JPS595578B2 - ペプチドの製造方法 - Google Patents

ペプチドの製造方法

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JPS595578B2
JPS595578B2 JP48015451A JP1545173A JPS595578B2 JP S595578 B2 JPS595578 B2 JP S595578B2 JP 48015451 A JP48015451 A JP 48015451A JP 1545173 A JP1545173 A JP 1545173A JP S595578 B2 JPS595578 B2 JP S595578B2
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マリ− グレフエン ヘンドリツク
ド ビ−ト ダビツト
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K7/00Peptides having 5 to 20 amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
    • C07K7/04Linear peptides containing only normal peptide links
    • C07K7/16Oxytocins; Vasopressins; Related peptides
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S930/01Peptide or protein sequence
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、精神薬としての性質を有するペプチドに関す
る。
NeurOphanmacOl.l57、4、(196
5)より、脳下垂体除去又は後葉の切除を受けたラツト
では、ノナペプチド誘導体(リジン)・バソプレシンー
亜鉛タンネートが、ある種の精神薬的性質を有すること
が知られている。
このノナペプテドは、条件付けされた忌避反応の消失を
特異的に阻止することが知られている。然し、バソプレ
シン及びそれの官能性誘導体の非常に高いプレツサ一(
PressOr)活性は、非常に具合の悪い副作用であ
る。驚くべきことに、一般式 (但し式中、Xはヒドロキシ基又はアミノ基を表わす)
を有するペンタペプチドか又はペンタペプチドより酸化
(S−S橋形成)で生ずる2量体並びにそれらの官能基
誘導体が、少なくとも等しい強さのレベルの、条件付け
された忌避反応の消失を阻止する作用を有しながら、し
かもプレノサ一効果を全く示さぬことが見出だされたの
である。
本発明のペプチドは、かかる化合物の製造に普通に用い
られている方法で製造しうる。本発明の化合物の製造に
もつとも用いられる方法は、次のように要約しうる。(
a)遊離カルボキシル基を有し他の反応性の基の保護さ
れている化合物(アミノ酸、ペプチド)と、遊離アミノ
基を有し他の反応性基の保護されている化合物(アミノ
酸、ペプチド)とを、縮合剤の存在で縮合させる:(b
)活性化されているカルボキシル基を有しそして場合に
より他の反応性基の保護されている化合物(アミノ酸、
ペプチド)と、遊離アミノ基を有し他の反応性基の保護
されている化合物(アミノ酸、ペプチド)とを縮合させ
る:(c)遊離カルボキシル基を有し他の反応性基の保
護された化合物(アミノ酸、ペプチド)と、活性化され
たアミノ基を有し、場合により他の反応性基の保護され
た化合物とを縮合させる、それから、望むなら保護基を
外す。
カルボキシル基を活性化するには、たとえば、カルボキ
シル基を、酸ハライド、アジド、無水物、イミダゾリド
又は活性化されたエステルたとえばN−ヒドロキシコハ
ク酸イミドエステル及びpーニトロフエニルエステルに
変える。
アミノ基を活性化するには、それを、ホスフアイトアミ
ドに変えるか又ぱ゛リン−アゾ’’法による。
上記縮合反応にもつとも便利な方法は、カルボジイミド
法、アジド法、混合無水物法及びE.SchrδDer
及びK.Lhbke!)’−″ThePeptides
−1巻、1965年(AcademicPress)に
記載したような活性化エステル法である。
