JPS5951798A - ラムノ−スまたはフコ−スの製法 - Google Patents

ラムノ−スまたはフコ−スの製法

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JPS5951798A
JPS5951798A JP14451183A JP14451183A JPS5951798A JP S5951798 A JPS5951798 A JP S5951798A JP 14451183 A JP14451183 A JP 14451183A JP 14451183 A JP14451183 A JP 14451183A JP S5951798 A JPS5951798 A JP S5951798A
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JP
Japan
Prior art keywords
bacteria
carried out
fucose
rhamnose
enterobacter
Prior art date
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Pending
Application number
JP14451183A
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English (en)
Inventor
ハルトム−ト・フエルスコウ
メルテン・シユリングマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
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Publication date
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  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はラムノースまたはフコースを製造するに当り、
アルカリ菌(Alcali genes )、クレブシ
ェラM (K’lθbs1e.l1a) 、プソイドモ
ナス菌(Psθudomonas)またはエンテロバク
ター菌(Enterobacter)属の細菌を用いて
発酵させることによシこれらデオキシ糖に富んだ細胞外
多糖類を産生させ、これらを加水分解しそして形成され
たデオキシ糖を分離することを特徴とする方法に関する
デオキシ糖であるラムノースおよびフコースは化学的方
法では非常に入手困難である。多数の細菌がデオキシ糖
を合成しうろことが知られている。リポ多糖類は多数の
細胞外多糖類がそうであるように非常にしばしばラムノ
ースおよび/またはフコースを含有しているが、しかし
ながら常に極めて微量にしか含有しない。
、今やアルカリ菌,クレプシエラ菌、プソイドモナス菌
およびエンテロバクタ−菌属の細菌が10%以上のラム
ノースおよび/またはフコースを含有する細胞外多糖類
を合成しうろこと、そしてまた形成された多糖類からこ
れらデオキシ糖が良好な収率で取得されうろことが見出
された。以下に本発明の好ましい態様をさらに詳細に説
明する。
本発明方法の態様の一つはアルカリ菌属の細、菌を、通
気した深部培養液中の糖に富んだ媒体中で発酵させ、形
成された多糖類を予め単離しそして場合により乾燥した
後かまたは直接に加水分解し、そして氷解物からラムノ
ースを取得することにある。
本発明のもう一つの態様はプソイドモナス属特にヨーロ
ッパ特許(mp−ps)第12552号明細書の記載か
ら知られるATCo 5 1 46 1号菌株の細菌を
前記したようにして発酵させそしてラムノースに富んだ
外部多糖類からラムノースを単離することにある。
本発明のも?一つの態様はクレブシエラ属特にクレブシ
ェラ・プノイモニエ( Klebsjellapneu
monlae) 37なかんずく米国特許第4,3 5
 0,7 6 9号明細書の記載から知られるATC(
”31488号菌株の細菌を前記のようにして発酵させ
そしてフコースに富んだ外部多糖類からフコースを単離
することにある。多数の非病原性菌株が近年クレブシェ
ラ・プノイモニエ種から再分類されそして新規な種クレ
ブシエラ・ブランチコラ(K。
p’1ant1 cola )に指定された。この命名
に関係なく本発明のこの態様はフコースに富んだ外部多
糖類を形成するクレブシェラ属のかがる細菌の使用に関
するものである、 本発明のもう一つの実施態様はエンテロバクタ−属好ま
しくはエンテロバクタ−・クロアカーl−(B、 cl
oacae)またはエンテロバクタ−・サカザキ(K、
θakazaki ) PMの細菌を前記のようにして
発酵させそして得られた多糖類からフコースを取得する
ことにある。
前記した細菌種の適当な菌株選択は慣用の方法で加水分
解される形成された外部多糖類をクロマトグラフィー分
析、例えば適当な誘導体を×−パークロマトグラフィー
、薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィ
ーまたはガスクロマトグラフィーで処理することにより
遂行される。
前記した方法の糖に富んだ培養基としては炭素源として
主に葡萄糖、蔗糖、乳糖、ガラクトース、果糖または乳
漿のような他の糖含有粗製物側を含有する物質が用いら
れる。窒素源としては硝酸ナトリウムまたはアンモニウ
ム塩のような無機塩および/またはコーンステイープ(
とうもろこし膨潤水)、酵母抽出物、大豆粉等のような
有機窒素源が用いられる。乳漿(ホエー)が糖源として
使用される場合、それが蛋白負を含有するゆえに他の窒
