JPS5955162A - 天然香辛料類の処理方法 - Google Patents

天然香辛料類の処理方法

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JPS5955162A
JPS5955162A JP57165778A JP16577882A JPS5955162A JP S5955162 A JPS5955162 A JP S5955162A JP 57165778 A JP57165778 A JP 57165778A JP 16577882 A JP16577882 A JP 16577882A JP S5955162 A JPS5955162 A JP S5955162A
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natural spices
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、天然香辛料類に付着し“Cいる細・菌類・
、寄生虫類、その他の害虫類およびそれらの卵等を死滅
させること、ならひに、・香りの散逸および酸化変質を
防止することを目的、とする天然香辛料類の処理方法に
関するむのである。 □従来、食品またはその原料に細
首している細菌類1.生類もしくは酵素等・を死滅また
は不活性化させる方法には、人別して非加熱法と加熱法
とかあり、前者には、メチルブロマイド(M+3)、エ
チレンオキサイド(h;0)もしくはプロピレンオキサ
イド(’p’o)等のガスによる燻蒸法、放射線もしく
は紫外線等の照射法、過酸化水素、安息香酸などによる
薬剤法を、また、後者には、熱源の□種類から、火炎、
乾熱、湿熱〔飽和蒸気)、過熱水蒸□気、その他の加熱
ガス、赤外線、゛/イクロ彼□等による方法を例示する
ことか“Cきる□。しかし、前記したM’BS’EO’
、、1”O等のカスによる燻・蒸法では、人体に与える
影響が大きく、作業中の安全性(有害性、□爆発性)、
食品中・\の残留性、さらには、食品成分との反応によ
る生成物の苛性等の観点から厳1■な規制か必要となっ
て来る。つきに、放射線〔たとえ□はr線)もしくは紫
外線による照射法は、放射線におい−とはその特殊性か
ら、特定の農作物や食品についてのみ貯蔵の目的で許可
され°Cいるし、′紫外線におい−Cは透過性がないこ
とから、これ:らを食・品原料そのものに適用すること
は、設備費の」1昇′どともに不向きである。さらに、
薬剤法におい−とも、食品中・\の薬剤の残留が問題視
されて、使用規制が強化されつつあり、薬剤法の採用は
漸次困難になってき一〇いる。これに対し−と加熱法は
、殺菌J殺虫等の面からは熱源の如何に拘らず、特□に
□高温長時間の加熱が望ましいことば言うまでもないこ
とである、が、一般に食品原料は惣、、、、、 。
理的、化学的に変化しやすい有効成分を多く含む′□も
のであり、これら有効成分からすれば商’、温良時□”
間0加熱は、極力避は佇1.な:ら・な°゛・ しfニ
ー 7’J(−)−r・加熱法は一見容易て安全□な力
赫のように見えてもJ実際の条K[設定は至難であ名。
特に、天然香辛料類中に(=1着繁殖する菌類は;″夫
別ずれは、食品を腐敗もしくは変質させる原因となる黴
、酵母、細菌類表、経口伝染病や食中□毒の原因となる
病原菌、およびアフラトキシン′すどの発がん性物質を
分泌する黴類等に分類することができ、どれらの中で、
腸内紬[し。病所1菌詰・λとんど、よ熱11.常94
弱いが、腐敗や変質の原−と7′暮黴や一11閑鼻には
、芽胞子を作り、熱に対する剛性を強化するものが多く
、また、食中nfの原因となる閑そのものが熱に弱くて
も、その菌が分泌するni素の面I熱性はきわめ−C強
いというものも多条ある。一方、有効成分の側からは、
澱粉質、蛋白質、ビタミン類等の変態、変性、分解もし
くはそれらに伴う変色、退色とともに香辛料額本来の芳
香や味の変化もしく、1.:’ j、l、 、Lt、 
*失(4特に好ましいことではないの゛c1殺菌や消毒
に充分であるような加熱処理は避けなければ□” ir
 ’l14’l”p、い。とのような見地から、従来の
加熱法の(t、表冒なもの表し[、−乾熱によるもの、
過熱水蒸気によるもの、マイクロ波によるものを選び天
然香辛料類の殺菌および有効成分の保持の両面から検討
したが、いずれも充分な方法であるとは宮えないことが
明白になった。
コノ発明は、こめような現状を打解するためになされた
ものであって、「20〜:256′℃に加熱した食用油
中に2〜300秒の間に浸漬した後、油切りおよび粉砕
t6’lとを特徴とする天1然香辛料類の処理力法を□
提供する。もので□あり、、息子にその詳細を述へる。
この発明におい−C1香辛料とc1通常定義されている
ものと特に相違するものではなく、刺戟性の香や味をも
つ植物性物質゛Cあ−)で、食物の調味に用いられ、食
物に風味を加えて食欲を増進させる役割をもち、スパイ
スとか薬味とも呼ばれるものであ°る。このような香Y
料には、香辛料植物の種・子、果実、花蕾、葉、樹皮、
根茎などをそのまま乾燥したもの、または乾燥粉砕し一
〇粉末状にしたものなど種種のものがあるの”C1これ
らを一括して天然香辛料類と呼ぷ゛ことにする。
わが国に輸入される天然香辛料類の多くはインドネシア
、西インド諸島、セイロン、インド、アフリカなどの熱
帯地方で採取された後、そのまま乾燥し、貯蔵しやすい
形状にしであるので、この発明においては、このままの
形状もしり(」さらに荒砕きし′C1たとえば、、不銹
鋼製の、多孔板もしくは金網からなる蓋付きの容器C籠
、)丁(、箱等)に入れ、予め120〜250 ℃に加
熱しである油槽に完全に浸す。油槽に用いる油は1.動
植物の食用油であり、大豆油、菜種油、落花生油、綿実
油、オリーブ論、胡麻油、玉蜀条浦、米糠油、サフラワ
ー油、ヒ′7ワリ浦、カポック油、椰子油、パーム浦、
カカオ油のような植物油脂のほが、家畜脂、乳脂、魚油
、鯨油のような動物油Ill、さらには、これらの水素