更に、J.Am.Chem.SOc.生且、2149(
1963)に記載のMerrifield(7)″SO
lidPhass’’ 法がある。縮合反応に関与しな
い反応性基は、たとえば、水解又は還元で容易に再び除
きうるいわゆる保護基により効果的に保護されうる。
たとえば、カルボキシル基は、メタノール、エタノール
、3級プタノール、ベンジルアルコール又はp−ニトロ
ベンジルアルコールでエステル化するか又はアミドに変
えて効果的に保護しうる。但し、アミド基の場合は、非
常に除去困難であるので、この基は、最終的に得られる
ペプチド中のC末端アミノ酸のカルボキシル基を保護す
る場合にのみ用いるのが望ましい。この場合、ペプチド
合成は、一般式Iのペプチドのアミドをじかに与える。
アミノ基を効果的に保護しうる基は、普通は酸基、たと
えば、脂肪族、芳香族、芳香脂肪族又はヘテロ環状カル
ボン酸、つまり、酢酸、安息香酸、ピリジンカルボン酸
、又は、エトキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボ
ニル基、3級ブチロキシカルボニル基又はp−メチロキ
シーベンジロキシーカルボニル基に由来する酸基、又は
、ベンゼン−スルホニル基又はp−トルエン−スルホニ
ル基に由来するようなスルホン酸由来の酸基があるが、
更に他の基たとえば置換又は非置換アリール又はアルア
ルキル基たとえばベンジル基及びトリフエニルーメテル
基、又はオルトーニトローフエニルスルフエニル基又は
2−ベンゾイル−1−メチルビニル基のような基がある
システインのメルカプト基はたとえば、アシル化又は(
アル)アルキル化により効果的に保護しうる。
メルカプト基を保護するためにしばしば用いるアシル基
は、アセチル基及びベンジル基である。しばしば用いる
(アル)アルキル基は、3級ブチル基、ベンジル基、p
−ニトロベンジル基及びトリチル基である。更に、チオ
ール基を1時的に保護するためのアセトアミド−メチル
基を用いることもできる。絶対必要ではないが、チロシ
ンのヒドロキシル基を保護することも時には望ましい。
この基は、3級ブチル基で保護するのが有利である。保
護基は、それぞれの基の性質に応じて、種類の従来から
の方法で、順次に又は同時に除去しうる。
たとえばトリフルオル酢酸又はフツ化水素酸によつたり
、温和な還元によつたり、たとえば、水素及びパラジウ
ムのような触媒を用いたり又は氷酢酸中HBrを用いた
りする。(モノマー)ペプチドは、望むならば、2つの
モノマーペプチドのメルカプト基の酸化により2量体と
なしうる。
この酸化は、類似の酸化に普通に用いられる方法たとえ
ば、フエロシアン化カリ、ヨ一素又はヨ一化エチルを用
いる酸化又は水又は液体アンモニア中、空気又は酸素を
用いて酸化しうる。普通、この酸化を行なうには、S一
保護基を少なくともはずしたペプチドに実施する。適当
なS一保護基を選べば、なおS一保護されているペプチ
ドについて酸化することもできる。たとえば、メタノー
ルのような適当な溶媒中でヨ一素を用いてS−トリチル
ペプチドを処理すると、トリチル基が外れ、生ずるSH
基はそれと同時に酸化されてジスルフアイド橋を与える
。本発明のペプチド及びそれの2量体の官能基誘導体は
次のものを意味する。
1.ペプチドの医薬として許容されうる酸付加塩。
2.1から6炭素原子数の脂肪族カルボン酸に由来する
アシル基特にアセチル基で、1個又は1個より多くのア
ミノ基が置換されているペブチド。
3.ペブチドの非置換アミド又はアルキル置換アミド(
アルキル基は1〜6個の炭素原子を有する)、例えば−
NHCH3、−N(CH3)2又は一N(C2H)20
4.1から13炭素原子数の脂肪族又は芳香脂肪族アル
コールたとえばメタノール、エタノール、ペンタノール
、ヘキサノール、シクロヘキサノール、オクチルアルコ
ール、ウンデシルアルコール、ヘキサデシルアルコール
、オレイルアルコール、オクタデシルアルコール、ベン
ジルアルコール、フエニルエチルアルコール、フエニル
プロピルアルコール又はシンナミルアルコールに由来す
る、ペプチドのエステル。
5.ペプチドと、金属なるべくは亜鉛の僅溶性の塩、水
酸化物又酸化物とを接触させて生ずる金属複合物又は作
用を持続さすための、本発明のペプチドとゼラチンのよ
うな重合体物質との混合物。
酸付加塩は、本発明のペプチドと医薬として許容されう
