JPS5950479B2 - 材料片の切除方法 - Google Patents

材料片の切除方法

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JPS5950479B2
JPS5950479B2 JP9441876A JP9441876A JPS5950479B2 JP S5950479 B2 JPS5950479 B2 JP S5950479B2 JP 9441876 A JP9441876 A JP 9441876A JP 9441876 A JP9441876 A JP 9441876A JP S5950479 B2 JPS5950479 B2 JP S5950479B2
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【発明の詳細な説明】 本発明は、屈曲した可撓性シート材料を切除ブロックと
しての支持体に当てがい、予めパンチ加工されている切
除すべき材料片の一側にスパイク部材の尖端部を、また
他側に支持体を掛合させて当該材料片を前記シート材料
から切除する方法、並びにこの方法を実施するための装
置に関するものである。
この種の切除方法は、ドイツ特許第1511077号明
細書から既知である。
この公知技術において用いられるスパイク部材はとげ状
の尖端部を有する犬くぎ状のものであり、先ず支持体へ
向かう第1の方向に移動させて切除すべき材料片中に突
き刺し、次に第1の方向とは逆向きの第2の方向に移動
させることにより尖端部を材料片と掛合させて、シート
材料から材料片を切除する。スパイク部材の移動を継続
させることによりスパイク部材を切除された材料片と共
に分離板に通し、分離板により材料片をスパイク部材か
ら分離させて廃物容器中に放出する。材料薄板すなわち
可撓性シート材料から切除すべき材料片を突き剌すのに
とげ付き尖端部を用いることも、例えば米国特許第33
20864号明細書および第3371584号明細書に
見られるように、これらの明細書から既知になつた。
この開示された打抜き機械では、外部に動く剥ぎ取り装
置によつて廃片を突き刺しこの廃片から再び離れるため
に、尖端部がドラム内に配置され、先ず第1に適当な案
内によつてドラムから出される。そこでこの廃片が重力
によつて下方に落ちる(米国特許第3371584号明
細書を参照)。米国特許第3320864号明細書は同
様に作用し、剥ぎ取り容器の中にひつ込める突き刺し尖
端部によつてもまた簡単に材料薄板が直線に走る一方、
突き刺された廃片を付けた尖端部が前記ドラム表面にて
下方に向くことによつても、この剥ぎ取り効果が達成さ
れる。ドイツ特許第1191217号明細書もまた廃片
を突き刺すアンダカツトのない尖端部を先ず用いる第1
の可能性を利用する。突き刺された紙片を剥ぎ取る他の
可能性が米国特許第2711676号明細書に示されて
いる。
ドラム表面に取付けた尖端部がくし状構造になり、該く
し状構造の歯を通して尖端部が動きかくして紙の残部を
剥ぎ取る。ドイツ特許第1017456号明細書は同様
に作用し、この場合における突き刺し装置は数本の尖端
部を有する。しかしながら、開示された装置にはすべて
重大な欠点がある。
回動する打抜プレスと共に用いられるくし状剥ぎ取り装
置は、打抜道具を形成する可能性を非常に制限する。く
し状剥ぎ取り装置は、所望の切抜きを変える場合は適切
に変更させなければならないし、また、くし歯の配列に
応じてのみ切抜きを配置することができる。さらに複雑
な打抜き形状の場合には、くしによつて安全な7剥ぎ取
り効果を得ることが困難である。ドイツ特許第1191
217号明細書においては、この場合にも切除すべき材
料片に対し、全く限定的な形状のみが含まれるにすぎな
いため、最初の材料の所望の変化がある場合には、この
機械を再設j計しなければならず、この再設計には禁止
的な大幅なコストアツプを伴なうという欠点がある。
米国特許第3371584号明細書および第33208
64号明細書の打抜きプレスに対しても同様の状態にな
る。前述のドイツ特許第1511077号明細書に記載
された方法にも、また欠点がある。
切除すべき材料片が尖端部によつて十分に突き刺される
ため、切除後に尖端部のアンダカツトによつて形成され
るさかとげから廃片を再び剥き取る特殊な剥ぎ取り4装
置を設けることが必要である。これは、断面形状の変化
