JPS595083A - シリアルプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、シリアルプリンタに関する。

〔発明の技術的背景〕

従来は、印字ヘッドを塔載したキャリアにワイヤを連結
し、このワイヤを正逆回転するモータに連結された巻取
ドラムによシ巻取υ、これにより、キャリアを往復動さ
せている。

〔背景技術の問題点〕

しかし、上述したものは、ワイヤに張力を与えつつこの
ワイヤをキャリアに連結しなければならず組立てにくい
。また、メンテナンスに際してキャリアを外す度にワイ
ヤを外さなければならず、キャリアの着脱作業がきわめ
てわずられしい欠点を有している。

〔発明の目的〕

この発明は上述のような点に鑑みなされたもので、ワイ
ヤを張設状態に維持してキャリアの着脱作業をきわめて
容易に行ないうるシリアルプリンタをうることを目的と
するものである。

〔発明の概要〕

この発明は、ワイヤの経路中にワイヤ保持体を連結して
ワイヤを張設状態に維持し、この状態でワイヤ保持体と
キャリアとの組立又は取外しを行ない、したがって、ワ
イヤを外すことなくキャリアの着脱作業を容易に行ない
うるようにし、また、ワイヤ保持体とこのワイヤ保持体
に対向する固定部材とに設けた仮止部を連結することに
より、組立作業に際してワイヤを張るときのワイヤ保持
体の動きを規制し、これにより組立作業を容易にし、さ
らに、ワイヤの中間部の二箇所をそれぞれ巻回方向を変
えて巻回する二条の溝が形成されたひとつの動滑車を支
承してなるワイヤ保持体を用いた場合、このワイヤ保持
体の両端に形成した挿通部にワイヤを通し、したがって
、同軸上の溝に巻回されたワイヤは左右で異なる面内に
位置して張力によりワイヤ保持体に偶力を作用させるが
、キャリアを外した状態においても溝からのワイヤの外
れを挿通部により防止しうるように構成したものである
。

〔発明の実施例〕

この発明の第一の実施例を第１図ないし第４図に基いて
説明する。相対向する側板（１）（２）にプラテン（３
）とガイドシャフト（４）とガイドレール（５）とが架
設されている。印字ヘッド（６）とリボンカセット（７
）とを保持するキャリア（８）はガイドシャフト（４）
とガイドレール（５）とによシスライド自在に保持され
ている。

ついで、正逆回転自在のモータ（９）にワイヤ（ｌｌ−
巻回した巻取ドラムαηが連結されている。そして、二
つの動滑車６２０１が取付板α喧に支承されたワイヤ保
持体（Ｌυが設けられている。巻取ドラムαυに巻回さ
れたワイヤ（ｌｆ）の一端は側板（１）に支持された滑
車αＱに巻回され、さらに動滑車（イ）に巻回されて先
端がボルト０乃とナツト０樟によＱ側板（１）に止着さ
れ、ワイヤα１の他端は側板（２）に支持された滑車α
呻に巻回され、さらに動滑車（２）に巻回されて先端が
側板（２）に固定した板ばね（１）に止着されている。

このようなワイヤ保持体（１＄の取付板α尋はビス（ハ
）により前記キャリア（８）に取付けられている。さら
に、第４図に示すように、ワイヤ保持体θＦ９と対向す
る固定部材となるベース（２）には仮止部である開口（
ハ）が形成され、この開口−の＃ｌ（ハ）に係合する仮
止部である切欠（ハ）が前記ワイヤ保長体α→の取付板
Ｈに形成されている。

このような構成において、モータ（９）を正転又は逆転
させることにより巻取ドラムαηがワイヤα１を巻取り
、ワイヤ（２）の引張力によシキャリア（８）とワイヤ
保持体（ト）とが一体的にプラテン（３）にそって移動
する。

そして、組立時にワイヤα０’を引張りつつ動滑車（Ｌ
→（至）に巻回するが、第３図に示すように、ワイヤ保
持体（ト）の切欠（ハ）をベースに）の開口（ハ）の緑
（ハ）に係合して先にワイヤ（ト）を動滑車（ロ）に引
掛ければワイヤ保持体（ト）の左方への動きを固定して
作業をやり易くすることが可能である。ワイヤα１を張
設した後は第４図に示すように切欠に）を開口−の縁（
ハ）から外す。この状態ではワイヤ（２）を板はね翰に
より張力を付与した状態に維持することでき、したがっ
て、ワイヤ保持体（２）とキャリア（８）との組立及び
分離に際してワイヤ（ト）まで外す必要がない。

なお、ワイヤαＱ’に張る場合にワイヤ保持体αＦＪを
　　□ベース（イ）に仮止めしたが、第５図に示したよ
うに、ベース（イ）に挿通したビス（ハ）を仮止部とし
、ワイヤ保持体（至）の取付板α→に形成したネジ孔＠
を仮止部とし、ネジ孔（ロ）にビス（ハ）を螺合してワ
イヤ保持体（ロ）を仮止めしてもよい。