添加物のような二次加工された油脂、類等の単品は勿論
のことこれらの混合物をも例示することができる。この
ような油は風味向上のために、さらに香味油を混合した
り、糖類、アミノ酸類の調味料を添加しても、この発明
の効果に何等の支障を来たすものではない。処理する天
然香辛料類の量にもよるか、天然香辛料類を浸漬すると
油の温度は少なくとも10℃程度低下するので、油温1
20℃よりも低い温度では殺菌等の効果は低下し、また
、250℃よりも高い温度では、浦自体の飛散、分解(
発煙)、もしくは処理物の褐変等が激しくなって、実施
が困難となり、有効成分の確イ呆かCきな・(なる。
つきに、浸漬する時間は、当然のひとなか□ら、油の温
度と密接な関係にあり、曲l#aが商くなるほど短か(
、逆に油温か低いほと長(することが必要であり、具体
的には2〜300秒程度が望ましい。
このようにして、油の浸漬処理が終われば、、油槽から
天然香辛料類を取り出し、浦が落下しなくなる程度まで
油切りをし、さらに粉砕(たとえは66メツシユ以下)
し、必要に応じ検査C細菌数、大腸菌群の有無、その他
)等による確認を行なった後包装すれば、この発明の製
品化を終えることになる。
このような加熱された食用油脂による熱処理によれは、
天然香辛料類に付着している細菌類やその他の有害物を
死滅させる効果が顕著に現われると同時に、従来の加熱
法゛Cはなし得なかった有効成分の保持も充分満足し得
る程度に行なうことができるようになった。すなわち、
天然香辛料類の表面には付着もしく(1浸透した711
Jの層が形成され、この油の層が有効成分特に香辛ネ゛
1としCの生命である香りや味の飛散を防止するh−C
重要な役割を果しているからである。また、この発明に
よって得られる香辛料の用途に応じて、適当な食用油を
適宜選択し、その浦による加熱浸漬処理をするな□  
らば、使用する料理に相応しい風味を与えた香辛料が得
られることにもなり、この発明の意義はきわめC大きい
と言うことがCきる。
以下に実施例および比較例を示す。
[実施例〕 通常、黒□コシヨーは天、然香辛料類の中でも最も菌が
多いと言われ、しかも、表面が凹凸の多い殻で覆われC
い、るため従来法では1岡足すべき結果は容易には得ら
゛れなかった。したかって、黒コシヨーについて実施し
た。すなわち、黒コシヨーの実を網目約60メツシユの
ステンレス@製の蓋付き網目容器に入れ、予め120〜
250℃に加熱した菜種油の鍋に浸漬し、浸漬時間を2
〜3 CI 0秒と変化させたときの一般細菌数C個/
グラム)、耐熱性菌数C個/クラム)、大腸菌群の有無
および風味を測定した。なお、耐熱性菌(180℃、3
0分殺菌したものを試料とし、大腸菌群は乳糖ブイヨン
培地接種法により、風味は成人男子〔5名)による官能
検査によるものであり、その結果は第1表にまとめた。
第1表の結果から明らかなよう   1に、浦の温度が
低いときは浸漬時間が過少のときは殺菌効果に不足の生
じることもあるか、温度が高く時間が長くなるほど菌数
はJ忍められなくなり、200℃、300秒に8い−C
も風味には殆んど支障なく、250℃、300秒で焦げ
臭が強く使用に適しな・くなることが明らかになった。
第    l    表 〔比較例〕 水分13.0%、細菌数7.4XIO’個/クラム の
ホ1ノイドペパー粉末に対して、200℃の乾熱空気を
送入し、殺菌効果を調べた。その結果を第2表に示すが
、30分経過後においても細菌数かあまり減少していな
いことが明白゛Cある。しかも、このような長時間の処
理では風味は極端に劣化し、第    2    表 香辛料としての価値は全く實失し°Cいた。
特5′1出願人  四 刊 市 彦 同 代理人 鎌 1)文 二 □ 、  手続補正書(自制 昭和57 trlo”” ri 25)(′持j・「庁
長官云杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和57 年〒^′3′1償C1第16’5’77’8
号2′:6発+il+の名称 天然香辛料類の処理方法 3、補正をする者 事件との関係 持許出19〔1人 f1’li     大阪府堺市浜寺昭和町3丁34s
−tz″(′’1.(’1.14′)        
西   村   正   彦4゜代理人 5゜ 111(和       年       月    
   日   (イこ送U)6、補正により増IJ11
する舛明の数7、補正の対象 明細書 8、補正の内容 別紙の通り 補  市  の  内  容 1、 明細書、第、5頁、第、8行目、「乾燥」を1乾
燥」と補正します。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 」20〜250℃に加熱した食用油中に2〜300秒の
    間浸漬した後、油切りおよび粉砕することを特徴とする
    天然香辛料類の処理方法。
JP57165778A 1982-09-21 1982-09-21 天然香辛料類の処理方法 Expired JPS6040823B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01104139A (ja) * 1987-07-03 1989-04-21 Riken Kagaku Kogyo Kk 殺菌香辛料
JPH0411864A (ja) * 1990-04-27 1992-01-16 Ezaki Glico Co Ltd 香辛料の早期熟成方法
JP2020096591A (ja) * 2018-12-13 2020-06-25 ハウス食品株式会社 胡椒及び胡椒の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS575664A (en) * 1980-06-12 1982-01-12 House Food Ind Co Ltd Sterilization of spice

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