に伴なつてさらに複雑な方法でなければ転換できず、比
較的高価な機構を必要とすることになる。この問題を解
決するもう1つ別の方法は、ドイツ特許第114997
6号明細書およびドイツ特許第2158907号明細書
によつて行なわれる。
これらの特許明細書によれば切除すべき材料片は、尖端
部によつて両側に掛合され材料薄板すなわち可撓性シー
ト材料から切除され取外される。この切除方法は可成り
うまく作用する。しかしながら、経費が実際に高く、そ
の上、数個の切除すべき部分が互いに非常に接近して配
置されている場合には非フ常に困難になる。この場合片
側に配列したはね返り弛止め(スプリングバツクロツキ
ンダ)尖端部が比較的大きな空間を占めるので邪魔され
る。多数の接近して配列された材料片を材料薄板から切
除しなければならない場合には、それ故これらの特許明
細書に開示された方法は用いることができない。切除す
べき材料片が非常に小さい場合にこれらの材料片が下方
のスパイタ部材の上側部に残存して破壊に導くことがで
きるという事実に別の欠点がある。それ故そのような場
合には、これを防ぐため附加的装置を設けなければなら
ない。本発明の問題は、パンチ加工すべき材料片の形状
および位置を任意に選択することができ、かつ尖つた部
分つまり尖端部から切除した材料片を除去するため、特
に用心深い方法を取らなくてもよい、最初に述べたよう
な予め打抜かれた材料片を切除する方法を提供すること
である。さらに、この方法は、切除すべき材料片の所望
の分布および形状の非常に急速にしてかつ簡単な変化を
可能にすべきである。本発明によれば、材料片の表面に
ついてただ尖端部の横方向の変位を防ぐのに十分な程度
まで切除すべき材料片の表面に尖つた部分を有する尖端
部を侵入させること、支持体の方向への尖つた部分の正
常な運動によつて、材料片がその縁部におけるその保持
を失う程度まで、切除すべき材料片の縁の略々対向した
部分を支持体が支持すること、さらに、弓形に曲つた材
料片が支持体を通り抜けて押し動かされ、支持体を立ち
去つた後、尖つた部分からはなされることにおいて、こ
の問題が解決される。
すなわち、本発明は、可撓性シート材料から予めパンチ
加工されている材料片を切除する方法において:シート
材料を貫通孔が形成された切除プロツクとしての支持体
2に対し、切除すべき材料片6が貫通孔とほぼ重なるよ
うにあてがう工程と;支持体2とは反対側の前記材料片
6の表面にスパイク部材10の尖端部12を掛合させ、
当該表面とスパイク部材10との間の相対的な横方向変
位を阻止する限度においてのみ前記材料片6に前記表面
からスパイク部材10の尖端部12を侵入させる工程と
;スパイク部材10を支持体2に向けて更に移動させる
ことにより、スパイク部材10により及ぼされる荷重の
作用下で前記材料片6を湾曲させる、その材料片6とシ
ート材料の残部との間の結合部を支持体2.による支持
状態から解放する工程と;さらに、前記材料片6を湾曲
状態で支持体2の貫通孔を通過するように押込み、前記
材料片6が支持体2の貫通孔を通過した後にスパイク部
材10を前記材料片6から離脱させる工程とから成るこ
とを特徴とする。
ただ材料片表面について尖端部の横方向の移動を防ぐの
に十分な程度まで切除すべき材料片の表面に尖端部の尖
つた部分を侵入させる。
このため、尖端部が深い侵入によつても材料片を突き刺
さず、この方法において剥ぎ取り工程を用意する必要が
ない。尖端部が支持体により運動中の材料片を滑り落さ
ない程度まで尖端部と切除すべき材料片との間の摩擦を
増加させる目的にだけこれらの尖端部が役立たなければ
ならないため、材料片はできる限り材料薄板の片側に付
属したままになり、かくして尖端部が材料薄板から十分
にこの材料片を分離しないで材料片を過ぎて滑つて行く
。支持体によつて強制されるに際し材料片は弾力的に曲
げられる。材料片が支持体の端部に到達する時、材料片
の縁が離され、これまで曲げられていた材料片はばねで
元へ戻ろうとし、それによつて材料片が尖端部から離れ
る方向に向けられる運動成分を受ける。この動力学的な
力が非常に強いため、材料片は高速度で尖端部から離れ
て飛び散る。これは、本発明方法の特に有利な効果を示
す。尖端部が非常に速く動くならば、この急速な運動に
よつて材料片に印加される運動エネルギーは、支持体の
侵入後、材料片を尖端部から捨て去るのにすでに十分で
ある。
これもまた本発明方法の有利な効果を示す。本発明のさ
