JPS5952015B2 - 電磁撹拌装置 - Google Patents
電磁撹拌装置Info
- Publication number
- JPS5952015B2 JPS5952015B2 JP5537981A JP5537981A JPS5952015B2 JP S5952015 B2 JPS5952015 B2 JP S5952015B2 JP 5537981 A JP5537981 A JP 5537981A JP 5537981 A JP5537981 A JP 5537981A JP S5952015 B2 JPS5952015 B2 JP S5952015B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electromagnetic stirring
- stirring device
- slab
- iron core
- magnetic pole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/12—Accessories for subsequent treating or working cast stock in situ
- B22D11/122—Accessories for subsequent treating or working cast stock in situ using magnetic fields
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は連続鋳造機において用いられる電磁攪拌装置
に関し、より詳しくは磁極鉄心からの磁束を鋳片に有効
に作用させ得るようにした電磁攪拌装置に関する。
に関し、より詳しくは磁極鉄心からの磁束を鋳片に有効
に作用させ得るようにした電磁攪拌装置に関する。
周知のように連続鋳造機に用いられる電磁攪拌装置は、
鋳片の周りに移動磁界を与えて鋳片内部の融解金属を攪
拌し、これにより金属の冶金的性質を改善するものであ
る。
鋳片の周りに移動磁界を与えて鋳片内部の融解金属を攪
拌し、これにより金属の冶金的性質を改善するものであ
る。
この電磁攪拌装置は、通常その磁束を鋳片に有効に作用
させるために、鋳片に近接させて設置されるものである
。
させるために、鋳片に近接させて設置されるものである
。
ところで、この電磁攪拌装置を連続鋳造機の二次冷却部
に配置する場合には、電磁攪拌装置を鋳片に近接して設
置し難い事情がある。
に配置する場合には、電磁攪拌装置を鋳片に近接して設
置し難い事情がある。
すなわち、連続鋳造機の二次冷却部には、鋳片の通路の
外側に圧延ローラやフレーム等が設けられており、これ
らが電磁攪拌装置を設置する場合の障害となるのである
。
外側に圧延ローラやフレーム等が設けられており、これ
らが電磁攪拌装置を設置する場合の障害となるのである
。
したがって従来このような場所に設置される電磁攪拌装
置は、装置に内蔵する磁極鉄心が例えば上下の圧延ロー
ラの間から鋳片に近接するように、磁極鉄心を鋳片方向
へ向けて延長して設計する等の手段を講じるようにして
いる。
置は、装置に内蔵する磁極鉄心が例えば上下の圧延ロー
ラの間から鋳片に近接するように、磁極鉄心を鋳片方向
へ向けて延長して設計する等の手段を講じるようにして
いる。
しかしながら、このような電磁攪拌装置においては、磁
極鉄心やケースの構造が複雑になるという欠点があり、
更にこれらの構造が鋳片寸法や装置の取付部周辺の構造
物に左右されるので、装置の構造の標準化をなし得ない
という欠点があった。
極鉄心やケースの構造が複雑になるという欠点があり、
更にこれらの構造が鋳片寸法や装置の取付部周辺の構造
物に左右されるので、装置の構造の標準化をなし得ない
という欠点があった。
この発明は上記の事情に鑑み、装置の構造の複雑化を招
くことなく、しかも装置の標準化に支障を来たすことな
く磁束を鋳片に有効に作用させ得るようにした電磁攪拌
装置を提供するもので、電磁攪拌装置本体の鋳片に対向
させる前面に鉄心を離脱自在に取付けてなるものである
。
くことなく、しかも装置の標準化に支障を来たすことな