る酸たとえばハロゲン化炭化水素、リン酸、酢酸、マレ
イン酸、酒石酸及びくえん酸とを反応させて得られる。
既に一寸記載したように、本発明のペプチド及びそれの
官能性誘導体は、有用な精神薬活性を有する。
本発明のペプチドは、条件付けされた忌避反応の消失を
阻止する。この事は、これらの化合物が抗うつ剤として
一般的に用いられることを示す。更に具体的には、これ
らの化合物は、ノイローゼ及び老年病(老衰)における
ような、精神機能の刺激が望まれるある種の精神的不調
の治療に用いうる。本発明のペプチド及び上記定義の誘
導体は、経口、注射又は鼻腔投与しうる。
なるべくは、ペプチドは、注射用の調製物たとえば、そ
の目的では、適当な液体中に溶解、懸濁又は乳化する。
然し、適当な助剤及び充填剤とあわせて、ピル、錠剤及
び被覆錠剤のような、経口投与のための適当な形となし
うる。本発明のペプチドは、坐薬又はスプレーの形でも
投与しうる。ペブチドは、それらを投与する形に応じて
、0.001から1m9/Kg体重の1日の投与量で投
与するのが有利である。
本発明のペプチドは持続活性のある形、たとえば、ゼラ
チン中に添加するか又はなるべくは金属複合物となしう
る。これらの金属複合物は、ペプチドと、僅溶の金属塩
、水酸化金属、酸化金属とを接触させて得られる。僅溶
の金属塩は、金属リン酸塩、金属ピロリン酸塩及び金属
ポリリン酸塩を用いる。この方法に使用する金属は、周
期律表のb一群に属する金属たとえぼ、コバルト、ニツ
ケル、銅、鉄、そしてなるべくは亜鉛並びに周期律表の
主群に属し複合物を形成しうる金属たとえばマグネシウ
ム及びアルミニウムがある。
この金属複合物の製造は従来法で実施する。
それには、ペプチド及び僅溶の金属塩、水酸化金属又は
酸化金属を水性媒体に添加して得られる。又、ペブチド
の水溶液及び不溶の金属塩にアルカリ媒体を添加し、不
溶のペブチド一水酸化金属複合物とする。更に、金属複
合物をうるのに、ペプチド、可溶性金属塩及び可溶性塩
を、水性、なるべくはアルカリ性媒体に添加し、不溶性
のペプチド一金属塩複合物をその場でに製造しうる。こ
の金属複合物はそのまま用い丁もよいし、又は、たとえ
ば、凍結乾燥しそれから再懸濁しうる。
生物活性(a)ポールージヤンプ試験(POle−Ju
mpingtest)(能動忌避試験)雄白ネズミ(体
重約125グラム)を、いわゆるポールージヤンプ試験
を用いて条件付けする。
この条件付けされた刺激では、ゲージの上面から光をあ
て、5秒してから、ゲージの金網の床を通して非条件化
シヨツク刺激を与える。3日間続けて、平均60秒おき
に毎日10回実施する。
この習得時間を経過してから、続く3日間消失をみる。
第1次消失期間中に8回又はそれ以上の反応をした動物
のすべてを、物質又はプラセボ一で処理し、24及び4
8時間してから再び10回の消失期間に処する。プラセ
ボ一を用いた結果と比較した陽性反応の回数(多くても
10回)が、習得及び行動の消失を阻止する程度を表わ
すことになる。
※b) ゛受動的忌避試験゛実験の構成としては
、ドアにより暗室につづいた盛り上がつた通路を設ける
この通路には、盛り上がつた通路の中央より上方約40
C71Lに設けた15ワツトのランプで照らす。この暗
室の床は金網とし、これを通して、室に閉じこめたラツ
トに電気シヨツクを与える。試験の第1日には、180
から200グラムの体重の白色ラツトを、暗室中に2分
間置く(ラツトは別々にしておく)、次に、ラツトを照
明されたせり上がつた通路におき、暗室に入らせ、それ
からキロチッドアを閉じる。
第2の試行日に、上記の試行を約2分間隔で3回反復す
る。
3日続けた最後の日、室に入つてすぐにラツトに電気シ
ヨツクを与える。
ラツトは次に試験すべき物質で処理し、それから、24
及び48時間してから、再び電気シヨツクを与える事な
しに試行に処する。盛り上がつた通路にラツトを置いた
時間及び動物が暗室に入つた時間を記録する。ラツト当
たりの最大観察時間は300秒とする。上記の表は、リ
ジンーバソプレシン及びペンタペプチド2量体共に、習
得及び行動の消失を阻止することを示す。
投与量を比較してみて、ここの活性について、2量体ペ
プチドがリジンバソプレシンより2倍以上活性のあるこ
とが分る。実施例及び特許請求の範囲に関して、注意す
べき点を示す。
I 光学的構造は特に断わらぬ限りL一型とする。
