JPS5954135A

JPS5954135A - 真空バルブ

Info

Publication number: JPS5954135A
Application number: JP16409482A
Authority: JP
Inventors: 古根村　明; 岩崎　明正
Original assignee: Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1982-09-22
Filing date: 1982-09-22
Publication date: 1984-03-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明は真空開閉器用の真空パルプに係り、特に電極間
に発生するアークをしやへいするアークシールドの構造
を改良した真空パルプに関するものである。

〔発明の技術的背景〕

第１図はセラミックス板やガラス板等の）Ｆ　−ナラ形
・′絶・・縁板を使用した従来の真空／々ルプ内部構造
を示すものである。図において、１１はドーナツ形絶縁
円板でありその片面の中央に金属フランジ１２をまた端
部にカップ状の金属フランジ１３をそれぞれロー付しで
ある。更に金属フランジ１３にはベローズ１４の一端が
ロー付されており、これらによって真空密閉部を構成し
ている。そしてこの真空密閉部内で互いにその先端が対
向するようにして固定電極軸１５及び可動電極軸１６と
を配し、固定電極軸１６はベローズ１４によって固定さ
れる。各電極軸１５．１６の対向端部には固定接触子１
７、可動接触子ｊ８を取付けである。ベローズ１４によ
って可動電極軸１６はその軸方向に移動可能となってお
りこの可動電極軸１６の可動によって可動接触子１８及
び固定接触子１７を介して固定電極軸１５と接離する。

また、この可＠電極軸１６の可動によって可動接触子１
８、固定接触子１７間に発生するアークなしゃへいする
ため平板上のアークシールド１９を固定電極軸１５に取
付けるとともに、平板上のベローズ保護カバー２０を可
動電極軸１６に収付けてあり、金属フランジ１３の表面
を絶縁ケース２１によってカバーした構造のものである
。

〔背景技術の問題点〕

このような構造の真空バルブ内の絶縁は絶縁円板１１上
の中央部の金属フランジ１２と端部の金属フランジ１３
との相互間距離（Ａ部）によって保持されている。しか
るに、このような構造のものであると、両接触子１７．
１８間で発生するアーク（金属蒸気）は真空密閉部内に
拡ｆｉＬ、アークシールド１９．ぺ目−ズカバー２０及
び金属フランジ１３に衝突・反射を繰返し付着・消滅を
するが、この過程で衝突・反射を繰返すアーク（金属蒸
気）は、容易に絶縁円板１１のＡ部に到達・付着するも
のがあり、絶・−縁日板１１上をアークによって汚損さ
せ、Ａ部の絶縁特性を著しく低下させる欠点があった。

また接点材料にカーゼン等使用し拡散の著しいものであ
ると特に顕著となる。

〔発明の目的〕

本発明は絶縁円板上の絶縁特性をそこなうことのない真
空バルブを提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は上記目的を達成するために、カップ状のアーク
シールＶを固定電極軸ならびに可動電極軸の両方に設け
、かつ両者が互いに常時型なり合う構造あるいはｉｉＴ
動電極軸に板状のアークシールドを取付け、かつ固定電
極軸に旧記板状のアークシールＰをある距離を隔てて常
時包囲するようにカップ状のアークシールＶを配設した
ものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明について第２図の実施例を参照しながら説
明する。基本的には第１１の構造と同様でドーナツ形絶
縁円板１１の片面の中央に金’［フランジ１２を端部に
カップ状の金庫フランジ１３をそれぞれロー付しである
。更に金属フランジ１３にはベローズ１４の一端がロー
付されており、これらによって真空密閉部を構成しであ
る。真空密閉部内で互いにその先端が対向するようにし
て固定電極軸１５、可動電極軸１６とを配し、固定電極
軸は金１４フランジ１２に固定して保持されるとともに
可動電極軸はベローズによって固定される。各電極軸１
５　、１６の対向端部には、固定接触子１７、可動接触
子１８を取付けである。そして可動電極軸１６はベロー
ズ１４によってその軸方向に移動可能となっている。こ
の可動電極軸１６の可動によって可動接触子１８は固定
接触子１７と接離する。

