JPS595580B2 - シアノメチルチオ酢酸類の製法 - Google Patents
シアノメチルチオ酢酸類の製法Info
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- JPS595580B2 JPS595580B2 JP56002547A JP254781A JPS595580B2 JP S595580 B2 JPS595580 B2 JP S595580B2 JP 56002547 A JP56002547 A JP 56002547A JP 254781 A JP254781 A JP 254781A JP S595580 B2 JPS595580 B2 JP S595580B2
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C323/00—Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups
- C07C323/50—Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups containing thio groups and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton
- C07C323/51—Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups containing thio groups and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton having the sulfur atoms of the thio groups bound to acyclic carbon atoms of the carbon skeleton
- C07C323/60—Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups containing thio groups and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton having the sulfur atoms of the thio groups bound to acyclic carbon atoms of the carbon skeleton with the carbon atom of at least one of the carboxyl groups bound to nitrogen atoms
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/04—Antibacterial agents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D501/00—Heterocyclic compounds containing 5-thia-1-azabicyclo [4.2.0] octane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. cephalosporins; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring
- C07D501/14—Compounds having a nitrogen atom directly attached in position 7
- C07D501/16—Compounds having a nitrogen atom directly attached in position 7 with a double bond between positions 2 and 3
- C07D501/20—7-Acylaminocephalosporanic or substituted 7-acylaminocephalosporanic acids in which the acyl radicals are derived from carboxylic acids
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はシアノメチルチオ酢酸類の製法、特に抗菌活性
を有する下記の新規シアノメチルチオア{一セチルセフ
アロスポリン類の製造中間体として有用なシアノメチル
チオ酢酸類の製法に関する:〔式中、Rは水素、抵抗ア
ルキル、アラルキル、トリ(低級)アルキルシリル、−
CH2−0−CO一R4なる基または塩形成イオン(た
とえばアルミニウム、アルカリ金属、アルカリ土類金属
、低級アルキルアミン、フエニル(低級)アルキルアミ
ン、N−N−ジベンジルエチレンジアミン、プロカイン
、低級アルキルピペリジン)、R,およびR2は水素で
ある。
を有する下記の新規シアノメチルチオア{一セチルセフ
アロスポリン類の製造中間体として有用なシアノメチル
チオ酢酸類の製法に関する:〔式中、Rは水素、抵抗ア
ルキル、アラルキル、トリ(低級)アルキルシリル、−