次に示す保護基を実施例中で用いる。Z=ベンジルオキ
シ カルボニル基 BOc=3級一ブチルオキシ カルボニル基TBu−3
級一ブチル基Me=メチル基 0NP=P−ニトロフエニル基 Bzl=ベンジル基 TOs=トシル基 溶媒または試薬としては次の略号を用いる。
Bz=ベンゼンBu=ブタノール Py=ピリジン Ac=酢酸 Wa=水 飾こアミルアルコール DMF=ジメチルホルムアミド THF−テトラヒドロフラン DCCI=ジシクロヘキシルカルボジーイミドDCCU
=シンクロヘキシル尿素アミノ酸基としては次の略号を
用いる。
Cys=システイニル Tyr:リリチロシル Phe=フエニルアラニル Glu(X)=グルタミン(X−0H) Glu(X)=グルタミニル(X=NH2)Asp(X
)=アスパルテイル(X=0H)AsP(X)=アスパ
ラギニル(X−NH2)Al.Z−Cy8(Bzl)−
Tyr−0MeZ−Cys(Bzl)−0H(14〜)
を60ccの精製ジメチルホルムアミドに溶解し、それ
から8W19のH−Tyr−0Meを添加する。
この懸濁液をO度Cに冷却し、それから8.4グラムの
シンクロヘキシル カルボジイミドを添加する。この温
度は、かくはん下に約20度Cに戻す。
20時間かくはんを続ける。
生ずるシンクロヘキシル尿素を沢去し、沢液を減圧で蒸
発させ、残留物を酢酸エチル/水に溶解する。有機相は
0.1規定塩酸、水、5%重炭酸ナトリウム及び水で洗
い、それから乾燥し、溶媒を留去する。残留物は、酢酸
エチル−石油エーテルより結晶化する。収量は18.1
グラム。融点は92から96度C。A2.Z−Cys(
Bzl)−Tyr−0H上記化合物8グラムを20CC
のメタノールに溶解し、2当量の水酸化ナトリウムを添
加する。1時間室温でかきまぜてから、溶液をPH3の
酸性として、20CCの水で希釈する。
0度Cで1時間かきまぜてから、沈殿を▲取する。
収量は6.2グラム。融点は200から203度COベ
ンゼンリエタノール(8対2)でRfは0.10(Si
O2)。Bl.H−Glu(NH2)−Asp(0Bz
1)一0Bz1.HC1B0c−Glu(NH2)−0
NP(3.67グラム)及び3.13グラムのH−As
p(0Bz1)一0Bz1を25CCのジメチルホルム
アミドに溶解する。
反応混合物はO度Cで8時間かきまぜ、室温で更に40
時間かきまぜる。溶媒は減圧で蒸発させ、残留物は湿つ
た酢酸エチルに取り、水洗し2、5%重炭酸ナトリウム
及び水で洗い、それから酢酸エチルを減圧で留去する。
残存する油は、乾燥メチレンクロライドに溶解し、それ
から乾燥塩化水素ガスを1時間通す。この間にジペプチ
ドが沈殿するのでこれを沢取する。収量は2.7グラム
で、融点は170度C(分解)。Rfはアミルアルコー
ルリピリジン:水 (5対3対2)中で0.37(SiO2)。
B2.H−Glu(0Bz1)−Asp(0Bz1)0
Bz1.HC1B1.と同様にして、BOc−Glu(
0Bz1)−0NPをH−Asp(0Bz1)−0Bz
1にカツプルさせ、次に3級ブチルオキシ カルボニル
基を除く。
Rfはアミルアルコールリピリジン:水 (5対3対2)中で0.43(SiO2)。
B3.H−Glu(0Bz1)−Asp(NHCH3)
0Bz1.HC1B1.と同様にして、BOc−Glu
(0Bz1)一0NPをH−Asp(NHCH3)−0
Bz1にカツプルさせ、それからBOc基を除く。
Rfはアミルアルコールリピリジン:水 (5対3対2)中で0.39(SiO2)。
B4.H−Glu(0Bz1)−Asp(NH2)一0
Bz1.HC1B1.と同様にして、BOc−Glu(
0Bz1)0NPをH−Asp(NH2)−0Bz1に
カツプルさせ、それからBOc基を除く。
Rfはアミルアルコールリピリジン:水 (5対3対2)中で0.38(SiO2)。
B5.H−Glu(NH2)−Asp(0Bz1)一N
RlR2(HCl) (R1、R2は水素又はメチル基
)Bl.におけると同様にして、BOc GlU(NH2)−0NPt!:H−ASP(0BZ1
)一NRlR2にカツプルさせ、それからBOc基を除
く。
Rfは、アミルアルコールリビリジン:水(5対3対2
)中で0.34(SiO2)(R1及びR2はH)、そ
して、0.36(R1及びR2はメチル基)。
6.H−Glu(NlI2)−Asp(0Bz1)一0
R.HC1(Rは−CH3又は−CllH23)Bl.