く磁束を鋳片に有効に作用させ得るようにした電磁攪拌
装置を提供するもので、電磁攪拌装置本体の鋳片に対向
させる前面に鉄心を離脱自在に取付けてなるものである
。
以下、この発明を図面を参照しながら詳細に説明する。
第１図はこの発明の詳細な説明するための図であって、
この図において符号１は電磁攪拌装置、２は鉄心、３は
鋳片である。
この図において符号１は電磁攪拌装置、２は鉄心、３は
鋳片である。
この図に示されるように電磁攪拌装置１は、鋳片３の通
路の周りに圧延ローラ等の各種の構ｊ簀物が設置される
関係から、鋳片３に対して所定距離離間した位置に配置
される。
路の周りに圧延ローラ等の各種の構ｊ簀物が設置される
関係から、鋳片３に対して所定距離離間した位置に配置
される。
ここでいま、電磁攪拌装置１の磁極鉄心部分に鉄心２を
取付けた場合と取付けない場合との鋳片３に達する磁束
密度を求めてみる。
取付けた場合と取付けない場合との鋳片３に達する磁束
密度を求めてみる。
まず、電磁攪拌装置１に鉄心２を取付けていない場合の
鋳片３に達する磁束密度Ｂ１は、但し、ＢＯ；電磁攪拌
装置１の磁極鉄心先端面の磁束密度 ｄ；同磁極鉄心先端面と鋳片３との間 の距離 τ；ポールピッチ である。
鋳片３に達する磁束密度Ｂ１は、但し、ＢＯ；電磁攪拌
装置１の磁極鉄心先端面の磁束密度 ｄ；同磁極鉄心先端面と鋳片３との間 の距離 τ；ポールピッチ である。
また、電磁攪拌装置１に鉄心２を取付けた場合の鋳片３
に達する磁束密度Ｂ２は、但し、ｄｉ ＋鉄心２の先端
面と鋳片３との間の距離 である。
に達する磁束密度Ｂ２は、但し、ｄｉ ＋鉄心２の先端
面と鋳片３との間の距離 である。
ここで両者を比較すれば、であり、Ｂ１〈Ｂ２である。
この結果、電磁攪拌装置１の磁極鉄心部分に鉄心２を取
付ければ、電磁攪拌装置１の磁束を鋳片３に有効に作用
させ得ることがわかる。
付ければ、電磁攪拌装置１の磁束を鋳片３に有効に作用
させ得ることがわかる。
この発明は上記の考え方に基づいて、電磁攪拌装置の磁
極鉄心部分に、鋳片の通路に沿って配設された各種の構
造物の邪魔にならないように鉄心を離脱自在に取付ける
ようにしたものである。
極鉄心部分に、鋳片の通路に沿って配設された各種の構
造物の邪魔にならないように鉄心を離脱自在に取付ける
ようにしたものである。
第２図はこの発明の一実施例を示す図であって、この発
明による電磁攪拌装置Ａの構成を示す図である。
明による電磁攪拌装置Ａの構成を示す図である。
図に示されるように電磁攪拌装置Ａは、電磁攪拌装置本
体１１に鉄心１２を離脱自在に取付けてなるものである
。
体１１に鉄心１２を離脱自在に取付けてなるものである
。
電磁攪拌装置本体１１は、通常の電磁攪拌装置と同様に
、ケース１３の内部に磁極を構成する磁極鉄心１４と、
磁極鉄心に巻回されたコイル１５とを有し、コイル１５
に適宜制御された電流が流されることにより、鋳片に対
向させるケース１３の前面側に磁界が生じるようになっ
ている。
、ケース１３の内部に磁極を構成する磁極鉄心１４と、
磁極鉄心に巻回されたコイル１５とを有し、コイル１５
に適宜制御された電流が流されることにより、鋳片に対
向させるケース１３の前面側に磁界が生じるようになっ
ている。
また鉄心１２は、ケース１６に収納されており、このケ
ース１６と共にねし止め手段等により電磁攪拌装置本体
１１の前面に離脱自在に取付けられている。
ース１６と共にねし止め手段等により電磁攪拌装置本体
１１の前面に離脱自在に取付けられている。
この場合鉄心１２が取付けられている位置は磁極鉄心１
４が位置する部分である。
４が位置する部分である。
またこの際鉄心１２、ケース１６の大きさ、形状は、こ
の電磁攪拌装置Ａを取付ける場所の状況に応じて、鋳片
の通路に沿って配置された各種の構造物の邪魔にならな
いように設定される。
の電磁攪拌装置Ａを取付ける場所の状況に応じて、鋳片
の通路に沿って配置された各種の構造物の邪魔にならな
いように設定される。
第３図は上記のように構成された電磁攪拌装置Ａの設置
例を示す図である。
例を示す図である。
この図において符号２０は鋳片、２１，２１は圧延ロー
ラである。
ラである。
この図に示すように電磁攪拌装置Ａは、ケース１６に収
