JPS59521Y2 - 伸縮支柱 - Google Patents
伸縮支柱Info
- Publication number
- JPS59521Y2 JPS59521Y2 JP569379U JP569379U JPS59521Y2 JP S59521 Y2 JPS59521 Y2 JP S59521Y2 JP 569379 U JP569379 U JP 569379U JP 569379 U JP569379 U JP 569379U JP S59521 Y2 JPS59521 Y2 JP S59521Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- rod
- cylinder
- outer member
- legs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、外側部材と、該外側部材内にその一部が挿入
され、外側部材に対して相対的に伸縮するように支持さ
れる内側部材とからなる伸縮支柱に関する。
され、外側部材に対して相対的に伸縮するように支持さ
れる内側部材とからなる伸縮支柱に関する。
例えば、自動車のリヤウィンドを自動的に開放する際に
使用されるガススプリング等の伸縮支柱は、外側部材で
あるシリンダに対して、内側部材であるロッドが伸縮す
るように構成したものであり、その伸縮動作は、シリン
ダ内に封入したガスをロッドの先端に取り付けたピスト
ンで圧縮および膨張させることにより行われる。
使用されるガススプリング等の伸縮支柱は、外側部材で
あるシリンダに対して、内側部材であるロッドが伸縮す
るように構成したものであり、その伸縮動作は、シリン
ダ内に封入したガスをロッドの先端に取り付けたピスト
ンで圧縮および膨張させることにより行われる。
ところが、一般に使用されているガススプリングでは、
低温時にガス反力が低下したときに、例えばリヤウィン
ドを開いた状態のままで保持できない。
低温時にガス反力が低下したときに、例えばリヤウィン
ドを開いた状態のままで保持できない。
このような低温時の欠点を解消するために、ガス反力を
高めに設定すると、逆に常温時における操作フィーリン
グが悪くなったり、またリヤウィンドを急激に開放する
ようになって危険ですらある。
高めに設定すると、逆に常温時における操作フィーリン
グが悪くなったり、またリヤウィンドを急激に開放する
ようになって危険ですらある。
また、常温時であっても、ガス漏れが生じた場合にはリ
ヤウィンドを開いた状態で保持できない。
ヤウィンドを開いた状態で保持できない。
本考案は前記問題点に鑑み案出されたものである。
以下具体例を図面に基づいて説明する。
第1図はガススプリングとしての伸縮支柱であり、外側
部材であるシリンダ1の内部に、内側部材であるロッド
2がその一部を挿入した状態に支持され、シリンダ1と
ロッド2とはその軸方向に相対移動、つまり伸縮が可能
となっている。
部材であるシリンダ1の内部に、内側部材であるロッド
2がその一部を挿入した状態に支持され、シリンダ1と
ロッド2とはその軸方向に相対移動、つまり伸縮が可能
となっている。
ロッド2のシリンダ1内に挿入された部分の先端にはピ
ストン3が取り付けられ、このピストン3の近くに脚4
が設けられている。
ストン3が取り付けられ、このピストン3の近くに脚4
が設けられている。
脚4は第2図に示すように、中央に環状部4aを有し、
この環状部4aから180°の方向へ長方形部4b、4
bを一体に突設L、長方形部4b、4bを、第1図に示
すように略り字形に折曲げ、自由端4c、4cがシリン
ダ1の内側面にほは当たる程度に形成しである。
この環状部4aから180°の方向へ長方形部4b、4
bを一体に突設L、長方形部4b、4bを、第1図に示
すように略り字形に折曲げ、自由端4c、4cがシリン
ダ1の内側面にほは当たる程度に形成しである。
本例のようにガススプリングの場合には、ロッド2は頻
繁に伸縮されるので、脚自由端4C,4Cがシリンダ1
の内側面を引かかないように、両者の間にわずがな間隙
ができるようにする。
繁に伸縮されるので、脚自由端4C,4Cがシリンダ1
の内側面を引かかないように、両者の間にわずがな間隙
ができるようにする。
この脚4は、ナツト5によりロッドの肩部に押圧されて
、ロッド4に取り付けられたり、ロッド4に直接溶接に
より取り付けられる。
、ロッド4に取り付けられたり、ロッド4に直接溶接に
より取り付けられる。
脚4は板状のバネ鋼により形成するのが好ましく、バネ
鋼によらないときには、薄い金属部材で形成し、わずか
な力で大きな弾性変形ができるものとする。
鋼によらないときには、薄い金属部材で形成し、わずか
な力で大きな弾性変形ができるものとする。
ロッド2が突出する側のシリンダ1の開口近くに、スI
