JPS59501245A - 前胃安定性小丸剤 - Google Patents

前胃安定性小丸剤

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JPS59501245A
JPS59501245A JP58502542A JP50254283A JPS59501245A JP S59501245 A JPS59501245 A JP S59501245A JP 58502542 A JP58502542 A JP 58502542A JP 50254283 A JP50254283 A JP 50254283A JP S59501245 A JPS59501245 A JP S59501245A
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般に、反別動物に経口投与するだめの小丸剤(pellet )を製 造する方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、栄養素または薬物のような核 材料と前置(rurnen )環境において核を保護する該核材料上の皮膜とを 有する小丸剤の製造方法に関する。皮膜は皺胃のよシ酸性の条件下で連続性を失 ない、動物は核材料を利用できるようになる。
反別動物、たとえば肉牛及び乳牛、羊などにおいては、摂取された飼料はまず最 初に前置に進み、そこで発酵によって前消化される。この発酵期に摂取された飼 料は反例される。反輔は食い戻しを含む消化過程の一部である。発酵期の後、消 化された栄養素の吸着(吸収)が消化管の次の部分で始まシ、そして継続する。
この消化過程は、D、C,チャーチ(Church )著、「ダイジェスティブ 。フィジオロジー〇アンドーニュートリジョン・オブ・ルミナンッ(Diges tive physiology and Nutrition of Rum 1−nants ) j +第1巻、オレゴン州コーバリス(Corvalli s )のO,S、U、ブック0ストアーズ社(0−8、U、 Book 5to res 、 Inc 、 ) に詳細に記載されている。
反別動物に投与することを目的として栄養素及び2 薬物を製造する場合に重要なことは、装置の環境条件から、すなわち、微生物分 解から活性成分を保護すること、及び5.5〜7.0の範囲の−の影響から活性 成分を保護することである。このように保護される場合には、活性物質は吸収が 起こる所定の場所に到達するまで守られるであろう。発育を律する必須アミノ酸 源及び/または薬物が前胃中に存在する微生物による変化から保護され且つ後に 動物が胃腸管で直接吸着できるようになっている場合には食肉、羊毛及び/また は牛乳の生産速度が増加され得ることはよく知られている。
蛋白質は装置で分解を受けやすいため、微生物によって分解されずに装置を通っ て皺胃まで移動することができるように反別動物に与えられる蛋白質含有栄養素 を処理することが提案されてきた。提案された方法は、蛋白質材料を、たとえば 、脂肪及び植物油でコーチングするとと;蛋白質材料を熱処理するとと;蛋白質 材料をホルムアルデヒド、アセチレン系エステル、重合不飽和カルボン酸または カルボン酸無水物及び窒化ハロゲン北隣等のような種々の化合物と反応させるこ とを含むものであった。
米国特許第4,181,708号に記載された小丸剤は栄養素及び/または薬物 を含んでなる核及び核上の所望の皮膜を有する。この皮膜は装置環境において核 を保護する。皮膜の連続性は皺胃のよシ酸性の条件において破壊され、それによ って核材料を放出する。
この特許はポリマー、疎水性物質及びフレーク材料を含んでなる皮膜を開示して いるが、フレーク材料の処理については何ら開示していない。
これらの小丸剤は非常に望ましい反別動物の飼料である。しかしながら、小丸剤 の皮膜によって提供される装置保護にはさらに改良が要求されている。
皮膜が改良されたならば、米国特許第4,181,708号に記載された小丸剤 より少量のコーチング材料を用いて同一の装置保護が可能になるか、あるいは同 量のコーチング材料を用いてよシ大きな保護が可能になるであろう。すなわち、 解決すべき問題はよシ大きな装置保護を生ずるコーチング材料を提供することに あった。本方法はこの問題を解決するものである。
