JPS5951155B2 - 超電導装置 - Google Patents

超電導装置

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JPS5951155B2
JPS5951155B2 JP51090656A JP9065676A JPS5951155B2 JP S5951155 B2 JPS5951155 B2 JP S5951155B2 JP 51090656 A JP51090656 A JP 51090656A JP 9065676 A JP9065676 A JP 9065676A JP S5951155 B2 JPS5951155 B2 JP S5951155B2
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JP
Japan
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cooling
current lead
heat exchanger
superconducting coil
superconducting
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JP51090656A
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JPS5315798A (en
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溢男 小寺
正寿 忍
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、超電導線材よりなるコイル(以下、超電導
コイルと云う)と電流リードおよびこれらを冷却する冷
却系を一体化した超電導装置に関する。
第1図は従来の超電導装置の一例を示す模式図であり、
この第1図における1は超電導コイル、2はこの超電導
コイル1に当接して設けた冷却ダクトである。
この冷却ダクト2に液体ヘリウムなどの冷媒が第1冷媒
移送管31により投入されるようになつており、この冷
却ダクト2からの蒸発ガスは蒸発ガス導管32によりシ
ールドなどを冷却して器外へ放出されるようになつてい
る。
一方、4は上記超電導コイル1に励磁電流を印加または
回収するための電流リードであり、この電流リード4の
中間部を冷却するため冷却ジャケット41が設けられて
いる。
この冷却ジャケット41に第2の冷媒を供給するために
、第2冷媒供給管51およびこの第2の冷媒を吐出する
ための第2冷媒吐出管が設けられており、この第2冷媒
供給管51と第2冷媒吐出管52は連通している。
なお、6は熱シールド板、7は上記各構成部材を収納す
る真空容器、8はこの真空容器7内の真空空間で、高真
空に保持されている。
第2図は従来の超電導装置の別の例を示す模式図であり
、この第2図の場合は、第2冷媒の代リに第1冷媒の蒸
発力゛スにより電)荒リード4の中間部を冷却するよう
にしたものであり、したがつて、第1図における第2冷
媒供給管51および第2冷媒吐出管52が省略されてい
るとともに、蒸発ガス導管32が電流リード4の中間部
に迂回されている。
次に、第1図および第2図に示す従米の超電導装置の動
作について、第1図の超電導装置を代表して説明すると
、第1冷媒移送管31を介して冷却ダクト2に第1冷媒
(例えば液体ヘリウム)を投入し、ダクト壁を介して超
電導コイル1を所定の温度に冷却保持する。
一方、電流リード4の冷却ジヤケツト41には第2冷媒
供給管51より第2冷媒(例えば液体窒素)を投入し、
電流リードの中間部も所定の温度に冷却保持しておく。
このような状態で、超電導コイル1が超電導となり、電
流リード4を介して外部の励磁電源より電流を流し、超
電導マグネツトとして働かせる。
ところで、超電導装置の電流リード4は室温の励磁電源
と極低温(4.5K)の超電導コイル間を接続し、数1
00〜1000Aの大電流を流すため、低温部への熱侵
入と通電時の発熱が問題となる。この場合の侵入熱量お
よび発熱量はどちらも小さい方が望ましいが、侵入熱量
をおさえるには、リードの細い形状となり、他方、発熱
を減するには、リードが太<て短い形状が望ましく、利
害が相反する関係にあるため、上記のように、電流1良
−ドの中間部に冷却構造を設け、許容し得る細長い形状
とし、ジユール熱を除去すると同時に低温部への侵入熱
量を軽減できる措置を講じてある。しかし、上記のよう
に構成された超電導装置では、第1図のように、電流リ
ード4の中間部を冷.’却するために、第2冷媒が必要
であり、冷媒を2系統にしなければならない欠点がある
。また、第2図の例では、第1冷媒の蒸発ガスで冷却す
るので、第2冷媒は不要となるが、超電導コイルを含む
低温部の熱負荷の変動などにより、J蒸発量が不安定と
なり、冷媒ガスの流量が変動し易く、電流リードの中間
部の温度を一定に保持させるのが非常に難しくなる欠点
があつた。
そこで、この発明は、冷却系を一体化して取付けるとと
もに、超電導コイルを所定の温度に冷却4保持させると
同時に、電流リードの中間部を冷却系の動作ガスにより
容易にしかも確実に所定の温度に冷却保持できる超電導
装置を提供するものである。
次に、図面を参照してこの発明の超電導装置の実施例に
ついて説明すると、第3図はその一実施例を示す模式図
であり、この第3図において、符号1,2,4,41,
6〜8で示す部分は従来の超電導装置と同一部分を示す
ものであり、その説明を省略するが、符号9以降の部分
がこの発明によつて新たに付加された部分であり、その
部分について重点的に述べることにする。
さて、9は超電導コイル1などを所定の温度に’冷却保
持するために同一真空容器7内に設けた冷却系(例えば
、へリウム冷凍液化システム)で、この冷却系9は冷凍
を発生させる冷凍機9Lこの冷凍機91から冷却系9の
冷媒ガスに冷凍を授ける授冷器92、対向流の第1熱交