CH2−0−CO一R4なる基または塩形成イオン(た
とえばアルミニウム、アルカリ金属、アルカリ土類金属
、低級アルキルアミン、フエニル(低級)アルキルアミ
ン、N−N−ジベンジルエチレンジアミン、プロカイン
、低級アルキルピペリジン)、R,およびR2は水素で
ある。
R3は水素またはフエニル、R4は低級アルキル、アリ
ールまたはアラルキル、Xは水素、ヒドロキシ、低級ア
ルカノイルオキシ、低級アルコキシ、低級アルキルチオ
、アロイルオキシ、アラルカノイルオキシ、塩基性含窒
素基(たとえば低級アルキルアミ人フエニル(低級)ア
ルキルアミノ)または第四級アンモニウム基(たとえば
フエニル(低級)アルキルピリジニウム、ピリジニウム
、キノリニウムもしくはピコリニウム基)を表わすかあ
るいはXおよびRが合してラクトン環中における炭素と
酸素の結合手を表わす。〕各記号によつて表わされる種
々の基は本明細書を通じて次の意義を有する。
ールまたはアラルキル、Xは水素、ヒドロキシ、低級ア
ルカノイルオキシ、低級アルコキシ、低級アルキルチオ
、アロイルオキシ、アラルカノイルオキシ、塩基性含窒
素基(たとえば低級アルキルアミ人フエニル(低級)ア
ルキルアミノ)または第四級アンモニウム基(たとえば
フエニル(低級)アルキルピリジニウム、ピリジニウム
、キノリニウムもしくはピコリニウム基)を表わすかあ
るいはXおよびRが合してラクトン環中における炭素と
酸素の結合手を表わす。〕各記号によつて表わされる種
々の基は本明細書を通じて次の意義を有する。
低級アルキルは炭素数1〜7の直鎖もしくは分枝鎖状炭
化水素基、たとえばメチル、エチル、プロピル、インプ
ロピル、ブチル、イソブチル、t−ブチル、アミルなど
、低級アルコキシおよび低級アルキルチオは上記同様な
アルキルを含む基である。
化水素基、たとえばメチル、エチル、プロピル、インプ
ロピル、ブチル、イソブチル、t−ブチル、アミルなど
、低級アルコキシおよび低級アルキルチオは上記同様な
アルキルを含む基である。
低級アルケニルは上記同様な基であつて基中、2重結合
1個を有する不飽和炭化水素基であつてその内、炭素数
2〜4のもの特にアリルが好ましい。シクロ(低級)ア
ルキルは環中炭素数4〜7の脂環式基、たとえばシクロ
ブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプ
チルを包含する。
1個を有する不飽和炭化水素基であつてその内、炭素数
2〜4のもの特にアリルが好ましい。シクロ(低級)ア
ルキルは環中炭素数4〜7の脂環式基、たとえばシクロ
ブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプ
チルを包含する。
またシクロ(低級)アルキルはシクロアルケニル、シク
ロアルカジエニルのごときその不飽和基、たとえばシク
ロブテニル、シクロペンテニル、シクロヘキセニル、、
シクロペンタジエニル、シクロヘキサジエニルなどであ
つてよい。これらの2重結合1〜2個は種々の位置に存
在してもよく、好ましい基は1・4−シクロヘキサジエ
ニルである。上記シクロ(低級)アルキルは1〜3個の
置換基で置換されて(・てもよく、置換基としてたとえ
ばハロゲン、ヒドロキシ、アミ人低級アルキル、低級ア
ルコキシが挙げられ、置換基1個を有するのが好ましい
。アリールはフエニルまたは上記のごとき置換基1〜3
個(好ましくは1個)を含む置換フエニルである。
ロアルカジエニルのごときその不飽和基、たとえばシク
ロブテニル、シクロペンテニル、シクロヘキセニル、、
シクロペンタジエニル、シクロヘキサジエニルなどであ
つてよい。これらの2重結合1〜2個は種々の位置に存
在してもよく、好ましい基は1・4−シクロヘキサジエ
ニルである。上記シクロ(低級)アルキルは1〜3個の
置換基で置換されて(・てもよく、置換基としてたとえ
ばハロゲン、ヒドロキシ、アミ人低級アルキル、低級ア
ルコキシが挙げられ、置換基1個を有するのが好ましい
。アリールはフエニルまたは上記のごとき置換基1〜3
個(好ましくは1個)を含む置換フエニルである。
アラルキルはフエニル(低級)アルキルまたはそのフエ
ニル基中に同様な置換基を有するフエニル(低級)アル
キルを包含する。Xによつて表わされる低級アルカノイ
ルオキシ、アロイルオキシおよびアラルカノイルオキシ
は酸エステルのアシル残基を含む基を包含する。
ニル基中に同様な置換基を有するフエニル(低級)アル
キルを包含する。Xによつて表わされる低級アルカノイ
ルオキシ、アロイルオキシおよびアラルカノイルオキシ
は酸エステルのアシル残基を含む基を包含する。
これらの基中、低級アルカノイルは前記同様なアルキル
を含む低級脂肪酸のアシル残基である。低級アルカノイ
ルオキシはたとえばアセトキシ、プロピオニルオキシ、
ブチリルオキシなどを包含する。アロイルオキシはたと
えばベンゾイルオキシ、またアラルカノイルオキシはた
とえば前記同様の低級アルカノイルオキシを含むフエニ
ル(低級)アルカノイルオキシである。またXはアミン
、たとえばメチルアミン、エチルアミン、ジメチルアミ
ン、トリエチルアミンのごときアルキルアミン、ジベン
ジルアミンのごときフエニル(低級)アルキルアミン、
N−N−ジベンジルピリジニウムのごときフエニル(低