さらに詳細には、本発明はフィルム形成性高分子材料、疎水性材料及びフレーク 粒子を含むコーチング組成物を核材料にコーチングすることを含んでなり、コー チングの前に該フレーク粒子を該疎水性材料と摩擦接触させることを特徴とする 、核材料と皮膜とから成るコーチング小丸剤の製造方法を提供する。
本発明によれば、フレーク材料は、その粒子を好ましくけ液体媒体中で、フレー ク材料をよシ疎水性にするのに充分な時間、疎水性材料と摩擦接触させることに よって処理する。一般に、少なくとも軽度の剪断応力及び/または直接圧力(0 1〜20 kid)下で2〜28時間で充分である。こうして、フレーク材料の 表面エネルギーはよシ疎水性になるように変化せしめられる。フレーク材料のこ のような特殊な処理によって装置保護が実質的に改良され得ることが判明した。
フレーク材料と疎水性材料とを摩擦接触させるためには、それらをボールミル磨 砕するのが好ましい。
しかしながら、他の常用の方法及び装置も使用できる。たとえば、他の磨砕(m illing )法、粉砕(grinding ) 、激しい混合等を使用して もよい。所望ならば、疎水性材料及びフレーク材料を分散させるためにミネラル スピリット、揮発性炭化水素及びケトンのようなビヒクルを用いてもよい。
本発明の実施に用いる好ましいボールミルは、水平に取シ付けられ且つセラミ、 クボールが不完全に充填された円筒容器を含んで成る。アセトン中における疎水 性物質によるフレーク材料の表面改質は、ボールを一方に上昇させ且つ次にそれ らをそれよシ低い方に向って転らせ、滑らせそして落下(爆落)させるのに充分 な速度でボールミルとその内容物とをボールミルの水平軸を中心として回転させ ることによって行なう。
本発明において実施する実験室的方法は以下に記載する通シである: 1 セラミックボール約570g−を秤取し、そしてこれらのボールをボールミ ル中に加える。ボールの全容量は円筒容器の容量の約15〜25%である。
2、 フレーク材料と疎水性物質との混合物137J及びアセトン320mをボ ールミルに加え、そして操作中のアセトンの蒸発をできるだけ少なくするために 容器を閉じる。
3〜90回/分の速度で16時間、ローラー上でボールミルを回転させる。
4 内容物をデカントし、そして容器及びボールをアセトンで洗浄する。分散液 はそのままコーチング組成物の調製に使用でき、あるいは分散液は50℃でアセ トンを蒸発させることによって乾燥する。
フレーク材料/疎水性物質の乾燥混合物は次いで、コーチング組成物を作るため にポリマー溶液に再分散させる。
本発明の実施において、溶媒の蒸発時に残渣が残るような場合には、高分子材料 は普通、生理学的に許容され得る適当な有機溶媒中に溶解させることができる。
疎水性物−質及びフレーク材料は、高分子物質が分散マトリックスであり且つ添 加剤がその中に分散している溶液中で混合する。コーティング溶液は種々の公知 の手段、たとえば、はけ塗、浸漬、噴霧、流動層箋によって適用できる。
本発明を説明するために、ポリ(2−メチル−5−ビニルピリジン/スチレン、 80/20 ) のfノズルをアセトンに溶解させることができ、そしてこれに 攪拌しながら、フレーク材料/疎水性物質の乾燥混合物またはフレーク材料/疎 水性物質/アセトン分散液の一部を加える。分散液を40分間、激しく混合スる 。コーチングプロセスの間、静電荷をできるだけ少なくするために分散液に少量 の水(8%未満)を加えてもよい。
メチオニン、グルコース、リジンまたは他の活性成分を含む栄養素粒子をスプレ ーコーチングするたメニハエアーーサスペンションコーターが使用できる。代表 的なコーチング温度は入口及び出口空気が各々50℃及び32℃である。代表的 なコーチング操作においては、コーターチャンバーに1 kg/caの熱風0. 7 m’ 7分を入れて栄養素粒子を循環させる。
コーチング分散液は精密ポンプによって20M/分の速度で吸入排出し、そして 0.15i/分(3kVC4)の圧縮空気によってノズルから連続的に噴霧する 。
生成物はフレーク状高分子皮膜によって包封された小丸剤の形態である。
コーチングした小丸剤IJを、皮膜が溶解するまでアセトン5 Q mlで数回 、分散させそしてすすぐことによって皮膜重量を測定する。コーチングした小丸 剤の減量をめ、皮膜重畳パーセントを計算する。
本発明に従って製造した小丸剤は反別動物への経口投与用である。これらの小丸 剤は適当な寸法、たとえば、米国標準篩寸法(U 、 S 、 5tandar d 5ieveSize )の10号〜18号であるのが好ましい。また、小丸 剤は適当な密度、好ましくは1〜1.4の比重を有するものでなければならず、 許容され得る臭気、味、感触等を有するのが好ましい。小丸剤は核と核を完全に 包封する連続フィルムまたは皮膜を含む。
