JPS5953766A - 熱収縮率の大きい糸の染色方法 - Google Patents

熱収縮率の大きい糸の染色方法

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Publication number
JPS5953766A
JPS5953766A JP16031182A JP16031182A JPS5953766A JP S5953766 A JPS5953766 A JP S5953766A JP 16031182 A JP16031182 A JP 16031182A JP 16031182 A JP16031182 A JP 16031182A JP S5953766 A JPS5953766 A JP S5953766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
dyeing
cheese
high heat
shrinkage rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16031182A
Other languages
English (en)
Inventor
智 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oritake Co Ltd
Original Assignee
Oritake Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oritake Co Ltd filed Critical Oritake Co Ltd
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Publication of JPS5953766A publication Critical patent/JPS5953766A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は熱収縮率の大きい糸の染色方法に関し、更に
詳しくは熱収縮率の大きい糸に熱処理を施した後チーズ
染色する方法に関するものであって、特にベロア生地等
の立毛生地用のフィラメント糸の染色に好適な染色方法
である。
以下立毛生地用の合成繊維フィラメント糸を例にとって
説明する。
従来合成繊維糸、特にフィラメント糸は染色の際高温高
圧に晒されて20%〜頷%も収縮してし)た。
従ってこの糸をチーズ染色すると、チーズの外周側の糸
が収縮して密となり、梁側がチーズの内周側へ侵透し辛
いためチーズの外周側の糸と内周側の糸との間に染色む
らが生じ、チーズ染色が困難であった。なおチーズ状態
で5%程度の収縮ならチーズ染色可能である。一方この
ように熱収縮率の大きい糸の染色方法としてかせ染色が
従来より行なわれているものの、かせ繰り工程が熟練を
要する複雑な作業であるため、コスト高となり量産に不
向きであった。
そこでこれら立毛生地の場合、立毛生地に織り上げ又は
編み上げた後、生地の状態で後染めすることが多かった
。この場合仕上った立毛生地が高温高圧に晒されて熱収
縮むらが生じ、立毛生地の風合が悪くなる問題が生じた
この発明はこれらの問題に鑑みてなされたもので、染め
むらがなく風合のよい立毛生地を得るために使用できる
糸のチーズ染色方法を提供するものである。
′即ちこの発明に係る熱収縮率の大きい糸の染色方法は
、熱収縮率が大きい糸(fl)を筒編して筒編地(tl
)となし、編み上げた筒編地(tl)に熱処理を施して
熱収縮させ、次にこの筒編地(tl)を糸(fl)に解
いてチーズに巻き上げ、このチーズ(OI)をチーズ染
色することを特徴とする。
つまり、熱収縮率が大きい糸(fl)に熱処理を均等に
施すため、筒編地(t′1)に編み上げて熱処理を施す
次にこの熱処理済み筒編地(tl)を糸(fl)に解く
と、クリンプの付いた糸(fl)が得られるため、クリ
ンプを取り除く可くこの糸をチーズ(CI)に巻き上げ
る。
しかる後このチーズ(01)をチーズ染色するが、予め
熱処理を施しているため、熱収縮が小さくて色むらのな
い染色ができる。また筒編みにより生じたクリンプもチ
ーズ巻き上げ時にテンションを調整することにより解消
することができるため、立毛生地に仕上げた場合に毛足
の方向が揃っていて好ましい。
次に図面に示す工程図に基いてこの発明に係る熱収縮率
の大きい糸の染色方法の実施例を説明する。
筒編工程(1)において、チーズに巻いたナイロンフィ
ラメント糸(fl)を筒編機により筒編して、筒編地(
tl)と成す。
次に熱処理工程(2)において、この筒編地(七りを1
00℃〜110℃の熱湯で煮沸して熱処理を施し、熱収
縮した筒編地(tl)を得る。
その次の解き工程(3)において、この熱収縮した筒編
地(tl)を糸に解き、クリンプ付きの熱収縮したナイ
ロンフィラメント糸(fl)を得る。
またその次のチーズ巻き工程(4)において、このクリ
ンプ付きの熱収縮したナイロンフィラメント糸(fZ)
をクリンプが除ける程度のテンションをかけて、ソフト