らに別の開発により、ただ材料片の重力だけによつて材
料片が尖つた部分から分離される。
材料が非常に薄い時、専ら重力または動力学的な力に基
礎をおいて、支持体を通して通過後に尖端部から分離す
るためには、尖端部が材料に深く侵入しすぎたり、また
この弾力が十分でないということが時として起ることが
ある。
さらに別の有利な実施例に従つて、この材料片は、尖つ
た部分がひつこむとそのとき支持体の背縁によつて尖つ
た部分から分離される。支持体の形状は、扛抜くべき屈
曲またはアーチの材料に、また切除すべき材料片の位置
と形状とに遥かに多く依存する。
切除すべき材料片が略々丸い時は、本発明の別の実施例
により2つの互いに対向する縁片によつ.て材料を支持
することが望ましい。
切除すべき材料片が正方形である時は、この材料片の隅
部を支持するべきである。これらの両方の場合には、材
料片の中央部を通して突出する屈曲線がある。別の実施
例により材料片が正方形の場合に四つ・の隅部全部で支
持しようとするならば、この屈曲はもつと複雑になる。
切除すべき材料片が非常に複雑ではあるが薄層(えら)
部分を有する場合には、この薄層(えら)部分の縁部を
支持するのが有利である。
ドイツ特許第2158907号明細書において教えられ
るように、この薄層(えら)部分から外形上突出する他
の部分は、この方法の別の実施例によつて両側部からの
スパイク部材によつて掛合することができる。ネツクに
よる残部と接続する長い縁片を分離しようとする場合に
は、本発明の別の方法に従つて少くとも二度にこの縁片
を小分けにし、かつこれらの小分けにおける支持体肩部
を提供することが望ましい。
この縁片は次いで2つの支持体屑部の間に曲げられ切り
離される。切除尖端部および取付け支持体の他に、別の
道具を必要としないので、材料薄板に多数の隣接した開
口を作ろうとする場合には本発明による方法を特に有利
に用いることができる。
隣接して設けJる開口が正方形または矩形であるならば
、取付け支持体の形状は円形または楕円形にする。この
方法は、例えばタイプライター用紙または包装用紙のよ
うな強度の低い材料に対してもまた特に好適である。
本発明の他の利点および詳細を添附図面と一緒に次に述
べる。
本発明方法を実施することができる装置を第1図に略図
的に示す。
この装置は、支持体2を具え、この支持体2の表面に接
して屈曲した材料薄板4を配置する。この屈曲した材料
薄板から材料片6が打抜かれるが、材料の小さなブリツ
ヂ(そのような材料のブリツヂはまた「ネツク」として
知られている)によつて材料薄板4の残部に付着するた
め、打抜かれた材料片はそれ自体では材料薄板からはな
れて落下することができない。打抜かれるべき材料片の
下方の支持体内に穿孔8を設けるが、この穿孔8の断面
は切除すべき材料片6の断面より少くとも二、三点(ポ
イント)小さくする。この材料片の上方には尖つた部品
があり、この部品はここではスパイク部材10として示
されかつ、例えば、打抜きプレスに属する切除装置(図
示せず)の上方の工具に留める装置によつて固着するこ
とができる。この留め装置によつて切除尖端部を材料薄
板4の方々にどこでも所望の位置に配置することが可能
である。スパイク部材10は尖端部12を有し、この尖
端部12の正確な形状は以下さらに詳細に説明する。支
持体2における穿孔すなわち開口が、示される断面にお
いて、切除すべき材料片6よりも幾分小さい直径を有す
るという事実のため、切除すべき材料片6は、支持体2
によつて形成される相当する肩部14上にその材料片6
の側縁において支えられる。
これは結局、材料片6が、支持体2の肩部14における
その保持を失い、かつ開口8を通してスパイク部材10
によつて弓形に曲げられた形状の押圧を失う前に、先ず
最初切除するべき材料片6が下方に移動しているスパイ
ク部材(第2図参照)に接して曲げられることになる。
支持体2による材料片の屈曲次いで押圧のほかに、ネツ
ク、すなわち材料薄板と材料片との間を接続しているブ
リツヂが切除される。スパイク部材10のさらに下方へ
の移動が進行すると共に、切除すべき材料片6の頂縁部
が、最後に支持体2における開口8の下縁部に到達する
材料片6が自由になるとすぐに、この材料片にバネのよ
うにかかつていた横方向の圧縮が消滅する。材料および
屈曲の度合い如何によつて大きくもまた小さくもするこ
とができる。この弾力は結局、材料片が、自由になつた
