JPS595312Y2 - 条払機 - Google Patents

条払機

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JPS595312Y2
JPS595312Y2 JP14114480U JP14114480U JPS595312Y2 JP S595312 Y2 JPS595312 Y2 JP S595312Y2 JP 14114480 U JP14114480 U JP 14114480U JP 14114480 U JP14114480 U JP 14114480U JP S595312 Y2 JPS595312 Y2 JP S595312Y2
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JP14114480U
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JPS5765069U (ja
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俊 原沢
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は桑条と蚕とを分離する条払機に関する。
従来の条払機は金属棒で四角枠状に形成された機枠の両
側路中央上部へ突出するようにテーブルの上・平棒動装
置のロッドを設け、このロッド先端にテーブルを取付け
るとともに、前記機枠内に該機枠の前方にテーブルより
落下した薄茶を取り出す取り出し部を設けた布材で形成
された受は板が取付けられていた。
このように構成された従来の条払機は次に列挙する欠点
がある。
(1)テーブルより落下した薄茶の取り出し部が機枠の
前方になっているので、機枠の前方に取り出し作業スペ
ースのない所では使用できない。
(2)機枠の大きさがテーブルの大きさと略同じ大きさ
が必要で、大型化し、不使用時の収納に大きなスペース
を必要とする。
(3)テーブルを必要に応じて大小のテーブルに取り替
えたりすることができない。
(4)テーブルの上・平棒動装置の始動時の起動力が大
きく、大きなモーターが必要であった。
本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、テーブルより
落下した薄茶を機枠の前方あるいは両側方のいずれの方
向にでも取り出すこのができるとともに、テーブルの大
きさも任意に設定でき、かつ収納時には折りたたんで小
さくでき、小さなモーターを用いることのできる条払機
を得るにある。
以下、図面に示す一実施例により本考案を詳細に説明す
る。
第1図乃至第4図の実施例において、1は機枠で、この
機枠1は底枠2と、この底枠2の背面および両側面に溶
接等で固着された背面板3、側面板4.4と、前記底枠
2の後部両側に溶接等によって固着されたブレーキ付き
キャスター5,5を取付ける取付は部材6,6と、前記
底枠2の両側に溶接等で固着され前方へ突出する支持ア
ーム取付は部材7.7と、前記背面板3、側面板4,4
の上部を覆うカバー8と、前記側面板4,4の前部に複
数個のビス等によって取付け、取外し可能に取付けられ
る開閉蓋9とから構成されている。
10.10は前記支持アーム取付は部材7,7にそれぞ
れピン11.11によって回動可能に取付けられ、先端
にそれぞれブレーキ付きキャスター12.12が取付け
られた一対の支持アームで、この一対の支持アーム10
.10の枢支部(ピン11.11)よりの長さは前記機
枠1の横巾よりも小さくなるように設定されている。
13は前記一対の支持アーム10.10の先端部間に取
付け、取外し可能に取付けられた一対の支持アーム固定
部材で、この一対の支持アーム固定部材13は一対の支
持アーム10.10間に位置されるバー14と、このバ
ー14の両端部に溶接等によって固定された前記一対の
支持アーム10゜10に差し込み係合されるクリップ1
5.15と、このクリップ15.15の上部に設けた受
座支持部16゜16とから構成されている。
17.17は前記一対の支持アーム10.10の後端上
部に設けた受座支持部である。
18は前記一対の支持アーム10.10の受座支持部1
6,16,17.17に支持される支持部材19.19
を備えた受座である。
20は前記機枠1内に備えられたテーブルの上・平棒動
装置で、このテーブルの上・平棒動装置20は前記背面
板3の下部側に複数個のボルト等によって固定された駆
動装置としてのモーター21と、このモーター21の上
側部の前記背面板3に複数個のボルト等によって固定さ
れた軸受22,22を備えたピローブラケット23と、
前記軸受22.22に軸受けされたシャフト24と、こ
のシャフト24の一端に固定され前記モーター21のV
プーリー25にかけられた■ベルト26がかけられる大
径■プーリー27と、前記シャフト24の他端に固定さ
れた小径Vプーリー28と、前記ピローブラケット23
の上部位置の背面板3の両端部にボルト等によって固定
された軸受29.29をそれぞれ有するピローブラケッ
ト30.30と、このピローブラケツl−30,30の
軸受29、29に軸受けされたシャフト31と、前記小
径■プーリー28の上部の前記シャフト31に固定され
前記小径■プーリー28にかけられた■ベルト32がか
けられる大径■プーリー33と、前記シャフト31の両
端にそれぞれ固定されたクランク34.34と、このク
ランク34.34の遊端部に回動可能に一端が取付けら
れたロッド35.35と、前記側面板4にそれぞれ略中
央部が回動可能にピン36.36等によって枢支され、
一端が前記ロッド35.35の遊端部とピン37.37
等によって枢支され、他端は前記開閉蓋9の両側部に形
成されたレバー作動孔38.38より突出されたレバー
39.39と、このレバー39.39の下部側の前記側
面板4,4にそれぞれ一端がピン40.40等によって
枢支され、他端が前記レバー作動孔38.38より突出
されたレバー41.41とから構成されている。
42はテーブル支持部材で、このテーブル支持部材42
は前記レバー39,41.39.41の先端部にピン4
3.43によって枢支される一対のテーブル支持部材本
体44.44と、この一対のテーブル支持部材本体44
.44にピン45.45等によって回動可能に取付けら
れたアーム支持部材46.46と、このアーム支持部材
46.46の上部に溶接等によって固設され先端部が伸
縮可能で蝶ボルト70によって固定できるアーム47.