換器93、第2熱交換器94、ジユール・トムソン膨張
弁(以下、JT弁と略称する) 95、高圧へリウムラ
イン96(高圧冷媒系)、低圧ヘリウムライン97(低
圧冷媒系)から構成されている。
上記のように構成される超電導装置においては、従来の
超電導装置のように、外部から液体へリウムなどの冷媒
を供給して、冷却するのではなく、同一真空容器7に設
けた冷却系9で発生させる冷凍により、超電導コイル1
、電流リード4などを所定の温度に冷却保持させる。
そして、高圧へリウムライン96、低圧へリウムライン
97を別に設けた圧縮機の吸入、吐出ポートにそれぞれ
接続し、この圧縮機から供給され、高圧ヘリウムライン
96を通つて供給される高圧へリウムガスを第1熱交換
器93、授冷器92、第2熱交換器の一次側を経て、極
低温に予冷し、JT弁95において、等エンタルピ膨張
させて、一部を液化し、冷却ダクト2に導びき、ダクト
壁を介して超電導コイル1を所定の温度に冷却する。ま
た、非液化分およびダクト2内で気化蒸発した低圧へリ
ウムライン97の低温低圧のガスは第2熱交換器94、
第1熱交換器93の二次側を流上し、一次側の高圧ガス
と熱交換し、常温で圧縮機に吸入され、上述のサイクル
に繰返し供給する。
このように、超電導コイル1を冷却すると同時に、第1
熱交換器93の適当な温度レベルから高圧へリウムライ
ン96における高圧ガスを電流リード4の中間冷却ジヤ
ケツト41に導き、再び元のラインに戻すようにすると
、電流リード4の中間部も低温ガスで強制的に所定の温
度に冷却保持できる。
そして、超電導コイル1が液体ヘリウムの温度に冷却さ
れ、超電導状態になれば、外部励磁電源を接続し、電流
を流すと、従来の超電導装置と同様に作動させることが
できる。第4図はこの発明の超電導装置の他の実施例の
模式図であり、冷却系9の低圧ガスで電流リード4の中
間部を冷却する場合を示すものである。
すなわち、低圧ヘリウムライン97を第1熱交換器93
と第2熱交換器94との間において、冷極ジヤケツト4
1に迂回させたものである。また、第5図はこの発明の
超電導装置の第3の実施例を示す式図であり、この第5
図の場合は電流リード4の中間部に隔てて2個所の冷却
ジヤケツト41,42を設け、必要な冷却温度の冷媒を
冷却系9からそれぞれ導入し、より合理的に冷却できる
ようにしたものである。さらに、冷却ジヤケツトを数個
所設け、適当に配置すれば、この第5図の実施例より一
層合理的な冷却が期待できる。
以上詳述したように、この発明によれば、電流ノリード
の中間冷却ジヤケツトに冷却系の冷媒ガスを循環させて
冷却するようにしたので、従来の如く、第2の冷媒が不
要であり、また、冷却系の冷媒ガスの循環量は平常状態
でほぼ一定となるので、電流リードの中間部を所定の温
度以下に強制的に冷却できるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ従来の超電導装置を示す
模式図、第3図はこの発明の超電導装置の一実施例を示
す模式図、第4図および第5図はそれぞれこの発明の超
電導装置の他の実施例の模式図である。 1・・・超電導コイル、2・・・冷却ダクト、4・・・
電流リード、41,42・・・冷却ジヤケツト、6・・
・熱シールド板、7・・・真空容器、9・・・冷却系、
91・・・冷凍機、92・・・授冷機、93・・・第1
熱交換器、94・・・第2熱交換器、95・・・ジユー
ル・トムソン弁、96・・・高圧ヘリウムライン、97
・・・低圧ヘリウムライン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 超電導コイルと、この超電導コイルに接する冷却ダ
    クトと、上記超電導コイルに通電するための電流リード
    と、上記超電導コイル、上記冷却ダクトおよび上記電流
    リードとともに同一真空容器内に設けられ冷凍を発生さ
    せる冷凍機と、圧縮機からの高圧の冷媒ガスを第1熱交
    換器の一次側、第2熱交換器の一次側およびジュール・
    トムソン弁を通して上記冷却ダクトに送り上記超電導コ
    イルを極低温に冷却する高圧冷媒系と、上記冷凍機から
    の冷凍を上記高圧冷媒系に授ける授冷器と、上記冷却ダ
    クト内で気化した低温低圧のガスを上記第2熱交換器お
    よび第1熱交換器の各二次側を通過させるとともに第2
    熱交換器および第1熱交換器の一次側と熱交換して常温
    で上記圧縮機に送る低圧冷媒系とを備え、かつ上記電流
    リードの中間部には少なくとも一個の冷却ジャケットを
    設け、この冷却ジャケットに上記高圧冷媒系の高圧ガス
    または低圧冷媒系の低圧ガスのいずれか一方または双方
    を流して電流リードを冷却するようにしたことを特徴と
    する超電導装置。 2 電流リードの中間部に設けた冷却ジャケットが二個
    以上有し、この各冷却ジャケットに必要な冷却温度の冷
    媒を冷却系から導入して電流リードを所定の温度以下に
    冷却することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    超電導装置。
JP51090656A 1976-07-28 1976-07-28 超電導装置 Expired JPS5951155B2 (ja)

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JPS5315798A JPS5315798A (en) 1978-02-14
JPS5951155B2 true JPS5951155B2 (ja) 1984-12-12

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JPS60170451U (ja) * 1984-04-21 1985-11-12 山崎 慶市郎 手摺の笠木に使用する保護カバ−

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