素源の割合は減少されうる。さらに培養基は慣用の塩お
よび痕跡1の元素を含有する。
発酵条件はこれらの属の細菌に慣用の条件に相当する。
すなわち温度は約り5℃〜約40Ceに約30℃に保持
される。pH値は約6〜15%に約6.8に調整されそ
して一定に保たれる。培養液は培養基1を当シ毎分約1
〜2を好ましくは1.5tで通気されそして攪拌される
約5〜7日後に糖が崩壊されそして細菌は培養基11当
シ約15〜25f1大抵約2Ofの多糖類を分泌する。
ラムノースまたはフコースの含量は生産性の高い菌株を
用いると20%以上、時には50%以上に達する、 多糖類の加水分解は既知方法で例えは塩酸、硫酸、燐酸
または酢酸のような水性酸を用い、好都合には高められ
た温度好ましくは約80℃〜120℃で遂行される。
゛  加水分解は一般に4〜10時間後に完結する。
使用される酸の性質に応じこれを蒸留または中和沈殿に
よシ除去しそして酸を含有しない糖含有溶液を既知方法
で分離しうる。
水解物の組成に応じて所望のデオキシ糖の分離はクロマ
トグラフィー例えばイオン交換クロマトグラフィー法に
よシまたは例えばゼオライトのような表面積の多い適当
な物質への吸着により遂行される。他の好ましい処理は
氷解物を発酵的に処理することにあシ、その場合副生物
が崩壊されそして所望のデオキシ糖が濃縮される。
本発明により得られるメチルにントースラムノースおよ
びフコースは香味物質合成のための出発物質として適当
である。
以下に記載される例において、俤は別に断わりなければ
重量によるものとする、 例  1 下記成分を1tにつき含有する培養基中でアル男り菌種
を生育させる。
葡萄糖   502 コーンステイープ(乾燥)      1.5FNaN
O31,0”f KH2PO41,Of MgSO4・7H200,5t CaC120,015t クエン酸第二鉄(m)        o、oostM
llsoa                   o
、o 01 tZnC’t2            
      0゜0005FCuSO40,00012
f CoCt2                0.00
011 tNa2Mo04 ・2H200,00012
f培養基の温度を30℃にそしてpH値を6.8に調整
しそして一定忙保持する。攪拌している培養基に毎分培
地1を当り1.5tの空気を供給する。6日後に糖が崩
壊している。
培養基1を旨シラムノース約50%、葡萄糖30チ、ガ
ラクトース15%力らびにフコース約5チからなる多糖
類約2Ofが分泌された。
この多糖類を塩酸水溶液を用い約100℃で6時間にわ
たって加水分解した。続いて塩化水素中性の氷解物を糖
濃度約20%と、なる虜で水で希釈しそして酵母抽出物
1%、尿素0,6%、KH2PO40,12%およびN
a2HPO40,018%を添加する。pH値を6.0
〜6.5に調整した後、麦酒酵母菌(Saccharo
myces cerevisiae)の酵母を接種する
この酵母は分解された多糖類から葡萄糖およびガラクト
ースを嫌気性条件下に30〜37℃で発酵させてエタノ
ールとなしそしてデオキシ糖を残す。
培養基中には葡萄糖の代シに糖として蔗糖、乳糖、ガラ
クトース、マンノース、果糖または乳漿が使用でき、そ
の場合乳漿(ホエー)の場合には乳糖含量測定後に糖約
5ot7tが同様に用いられる。乳漿が蛋白質を含有す
るゆえにコーンステイープおよびNaNOsの割合は和
尚して減少される。かくしてラムノース40〜6o%、
葡萄糖20〜40%、ガラクトース10〜20%ならび
にフフース1〜5%からなる多糖類15〜259/lが
得られる。
加水分解は塩酸の代シに硫酸、燐酸または酢酸を用い8
0〜120℃で4〜10時間ががって遂行することもで
きる。加水分解した後、酢酸は塩酸と同様にして蒸留に
ょシ除去でき、一方硫酸および燐酸はカルシウムイオン
を用いて分離できる。
氷解物からの発酵による葡萄糖およびガラクトースの分
離は麦酒酵fl菌の代シに他種酵母を単独でまたは一緒
にして使用しても遂行できる。
氷解物から葡萄糖はまた酸素の存在下に酵素グルコース
オキシダーセにょシグルコン酸に変換することもでき、
このものはpH11〜12でカルシウムまたはマグネシ
ウムイオンを用いて難溶性塩の形態で分離されうる。こ
の場合未反応の糖は上澄み液中に溶解して残留し、そこ
がら単離でき、そして必要な場合は既知方法により分離
されうる、 例  2 培養基がNaNO3およびKH2PO4の代りに1f/
lの酵母抽出物そしてコーンステイープ1.5gの代シ
に22を含有するように例1を修正する。
さらにアルカリ菌種の代りにエンテロバクタ−・サカザ
キを用いる。発酵条件は例1のそれと同じである。
培養液中に6日後に16 t/lの多糖類が形成され、
その場合葡萄糖は95%まで崩壊(分解)されている。
この多糖類はフコース約30%を含有する。
葡萄糖の代シに例1記載の他の糖または乳漿を使用して
操作すると5〜7日間以内で培養基1を当シ12〜18
fの多糖類が得られ、このものけ20〜40%のフコー
スを含有する。
例  6 ヨーロッパ特許(gp=ps)第12552号明細書例
1の記載により得られたラムノースに富んだ外部多糖類
を例1の記載に従い後処理しそしてラムノースを単離す
る。
例  4 米国特許第4,550,769号明細書の記載によりフ
コースに臨んだ外部多糖類を得、そしてこれを例1の記
載に従い後処理する。
特許出願人  ヘキスト・アクテエンゲゼルシャフト 第1頁の続き 優先権主張 ■1983年1月11日■西ドイツ(DE
)■P 3300633.4 @発明者  メルテン・シュリングマンドイツ連邦共和
国デー−6240ケ ー二ヒシユタイン/タウヌス・ シュナイトハイネルシュトラ− セ32アー −56:

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ラムノースまたはフコースを製造するに当シ、アル
    カリ菌(Alcall genes )、クレブシェラ
    菌(Klebelella)、プソイドモナス菌(Pe
    euclomona日)またはエンテロバクタ−菌(E
    ntθrobacter)属の細菌を用いて発酵させる
    ことによシこれらデオキシ糖に富んだ細胞外多糖類を産
    生させ、これらを加水分解しそして形成されたデオキシ
    糖を分離することを特徴とするラムノースまたはフコー
    スの製造方法。 2)アルカリ菌またはプソイドモナス菌属の細菌を用い
    てラムノースに富んだ多糖類を産生させることを特徴と
    する特許 第1項記載の方法。 3)プソイドモナス菌株ATCC31461の細菌が使
    用されることを特徴とする前記特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項記載の方法、 4)エンテロバクタ−またはクレブシェラ菌属の細菌を
    用いてフコースに富んだ多糖類を産生させることを特徴
    とする前記特許請求の範囲第1項記載の方法。 5)エンテロバクタ−・サカザキ(Enterobac
    ter日akazak1)種の細菌が使用されることを
    特徴とする前記特許請求の範囲第4項記載の方法。 6)エンテロバクタ−・クロアカニ(助terobac
    tercl.oacaθ)Sの細菌が使用されることを
    特徴とする前記特許請求の範囲第4項記載の方法。 7)クレブシェラ・プノイモニエ(K:Lebslθ’
    llapneumon1 ae )種の細菌が使用され
    ることを特徴とする前記特許請求の範囲第4項記載の方
    法。 8)  ATCC31488菌株の細菌が使用されるこ
    とを特徴とする特許 の方法。 9)発酵が好気的条件下に25℃〜40℃およびpH6
    〜Z5で実施されそして形成された多糖類が高められた
    温度で酸を用いて加水分解されることを特徴とする前記
    特許請求の範囲第1〜8項のいずれか一つに記載の方法
    。 10)加水分解が80℃〜120℃で遂行されることを
    特徴とする前記特許請求の範囲第9項記載の方法。 11)形成されたデオキシ糖の分離がクロマトグラフィ
    ーにより遂行されることを特徴とする前記特許請求の範
    囲第1〜10項のいずれが一つに記載の方法。 12)形成されたデオキシ糖の分離が吸着によυ遂行さ
    れることを特徴とする前記特許請求の法。 16)形成されたデオキシ糖の分離が副生物の発酵的崩
    壊によシ遂行される前記特許請求の範囲第1〜10項の
    いずれか一つに記載の方法。
JP14451183A 1982-08-10 1983-08-09 ラムノ−スまたはフコ−スの製法 Pending JPS5951798A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3229700 1982-08-10
DE32297009 1982-08-10
DE33006334 1983-01-11

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JPS5951798A true JPS5951798A (ja) 1984-03-26

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ID=6170497

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JP14451183A Pending JPS5951798A (ja) 1982-08-10 1983-08-09 ラムノ−スまたはフコ−スの製法

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ZA (1) ZA835832B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02138965A (ja) * 1987-12-11 1990-05-28 Bioeurope Sa クレブシェラ属の菌株の培養物を用いてラムノース含有量の高い単糖類混合物を生産する方法
US7575910B2 (en) 2004-03-17 2009-08-18 Ajinomoto Co., Inc. Method for producing L-fuculose and method for producing L-fucose

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02138965A (ja) * 1987-12-11 1990-05-28 Bioeurope Sa クレブシェラ属の菌株の培養物を用いてラムノース含有量の高い単糖類混合物を生産する方法
JPH0558715B2 (ja) * 1987-12-11 1993-08-27 Bioyoroopu Sa
US7575910B2 (en) 2004-03-17 2009-08-18 Ajinomoto Co., Inc. Method for producing L-fuculose and method for producing L-fucose

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ZA835832B (en) 1984-04-25

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