47と、一端が前記アーム47.47の略中央部にそれ
ぞれ固着され、他端が前記アーム支持部材46.46の
下部にそれぞれ固着された補強アーム48.48と、前
記アーム47.47の根元部に固設された蝶ナツ) 4
9.49と螺合するポル) 50.50の頭部を回動可
能に枢支する枢支部51.51およびテーブル挟着部5
2.52を備えたテーブル取付部材53.53と、前記
アーム47.47の先端部に固設された蝶ナツ) 54
.54と螺合するポル) 55.55の頭部を回動可能
に枢支する枢支部56.56およびテーブル挟着部57
.57を備えたテーブル取付部材58.58とから構成
されている。
59は前記受座18の外径寸法よりも小寸法のテーブル
で、このテーブル59はパイプを四角に組み立てたテー
ブル本体60と、このテーブル本体60に所定間隔で配
置した複数個のバー61と、前記テーブル本体60の前
方略中央部に挟着固定されたストッパー62とから構成
されている。
63は一端が前記レバー41の先端部側に取付けられ、
他端がレバー39を枢支しているピン37に取付けられ
たスプリングで、このスプリング63は前記上・平棒動
装置20のロッド35,35を上死点と下死点との間に
保持するので、このスプリング63によって上・平棒動
装置20のモーター21の始動時の駆動力が小さくても
容易に始動できる。
すなわち、上・平棒動装置20は無負荷から始動できる
からである。
なお、上・平棒動装置20のクランク34.34が下死
点に位置している場合には略中央部がピン36によって
枢支されているレバー39が略水平となる位置に設定す
るとクランク34.34が上死点に位置するように回動
するとレバー39はピン36を中心に反時計方向に回動
するため、アーム支持部材46は機枠1方向へ平行移動
する。
このため、テーブル59上にのせた桑は上・下動によっ
てストッパー62方向へ自動的に移動する。
上記構成にあっては使用時には一対の支持アーム10.
10を回動させて伸ばし、該一対の支持アーム10.1
0の先端部間に一対の支持アーム固定部材13を取付け
て固定する。
しかる後、シート等をかぶせた受座18を一対の支持ア
ーム10.10の受座支持部16,16,17.17に
支持させる。
次にテーブル支持部材42のア・−ム支持部材46.4
6を回動させて伸ばす。
しかる後、蝶ポル) 70.70を外しアーム47.4
7を伸ばす。
次にテーブル59の一方をテーブル取付部材53.53
のテーブル挟着部52.52に挟着させるとともにテー
ブル59の他方をテーブル取付部材58.58のテーブ
ル挟着部57.57にアーム47.47をちぢめて挟着
させる。
しかる後、アーム47.47を蝶ポル) 70.70で
固定するとともにポル) 50,50,55.55を回
動させて立たせ蝶ナツト49゜49.54.54で螺締
めすることにより固定できる。
しかる後、モーター21を駆動させると、■プーリー2
5、■ベルト26、大径プーリー27、シャフト24、
■プーリー28、■ベルト32、大径プーリー33、シ
ャフト31を介してクランク34.34が回動する。
このクランク34.34の回動によってロッド35.3
5は上・下動する。
このため、レバー39,39,41.41はピン36.
