JPS595470Y2 - 金属鎖研削装置 - Google Patents
金属鎖研削装置Info
- Publication number
- JPS595470Y2 JPS595470Y2 JP4679981U JP4679981U JPS595470Y2 JP S595470 Y2 JPS595470 Y2 JP S595470Y2 JP 4679981 U JP4679981 U JP 4679981U JP 4679981 U JP4679981 U JP 4679981U JP S595470 Y2 JPS595470 Y2 JP S595470Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grinding
- metal chain
- metal
- grinding wheel
- rollers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、装飾品などに用いる金属鎖の外観を良好とす
る占めの金属鎖研削装置に関するものである。
る占めの金属鎖研削装置に関するものである。
装飾品用の金属鎖として、環状の針金を捩りながら連結
し平鎖を形威し、更に第1図a、l)に示すように金属
鎖1の両面に被研削面2を設けて外観の見晴えを良くす
ることは周知であり、広く使用されている。
し平鎖を形威し、更に第1図a、l)に示すように金属
鎖1の両面に被研削面2を設けて外観の見晴えを良くす
ることは周知であり、広く使用されている。
この研削を行なうに際して、従来では平板台上を一方向
に動く金属鎖に対して、平面又は凹曲面とした砥石車を
当接して片面ずつ所要の研削代を得ているのが通常であ
った。
に動く金属鎖に対して、平面又は凹曲面とした砥石車を
当接して片面ずつ所要の研削代を得ているのが通常であ
った。
然しこの方法では製品に研削痕が残って外観を悪くシ、
砥石車の損耗も激しい。
砥石車の損耗も激しい。
又、製品の製造能率も悪く、装置の改良が強く望まれて
いた。
いた。
本考案の目的は、上述の問題点を解消し、金属鎖を被数
パスで通過させて仕上外観を良くシ、更に砥石車の耐久
性を向上させると共に、製造能率を大きく増大する金属
鎖研削装置を提供することにあり、その内容は、金属鎖
の片面を研削する装置であって、互に離間した2個の巻
回ローラと、一方のローラ側から供給された金属鎖を両
巻間ローラ間に並列に複数回巻回した後に他方のローラ
側から排出するための駆動装置と、両巻間ローラ間の複
数列の金属鎖に対応してそれぞれの金属鎖に対して所要
の研削を行なう研削面を並列させた砥石車とを具備し、
金属鎖が供給から排出される間に砥石車によって複数パ
スの研削を受けることを特徴とするものである。
パスで通過させて仕上外観を良くシ、更に砥石車の耐久
性を向上させると共に、製造能率を大きく増大する金属
鎖研削装置を提供することにあり、その内容は、金属鎖
の片面を研削する装置であって、互に離間した2個の巻
回ローラと、一方のローラ側から供給された金属鎖を両
巻間ローラ間に並列に複数回巻回した後に他方のローラ
側から排出するための駆動装置と、両巻間ローラ間の複
数列の金属鎖に対応してそれぞれの金属鎖に対して所要
の研削を行なう研削面を並列させた砥石車とを具備し、
金属鎖が供給から排出される間に砥石車によって複数パ
スの研削を受けることを特徴とするものである。
本考案を第2図以下に図示の実施例に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第2図及び第3図は本考案に係る金属鎖研削装置を示し
、板体状のフレーム10に、左側から供給リール11.
第1の巻回ローラ12、中間ローラ13、第2の巻回ロ
ーラ14、駆動装置付の巻取リール15が回転可能に支
承されている。
、板体状のフレーム10に、左側から供給リール11.