・ツバ6を、さらにこのストッパ6よりも開口側に別の
ストッパ7をそれぞれ設けてあり、このストッパ6と7
との間に、シリンダ1の軸方向へ移動可能に嵌合体8を
配設しである。
・ツバ6を、さらにこのストッパ6よりも開口側に別の
ストッパ7をそれぞれ設けてあり、このストッパ6と7
との間に、シリンダ1の軸方向へ移動可能に嵌合体8を
配設しである。
ストッパ6と7とはシリンダ1の内側面を内側に突出さ
せてシリンダ1の全周にわたって設けたものであるが、
ストッパ6については、例えば゛第1図に示すように、
平坦状の取付部9の該平坦面と脚の自由端4c、4cを
含む面とを同一の方向となるように脚4をロッド2に固
定し、他方、ストッパ6をシリンダ1の180°の方向
に位置するごとく一対膜けるようにしてもよい。
せてシリンダ1の全周にわたって設けたものであるが、
ストッパ6については、例えば゛第1図に示すように、
平坦状の取付部9の該平坦面と脚の自由端4c、4cを
含む面とを同一の方向となるように脚4をロッド2に固
定し、他方、ストッパ6をシリンダ1の180°の方向
に位置するごとく一対膜けるようにしてもよい。
このようにすれば、脚の自由端4c、4cの方向は取付
部9の平坦面によって確認でき、またストッパ6の位置
はシリンダ1の外側面にある凹部によって確認できるも
ので、後述するように脚4をストッパ6に係止できる。
部9の平坦面によって確認でき、またストッパ6の位置
はシリンダ1の外側面にある凹部によって確認できるも
ので、後述するように脚4をストッパ6に係止できる。
あるいは、シリンダ1に設けるストッパ6は180°の
方向に位置する一対とし、ロッド2に回り止めを施して
おけば、同様に機能する。
方向に位置する一対とし、ロッド2に回り止めを施して
おけば、同様に機能する。
他方、ストッパ7については、任意の位置、好ましくは
180°隔たった位置に一対膜けるのみでよく、さらに
は、シール部材10によりストッパ7を兼ねるようにし
、特別な加工を施さなくてもよい。
180°隔たった位置に一対膜けるのみでよく、さらに
は、シール部材10によりストッパ7を兼ねるようにし
、特別な加工を施さなくてもよい。
嵌合体8には脚4係止用の貫通孔11を設けである。
図中12はロッド2の力゛イドである。
以上の構成からなるガススプリングシリンダ装置の使用
に当って、前もって空間13内へ圧縮状態のガスを封入
しておき、ロッド2がシリンダ1から最も伸長したとき
でも、ピストン3にはガス反力が作用するようにしてお
く。
に当って、前もって空間13内へ圧縮状態のガスを封入
しておき、ロッド2がシリンダ1から最も伸長したとき
でも、ピストン3にはガス反力が作用するようにしてお
く。
他方、ロッド2が使用状態において最大に伸長すると、
第3図に示すように、脚4の自由端4C,4Cがストッ
パ6により弾性変形してストッパ6を乗り越え、その後
自由端4c、4cが元の位置に復帰し、ストッパ6に係
止されるように、ストッパ6の位置を前もって定めてお
く。
第3図に示すように、脚4の自由端4C,4Cがストッ
パ6により弾性変形してストッパ6を乗り越え、その後
自由端4c、4cが元の位置に復帰し、ストッパ6に係
止されるように、ストッパ6の位置を前もって定めてお
く。
その結果、ガス反力が低下したとき、あるいは空間13
内に封入したガスが漏れてしまったときでも、第3図の
伸長状態に保持できる。
内に封入したガスが漏れてしまったときでも、第3図の
伸長状態に保持できる。
次に伸長状態にあるロッド2を縮めるときには、一度ロ
ツド2をさらに引っ張る。
ツド2をさらに引っ張る。
すると、第4図に示すように、脚4は弾性変形して、嵌
合体8の貫通孔11に係止される。
合体8の貫通孔11に係止される。
ロッド2を引張ってピストン3がストッパ6に当ったと
きに、脚4の自由端4C,4Cがストッパ6の内径より
も小さくなるように、嵌合体8の長さ、貫通孔11の径
、ストッパ7の位置を前もって定めておく。
きに、脚4の自由端4C,4Cがストッパ6の内径より
も小さくなるように、嵌合体8の長さ、貫通孔11の径
、ストッパ7の位置を前もって定めておく。
このように脚4を嵌合体8に係止した状態でロッド2を
押し込むと、第5図に示すように脚4の自由端4C,4
Cはストッパ6を通り過ぎ、嵌合体8がストッパ6に係
止されるので、さらにロッド2を押し込めば、脚4は嵌
合体8の貫通孔11から外れ、ロッドは縮めることが可
能な状態となる。
押し込むと、第5図に示すように脚4の自由端4C,4
Cはストッパ6を通り過ぎ、嵌合体8がストッパ6に係
止されるので、さらにロッド2を押し込めば、脚4は嵌
合体8の貫通孔11から外れ、ロッドは縮めることが可
能な状態となる。
第6図に示すのは別の例で、スI・ツバ14と嵌合体8