後、矢18の方向に向つて材料片の両端において移動す
ることになる。一方では材料片の中央部は切除ピンの尖
端部12によつてその下方への移動を継続することにな
る。材料片6の全質量はそれによつてスパイク部材10
の尖端部12から離れた方向(矢20を参照)に向う運
動成分を受ける。切除手順が今までに示された形状にて
うまく行うようになるためには、尖端部12が材料薄板
4の平面にわたつて押圧する時、スパイク部材10の尖
端部12が材料片6上にて滑らないことが必要である。
滑りが起ると、その結果、切除すべき材料片6が、1個
または2個以上のネツク22によつて材料薄板4と片側
にて接続したままになり、切除されず、外方向に曲がる
だけになる(第4図を参照)。これは結局、次の製造作
業において重大な混乱になる。第4図に示す場合を起さ
ないためには、横方向の力が不意に起つても材料片16
に関する尖端部12の変位が可能でないような程度まで
スパイク部材10の尖端部12が材料片6の中に侵入す
ることが必要である。
尖端部の種々の断面は第5図により可能である。側縁線
が直線の単純な円錐形の頂点に加えて、尖端部はまた、
凸形(第5a図)にも凹形(第5C図)にもすることが
できる。横方向の変位に対し十分防御されるような程度
まで尖端部が侵入することをこの尖端部の形が保証する
ので、この凹形(第5C図)が、他の2つの形に対比し
て、特に有利であることが判明した。他方において余り
に深い侵入を防ぎ、これは、次に尖端部から材料片を取
外すのを容易にする。この尖端部は、円い円錐または多
角形のピラミツドから構成することができる。第6図に
おいて、切除すべき材料片が円周24を有する円形であ
る時、支持体をいかに構成することができるかを示して
いる。
この支持体は、第6図によれば、円周24によつて形成
される円弧をその結果形成する開口8および支承すなわ
ち接触表面14を具える。支承すなわち接触表面14が
互に対向して配置されるならば、切除すべき材料片は屈
曲線26に沿い曲げられる一方、第2図の支持体2によ
つて押圧される。切除すべき材料片が長円形の場合には
、この屈曲線は楕円の軸と一致すべきである。
切除すべき材料片が矩形、特に正方形(第7図参照)の
場合には、支承すなわち接触表面を対向する2つの隅に
置くことが特に有利であることが判明した。
そのとき屈曲線は矩形の対角線に沿つて廷在する。この
矩形が可成り細長い場合は、互いに平行な2つの側縁に
平行に支承すなわち接触表面を配置することがもつと有
利になる。この目的のためより小さい側縁を選ぶことは
一般的にさらに有利である。正方形の場合に4つのすべ
ての隅が支承すなわち接触表面を受ける時、複雑な屈曲
形状が生じる (第8図を参照)。どちらの支承すなわ
ち接触表面の配置が何時でも特に有利になるかどうかは
、材料薄板の強度および構成如何によつて大きく決まる
ものである。
スパイク部材10の尖端部12から離れて材料片を放出
するため、材料片が支持体2から離れる時の運動エネル
ギーへの変換後、第2図に従つて支持体2による材料片
の押圧に際し用いられる十分な(位置の)弾力が役立つ
ように、この支承すなわち接触表面を、できることなら
、選ばなければならない。本発明方法はまた、第6図乃
至第8図に示す形状よりももつと複雑な形状の切除をも
可能にする。
例えば、第9図は切除技術にて処理するのに非常に困難
な山形形状を示す。この形状については、山形形状を有
するlつのアーム30の互いに対向した2つのできるだ
け平行な切断縁28に、支承すなわち接触表面14を配
置すれば十分である。この形状の残りの切断縁および特
に他のアーム32は、これに反して、支持されないで、
開口8内に完全に自由に配置され、この開口8の断面は
切除すべきこの形状の断面に相当する開口よりもこれら
の位置において大きくされる。スパイク部材10の下方
への運動に際し、または好ましくは複数個のスパイク部
材10の長い部品の場合には、この形状の材料片が屈曲
線26に沿つて支持体すなわち接触表面14の逆圧によ
つて曲げられかつ開口8を通して押圧される。
支持体2を立去るに際し、この材料片は前述のように1
本のスパイク部材10または複数本のスパイク部材10
,12から分離される。この性質の複雑な形状の材料片
が含まれる場合には、一体に附属した部品の切除用尖端
部12から離れる十分な加速度は、第9図に示す山形形