これによって、両接触子１７．１８間に発生するアーク
（金属蒸気）をしやへいするため、カップ状のアークシ
ールド２３を対向するよう可動電極軸１６にそれぞれ取
付け、常時これらが互いにある距離を保って重なりあう
よう二重構造として接触子１７．１８を包みこむよう配
置したものである。当然のことながらこのような真空・
々ルブの絶縁は絶縁円板１１上の中央部の金属７ランジ
１２と端部の金１萬フランジ１３との相互間距離（Ａ部
）によって保持されるものである。

このような構成の真空バルブにおいて、両接触子１７．
１８間で発生するアーク（金属蒸気）は、そのほとんど
が内側の可動電極側アークシールド２３内に充満し反射
・付着を行なうが、一部は相互アークシールド２２．２
３間のすきまを介して固定電極側アークシールド２２内
に移行し、反射・付着する。また、アークシールＰ２２
の開口部は絶縁円板１ノと逆方向に位置するため、アー
クシールド２２より反射されるアークは、絶縁円板、１
１の位置と逆方向に移行する。しかも両アークシールド
２２．２３が互いに対向し二重構造であるため、アーク
シールド２２から反射しアークシールｒ２２の容積外に
噴出するアークはごくわずかとなる。

なお、第２図の可動電極側のアークシール、ドを平板状
として、これを包囲するように固定電極側アークシール
ドをカップ状としてもよい。

また接点材料の一部に、カービン等を使用し、拡散の著
しい真空バルブとしてもよい。その他、本発明の要旨を
変更しない範囲で種々変更して実施例〔発明の効果〕本発明の真空・々ルブによれば、接触子間に発生するア
ーク（金＠味気）をしやへいするために、カップ状の径
の異なる一対のアークシールドを対向させ固定電極軸、
可動電極軸に各々取付けるか、または可動電極軸に板状
のアークシールドを取付け、かつ可動電極軸に前記板状
のアークシールドを包囲するように取付け、これにより
ある距離を保って常時型なり合うよう二重構造としたも
のである。従って、接触子を包み込む構造となるため、
接触子間に発生するアーク（金＋ｔｇＦＩＡ気）は二重
アークシールド内で反射・付着を繰返し、アークシール
ド容積外に噴出するアークはごくわずかとなるばかりで
なく、しかもアークシールｒ開口部が絶縁円板の位置と
逆方向であるため絶縁円板上をアーク（金萬蒸気）によ
って汚損させることがなく、絶縁円板の初期の絶縁特性
を長期間保持させることができる効果がある。特に板状
の絶縁セラミックス等を使用した真空バルブや接点材料
にカーぎン等を使用し拡散の著しい真空バルブであると
非常に効果があり有利となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の真空バルブの一例の内部構造を示す断面
図、第２図は本発明による真空バルブの一実施例の内部
構造を示す断面図である。１１・・・絶縁円板、１２・・・金属フランジ、１３・
・・カップ状金属フランジ、１４・・・ベローズ、１５
・・・固定電極軸、１６・・・可動電極軸、１７・・・
固定接触子、１８・・・可動接触子、１９・・・平板状
アークシールｙ、２ｏ・・・ベローズカバー、２１・・
・絶縁ケース、２２・・・固定電極側カップ状アークシ
ールド、２３・・・可動電極側カップ状ア□−クシール
ド。第１！！Ｉ第２図６

Claims

【特許請求の範囲】

（１）真空容器の固定電極軸側端面を絶縁体で構成した
真空パルプにおいて、径の異なるカップ状のアークシー
ルドを、前記固定電極軸ならびに可動電極軸に相互に対
向して配設し、かつある距離を隔てて常時型なり合う構
造とした真空パルプ。
（２）真空容器の固定電極軸側端面な絶縁体で構成した
真空パルプにおいて、可動電極軸に板状のアークシール
ドを取付け、また前記固定電極軸に前記板状のアークシ
ールドをある距離を隔てて常時包囲するようにカップ状
のアークシールＹを配設した真空パルプ。