巻きしてチーズ(01)を得る。
このチーズ(01)に巻き上げられたナイロンフィラメ
ント糸はクリンプの無い熱収縮済みのものである。
最後に染色工程(5)において、このチーズ(01)を
115℃にてチーズ染色し、染色済みチーズ(0,)を
得る。この場合チーズ(C1)に巻き上げられたナイロ
ンフィラメント糸は熱収縮済みのものであるため、染色
時における熱収縮も数%と小さく、シかもチーズにソフ
ト巻きしていることも相俟って、染色むらが生じない。
また、チーズ(C1)に巻き上げられたナイロンフィラ
メント糸はクリンプが除かれているため、チーズ染色後
、立毛生地に仕上げた場合、毛足の方向が揃っていて、
色むらが生じない。
上述の如くこの発明に係る熱収縮率の大きい糸の染色方
法は、筒編工程、熱処理工程、解き工程及びチーズ巻き
工程とからなる下処理工程を付加することにより、従来
困姉であった熱収縮率の大きい糸のチーズ染色を容易な
らしめる方法である。
しかもこの発明は下処理工程を付加しても、各下処理工
程が単純な機械作業であるため、複雑なかせ繰り作業を
必要とするかせ染色よりも低コストで染色でき、量産化
にも適した方法である。
またこの発明は熱処理工程において生じたクリンプをチ
ーズ巻き工程において除くことができるため、毛足の方
向の揃った糸に染色できる。なおチーズ巻き工程のテン
ションを調整すれば若干のクリンプを残したままにする
ことも可能である。
更にこの発明によりチーズ染色された糸を使用して立毛
生地に仕上げたとき、後染めする必要がないため、風合
が良く仕上がる。
以上立毛生地用の合成繊維フィラメント糸を例にとって
説明ひたが、熱収縮率が大きくて従来方法ではチーズ染
色が困難な糸の場合にはどのような糸でも上述の効果が
期待できる。
この場合当然のことながら熱処理工程における加熱温度
や染色工程における染色湿度は糸の種類により適宜変更
するものである。
なお熱処理工程において煮沸して加熱したが、均等に加
熱できる手段ならどのような手段でもよく、例えば蒸気
加熱や超音波加熱等の手段でもよい。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明に係る熱収縮率の−大きい糸の染色方法
の工程図である。 1・・・筒編工程 2・・・熱処理工程 3・・・解き工程 4・・・チーズ巻き工程 6姻 5・・・染色工程 特許出願人 有限会社織  竹 (代理人整理番号e−tt7t) 353

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱収縮率が大きい糸をチーズ染色するため、糸を筒編し
    て筒編地となし、編み上げた筒編地に熱処理を施して熱
    収縮させ、次にこの筒編地を糸に解いてチーズに巻き上
    げ、このチーズをチーズ染色することを特徴とする熱収
    縮率の大きい糸の染色方法。
JP16031182A 1982-09-13 1982-09-13 熱収縮率の大きい糸の染色方法 Pending JPS5953766A (ja)

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JP16031182A JPS5953766A (ja) 1982-09-13 1982-09-13 熱収縮率の大きい糸の染色方法

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JP16031182A JPS5953766A (ja) 1982-09-13 1982-09-13 熱収縮率の大きい糸の染色方法

Publications (1)

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JPS5953766A true JPS5953766A (ja) 1984-03-28

Family

ID=15712209

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16031182A Pending JPS5953766A (ja) 1982-09-13 1982-09-13 熱収縮率の大きい糸の染色方法

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JP (1) JPS5953766A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06351122A (ja) * 1991-05-02 1994-12-22 Yasuda Seisakusho Co Ltd 張力上昇防止式の延線方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06351122A (ja) * 1991-05-02 1994-12-22 Yasuda Seisakusho Co Ltd 張力上昇防止式の延線方法

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