級)アルキルピリジニウム、ピリジニウム、1−キノリ
ニウム、1−ピコリニウムなどを表わす。また前記のご
とくXとRが合してラクトン環中における炭素と酸素の
結合手を形成することもできる。塩形成イオンは金属イ
オンたとえばアルミニウム、アルカリ金属(ナトリウム
、カリウムなど)、アルカリ土類金属(カルシウム、マ
グネシウムなど)イオンまたはこの目的のために知られ
たアミン塩イオンたとえばアラルキルアミン(ジベンジ
ルアミン、N−N−ジベンジルエチレンジアミンなど)
、低級アルキルアミン(メチルアミン、トリエチルアミ
ンなど)、プロカイン、低級アルキルピペリジン(N−
エチルピペリジンなど)であつてよい。
を含む低級脂肪酸のアシル残基である。低級アルカノイ
ルオキシはたとえばアセトキシ、プロピオニルオキシ、
ブチリルオキシなどを包含する。アロイルオキシはたと
えばベンゾイルオキシ、またアラルカノイルオキシはた
とえば前記同様の低級アルカノイルオキシを含むフエニ
ル(低級)アルカノイルオキシである。またXはアミン
、たとえばメチルアミン、エチルアミン、ジメチルアミ
ン、トリエチルアミンのごときアルキルアミン、ジベン
ジルアミンのごときフエニル(低級)アルキルアミン、
N−N−ジベンジルピリジニウムのごときフエニル(低
級)アルキルピリジニウム、ピリジニウム、1−キノリ
ニウム、1−ピコリニウムなどを表わす。また前記のご
とくXとRが合してラクトン環中における炭素と酸素の
結合手を形成することもできる。塩形成イオンは金属イ
オンたとえばアルミニウム、アルカリ金属(ナトリウム
、カリウムなど)、アルカリ土類金属(カルシウム、マ
グネシウムなど)イオンまたはこの目的のために知られ
たアミン塩イオンたとえばアラルキルアミン(ジベンジ
ルアミン、N−N−ジベンジルエチレンジアミンなど)
、低級アルキルアミン(メチルアミン、トリエチルアミ
ンなど)、プロカイン、低級アルキルピペリジン(N−
エチルピペリジンなど)であつてよい。
上記化合物〔1〕は式
〔式中、RおよびXは前記と同意義。
〕で表わされる化合物と式
〔式中、Rl.R2およびR3は前記と同意義。
〕で表わされる酸またはその反応性誘導体を反応させる
ことにより製造することができる。上記酸〔]の反応性
誘導体としては、酸ハライド、酸無水物、混合酸無水物
(たとえば炭酸モノエステル、トリメチル酢酸もしくは
安息香酸との混合酸無水物)、酸アジド、活性エステル
(シアノメチルエステル、p−ニトロフエニルエステル
、2・4−ジニトロフエニルエステルなど)または活性
アミド(アシルイミダゾールなど)を例示することがで
きる。
ことにより製造することができる。上記酸〔]の反応性
誘導体としては、酸ハライド、酸無水物、混合酸無水物
(たとえば炭酸モノエステル、トリメチル酢酸もしくは
安息香酸との混合酸無水物)、酸アジド、活性エステル
(シアノメチルエステル、p−ニトロフエニルエステル
、2・4−ジニトロフエニルエステルなど)または活性
アミド(アシルイミダゾールなど)を例示することがで
きる。
化合物〔〕に酸〔〕を直接反応させる場合には、カルボ
ジイミド(たとえばN−N−ジシクロヘキシルカルボジ
イミド)、イソオキサゾリウム塩(たとえばN−エチル
−5−フエニルイソオキサゾリウム一3−スルホネート
)または2−エトキシ−1・2−ジヒドロキノリン−1
−カルボン酸エステルの如き縮合剤の存在が好ましい。
ジイミド(たとえばN−N−ジシクロヘキシルカルボジ
イミド)、イソオキサゾリウム塩(たとえばN−エチル
−5−フエニルイソオキサゾリウム一3−スルホネート
)または2−エトキシ−1・2−ジヒドロキノリン−1
−カルボン酸エステルの如き縮合剤の存在が好ましい。
本発明は、新規物質たる酸〔〕およびその反応性誘導体
の提供を目的とするものであつて、その要旨は、式〔式
中、Zはハロゲンまたはメルカプトを表わす。
の提供を目的とするものであつて、その要旨は、式〔式
中、Zはハロゲンまたはメルカプトを表わす。
〕で表わされる化合物と式〔式中、R5は水素または低
級アルキル(特にメチルまたはエチル)、Yはハロゲン
またはメルカプト(ただし、ZがハロゲンのときはYは
メルカプト、ZがメルカプトのときはYはハロゲンであ
る。
級アルキル(特にメチルまたはエチル)、Yはハロゲン
またはメルカプト(ただし、ZがハロゲンのときはYは
メルカプト、ZがメルカプトのときはYはハロゲンであ
る。
)を表わす。R3は前記と同意義。〕で表わされる化合
物を反応させるか、もしくは、式〔式中、Halはハロ
ゲンを表わす。
物を反応させるか、もしくは、式〔式中、Halはハロ
ゲンを表わす。
R3およびR5は前記と同意義。〕で表わされる化合物
と金属シアン化物を反応させて式 ] 〔式中、R,およびR,は前記と同意義。
と金属シアン化物を反応させて式 ] 〔式中、R,およびR,は前記と同意義。
〕で表わされる化合物を得、R5が低級アルキルの場合
は必要に応じこれを加水分解して対応する遊離酸にする
ことを特徴とするシアノメチルチオ酸酸類の製法に存す
る。酸〔〕に対応するエステル体は、たとえば式〔式中
、Halはハロゲン(塩素が好ましい。
は必要に応じこれを加水分解して対応する遊離酸にする
ことを特徴とするシアノメチルチオ酸酸類の製法に存す
