセンサでも良い。
また、当初の方向付けの時に、アンテナATのハウジン
グをセンサ7に対して手で取υ付は直す等の方法を採る
なら、電磁、クラッチやセンサ支持部の同期等速同方向
回転構成は不要であり、支持板乃至センサはアンテナと
共に回転する個所に単に物理的に固定して良い。
勿論、回転ハウジング6内にセンサ7、回路、rl収め
ずとも、アンテナ支持軸と異なる、平行な軸心上にセン
サ7を配して、同期的に回しても良い。
以上詳記のように、本発明によれば、走行領域の限られ
ている乗物を対象としているとは言え、この乗物に搭載
したアンテナを所期の特定方向に常に修正維持すること
ができ、しかも、そのための構成も至便で動作信頼性も
高いため、実用的見地からしても甚だ大きな効果が期待
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明装置の動作原理を説明する
ための、対象となる乗物の走行領域とサービス電波輻射
塔との方向関係の説明図、第3図は本発明一実施例装置
の概略構成を示す縦断面図、第4図は用いる回転方向セ
ンサの一例の分解斜視図、第5図及び第6図は、夫々、
はセンサ改変例の説明図、である。 図中、/は全体とし1のアンテナ特定方向維持装置、2
はその固定部、3は同じくその回転部、ψはモータ、夕
はアンテナ支持軸、7は回転方向センサ、gは制御命令
回路、/2はモータ制御回路、である。 第4図 第6図 8A (SHP)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 乗物に搭載される受信アンテナを、受信すべきサービス
    電波の輻射基に対して指向性を整合した特定方向に維持
    する装置であって、乗物に固定された固定部と:該固定
    部に関して相対的に回転可能で、上記アンテナを支持す
    る回転部と;上記固定部に設けられ、上記回転部を介し
    てアンテナを平面内で左右に回転させることのできるモ
    ータと;左回転命令信号の入力により、該モータをして
    上記アンテナを平面内で左方向に回転させ、右回転命令
    信号の入力では該モータをして上記アンテナを平面内で
    右回転させると共に、停止命令信号の入力で該モータを
    停止させるモータ制御回路と;上記アンテナと動作時に
    おいて動的に一体化し、該アンテナが特定方向を指向す
    る時の特定方向信号と、該一定方向から右回転した時の
    右回転信号と、左回転をした時の左回転信号とを知、気
    菌情報出力として出力する回転方向センサと:該センサ
    の上記情報出力を受け、上記特定方向信号は停止命令信
    号として、上記右回転信号は上記左回転命令信号として
    、そして上記左回転信号は上記右回転命令信号として、
    夫々、出力する論理回路による命令回路と;から成るこ
    とを特徴とするアンテナの特定方向維持装置*、。
JP16673282A 1982-09-27 1982-09-27 アンテナの特定方向維持装置 Pending JPS5957504A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61274402A (ja) * 1985-05-30 1986-12-04 Nippon Denso Co Ltd 指向性アンテナ装置
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