小丸剤は直径が1. Q〜2. Or、tm 、長さ対直径比が1〜20:1の 円筒形または直径10〜3.0 m、の球形であるのが好ましい。
核は敵背を通過しそして皺胃及び/または腸に到達する時に反別動物にとって有 益な材料でできている。通常、核はペレット化な、どによって粒子に成形された 固体材料である。核は取り扱いの間、特にコーチング操作の間、無傷のまま残る のに充分な粘り、すなわち、粘稠度を有する必要がある。適当な核材料としては 種々の薬物及び栄養素、たとえば、抗生物質、弛緩剤、麻酔剤(drugs )  、駆虫剤、アミノ酸、蛋白質、糖類、炭水化物等が挙げられる。核はまた、ク レーのような不活性充填材を含むこともできる。他の適当な核材料は前述の米国 特許第4.181,708号に記載されている。
コーチング組成物は、コーチング組成物から溶媒を蒸発させることによって核の 周囲に連続フィルムを形成できる。コーチング組成物材料は5を越えるPI(条 件に対して6〜30時間、抵抗性であるのが好ましい。コーチング組成物はpH 2〜33の皺胃環境条件に暴露された後に核材料を放出するのが好ましい。放出 は皺胃で滞留時間内にまたは腸管で後に起こるが、pH3,54たはそれ以下に 接触した後少なくとも6時間以内に起こる。核は、溶解、崩解、または拡張的膨 潤などによって皮膜が敵背の内容物に対して透過性になることによって露出する ことができる。コーチング組成物は生理学的に許容され得るものである。すなわ ち、コーチング組成物は反別動物の健康なまたは正常な体の機能を害するべきで はない。
コーチング組成物は比較的に高い温度及び/″!または温度の取シ扱い及び貯蔵 条件において有意な量°のブロッキングまたは粘着を起こさずに摩耗に耐えるこ とができる。コーチング組成物は50℃よ、シ高い粘着温度を有するのが好まし い。粘着温度は、24時間加えた0、 25 kg/ caのカが小丸剤の皮膜 を@接する小丸剤の皮膜に非常に強く粘着させて、粘着した小丸剤を強制的に引 き離す時に皮膜の破壊を生ずる温度と定義する。また、コーチング組成物は、ス プレーコーチングのような常用のコーテング法が使用できるように沸点が40〜 140℃の有機溶媒に溶解または分散し得るのが好ましい。特に適当な溶媒とし ては、塩化メチレン、クロロポルム、エタノール、メタノール、酢酸エチル、ア セトン、トルエン、イングロパノールまたはこれらの混合物が挙げられる。
コーチング組成物は、少なくとも1種の高分子物質、少なくとも1種の疎水性v 、貞及び少なくとも1種のフレーク材料の混合物または配合物を含む。一般に、 よシ酸性でより可溶性の核材料はど疎水性物質及びフレーク材料の高分子物質に 対する比は犬きぐなければならず、他方、よ多塩基性でょシネ溶性の核材料はど 疎水性物質及びフレーク材料の高分子物質に対する比は範囲内で小さくてよい。
疎水性物質及びフレーク材料は通常、高分子マトリックスに分散させる。皮膜は 通常、高分子材料を16〜87重量係、疎世襲物質05〜32重量%及びフレー ク材料7〜80重世襲を含む。
コーティング組成物に適当なポリマーは前述の米10 国特許第4,181,708号に記載されている。特に好ましいポリマーは、ポ リ(ビニルピリジン)、ビニルピリジンの高分子誘導体、ならびに1種またはそ れ以上の付加型モノマーが共重合せしめられたビニルピリジンの種々の異性体及 び誘導体のコポリマーである。中でも特に好ましいのは、2−メチル−5−ビニ ルピリジンとスチレンとのコポリマー、とシわけ、2−メチル−5−ビニルビ9 2フフ5〜85重世襲とスチレン15〜25重量%とのコポリマー及び2−メチ ル−5−ビニルビ99フ55〜65重f係とアクリロニトリル35〜45重量% とのコポリマーである。2−ビニルピリジン75〜85重量%とメチレフ25〜 15重量裂とのコポリマーもまだ、特に好ましい。これらのコポリマーは市販さ れており、あるいは当業界で公知の常法に従って製造できる。
生理学的に許容されることができ且つポリマーとの適切な混和度を有する疎水性 物質が市販されている。ポリマー及び疎水性物質は、敵前環境においてフィルム を無傷のまま残すが小丸剤が皺胃中に滞留する間には皺胃液を核に透過させるこ とのできるような混和度を有することが重要である。