る。酸〔〕に対応するエステル体は、たとえば式〔式中
、Halはハロゲン(塩素が好ましい。
)を表わす。]で表わされるハロアセトニトリル誘導体
と式〔式中、R′5は低級アルキル(特にメチルまたは
エチル)を表わす。
と式〔式中、R′5は低級アルキル(特にメチルまたは
エチル)を表わす。
R3は前記と同意義。〕で表わされるメルカプト酢酸エ
ステルを酸結合剤の存在下に反応させることにより、式
〔式中、R3およびR5は前記と同意義。
ステルを酸結合剤の存在下に反応させることにより、式
〔式中、R3およびR5は前記と同意義。
]で表わされる化合物を得ることによつて製造すること
ができる。このエステル体〔a〕を常套の方法により鹸
化すれば遊離酸〔〕が得られる。酸〔]はハロアセトニ
トリル〔a〕とチオ酢酸〔V〕(R5が水素である化合
物)をアルキルアミン(たとえばトリエチルアミン)の
ごとき塩基の存在下に反応させることによつても製造す
ることができる。また、酸〔〕は式 で表わされるチオアセトニトリルと式 〔式中、Halはハロゲン(好ましくは塩素)を表わす
。
ができる。このエステル体〔a〕を常套の方法により鹸
化すれば遊離酸〔〕が得られる。酸〔]はハロアセトニ
トリル〔a〕とチオ酢酸〔V〕(R5が水素である化合
物)をアルキルアミン(たとえばトリエチルアミン)の
ごとき塩基の存在下に反応させることによつても製造す
ることができる。また、酸〔〕は式 で表わされるチオアセトニトリルと式 〔式中、Halはハロゲン(好ましくは塩素)を表わす
。
R3は前記と同意義。〕で表わされるハロ酢酸を酸結合
剤の存在下に反応させることによつても製造することが
できる。
剤の存在下に反応させることによつても製造することが
できる。
なおまた、エステル体〔a〕は次に示すごとく、ハロメ
チルメルカプト酢酸エステルをシアン化物すなわちアル
カリ金属シアン化物(たとえばシアン化ナトリウム、シ
アン化カリウム)のような金属シアン化物と反応させる
ことによつても製造することができる:〔式中、Hal
はハロゲンを表わす。
チルメルカプト酢酸エステルをシアン化物すなわちアル
カリ金属シアン化物(たとえばシアン化ナトリウム、シ
アン化カリウム)のような金属シアン化物と反応させる
ことによつても製造することができる:〔式中、Hal
はハロゲンを表わす。
R3およびRζは前記と同意義。〕なお、上記ハロメチ
ルメルカプト酢酸エステルはケミカル・アブストラクツ
第58巻5630頁(1963年)に記載されている。
ルメルカプト酢酸エステルはケミカル・アブストラクツ
第58巻5630頁(1963年)に記載されている。
また、酸〔]およびその反応性誘導体はいずれも新規物
質である。前記化合物〔1〕はグラム陽性菌並びにグラ
ム陰性菌、たとえばスタフイロコツカス・アウレウス(
StaphylOcOccusaul′Eus)、サル
モネラ・シヨツトミウレリ(SalmOnellasc
hOttmuelleri)、シユードモナス・アエル
ギノーサ(PseudOmOnasaeruginOs
a)、プロテウス●ブルガリス(PrOteusvul
garis)、エツシプトコツカス・ピオゲネス(St
reptOcOccuspyOgenes′)1C対し
、広範囲抗菌活性を有する。
質である。前記化合物〔1〕はグラム陽性菌並びにグラ
ム陰性菌、たとえばスタフイロコツカス・アウレウス(
StaphylOcOccusaul′Eus)、サル
モネラ・シヨツトミウレリ(SalmOnellasc
hOttmuelleri)、シユードモナス・アエル
ギノーサ(PseudOmOnasaeruginOs
a)、プロテウス●ブルガリス(PrOteusvul
garis)、エツシプトコツカス・ピオゲネス(St
reptOcOccuspyOgenes′)1C対し
、広範囲抗菌活性を有する。
化合物〔I]はこれを予防的方法たとえば洗浄または表
面殺菌用組成物としあるいは上記のごとき微生物による
感染症を治療するため、抗菌剤として一般にセフアロチ
ンおよび他のセフアロスポリン類と同様な方法により、
使用することができる。たとえば化合物〔1〕またはそ
の生理学的に許容し得る塩を、種々の動物に対し約1〜
100即/K9/日、たとえばマウスに対し5.0W1
y/K9の投与量で1日1回もしくは2〜4回、経口的
あるいは非経口的に投与して菌の感染症を処置すること
ができる。化合物〔1〕またはその薬理学的に許容し得
る的慣行に従つて錠剤、カプセル剤またはエリキシル剤
のごとき経口投与剤型もしくは滅菌水性担体中注射剤型
に配合することができる。
面殺菌用組成物としあるいは上記のごとき微生物による
感染症を治療するため、抗菌剤として一般にセフアロチ
ンおよび他のセフアロスポリン類と同様な方法により、
使用することができる。たとえば化合物〔1〕またはそ
の生理学的に許容し得る塩を、種々の動物に対し約1〜
100即/K9/日、たとえばマウスに対し5.0W1
y/K9の投与量で1日1回もしくは2〜4回、経口的
あるいは非経口的に投与して菌の感染症を処置すること
ができる。化合物〔1〕またはその薬理学的に許容し得
る的慣行に従つて錠剤、カプセル剤またはエリキシル剤
のごとき経口投与剤型もしくは滅菌水性担体中注射剤型
に配合することができる。