状のアーム32のように、必ずしも保証されない。
かくして、上方および下方からの材料片を正確な位置、
例えば34に留め、かつスパイク部材10との同期運動
において材料片を底部へ向けて底部ではなす上部および
下部の道具から成る附加装置によつて、これらの附属部
品をつかむことが望ましい。この附加的の把握位置は、
材料片が留め道具によつてなされる場合それ自身の重力
または工程に従つてしるしをつけた運動エネルギーによ
つて留め道具から落下するように片側へ配置されなけれ
ばならない。適切に製作された留め道具がドイツ特許第
2158907号明細書に記載されている。互いに非常
に接近して配置されかつまた非常に小さい切除すべき部
分を有する加工片に対し本発明による方法は特に好適で
ある。例えば、多数の正方形の開口が非常に接近し配列
して作らねばならない材料薄板の切取り部分が第10図
に示されている。この性質を有する打抜かれ、または刻
印された部分は、互いに遮ぎられた独立の切除道具とし
て、これまでに知られた方法によつて困難してやつと切
除することができた。比較的細い棒を互いに取付けるこ
とだけが必要な本発明方法によつて、非常に接近し非常
に小さい切除すべき部分を除去することができる。示さ
れる例では、支承すなわち接触表面の形状が円いため、
切除すべき正方形の材料片が4つの隅で支持される。そ
れ故複雑な屈曲模様が、例えば、第8図にも示されるよ
うに、形成される。第10図の実施例は、紙のような材
料片の場合′に切除すべき材料が付着し続ける危険性が
特に大きいので、この場合特に満足すべき結果を与えた
円い開口によつて切除すべき材料片が、そのまま、スパ
イク部材の周りに配置され、この方法において材料薄板
の残部から分離される。) しかしながら、切除すべき
材料片の運動エネルギー、またはその重力が、スパイク
部材10の尖端部12から材料片を分離するに十分でな
いならば、スパイク部材10が戻る (第12図を参照
)とき支持体2における開口の下縁36によつて尖ク端
部12から材料片6が剥ぎ取られる。
切除すベき材料片を除去した材料薄板を取除くことがで
きかつ次の切除作業のための新しい材料薄板を導入する
(第14図)ことができるために、材料片6が次いで
それ自身の重力により下方へ落下し、一方ではスパイク
部材10がその最初の位置へ戻る。第11図は本発明に
よる装置の他の実施例を示し、これは材料薄板からの端
片の切除のため特に役立つものである。
材料薄板の側縁における切除すべき材料片を、本発明方
法に従つて同様に処理することができる。その目的のた
めには、端縁38に切欠き40を設け、これらの切欠き
に支承すなわち接触表面14を配置することが必要であ
る。1個または2個のスパイク部材10,12によつて
、そのとき切除すべきでありかつ切欠き(第11図を参
照)間に配置される材料片を分離することが可能である
長い縁に、さらに分離点すなわち切断点を設けることが
望ましい。第11図に示す例では、2つの分離点の左右
両方への縁部分42は分離されない。またこれらの部分
をも除去しようとすれば、さらにもう1つ別の支承すな
わち接触表面およびさらに相当するスパイク部材10を
これらの端部の各々に設けなければならない。本発明の
実施に当つては以下の諸項を実施上の条件とすることが
できる。
(1)尖つた部分10を通して材料片6が受ける運動エ
ネルギーによつて尖つた部分すなわちスパイク部材10
から材料片6を分離することを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の方法。
(2)支持体2を材料片6が離れるに際し材料片の扁平
な形状に再びばねにより戻り、かくして動力学的な力2
0を生じ、この力20が尖つた部分すなわちスパイク部
材10から材料片6を取りはずすことを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の方法。(3)材料片6をその重
力によつて尖つた部分すなわちスパイク部材10から分
離することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方
法。
(4)尖つた部分すなわちスパイク部材10の復帰運動
に際し支持体2の背後縁(下縁)36によつて材料片6
を尖つた部分すなわちスパイク部材10から分離するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