有用な疎水性物質の種類は、ラウリン酸、オレイン酸、ステアリン酸、パルミチ ン酸及びリノール酸のような炭素数10〜32の脂肪酸である。これらの物質が 長鎖炭化水素基のために水不溶性であるがカルボキシル基の極性のために水に反 応することはよく知られている。選択された塩基性アミノ基含有ポリマーにおい て、脂肪酸のカルボキシル基は塩基性窒素基と反応して弱い塩型結合を形成でき る。ポリマーへのこの結合は脂肪酸をポリマーマl−IJワックス中固定するの に役立つ。脂肪酸の疎水性炭化水素鎖はマトリックスを耐水性にするのに役立ち 、そのため、そうでなければ吸水性の極性フィルムの膨潤を減少させる。こうし て、マトリックスフィルムの内部も表面もpH5,0よシ上の水性環境において 耐水性である。しかしながら、45よシ下、特に35より下OPH値においては 、塩基性窒素基の水及び水素イオンへの親和性は増大した耐水性に打ち勝つ。
フィルムは酸性環境と反応し、そして核材料を環境から逃れさせるのに充分な遮 断性を失う。
多官能価カルボン酸は天然の産物から得ることも、有機合成によって得ることも できるが、カルボキシル基の疎水性有機基に対する比は有機基の分子量に基づき 少なくとも1〜10であるべきである。また、この種の合成された疎水性有機酸 には、1個または複数のカルボキシル基の位置から分子鎖に沿って少なくとも4 原子離れた位置にシリコーンまたはフッ素化炭素原子を含む一官能価及び多官能 価酸も含まれる。さらにまた、この種の疎水性物質には、前記酸の無毒性多価金 属塩、たとえば、アルミニウム及び鉄のステアリン酸塩、オレイン酸塩、脂肪酸 ダイマー塩(dimerates )及びパルミチン酸塩ならびに前記酸のよシ 高分子量の結晶性類似体のカルシウム、マグネシウム及び亜鉛塩も含まれる。ア ルミニウム及び第二鉄に関しては陽イオンが三価である場合には、有機酸の金属 イオンに対するモル比が2:1または3:1であわ、酸は1個のカルボキシル基 とカルボキシル基に結合した有機基中に少なくとも10個の炭素原子とを有する 任意の一官能価有機酸であることができる。金属イオンが第一鉄、カルシウム、 マグネシウムまたは亜鉛のように二価である場合には、有機酸はモノカルボン酸 であってもポリカルボン酸であってもよく、金属イオンの非カルボキシル炭素原 子に対する比は少なくとも1:26である。
マトリックスフィルム中における疎水性及び混和性の程度に応じた量で添加され る天然及び合成の蝋及び樹脂は本発明において有用である。「コンタクト・アン グルφウェツタビリテイφアノド拳アドヒージ、 7 (Contact An gle Wettability and Adhesion)J。
アトパンシーズ・イン・ケミストリー−シリーズ(Advances in C hemistry 5eries )第43号、第1章〔ロバートーF−グール ド(Robert F 、 Gould)編;米国化学会(American  Chernical 5ociety )発行; 19631に記載されたジス 7 ン(Zisrnan )法によって測定した場合に31ダイン/Crn未滴 の臨界表面張力を有し且つマトリックスフィルムへの溶解度が5チ未満である蝋 及び樹脂が有用である。これらの蝋及び樹脂は少なくとも溶解度の2倍の量で且 つマトリックスポリマーの全重量の30係以下の量でフィルム中に分散させる。
代表的な蝋及び樹脂としては、蜜蝋、パラフィン蝋、ダンマル脂、硬質マニラ樹 脂、フェノール樹脂及びマレイン酸化低分子量ポリ炭化水素が挙げられる。また 、疎水性物質には重量平均分子量が2,000〜1.、OOO,000で、前述 のシスマンに関連した方法で測定した場合に臨界表面張力が31ダイン/cm未 満のポリマーも含まれる。
有用なポリマーはマトリックスフィルムへの溶解度または混和度が5重量飴未満 であり、溶解度の少なくとも2倍且つマトリックスフィルムの30重i%以下の 量でフィルム中に存在する。特に有用なのは、ポリマーの主鎖または側鎖中にシ リコーン基を含むポリマー及びコポリマーならびに側鎖中にフッ素化炭素原子を 含むポリマー及びコポリマーである。疎水性物質は、その性質とは無関係に、使 用時にコーチング溶媒に可溶であるかまたはコロイド分散し得るものでなければ ならない。疎水性物質は高分子材料と疎水性物質の総合重量の1〜50q6を構 成する。