40を中心に上・下方向に回動するので、このレバー3
9,39,41.41の先端に取付けられたテーブル支
持部材42は上・平棒動する。
このテーブル支持部材42の上・平棒動によってテーブ
ル59も上・平棒動するので、テーブル59上にのせら
れた蚕が付着した桑条をのせれば蚕はふり落とされて受
座18上にたまる。
すなわち、桑条と蚕とを分離することができる。
なお、テーブル59を大きいものを使用する場合にはテ
ーブル支持部材42のアーム47.47を蝶ポル) 7
0.70を外して大きなテーブル59が取付けられる長
さに伸ばし、前述と同じような操作をしてテーブル59
を固定する。
また、このテーブル59の大きさに合せた受座18を一
対の支持アーム10.10上に取付けると良い。
次に不使用時の収納には第4図に示すようにアーム47
.47よりテーブル59を外し、該アーム47゜47を
回動させて機枠1にそわせるとともに、一対の支持アー
ム固定部材13を外して一対の支持アーム10.10を
回動させて折り曲げ、機枠1にそわせると、機枠1の大
きさよりもわずかに大きな大きさとなり、機枠1よりも
5〜6倍も大きなテーブル59部のスペースが不用とな
る。
以上の説明から明らかなように本考案にあっては次に列
挙する効果がある。
(1)機枠の一方に上・平棒動可能なテーブルを支持す
る支持部材を取付けたので、テーブルの機枠側以外の3
方は開いた状態になっており、前方へ薄茶を取り出せな
い場所でも側方へ取り出すことができるので、どんな場
所でも薄茶の取り出しの作業スペースを確保しやすい。
(2)テーブル支持部材には機枠の大きさに関係なく大
、小いずれのテーブルでも取付けることができるので、
作業場所に応じた最適大きさのテーブルを選択できる。
(3)テーブルを取付け、取外しできるテーブル支持部
材を折りたたみできるようにするとともに一対の支持ア
ームも折りたたみできるようにしたので、テーブルの大
きさの約5分のlから6分の1の大きさの機枠の大きさ
と略同じ大きさに収納でき、収納スペースを従来に比べ
著しく小さくできる。
(4)テーブルをテーブル支持部材に蝶ナツトで固定で
きるようにすると、締付は道具等を使用することなく、
簡単にテーブルの取付け、取外しかで゛きる。
(5)スプリングによって上・平棒動装置を無負荷状態
にしているので、始動時の駆動力が小さくて良い。
したがって、小さなモーターを使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2図は第1
図の平面図、第3図は第1図の正面図、第4図は収納状
態を示す図である。 1・・・・・・機枠、10・・・・・・一対の支持アー
ム1,18・・・・・・受座、20・・・・・・テーブ
ルの上・平棒動装置、21・・・・・・モーター、34
・・・・・・クランク、35・・・・・・ロッド、39
・・・・・・レバー、37・・・・・・ピン、41・・
・・・・レバー、42・・・・・・テーブル支持部材、
46・・・・・・アーム支持部材、49.54・・・・
・・蝶ナツ)、50.55・・・・・・ボルト、59・
・・・・・テーブル、62・・・・・・ストッパー、6
3・・・・・・スプリング。

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)機枠と、この機枠内に備えられたテーブルの上・
    平棒動装置と、前記機枠の一方の上部側面側に位置され
    前記テーブルの上・平棒動装置に取付けられた上・平棒
    動可能なテーブル支持部材と、このテーブル支持部材に
    取付けられたテーブルとからなることを特徴とする条払
    機。
  2. (2)機枠は少なくとも2個以上のキャスターが下部に
    取付けられた機枠本体と、この機枠本体の下部両側位置
    に該機枠本体側に、折りたたみ収納可能で先端にそれぞ
    れキャスターが取付けられた一対の支持アームとから構
    成されていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の条払機。
  3. (3)一対の支持アームにはテーブルからの薄茶を受け
    る受座の支持部が設けられていることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第2項記載の条払機。
  4. (4)テーブルの上・平棒動装置に上・平棒動可能に取
    付けられたテーブル支持部材は機枠側へ折りたたみ収納
    可能な一対のアームが設けられていることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項乃至第3項いずれかに記
    載の条払機。
  5. (5)テーブルはテーブル支持部材に蝶ナツトによって
    簡単に取付け、取外し可能に取付けられていることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項乃至第4項いず
    れかに記載の条払機。
  6. (6)テーブル支持部材は異なる大きさのテーブルを支
    持できるように該テーブル支持部材の先端部が伸縮可能
    に構成されていることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項乃至%5項いずれかに記載の条払機。
  7. (7)テーブル支持部材はテーブルを常時上部位置に保
    持できるようにスプリングで付勢されていることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項乃至第6項いずれ
    かに記載の条払機。
JP14114480U 1980-10-03 1980-10-03 条払機 Expired JPS595312Y2 (ja)

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JPS5765069U JPS5765069U (ja) 1982-04-17
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