また、化合物〔1〕はこれを洗浄用または殺菌用組成物
として、たとえば畜舎ないし酪農設備を .゛洗浄する
ため、約0.2〜1%(重量)の濃度で常套の不活性乾
燥もしくは水性担体中に混合、懸濁あるいは溶解し、洗
浄剤またはスプレー剤として使用することができる。
として、たとえば畜舎ないし酪農設備を .゛洗浄する
ため、約0.2〜1%(重量)の濃度で常套の不活性乾
燥もしくは水性担体中に混合、懸濁あるいは溶解し、洗
浄剤またはスプレー剤として使用することができる。
また、化合物〔1〕を動物飼料の栄養補足剤として使用
することができる。次に実施例を挙げて本発明を更に具
体的に説明する。実施例に記載された化合物以外の化合
物は出発物を変えることにより、同様な方法で製造する
ことができる。実施例 1 2−〔(シアノメチル)チオ〕酢酸メチルエステルの製
造:メルカプト酢酸メチルエステル31.8y(0.3
モル)を2Nナトリウムメチレート溶液150m1(0
.3モル)に加える。
することができる。次に実施例を挙げて本発明を更に具
体的に説明する。実施例に記載された化合物以外の化合
物は出発物を変えることにより、同様な方法で製造する
ことができる。実施例 1 2−〔(シアノメチル)チオ〕酢酸メチルエステルの製
造:メルカプト酢酸メチルエステル31.8y(0.3
モル)を2Nナトリウムメチレート溶液150m1(0
.3モル)に加える。
クロロアセトニトリル22.67(0.3モル)のメタ
ノール30m1溶液を冷却、攪拌下に滴加する。これを
一夜撹拌した後、30分間還流する。反応混合物を冷や
し、溶媒を蒸発させる。水100TI11を残留物に加
え、水溶液をエーテルで2回抽出する。エーテル抽出物
を合し、これを活性炭で脱色し、硫酸マグネシウムで乾
燥する。エーテルを留去し、更に残留物を減圧蒸留して
、2−〔(シアノメチル)チオ〕酢酸メチルエステル3
0.5yを得る。沸点132〜134℃/10mmHg
0実施例 2 2−〔(シアノメチル)チオ〕酢酸カリウム塩の製造:
2−〔(シアノメチル)チオ〕酢酸メチルエステル14
.57(0.1モル)をエタノールに溶解し、水酸化カ
リウム6.7y(0.12モル)のエタノール40Tf
L1溶液を冷やしながら滴加する。
ノール30m1溶液を冷却、攪拌下に滴加する。これを
一夜撹拌した後、30分間還流する。反応混合物を冷や
し、溶媒を蒸発させる。水100TI11を残留物に加
え、水溶液をエーテルで2回抽出する。エーテル抽出物
を合し、これを活性炭で脱色し、硫酸マグネシウムで乾
燥する。エーテルを留去し、更に残留物を減圧蒸留して
、2−〔(シアノメチル)チオ〕酢酸メチルエステル3
0.5yを得る。沸点132〜134℃/10mmHg
0実施例 2 2−〔(シアノメチル)チオ〕酢酸カリウム塩の製造:
2−〔(シアノメチル)チオ〕酢酸メチルエステル14
.57(0.1モル)をエタノールに溶解し、水酸化カ
リウム6.7y(0.12モル)のエタノール40Tf
L1溶液を冷やしながら滴加する。
これを室温で4時間、次いでO℃で1時間攪拌する。生
成した沈殿物を吸引沢過し、エタノールとエーテルで洗
浄、乾燥して、2−〔(シアノメチル)チオ〕酢酸カリ
ウム塩15.4yを得る。融点203〜205℃(分解
)。このカリウム塩を水に溶解し、当モル量の硫酸水溶
液で処理し、エーテル溶液を乾燥、濃縮させて遊離酸を
得る。かかる遊離酸は液体で得られ、その屈折率(N智
)は1.5217(30℃、ナトリウムのD線光を使用
。)である。実施例 32−〔(シアノメチル)チオ〕
アセチルクロリドの製造:2−〔(シアノメチル)チオ
〕酢酸カリウム塩307をベンゼンに懸濁し、ピリジン
5滴を加え、混合物を10℃に冷やす。
成した沈殿物を吸引沢過し、エタノールとエーテルで洗
浄、乾燥して、2−〔(シアノメチル)チオ〕酢酸カリ
ウム塩15.4yを得る。融点203〜205℃(分解
)。このカリウム塩を水に溶解し、当モル量の硫酸水溶
液で処理し、エーテル溶液を乾燥、濃縮させて遊離酸を
得る。かかる遊離酸は液体で得られ、その屈折率(N智
)は1.5217(30℃、ナトリウムのD線光を使用
。)である。実施例 32−〔(シアノメチル)チオ〕
アセチルクロリドの製造:2−〔(シアノメチル)チオ
〕酢酸カリウム塩307をベンゼンに懸濁し、ピリジン
5滴を加え、混合物を10℃に冷やす。
この温度でベンゼン150m1中オキザリルクロリド7
6.77を攪拌下にゆつくり滴加する。ガスの活発な放
出が停止した後、反応混合物を室温で1時間攪拌する。
次いでこれを沢過し、▲液を室温で濃縮する。残留物を
減圧蒸留し、2−〔(シアノメチル)チオ〕アセチルク
ロリド19.87を得る。沸点110〜115℃/0.
iT1LHg0参考例 1 7−〔2−〔(シアノメチル)チオ〕アセトアミド〕−
3−デスアセトキシセフアロスポラン酸の製造:Jメ[ア
ミノ一3−デスアセトキシセフアロスポラン酸2.14
f7(0.01モル)を室温で水50m1,に懸濁する
。
6.77を攪拌下にゆつくり滴加する。ガスの活発な放
出が停止した後、反応混合物を室温で1時間攪拌する。
次いでこれを沢過し、▲液を室温で濃縮する。残留物を
減圧蒸留し、2−〔(シアノメチル)チオ〕アセチルク
ロリド19.87を得る。沸点110〜115℃/0.