(5)材料片が略々丸い場合に、支持体2が、材料片の
対向して配置される2つの縁片14を支持することを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法(第6図)。
(6)材料片が略々矩形の場合に、支持体が、矩形の材
料片の対向して配置される2つの隅部を支持することを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法(第7図)
(7)材料片が略々矩形の場合に、支持体が、材料片を
各隅部において支持することを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の方法(第8図)。
(8)材料片が薄層部分30を有する複雑な形状の場合
に、対向して配置された2つの縁片を薄層ノ2部分30
に設け、支持体によつて支持することを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の方法(第9図)。(9)切除す
べき材料片6の広く突出する部分32が、尖つた部分す
なわちスパイタ部材10と同期的に運動するクランプ装
置34によつて捕えられることを特徴とする前記第8項
記載の方法。
(10)長い縁片が込み入つている場合に、この長い縁
片が少くとも二度に小分けされかつ支持体肩部14が互
いに対向する二つの目(切欠き)40に配置されること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
01)込み入つた材料が低い強度を有しかつ形状が略々
円形または正方形である場合に、抑制装置が、切除すべ
き材料片の円よりもまたは多角形を取り囲む円よりも幾
分小さな直径を有する円形であることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の方法。
正 切除すべき薄片が正方形または矩形でありかつ矩形
の場合における取付け支持体が矩形の縁の長さに相当す
る軸長を持つた楕円であることを特徴とする前記第11
項記載の方法。
(自)材料薄板に対する案内面の上方に配置され、案内
面によつて下方に動くことができる切除尖端部12によ
りかつ案内面の他方の側において切除尖端部12に直角
の支持体2によつて、材料片の表面についてただ尖端部
12の横方向の変位を防ぐような程度まで切除すべき材
料片6の表面に尖つた部分すなわちスパイク部材10を
有する尖端部]2を侵入させ、支持体2の方向への尖つ
た部分すなわちスパイク部材10の別の運動によつて、
材料片6がその縁部14を手離すような程度に負荷のも
とに弓形に曲るまで、切除すべき材料片6の縁16の略
々対向して配置した部分を支持休2が支持し、弓形に曲
つた条件の材料片6が、支持体2を通り抜けて押し動か
され、支持体2を立ち去つた後、尖つた部分すなわちス
パイク部材10から離される、材料薄板を切除プロツク
に当てがい、切除すべき材料片の片側を尖つた部分すな
わちスパイク部材10によつてまた他方の側を支持体2
によつて掛合して材料薄板から材料片を切除する、屈曲
した材料薄板から予め打抜かれた材料片を切除する装置
において、くぼみ8の切除すべき材料片6の切断面内に
突出するが他の点では材料片の少くとも切断面に相当す
る縁部分14によつて、支持体2が形成され、案内面を
形成する案内板が前記くぼみに形成されることを特徴と
する屈曲した材料薄板から予め打抜かれた材料を切除す
る装置。
(1゛ 切除すべき材料片6の切断面形状よりもその断
面が大きい、切除尖端部12の運動方向において切断面
内に突出する縁部分14を除いて、この<ぼみ8が断面
一定のままであることを特徴とする前記第13項記載の
装置。
(15)切除尖端部の先端が、切除すべき材料片を貫か
ずに横方向の滑り運動を防ぐため切除すべき材料片6表
面においてこの材料片の中にただ僅かに尖端部12が侵
入するような円錐角度(α)を有するくしを表わすこと
を特徴とする前記第13項記載の装置。
UO尖端部12が、軸線方向の断面においててつさ (
撤叉)の先端の形状を有することを特徴とする前記第1
5項記載の装置(第5C図)。
An尖端部12が、軸線方向の断面において互いに対向
して並べた2つの円い扇形の形状を呈することを特徴と
する前記第15項記載の装置(第5a図)。A8)尖端
部12が、三つまたはそれ以上の辺を有するピラミツド