第1の巻回ローラ12、中間ローラ13、第2の巻回ロ
ーラ14、駆動装置付の巻取リール15が回転可能に支
承されている。
供給リール11には研削されるべき金属鎖1が巻付けら
れており、第1の巻回ローラ12は回転方向に対し適当
にブレーキがかかるような構造になっている。
れており、第1の巻回ローラ12は回転方向に対し適当
にブレーキがかかるような構造になっている。
巻取り一ル15の回転軸16には、図示しない電動機の
駆動軸が連結され、回転軸16に減速装置を介してスプ
ロケット17が固着されている。
駆動軸が連結され、回転軸16に減速装置を介してスプ
ロケット17が固着されている。
スプロケット17と第2の巻回ローラ14のスプロケッ
ト18との間にチェーン19を介装し、第2の巻回ロー
ラ14は所定速度、例えばl〜3m/分程度の面速度で
巻取リール15と共に示矢A方向に駆動している。
ト18との間にチェーン19を介装し、第2の巻回ロー
ラ14は所定速度、例えばl〜3m/分程度の面速度で
巻取リール15と共に示矢A方向に駆動している。
中間ローラ13と第2の巻回ローラ14との間には砥石
車20がこれらのローラ12,13.14とその軸21
を平行にして配置され、図示しない電動機により示矢B
方向に回転するようになっている。
車20がこれらのローラ12,13.14とその軸21
を平行にして配置され、図示しない電動機により示矢B
方向に回転するようになっている。
この砥石車20の下端部は中間ローラ13と第2の巻回
ローラ14の上端部同志を結ぶ線分よりも更に下に位置
しており、砥石車20の周縁の研削面22は第4図に示
すようにほは゛等間隔の段付き面となっている。
ローラ14の上端部同志を結ぶ線分よりも更に下に位置
しており、砥石車20の周縁の研削面22は第4図に示
すようにほは゛等間隔の段付き面となっている。
この段付き面は金属鎖1の面を4段階に渉り研削できる
ように順次の段部23a、23b、23C。
ように順次の段部23a、23b、23C。
23dが設けられており、例えば隣り合う段部の半径方
向の差は0.05mm程度である。
向の差は0.05mm程度である。
又、ローラ12.13.14間には必要に応じて金属鎖
1のガイド24が設けられ、金属鎖1同志が重合せずに
ローラ12.13,14J−で並列されるようにされて
いる。
1のガイド24が設けられ、金属鎖1同志が重合せずに
ローラ12.13,14J−で並列されるようにされて
いる。
金属鎖1は供給リール1から供給され、巻回ローラ12
,14間を例えば4回巻付けた後に示矢C方向に排出さ
れ巻取リール15に巻取られる。
,14間を例えば4回巻付けた後に示矢C方向に排出さ
れ巻取リール15に巻取られる。
この際ガイド24は列ごとに金属鎖1を案内し、金属鎖
1同志が重合しないように防止する役割を果している。
1同志が重合しないように防止する役割を果している。
巻取リール15を回転させれば、巻取リール15は金属
鎖1を定速度で第2の巻回ローラ14から引き出すこと
になる。
鎖1を定速度で第2の巻回ローラ14から引き出すこと
になる。
この際に中間ローラ13と第2の巻回ローラ14間に張
られた4列の金属鎖1は砥石車20と接触し、その」二
面が研削される。
られた4列の金属鎖1は砥石車20と接触し、その」二
面が研削される。
1本の金属鎖1は砥石車20の下を4回に渉り通過する
ことになり、各通過ごとに異なる段部23a。
ことになり、各通過ごとに異なる段部23a。
23 b 、23 C,23dにより研削される。
即ち、第1回目は最も半径の小さい段部23 Hにより
、第2回目は次の段部23 bにより、最後に段部23
dによって研削される。
、第2回目は次の段部23 bにより、最後に段部23
dによって研削される。
この研削中に第1の巻回ローラ12は適当にフ゛レーキ
がかけられているので゛、ローラ12.13.14間に
於いて金属鎖1には張力が与えられ、下方に支持台が無
くとも金属鎖は砥石車20により研削がなされることに
なる。
がかけられているので゛、ローラ12.13.14間に
於いて金属鎖1には張力が与えられ、下方に支持台が無
くとも金属鎖は砥石車20により研削がなされることに
なる。
かくすることにより、金属鎖1の片面が研削され、他面
の研削は裏返して再度この研削装置にかけることになる
。
の研削は裏返して再度この研削装置にかけることになる
。
本考案は実施例に限定されることなく、幾多の変更が可
能である。
能である。
例えば前述の実施例に於いて使用した砥石車20の段部
23 a〜23 Cの面は平面であり、研削される金属
鎖1は平面状に研削されるが、第5図に示すようにその
段部23 a〜23Cに凹曲面25を研或すれば金属鎖
1は断面が曲面として研削される。
23 a〜23 Cの面は平面であり、研削される金属
鎖1は平面状に研削されるが、第5図に示すようにその
段部23 a〜23Cに凹曲面25を研或すれば金属鎖
1は断面が曲面として研削される。
又、第6図に示すように三角状の四面26を形成してお