iT1LHg0参考例 1 7−〔2−〔(シアノメチル)チオ〕アセトアミド〕−
3−デスアセトキシセフアロスポラン酸の製造:Jメ[ア
ミノ一3−デスアセトキシセフアロスポラン酸2.14
f7(0.01モル)を室温で水50m1,に懸濁する
。
トリエチルアミン塩1.4711を加えこれを撹拌して
、透明な溶液を得る。アセトン50m1を加え、溶液を
0〜5℃に冷やす。2−〔(シアノメチル)チオ〕アセ
チルクロリド1,65f7(0.01モル)のアセトン
15m1溶液とトリエチルアミン1.4m1のアセトン
15m1溶液を攪拌下、PH7.5〜8に保持されるよ
うに注意しながら、同時に滴加する。
、透明な溶液を得る。アセトン50m1を加え、溶液を
0〜5℃に冷やす。2−〔(シアノメチル)チオ〕アセ
チルクロリド1,65f7(0.01モル)のアセトン
15m1溶液とトリエチルアミン1.4m1のアセトン
15m1溶液を攪拌下、PH7.5〜8に保持されるよ
うに注意しながら、同時に滴加する。
これをさらに5℃で30分間攪)拌する。次いで、酢酸
エチル50m1を加え、0℃に冷やし、2N塩酸でPH
l.5に調節する。混合物を沢過し、各層を分離し、有
機層を水で3回洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶
媒を回転蒸発器で蒸発させて、7一〔2−〔(シアノメ
チル)τ チオ〕−アセトアミド〕−3−デスアセトキ
シセフアロスポラン酸1.97を得る。粗生成物をメタ
ノールに溶解し、▲過し、2Nエチルヘキサン酸カリウ
ムのn−ブタノール溶液5mjを加える。この溶液をエ
ーテル300m1に注ぐ。沈殿物を吸引9P過し、エー
テルで洗浄する。7一〔2−〔(シアノメチル)チオ〕
アセトアミド〕−3−デスアセトキシセフアロスポラン
酸のカリウム塩1.87を得る。
エチル50m1を加え、0℃に冷やし、2N塩酸でPH
l.5に調節する。混合物を沢過し、各層を分離し、有
機層を水で3回洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶
媒を回転蒸発器で蒸発させて、7一〔2−〔(シアノメ
チル)τ チオ〕−アセトアミド〕−3−デスアセトキ
シセフアロスポラン酸1.97を得る。粗生成物をメタ
ノールに溶解し、▲過し、2Nエチルヘキサン酸カリウ
ムのn−ブタノール溶液5mjを加える。この溶液をエ
ーテル300m1に注ぐ。沈殿物を吸引9P過し、エー
テルで洗浄する。7一〔2−〔(シアノメチル)チオ〕
アセトアミド〕−3−デスアセトキシセフアロスポラン
酸のカリウム塩1.87を得る。
融点175℃(分解)。無定形生成物を少量のメタノー
ルから析出させる。融点197〜200℃(分解)。参
考例 2 7−〔2−〔(シアノメチル)チオ〕アセトアミド〕−
セフアロスポラン酸の製造:Jメ[アミノ一3−デスアセ
トキシセフアロスポラン酸の代わりに7ーアミノセフア
ロスポラン酸を用い、参考例1の操作で処理して、7一
〔2一〔(シアノメチル)チオ〕−アセトアミド〕セフ
アロスポラン酸およびその結晶性カリウム塩を得る。
ルから析出させる。融点197〜200℃(分解)。参
考例 2 7−〔2−〔(シアノメチル)チオ〕アセトアミド〕−
セフアロスポラン酸の製造:Jメ[アミノ一3−デスアセ
トキシセフアロスポラン酸の代わりに7ーアミノセフア
ロスポラン酸を用い、参考例1の操作で処理して、7一
〔2一〔(シアノメチル)チオ〕−アセトアミド〕セフ
アロスポラン酸およびその結晶性カリウム塩を得る。
カリウム塩の融点168〜170℃(分解)。参考例
3筋肉内注射剤用の原料滅菌粉末を以下の成分から調製
する(活性成分250T1Z9をそれぞれ含有する薬ピ
ン1000個分)0滅菌粉末を無菌状態でブレンドし、
滅菌ピンに充填して密閉する。
3筋肉内注射剤用の原料滅菌粉末を以下の成分から調製
する(活性成分250T1Z9をそれぞれ含有する薬ピ
ン1000個分)0滅菌粉末を無菌状態でブレンドし、
滅菌ピンに充填して密閉する。
注射用に水1m1をこのピンに加えて筋肉内注射用懸濁
物を製造する。実施例 4 DL−2−〔(シアノメチル)チオ〕−2−フエニル酢
酸の製造:DL−2−フエニル一2−メルカプト酢酸1
6.87(0.1モル)およびトリエチルアミン22.
77(0.225モル)を無水テトラヒドロフラン20
0m1に溶解する。
物を製造する。実施例 4 DL−2−〔(シアノメチル)チオ〕−2−フエニル酢
酸の製造:DL−2−フエニル一2−メルカプト酢酸1
6.87(0.1モル)およびトリエチルアミン22.
