JPS595369Y2 - 携帯時計のバンド係止装置 - Google Patents

携帯時計のバンド係止装置

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Publication number
JPS595369Y2
JPS595369Y2 JP17442378U JP17442378U JPS595369Y2 JP S595369 Y2 JPS595369 Y2 JP S595369Y2 JP 17442378 U JP17442378 U JP 17442378U JP 17442378 U JP17442378 U JP 17442378U JP S595369 Y2 JPS595369 Y2 JP S595369Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
band
cylindrical body
tip
locking device
Prior art date
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Expired
Application number
JP17442378U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5589310U (ja
Inventor
元 三田村
Original Assignee
セイコーインスツルメンツ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by セイコーインスツルメンツ株式会社 filed Critical セイコーインスツルメンツ株式会社
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Publication of JPS5589310U publication Critical patent/JPS5589310U/ja
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Publication of JPS595369Y2 publication Critical patent/JPS595369Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は携帯時計におけるバンド係止装置の改良に関し
、詳しくは実用新案出願公告昭42−22699により
公告されたものの改良に関するものである。
従来、時計の側とバンドを接続する手段としては、円筒
の中にコイルバネを配置し両端に係止ピンを可動なるよ
うに装置した、いわゆるバネ棒が用いられている。
このバネ棒は非常にコンパクトにまとまっており取扱い
の面では優れているが、コイルバネの強度とピンの強度
の面から、細くするには限界があり、薄型の時計側やバ
ンドには充分対応できないという欠点があった。
そのため、従来より種々の改良が加えられてきた。
前記実用新案公告昭42−22699もそうした改良の
うちの1つであり、コスト的な面、薄型化への対応の面
で効果があり、優れた考案である。
しかしながら、実用上はとんど実施されていないのは、
バネ棒に比し互換性に劣ること、また実際に取付、取は
すしを行なった場合作業性が悪い等の欠点を改良しきれ
ていない面があるからである。
本考案は実公昭42−22699を更に改善し実用に供
しようとしたものである。
第1図は実公昭42−22699により公告されている
構造である。
第1図aがその単体図で、筒状部材1に切欠孔4を設け
、バネ性を有するV字型バネ2を装着し、筒状部材の両
端からV字型バネ2の先端部3,3′を突出させ、この
先端部3,3′を側の銃穴に嵌着し結合をはかるもので
ある。
バネ先端部3゜3′を筒状部材の中に引込むためには、
0図の様にバネ2の切欠孔4から突出している部分9,
9′をバネ性に抗して円方へ押し曲げることにより簡単
に操作させるというものである。
第1図すは筒状部材1をバンド11に固定させた他の実
施例である。
当装置は従来のコイルバネを内装したバネ棒に比較し°
U°字型線バネ1本ですむため、コスト的に安価で、し
かも筒径を細くできるために薄型化に対応でき、優れた
改良であるといえる。
しがしながら第1図Cにみられるように、ピン3,3′
を出し入れするには、バネ中央部をたわまさなければな
らず、これはスペースの限られた実際の銃部では、特別
なりットコのような治具がなければ着脱操作は困難であ
る。
また、バネ先端部3,3′を鋏穴から着脱するに必要な
ストロークを確保するには、バネ形状にかなりの制約が
あり、結局実用上はあまり使われていなかった。
本考案は、実公昭42−22699の操作性を更に改善
すると共に、バンドと側を接合した際の間隙を縮少する
機能をもたせ、外観上からも改良をしたものである。
第2図が組立外観図である。特に第1図と比較しやすい
例を示しである。
第1図すとの違いは筒体1にあけた窓4の形状が、第3
図に示すように特殊な形状をしていること、及びバネ先
端部3,3′を筒体の軸より角度θだけ曲げていること
である。
第3図は筒体1の窓部4を平面的に展開して示したもの
であるが、図中c、c’は第2図aのU字バネの根本部
の位置を示し、b、b’は同じく第2図すのU字バネの
根本部の位置を示している。
第2図のU字バネをaからbのように矢印のように起こ
すと、根本部は第3図のC−+a→b。
C′→a′→b′のリードに沿って移動する。
このときU字バネの幅は11→13→12と変化する。
12の状態ではU字バネ先端部3,3′は、各々Lだけ
筒体1の中に引込むことになる。
ここでa a’を12〉13となるようにわざわざ設
けたのは、byb’の位置で静止できるように設けたも
のである。
このように従来例に比較して、窓形状を本考案のような
特殊形状にすることにより、第2図a、l)に示すよう
に、U字バネを筒体の軸を中心に回転起こすことにより