けば、三角面を有する金属鎖1を形成することもできる
。
けば、三角面を有する金属鎖1を形成することもできる
。
更には巻回ローラ12j4間に於ける金属鎖1の巻き数
は実施例のように4回ではなく必要に応じて変更するこ
とがでるし、中間ローラ13は適宜省略することも可能
である。
は実施例のように4回ではなく必要に応じて変更するこ
とがでるし、中間ローラ13は適宜省略することも可能
である。
又、ガイド24についても巻回ローラ12゜14等に溝
部を設けることにより不要とすることもできる。
部を設けることにより不要とすることもできる。
第1の巻回ローラ12によるブレーキは供給リール11
のブレーキによっても代用できる。
のブレーキによっても代用できる。
このように本考案に係る金属鎖研削装置は、従来の1回
通しの研削方法に比較して、1パスの研削代が数分の1
となるために仕上げ面は良好であり、砥石車20の摩耗
も極めて少ない。
通しの研削方法に比較して、1パスの研削代が数分の1
となるために仕上げ面は良好であり、砥石車20の摩耗
も極めて少ない。
又、複数回の研削を1個所で行なうためにその製作能率
は従来のものより向上する利点がある。
は従来のものより向上する利点がある。
第1図aは研削した状態を示す金属鎖の平面図、bはそ
の側面図、第2図以下は本考案に係る金属鎖研削装置の
実施例を示し、第2図はその線図的正面図、第3図はそ
の平面図、第4図は砥石車の拡大側面図、第5図、第6
図は砥石車の他の実施例を示す一部拡大断面図である。 符号 1は金属鎖、2は被研削面、10はフレーム、1
1は供給リール、12は第1の巻回ローラ、13は中間
ローラ、14は第2の巻回ローラ、15は巻取リール、
20は砥石車、22は研削面、23a〜23bは段部で
ある。
の側面図、第2図以下は本考案に係る金属鎖研削装置の
実施例を示し、第2図はその線図的正面図、第3図はそ
の平面図、第4図は砥石車の拡大側面図、第5図、第6
図は砥石車の他の実施例を示す一部拡大断面図である。 符号 1は金属鎖、2は被研削面、10はフレーム、1
1は供給リール、12は第1の巻回ローラ、13は中間
ローラ、14は第2の巻回ローラ、15は巻取リール、
20は砥石車、22は研削面、23a〜23bは段部で
ある。
Claims (1)
- 金属鎖の片面を研削する装置であって、互に開開した2
個の巻回ローラと、一方のローラ側から供給された金属
鎖を両巻間ローラ間に並列に複歿回巻回した後に他方の
ローラ側から排出するた虻の駆動装置と、両巻間ローラ
間の複数列の金属弾に対応してそれぞれの金属鎖に対し
て所要の研肖(を行なう研削面を並列された砥石車とを
具備し、金属鎖が供給から排出される間に砥石車によっ
て複数パスの研削を受けることを特徴とする金属弾研削
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4679981U JPS595470Y2 (ja) | 1981-03-31 | 1981-03-31 | 金属鎖研削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4679981U JPS595470Y2 (ja) | 1981-03-31 | 1981-03-31 | 金属鎖研削装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57160848U JPS57160848U (ja) | 1982-10-08 |
JPS595470Y2 true JPS595470Y2 (ja) | 1984-02-18 |
Family
ID=29843625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4679981U Expired JPS595470Y2 (ja) | 1981-03-31 | 1981-03-31 | 金属鎖研削装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS595470Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021125169A1 (ja) * | 2019-12-16 | 2021-06-24 | 正美 星川 | 動物用曳き手 |
-
1981
- 1981-03-31 JP JP4679981U patent/JPS595470Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021125169A1 (ja) * | 2019-12-16 | 2021-06-24 | 正美 星川 | 動物用曳き手 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57160848U (ja) | 1982-10-08 |
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