77(0.225モル)を無水テトラヒドロフラン20
0m1に溶解する。
その溶液を0〜5℃に冷却し、この温度でクロロアセト
ニトリル7.547(0,1モル)溶液を滴加する。混
合物を0〜5℃で3時間攪拌し、一夜室温に保持する。
溶液を濃縮し、残留物を水に溶解し、2N塩酸で酸性に
し、エーテルで数回抽出する。エーテル抽出物を水洗し
、硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮する。残留物を結晶化
し、DL−2−〔(シアノメチル)チオ〕−2−フエニ
ル酢酸20.67を得る。融点110〜112℃。ベン
ゼンから再結晶後の融点114℃。ノ 参考例 4 7−〔DL−2−〔(シアノメチル)チオ〕一2−フエ
ニルアセトアミド〕セフアロスポラン酸の製造:D−L
−2−〔(シアノメチル)チオ]−2−フエニル酢酸1
.17(0.0054モル)をジオキサン12.5m1
に溶解する。
ニトリル7.547(0,1モル)溶液を滴加する。混
合物を0〜5℃で3時間攪拌し、一夜室温に保持する。
溶液を濃縮し、残留物を水に溶解し、2N塩酸で酸性に
し、エーテルで数回抽出する。エーテル抽出物を水洗し
、硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮する。残留物を結晶化
し、DL−2−〔(シアノメチル)チオ〕−2−フエニ
ル酢酸20.67を得る。融点110〜112℃。ベン
ゼンから再結晶後の融点114℃。ノ 参考例 4 7−〔DL−2−〔(シアノメチル)チオ〕一2−フエ
ニルアセトアミド〕セフアロスポラン酸の製造:D−L
−2−〔(シアノメチル)チオ]−2−フエニル酢酸1
.17(0.0054モル)をジオキサン12.5m1
に溶解する。
2・4−ジニトロフエノール0,98yのジオキサン1
2,5m1溶液を加え、混合物を氷水で冷やし、シンク
ロヘキシルカルボジイミド1.08yを加える。
2,5m1溶液を加え、混合物を氷水で冷やし、シンク
ロヘキシルカルボジイミド1.08yを加える。
これを冷やしながら30分間、次いで室温で30分間攪
拌し、生成沈殿物を吸引沢過してシンクロヘキシル尿素
1.1yを得る。沢液を室温で減圧下に濃縮する。油状
残留物に7ーアミノセフアロスポラン酸1.36y(0
.05モル)とトリエチルアミン1.06yの塩化メチ
レン12.5m1溶液を、冷やしながら加える。混合物
を室温で16時間攪拌する。わずかの混濁物を▲去し、
溶液を冷エーテル200m1に強く攪拌しながらゆつく
り加える。
拌し、生成沈殿物を吸引沢過してシンクロヘキシル尿素
1.1yを得る。沢液を室温で減圧下に濃縮する。油状
残留物に7ーアミノセフアロスポラン酸1.36y(0
.05モル)とトリエチルアミン1.06yの塩化メチ
レン12.5m1溶液を、冷やしながら加える。混合物
を室温で16時間攪拌する。わずかの混濁物を▲去し、
溶液を冷エーテル200m1に強く攪拌しながらゆつく
り加える。
吸引沢過後、残留物を少量の塩化メチレンに溶解し、前
記と同様に再沈殿させて、7一〔DL−2〔(シアノメ
チル)チオ〕−2−フエニルアセトアミド〕セフアロス
ポラン酸のトリエチルアミン塩1.7yを得る。生成物
はこれを薄層クロマトグラフイ一に付することにより、
ジニトロフエノールの痕跡を示す。このトリエチルアミ
ン塩1.6yを水40m1に溶解し、酢酸エチルで抽出
し、2N塩酸で冷却、攪拌下に酸性にする。
記と同様に再沈殿させて、7一〔DL−2〔(シアノメ
チル)チオ〕−2−フエニルアセトアミド〕セフアロス
ポラン酸のトリエチルアミン塩1.7yを得る。生成物
はこれを薄層クロマトグラフイ一に付することにより、
ジニトロフエノールの痕跡を示す。このトリエチルアミ
ン塩1.6yを水40m1に溶解し、酢酸エチルで抽出
し、2N塩酸で冷却、攪拌下に酸性にする。
各層を分離し、水層を酢酸エチルで数回抽出し、抽出物
を合し、これを3回水洗し、活性炭で脱色して硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、次いで溶液を蒸発乾固する。粘稠な
残留物を塩化メチレン25m1に溶解し、溶液を、強く
撹拌しながら石油エーテル200m1に注いで、7一〔
DL−2−〔(シアノメチル)チオ〕−2−フエニルア
セトアミド〕セフアロスポラン酸の沈殿物0.97を得
る。前記の酸0,8yをメタノール10m1に溶解し、
これにn−ブタノール中2Nヘキサン酸エチル溶液1.
25m1を加える。
を合し、これを3回水洗し、活性炭で脱色して硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、次いで溶液を蒸発乾固する。粘稠な
残留物を塩化メチレン25m1に溶解し、溶液を、強く
撹拌しながら石油エーテル200m1に注いで、7一〔
DL−2−〔(シアノメチル)チオ〕−2−フエニルア
セトアミド〕セフアロスポラン酸の沈殿物0.97を得
る。前記の酸0,8yをメタノール10m1に溶解し、
これにn−ブタノール中2Nヘキサン酸エチル溶液1.