との間にはバネ15を配設してあ・る。
との間にはバネ15を配設してあ・る。
前記例では、ロッド2が下側に位置する、つまりロッド
が下方向へ突出する場合に嵌合体8がストッパ7上にそ
の重力によって載置され、位置決めされたが、ロッド2
が上方向へ突出する場合には嵌合体8はストッパ7に位
置決めされない。
が下方向へ突出する場合に嵌合体8がストッパ7上にそ
の重力によって載置され、位置決めされたが、ロッド2
が上方向へ突出する場合には嵌合体8はストッパ7に位
置決めされない。
そのためにバネ15を配設したものである。
なお本例では、ストッパ14は、前記例のストッパ6に
係止された部材からなり、先細状の孔14 aと真直な
孔14 bとを有する。
係止された部材からなり、先細状の孔14 aと真直な
孔14 bとを有する。
−青膨16の自由端16Cは水平となっており、ストッ
パ14への係止が確実に行われる。
パ14への係止が確実に行われる。
なお前記例は、伸縮支柱としてガススプリングシリンダ
装置について述べたが、外側部材の内部に内側部材の一
部が挿入され、外側部材と内側部材とが相対移動して伸
縮を行う支柱であれば、どのような支柱であっても、本
考案は適用できる。
装置について述べたが、外側部材の内部に内側部材の一
部が挿入され、外側部材と内側部材とが相対移動して伸
縮を行う支柱であれば、どのような支柱であっても、本
考案は適用できる。
また脚はその最大径、つまり自由端を弾性変形できるも
のであれば、どのような形状でもよい。
のであれば、どのような形状でもよい。
本考案によれば、伸長状態に伸縮支柱を保持できるので
、例えば、ガススプリングシリンダ装置の場合、ガス反
力が低下したときやガス漏れが生じたときなどにおいて
も不都合は生じない。
、例えば、ガススプリングシリンダ装置の場合、ガス反
力が低下したときやガス漏れが生じたときなどにおいて
も不都合は生じない。
第1図は本考案の一例を示す断面図、第2図は第1図の
II−II線断面図、第3図ないし第5図は使用状態の
説明図、第6図は別の例を示す要部の断面図である。 1・・・シリンダ(外側部材)、2・・・ロッド(内側
部材)、4,16・・・脚、6.7、14・・・ストッ
パ 8・・・嵌合体。
II−II線断面図、第3図ないし第5図は使用状態の
説明図、第6図は別の例を示す要部の断面図である。 1・・・シリンダ(外側部材)、2・・・ロッド(内側
部材)、4,16・・・脚、6.7、14・・・ストッ
パ 8・・・嵌合体。
Claims (1)
- 外側部材と、該外側部材内に遊嵌して設けられる内側部
材と、前記外側部材の内面に、前記内側□部材の作動方
向に間隙をもって設けられた2つのストッパと、前記内
側部材に設けられ、−の方向からは前記−のストッパを
乗り越え、他の方向からは前記−のストッパに係止され
る脚と、前記ストッパ間に往復動自在に設けられ、内方
を前記内側部材が貫通して前記脚を前記−のストッパよ
り離間させるように設けられた嵌合体とからなる伸縮支
柱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP569379U JPS59521Y2 (ja) | 1979-01-19 | 1979-01-19 | 伸縮支柱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP569379U JPS59521Y2 (ja) | 1979-01-19 | 1979-01-19 | 伸縮支柱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55105636U JPS55105636U (ja) | 1980-07-23 |
JPS59521Y2 true JPS59521Y2 (ja) | 1984-01-09 |
Family
ID=28811790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP569379U Expired JPS59521Y2 (ja) | 1979-01-19 | 1979-01-19 | 伸縮支柱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59521Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-01-19 JP JP569379U patent/JPS59521Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55105636U (ja) | 1980-07-23 |
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