、労せずしてバネ先端3,3′を筒体の中に引込むこと
が可能となる。
このときの回転角はリードを大きくとるためには60°
以上(180°以下)が必要である。
すなわち、第2図すの状態で時計側にセットし、U字バ
ネを倒せば、第2図aのように筒体からバネ先端部3,
3′が突出し側に設けられた銃穴にそれぞれ挿入し、側
とバンドは係止することができる。
更に、本考案のもう1つの要素であるバネ先端部3,3
′をその軸方向とθなる角度を第4図のように傾斜させ
ることにより、U字バネの回転により、筒体中心とSな
る偏心量を得ることができる。
このSなる偏心量を利用することによって、バンドを側
にスキマなく取付けることが可能になる。
すなわち、第5図に示すように、側にセット状態第5図
aでは、ピン先端部3を銃穴位置(同じく3の位置)に
合せると、バンドと側は、上下、左右に各々S//、S
/なるスキマか゛ある。
次に第5図すのように、Uバネ2を倒し固定位置にする
と、銃穴位置(バネ先端3と同じ位置)を中心として偏
心量Sだけ上下、左右に移動させられる。
このときS′。S″≦Sであれば、バンドは側にスキマ
なく取付けられることになる。
第6図は本考案の他の実施例で、前記との違いは、前記
第2図〜第4図に示したものは当初より筒体の両先端開
口部から突出している“U・型バネの先端部3,3′が
、筒体軸方向の回転により得られるノードにより一旦絞
られ、最終的にリードから解除された後は、バネ本来の
形状に復元力で戻ることにより、側の銃穴に先端部3,
3′が入り係止される。
それに対して第6図のものは、窓のリードを第6図aの
ように島状Pに張出させ、かつ線バネは当初より筒体か
ら先端部が出ないように、第6図すに示す如く、U状に
絞られた形状をしている点である。
作動は第7図に示すように、第7図aでセットされた線
バネを矢印方向に倒すと、リードa→b−+C2a′→
b′→C′により、線バネが押し拡げられ、第7図すの
ように先端部3,3′が筒体より突出する。
以上のように本考案のバネピン及び筒体をバンドに取付
けることにより、容易にしがもスキマなくバンドを側に
取り付けることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の実施例の外観図、第2図は、本考案の
実施例の外観及び作動図、第3図は、本考案の筒体の窓
部形状の平面展開図、第4図は、U字バネの先端部分の
拡大正面図及び側面図、第5図は、本考案のバンドを側
に取り付ける作動説明図、第6図aは他の実施例の窓形
状、bは同じく線バネ形状を示す外観図、第7図は他の
実施例の作動説明図。 図中記号は各図面兼用で、1・・・・・・筒体、2・・
・・・・Uバネ中央部、3,3′・・・・・・Uバネ先
端部、4・・・・・・筒体窓部、5.5′・・・・・・
Uバネ根本部、9.9’・・・・・Uバネ操作部、11
・・・・・・時計バンド、20・・・・・・側。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バンドの先端部に固定された筒体に窓を設け、前記筒体
    にバネ性を有するV字型縁バネを装置し、前記筒体の両
    端から前記V字型縁バネの先端部を突出させ、この先端
    部を側の銃穴に嵌合して時計バンドと側を係止する構造
    において、前記筒体に設けた窓は、前記V字型線バネ曲
    げ部の突出部が前記筒体の軸を中心に60’以上180
    °以下に回転しうる形状にし、前記V字型縁バネの両端
    は、バンドと側をスキマなく取付けられるように前記筒
    体の軸方向に対して角度を設けたことを特徴とする携帯
    時計のバンド係止装置。
JP17442378U 1978-12-14 1978-12-14 携帯時計のバンド係止装置 Expired JPS595369Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17442378U JPS595369Y2 (ja) 1978-12-14 1978-12-14 携帯時計のバンド係止装置

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JP17442378U JPS595369Y2 (ja) 1978-12-14 1978-12-14 携帯時計のバンド係止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5589310U JPS5589310U (ja) 1980-06-20
JPS595369Y2 true JPS595369Y2 (ja) 1984-02-17

Family

ID=29181026

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JP17442378U Expired JPS595369Y2 (ja) 1978-12-14 1978-12-14 携帯時計のバンド係止装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3561608B1 (fr) * 2018-04-23 2021-03-10 The Swatch Group Research and Development Ltd Barrette de fixation d'un bracelet a une montre munie de deux pivots retractables
JP7015003B2 (ja) * 2018-09-25 2022-02-02 東芝ライテック株式会社 ばね装置および照明装置

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JPS5589310U (ja) 1980-06-20

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