25m1を加える。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式 NC−CH_2−Z で表わされる化合物と 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物を反応させて 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物を得、R_5が低級アルキルの場合
は必要に応じこれを加水分解して対応する遊離酸にする
ことを特徴とするシアノメチルチオ酢酸類の製造法〔式
中、R_3は水素またはフェニル、R_5は水素または
低級アルキル、ZおよびYはそのいずれか一方がハロゲ
ン、他方がメルカプトを表わす。 〕。2 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物と金属シアン化物を反応させて式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物を得、R_5が低級アルキルの場合
は必要に応じこれを加水分解して対応する遊離酸にする
ことを特徴とするシアノメチルチオ酢酸類の製造法〔式
中、R_3は水素またはフェニル、R_5は水素または
低級アルキル、halはハロゲンを表わす。 〕。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US00278168A US3855212A (en) | 1972-08-04 | 1972-08-04 | Cyanomethylth ioacetylcephalosporins |
US278168 | 1972-08-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56115766A JPS56115766A (en) | 1981-09-11 |
JPS595580B2 true JPS595580B2 (ja) | 1984-02-06 |
Family
ID=23063949
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP48087446A Expired JPS5953273B2 (ja) | 1972-08-04 | 1973-08-03 | シアノメチルチオアセチルセフアロスポリン類の製造法 |
JP56002547A Expired JPS595580B2 (ja) | 1972-08-04 | 1981-01-09 | シアノメチルチオ酢酸類の製法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP48087446A Expired JPS5953273B2 (ja) | 1972-08-04 | 1973-08-03 | シアノメチルチオアセチルセフアロスポリン類の製造法 |
Country Status (19)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US3855212A (ja) |
JP (2) | JPS5953273B2 (ja) |
AR (1) | AR203371A1 (ja) |
AT (1) | AT328078B (ja) |
BE (1) | BE803199A (ja) |
CA (1) | CA1088518A (ja) |
CH (2) | CH580107A5 (ja) |
CS (1) | CS192504B2 (ja) |
DD (1) | DD107698A5 (ja) |
DE (2) | DE2366461C2 (ja) |
ES (1) | ES417555A1 (ja) |
FR (1) | FR2194417B1 (ja) |
GB (2) | GB1437222A (ja) |
HU (2) | HU166316B (ja) |
IE (1) | IE39002B1 (ja) |
NL (1) | NL7310751A (ja) |
PH (1) | PH9246A (ja) |
SU (1) | SU886747A3 (ja) |
ZA (1) | ZA734512B (ja) |
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---|---|---|---|---|
US3932397A (en) * | 1972-08-04 | 1976-01-13 | E. R. Squibb & Sons, Inc. | Cyanomethylthioacetylcephalosporins |
US3944546A (en) * | 1972-08-04 | 1976-03-16 | E. R. Squibb & Sons, Inc. | Cyanomethylthioacetylcephalosporins |
US3932396A (en) * | 1972-08-04 | 1976-01-13 | E. R. Squibb & Sons, Inc. | Cyanomethylthioacetylcephalosporins |
US3963711A (en) * | 1973-08-17 | 1976-06-15 | Smithkline Corporation | Cyanomethyl sulfinyl- and sulfonyl-acetamido cephalosporins |
US3963709A (en) * | 1973-08-17 | 1976-06-15 | Smithkline Corporation | Cyanomethyl sulfinyl- and sulfonyl-acetamido cephalosporins |
US3985746A (en) * | 1975-03-25 | 1976-10-12 | E. R. Squibb & Sons, Inc. | 7-(α-Cyanomethylthio)acetamido-3-cephem carboxylates |
GB8715925D0 (en) * | 1987-07-07 | 1987-08-12 | Shell Int Research | Thiapentanamide derivatives |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR902398A (fr) * | 1942-12-22 | 1945-08-29 | Carlo Wedekind & Co | Installation d'évaporation perfectionnée à thermo-compression |
FR1321704A (fr) * | 1962-04-03 | 1963-03-22 | Lilly Co Eli | Procédé pour préparer des dérivés 7-(mercapto-acylamido s-substitués) des céphalosporines c et nouveaux composés ainsi préparés |
CH480365A (de) * | 1965-01-18 | 1969-10-31 | Ciba Geigy | Verfahren zur Herstellung neuer Derivate der 7-Aminocephalosporansäure |
US3530123A (en) | 1966-11-02 | 1970-09-22 | Fujisawa Pharmaceutical Co | 3-thiolated-7-sydnone-acylamino-cephalosporanic acid derivatives |
CH527215A (de) * | 1967-04-15 | 1972-08-31 | Fujisawa Pharmaceutical Co | Verfahren zur Herstellung von 3,7-disubstituierten Cephalosporinderivaten |
US3641021A (en) * | 1969-04-18 | 1972-02-08 | Lilly Co Eli | 3 7-(ring-substituted) cephalosporin compounds |
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1972
- 1972-08-04 US US00278168A patent/US3855212A/en not_active Expired - Lifetime
-
1973
- 1973-06-29 CA CA175,324A patent/CA1088518A/en not_active Expired
- 1973-07-03 ZA ZA734512A patent/ZA734512B/xx unknown
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- 1973-07-04 GB GB3188273A patent/GB1437221A/en not_active Expired
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- 1973-08-02 HU HUSU867A patent/HU167055B/hu unknown
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- 1973-08-03 BE BE134220A patent/BE803199A/xx not_active IP Right Cessation
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- 1973-08-03 FR FR7328543A patent/FR2194417B1/fr not_active Expired
- 1973-08-03 ES ES417555A patent/ES417555A1/es not_active Expired
- 1973-08-03 JP JP48087446A patent/JPS5953273B2/ja not_active Expired
- 1973-08-06 AT AT689473A patent/AT328078B/de not_active IP Right Cessation
-
1981
- 1981-01-09 JP JP56002547A patent/JPS595580B2/ja not_active Expired
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CA1088518A (en) | 1980-10-28 |
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