納された鉄心１２をローラ２１，２１間に位置させて配
置される。
納された鉄心１２をローラ２１，２１間に位置させて配
置される。
かくしてこの配置状態によれば、鉄心１２を鋳片２０に
近接させることができるため、電磁攪拌装置本体１１の
磁束を鋳片２０に有効に作用させることができる。
近接させることができるため、電磁攪拌装置本体１１の
磁束を鋳片２０に有効に作用させることができる。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、鋳
片の周りに移動磁界を与えて鋳片内部の融解金属を攪拌
するようにした電磁攪拌装置において、鋳片に対向させ
る電磁攪拌装置本体の前面に、磁極鉄心の位置に対応す
るように鉄心を離脱自在に取付けたから、磁極鉄心から
の磁束を鋳片に有効に作用させることができる効果が得
られる。
片の周りに移動磁界を与えて鋳片内部の融解金属を攪拌
するようにした電磁攪拌装置において、鋳片に対向させ
る電磁攪拌装置本体の前面に、磁極鉄心の位置に対応す
るように鉄心を離脱自在に取付けたから、磁極鉄心から
の磁束を鋳片に有効に作用させることができる効果が得
られる。
そしてこの際電磁攪拌装置本体を標準品として製作して
おき、鉄心を装置の取付は場所に応じてその都度製作す
れば、装置の構造の複雑化を招くこともなく、しかも装
置の標準化に支障を来たすことがない。
おき、鉄心を装置の取付は場所に応じてその都度製作す
れば、装置の構造の複雑化を招くこともなく、しかも装
置の標準化に支障を来たすことがない。
第１図はこの発明の詳細な説明するための説明図、第２
図はこの発明によ、る電磁攪拌装置Ａの要部を断面視し
た斜視図、第３図は電磁攪拌装置Ａの設置状態の一例を
示す説明図である。 Ａ・・・・・・電磁攪拌装置、１１・・・・・・電磁攪
拌装置本体、１２・・・・・・鉄心、１３・・・・・・
ケース、１４・・・・・・磁極鉄心、１５・・・・・・
コイル。
図はこの発明によ、る電磁攪拌装置Ａの要部を断面視し
た斜視図、第３図は電磁攪拌装置Ａの設置状態の一例を
示す説明図である。 Ａ・・・・・・電磁攪拌装置、１１・・・・・・電磁攪
拌装置本体、１２・・・・・・鉄心、１３・・・・・・
ケース、１４・・・・・・磁極鉄心、１５・・・・・・
コイル。
Claims (1)
- １ 鋳片に対向させる電磁攪拌装置本体の前面で、かつ
磁極鉄心に対応する位置に鉄心を離脱自在に取付けてな
る電磁攪拌装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5537981A JPS5952015B2 (ja) | 1981-04-13 | 1981-04-13 | 電磁撹拌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5537981A JPS5952015B2 (ja) | 1981-04-13 | 1981-04-13 | 電磁撹拌装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57171553A JPS57171553A (en) | 1982-10-22 |
| JPS5952015B2 true JPS5952015B2 (ja) | 1984-12-17 |
Family
ID=12996845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5537981A Expired JPS5952015B2 (ja) | 1981-04-13 | 1981-04-13 | 電磁撹拌装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5952015B2 (ja) |
-
1981
- 1981-04-13 JP JP5537981A patent/JPS5952015B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57171553A (en) | 1982-10-22 |
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