におけると同様にして、BOc一Glu(NH2)−0
NPをH−Asp(0Bz1)一0R(Rは−CH3又
は−CllH23)にカツプルさせ、それからBOc基
を除く。
1.H−Phe−Glu(NH2)−Asp(NH2)
一0HT0s−Phe−Glu(NH2) Asp(NH2)−0H(3.8グラム、J.A.C.
S.76、6202、1954)を100CCの乾燥ア
ンモニアに溶解する。
青色が持続するまでナトリウムを添加し、それから溶液
をかきまぜ、塩化アンモニウムを加えて色を消失さす。
アンモニアは空気中に揮散させ、残留物を水に取りエー
テル抽出する。水層は凍結乾燥する。残留物を水に取り
溶液は純アルコールで希釈する。生ずる沈殿を沢取し、
5酸化リンで乾燥する。収量は2.6グラムで、融点は
227度C(分解)。Rfは、ブタノールリピリジンニ
酢酸:水(4対3/4対1/4対1)中で0.15、2
.H−Phe−Glu(NH2)−Asp(0H)一0
HZ−Phe−0NP(2.1グラム)を25CCの酢
酸エチルに溶解し、2.4グラムのHGlu(NH2)
−Asp(0Bz1)−0Bz1(例Bl.に従い塩酸
塩から遊離させる)を10CCのジメチルホルムアミド
に溶解し、0度Cで20時間混合かくはんする。
生ずる沈殿を沢取し、乾燥酢酸エチルで洗い、乾燥する
。融点は170から173度CORfは、ベンゼンリエ
タノール(8対2)中で0.74(SiO2)。
この保護ペプチド2.9グラムを35CCの氷酢酸に溶
解し、それから10%パラジウム/炭末を添加し、水素
ガスを通す。
溶媒を蒸発させてから残留物を水に取り、凍結乾燥する
。Rfは、アミルアルコールリピリジン:水(5対3対
2)中で0.14(SiO2)。
S.例C2と同様にして、Z−Phe−0NPを、B2
.、3、4、5及び6で得たペプチドにカツプルさせる
。それから保護する。Dl.Z−Cys(Bzl)−T
yr−Phe− *Glu(NH2)−Asp
(NH2)−0H151グラムのZ−Gys(Bzl)
−Tyr一0H(例A2.)を10CCのテトラヒドロ
フランに溶解し、0.26ecf)N−エチルモルホリ
ンを添加し、それから溶液をマイナス10度Cに冷却し
、0.26CCのイソブチルクロロホ 20ルメートを
加え、マイナス10度Cで10分間かくはんし、それか
ら、0.8グラムのH一Phe−Glu(NH2)−A
sp(NH2)−0H(例Cl.)及び0.26ceの
N−エチルモルホリンを10ceの冷却ジメチルホルム
アミドに 25含有する溶液を添加する。
反応混合物はマイナス10度Cで30分、0度Cで2時
間、20度Cで18時間かきまぜ、それから水にあけ、
PHを3から・4に調整し、生成固型物を遠心採取する
30得られる生成物は、
エタノール/水(1対1)より再結する。
融点は219度C(分解)。*Rfはブタノールリピリ
ジン:酢酸:水(4対3/4対1/4対1)中で0.4
4(SiO2)。?. Z−Cys(Bzl)−Tyr
−PheGlu(NH2)−Asp(0H)−0H例D
l.に記載と同様にして、1グラムのジペブチドZ−C
ys(Bzl)−Tyl−一0Hを混合無水物に変える
この無水物に0.80グラムのH−Phe−Glu(N
H2)−Asp(0H)−0H(例C2.)及び0.5
2CCのN−エチルモルホリンをジメチルホルムアミド
に含有する溶液を添加する。
反応混合物を処理したあとの収量は1.3グラム。Rf
はブタノールリピリジン:酢酸:水 (4対3/4対1/4対1)中で0。
44 (SiO2)。
Dl.及びD2.と同様にして、Z一 Cys(Bzl)−Tyr−0H′11!:C3.に記
載のペプチドにカツプルさせ、次のペブチドをうる。
E.Dで得たペンタペプチドの脱保護 例Dで得たペンタペプチド100m9を、酸素不含窒素
ガス中で50CCの乾燥液体アンモニアに溶解する。
この溶液にナトリウムを添加し、青色が持続するに至ら