また、ワイヤ保持体（ロ）は動滑車（６）ｏｌを備えて
いるものに限られるものではない。たとえば、滑車α０
（至）に巻回したワイヤα１の両端を取付板α４に直接
固定してもよい。このときはワイヤ００の経路中にコイ
ルスプリング等を設けてワイヤＣ１Ｏにテンション上付
４すればよい。

ついで、この発明の第二の実施例を第６図及び第７図に
基いて説明する０前記実施例と同一部分については同一
符号を用い説明も省略する。本実施例のワイヤ保持体（
ハ）は、取付板ａ４にワイヤαＯをそれぞれ巻回方向を
変えて巻回する二条の溝＠（１）が形成された動滑車０
◇を支承し、取付板α４０両端に屈曲した屈曲片０′４
に切欠による挿通部（ロ）を形成し、＃Ｉ翰に）で折返
したワイヤαｑを挿通部６）に通し、ワイヤ員の一端を
側板（１）に止着し他端を板ばね翰に止着したものであ
る。

したがって、溝６！Ｉ（ト）は同一平面上になく、ワイ
ヤα１の張力は取付板０４に偶力として作用することに
なるが、キャリア（８）がワイヤ保持板（ハ）から外れ
た状態であっても取付板（８）が回クワイヤα１が溝に
）に）から外れることはない。

〔発明の効果〕

この発明は上述のように構成したので、ワイヤの経路中
に連結したワイヤ保持体によりワイヤを張設状態に維持
することができ、これにより、ワイヤを外すことなくキ
ャリアの着脱作業をきわめ１容易に行なうことができ、
また、仮止部によりワイヤ保持体を仮止めすることによ
りワイヤの張設作業を容易に行なうことができ、さらに
、ワイヤ保持体の両端にワイヤを通す挿通部を形成する
ことにより、ワイヤ保持体に二条の溝が形成された一つ
の動滑車を設けた場合においてもワイヤの張力でワイヤ
保持体が回ることを防止することができる等の効果を有
するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第一の実施例を示す縮小した平面図
、第２図はその要部の分解斜視図、第３図及び第４図は
そのワイヤ保持体の仮数め手段を示す一部を断面にした
正面図、第５図はそのワイヤ保持体の仮数め手段の変形
例を示す一部の正面図、第６図はこの発明の第二の実施
例金示すワイヤ保持体の斜視図、第７図はその平面図で
ある。 ３・・・プラテン、６・・・印字ヘッド、８・・・キャ
リア、９・・・モータ、１０・・・ワイヤ、１１・・・
巻取ドラム、１５・・・ワイヤ保持体、２２・・・ベー
ス（固定部材）、２３・・・開口（仮止部）、２５・・
・切欠（仮止部）、２６・・・ビス（仮止部）２７・・
・ネジ孔（仮心部）、２８・・・ワイヤ保持体、２９〜
３０・・・溝、３１・・・動滑車、３３・・・挿通部出
　願　人　　　東京電気株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　プラテンと平行に印字ヘッドを保持するキャリアを
   スライド自在に設け、正逆回転自在のモータに駆動され
   る巻取ドラムの巻取動作によ勺前記プラテンと平行に移
   行するワイヤが連結されたワイヤ保持体を設け、このワ
   イヤ保持体を前記キャリアに着脱自在に取付けたこと１
   −特徴とするシリアルプリンタ。 ２　プラテンと平行に印字ヘッドを保持するキャリアを
   スライド自在に設け、正逆回転自在のモータに駆動され
   る巻取ドラムの巻取動作により前記プラテンと平行に移
   行するワイヤが連結されたワイヤ保持体を設け、このワ
   イヤ保持体を前記キャリアに着脱自在に取付け、前記ワ
   イヤ保持体とこのワイヤ保持体に対向する固定部材とに
   互いに着脱自在に連結状態に維持される仮止部を設けた
   ことを特徴とするシリアルプリンタ０ ３　仮止部として固定部材に開口を形成し、この開口の
   縁に係脱自在に係合する切欠を仮止部としてワイヤ保持
   体に形成したことを特徴とする特許請求の範囲第２項記
   載のシリアルプリンタ。 ４、　プラテンと平行に印字ヘッドを保持するキャリア
   をスライド自在に設け、正逆回転自在のモータに駆動さ
   れる巻取ドラムの巻取動作によシブラテンと平行に移行
   するワイヤの両端を前記プラテンの両端付近に位置させ
   て止着し、前記ワイヤの中間部の二箇所をそれぞれ巻回
   方向を変えて巻回する二条の溝が形成された一つの動滑
   車を支承してなるワイヤ保持体を設け、このワイヤ保持
   体の両端に前記ワイヤを通す挿通部を形成し、前記ワイ
   ヤ保持体を前記キャリアに着脱自在に取付けたことを特
   徴とするシリアルプリンタ。