形を呈することを特徴とする前記第15項記載の装置。
(1g1複数個の切除尖端部を設けることを特徴とする
前記第13項記載の装置。
081切除スパイク部材および尖端部10,12に加え
て、上方および下方から切除すべき材料片6に掛合しか
つ掛合後に下方に向つて切除すべき材料片を引張る他の
スパイク部材34を設けることを特徴とする前記第13
項記載の装置。
121)略々円形の切断面が伴なわれる場合に、そのよ
うな面の中に突出する縁部分が対向して配置された2個
の円弧であることを特徴とする前記第13項記載の装置
(第6図)。
(2Z切断面が略々矩形である場合に、そのような面の
中に突出する縁部分が矩形の二隅であることを特徴とす
る前記第21項記載の装置(第7図)。
?J 切断面が略々正方形である場合に、そのような面
の中に突出する縁部分が正方形の四隅であることを特徴
とする前記第13項記載の装置(第8図)。
(2“ 材料片が複雑な形状でかつ細片状部分30を有
する場合に、互いに対向した2つの縁片14がこの部分
30において断面の中に突出することを特徴とする前記
第13項記載の装置。
(25)縁片の場合には各縁片の少くとも2つの小切欠
き40を支持体縁部14に設けることを特徴とする前記
第13項記載の装置。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施するための装置の略断面図、
第2図は切除工程中の第1図の装置を示し、第3図は切
除部の除去中の第1図の装置を示す。 第4図は第1図の装置において尖端部と切除部との間の
摩擦が余り小さすぎて起る面倒な場合を示す。第5図は
尖端部の種々の形状の断面を示す。第6図乃至第10図
は切除すべき材料片の種々の幾何学的形状に対する支持
体表面の種々の配置を示す。第11図は材料薄板から端
片を切除するための装置を示す。第12図乃至第14図
は切除すべき材料片に尖端部が余り距離的に離れて突き
通りかつ支持体が材料片を剥ぎ取るために用いられる場
合に対する第1図の装置を示す。2 ・・・・・・支持
体、4 ・・・・・・湾曲薄板、6,16・・・・・・
材料片、8 ・・・・・・穿孔、10・・・・・・スパ
イク部材、12・・・・・・尖端部、14・・・・・・
肩部、18,20・・・・・・矢、22・・・・・・ネ
ツク、24・・・・・・円周、26・・・・・・曲げ線
、28・・・・・・切断縁、30・・・・・・薄層部分
(えら部分)、32・・・・・・アーム、34・・・・
・・クランプ装置、36・・・・・・下縁(背後縁)、
38・・・ ・ ・・端縁、40・・・・・・切欠き、
42・・・・・・縁部分。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 可撓性シート材料から予めパンチ加工されている材
    料片を切除する方法において:シート材料を貫通孔が形
    成された切除ブロックとしての支持体2に対し、切除す
    べき材料片6が貫通孔とほぼ重なるようにあてがう工程
    ;支持体2とは反対側の前記材料片6の表面にスパイク
    部材10の尖端部12を掛合させ、当該表面とスパイク
    部材10との間の相対的な横方向変位を阻止する限度に
    おいてのみ前記材料片6に前記表面からスパイク部材1
    0の尖端部12を侵入させる工程;スパイク部材10を
    支持体2に向けて更に移動させることにより、スパイク
    部材10により及ぼされる荷重の作用下で前記材料片6
    を湾曲させて、その材料片6とシート材料の残部との間
    の結合部を支持体2による支持状態から解放する工程;
    ならびに前記材料片6を湾曲状態で支持体2の貫通孔を
    通過するように押込み、前記材料片6が支持体2の貫通
    孔を通過した後にスパイク部材10を前記材料片6から
    離脱させる工程から成ることを特徴とする材料片の切除
    方法。
JP9441876A 1975-07-25 1976-08-07 材料片の切除方法 Expired JPS5950479B2 (ja)

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JPS5238689A JPS5238689A (en) 1977-03-25
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