す。塩化アンモニウムを加えて色を除き、それからアン
モニアを空気中*F.Eで得られたペンタペプチドの2
量体例Eで得られたペンタペブチド溶液の残りの分40
CCを用いて、更にこれを2量体に変える。
これらの2量体は、2つのSH基を酸化してS−S橋と
することにより得られる。これら40CCの溶液のPH
を6.6に調整し、そのあとで空気を通してSH基に関
して中性反※に蒸散させる。
残留物は、なお、酸素不含窒素中で50CCの酸素不含
HCl(0.02規定)に取り、その10CCを凍結乾
燥させる。残留物は窒素中に保存すべきである。このよ
うにして塩酸塩をうる。応を示すに至らす。
その結果、ペンタペプチドは2量体となる。この溶液は
次に酢酸でPH4とし、それから混合物を凍結乾燥する
。生ずる物質は冷水の少量にかくはん添加する。その間
に、(無機)塩は溶解するが、2量体ペプチドは溶解し
ない。固型物を沢取し乾燥する。次に示すペンタペブチ
ドの2量体をうる。例 A. 経口投与のために、 次の組成物を調製する。
B. 注射のために次の組成物を調製する。
例Fl.で製造のペンタペブチド2量 体 1.0Tf19 C. 力粒のベースを次のように製造する。
このベースと7,5Tf19のペンタペプチド2量体(
F3.で製造)と、1即のタルクと、0.5ηのステア
リン酸マグネシウムとを混合する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 R_1−L−Cys−L−Tyr−L−Phe−L−G
    lu(X)−L−Asp(X)−R_2(式中、Xはヒ
    ドロキシ又はアミノ基であり、R_1は水素であり、R
    _2はヒドロキシ、ハイドロカルボノキシ(C_1〜C
    _1_8)、アミノ基又はジメチルアミノ基である)を
    有するアミドおよびその酸付加塩の製造において、一般
    式R_1−L−Cys−L−Tyr−L−Phe−L−
    Glu(X)−L−Asp(X)−R_2(式中、少な
    くともシテイニル基にはS−保護基が結合し、他のアミ
    ノ酸基は任意に保護基がついており、R_1、R_2お
    よびXは上記と同義である)を有するペプチドの保護基
    を加水分解又は還元により除去し、得られたペプチドを
    任意に医薬上許容しうる酸付加塩に転換することを特徴
    とする、上記ペプチドの製造法。 2 一般式 (R_1−L−Cys−L−Tyr−L−Phe−L−
    Glu(X)−L−Asp(X)−R_2)_2(式中
    、Xはヒドロキシ又はアミノ基であり、R_1は水素で
    あり、R_2はヒドロキシ、ハイドロカルボノキシ(C
    _1〜C_1_8)、アミノ基又はジメチルアミノ基で
    ある)を有するペプチドおよびその酸付加塩の製造にお
    いて、一般式R_1−L−Cys−L−Tyr−L−P
    he−L−Glu(X)−L−Asp(X)−R_2(
    式中、少なくともシステイニル基にはS−保護基が結合
    し、他のアミノ酸には任意に保護基がついており、R_
    1、R_2およびXは上記と同義である)を有するペプ
    チドの保護基を加水分解又は還元により除去し、得られ
    たペプチドをその2量体に酸化しそして任意には医薬的
    に許容しうる酸付加塩に転換することを特徴とする、上
    記ペプチドの製造法。
JP48015451A 1972-02-08 1973-02-07 ペプチドの製造方法 Expired JPS595578B2 (ja)

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NL7201604 1972-02-08

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