適当な疎水性物質としてはさらに、炭素数12〜32の脂肪酸、たとえば、オレ イン酸及びステアリン酸、ダイマー酸、トリマー酸、脂肪酸のアルミニウム塩、 蝋、樹脂、ならびに極めて疎水性の化学基、たとえば、シリコーン基を含むポリ マーのようなある種のポリマー及びある種の多価陽性石けんが挙げられる。疎水 性物質は非晶質でも結晶質でもよく、溶媒を使用する場合には好ましくはコーチ ング溶媒中に本質的に分散できるものであるのがよく、その場合には溶液粘度に 実質的に影響を与えるものであってはならない。
このよう彦酸のアルミニウム塩、たとえば、オレイン酸アルミニウム、ステアリ ン酸アルミニウム、ダイマー酸アルミニウムもまた有用である。また、疎水性材 料はカルボキシル基あた910〜22個の炭素原子を有する1種またはそれ以上 のポリカルボン酸であってもよい。これらの酸及び/または塩の配合物も有用で ある。
適当な不活性フレーク材料としては、金属フレーク、鉱物フレーク、架橋有機ポ リマー等が挙げられる。特に適当なのはアルミニウムフレーク、タルり、グラフ ァイト及び雲母粉末である。好ましいフレーり材料はアルミニウムとタルクとの 配合物である。
アルミニウムフレークは液体媒体中、ステアリン酸のような滑沢剤の存在下にお いてアルミニウムをボールミル磨砕することによって製造する。アルミニウムフ レークはアルコン・メタルーパウダーズ(Alcon Metal powde rs ) 、ディビジョン・オプ・アルコン・アルシミニウム拳コーポレーショ ン(1)ivision of Alcon Alurninurn Corp oration )がら市販されている。フレークの寸法は一般に100ミクロ ン未満、好ましくは約1〜60ミクロンである。
タルクの粒度は一般に0.5〜40ミクロンである。
好ましい実施態様において、コーチング組成物は、(a) フィルム形成性高分 子材料を全組成物重量に基づき16〜87%、 (b)該高分子材料に分散せしめられた疎水性材料を全組成物重量に基づき0. 5〜32%、及び(c)該高分子材料に分散せしめられたフレーク材料を全組成 物重量に基づき7〜80% 含んでなる。
前述の通シ、前記の疎水性材料及びフレーク材料と配合された高分子材料は生理 学的に許容されることができ、5を越える−には抵抗性であるが3.5未満の− においては小丸剤の核を放出することができ、皮膜は好ましくは少なくとも50 ℃の粘着温度を有6 する。
コーチングした小丸剤の性能を、敵前保護及び皺胃放出のイン・ビトロにおける 模擬試験によって評価する。
例中に述べた保護試験は、コーチングした小丸剤11を37℃の水浴中において 24時間、PH54の酢酸ナトリウム緩衝液中で攪拌することによって行なう。
放出試験は、コーチングした小丸剤11を37℃の水浴中において1時間−、p H2,9のクエン酸ナトリウム中で抽出することによって行なう。種々の媒体か ら得た上清を遠心分離して、未溶解の小丸剤及び他の不溶物を除去する。コーチ ングしたメチオニン及びリジン・HC1小丸剤から各々得た上清中のメチオニン 及び塩化物イオン濃度はX線螢光法によって測定する。上清中のグルコース濃度 は重畳分析法または比色定量法によって測定する。コーチングした小丸剤中の活 性成分の初期量と媒体に放出された活性成分量の差から保護パーセントを計算す る。
本発明の理解を深めるために、以下の例を記載する。例はイン・ビトロの試験に 基づくが、例中に示したイン・ビトロの実験は反別動物中に存在する条件をシミ ュレートするため、生きた動物を用いずにコーテングした小丸剤の研究を可能に する。温度、PH等に関して敵背及び皺胃の環境条件をシミーレートする、例中 に使用した水性媒体中の小丸剤の試験により、前胃中において皮膜によって与え られる保護及び皺胃中における皮膜の放出性に関して信頼できるデータが提供さ れることは、実際のイン・ビポの試験によって確認されている。核材料中に使用 できるアミノ酸及び蛋白質のような栄養素は、敵背よシ下方の腸管中に位置する 時に反別動物に有益であることが知られている。
一般に、小丸剤は適用される栄養素から篩寸法10号〜18号の寸法に調製され る。栄養素は、微結晶性セルロース、結合剤、不活性粘稠度調整物質、たとえば 水、などのような常用の添加剤と混合する。
小丸剤は常用のペレット製造機によって成形し、乾燥し、篩分けし、そして本明 細書中に記載したコーターを用いてコーチングする。小丸剤上に無孔の皮膜を形 成した後、小丸剤はpH2,9の緩衝溶液中で0.5時間及びpH5,4の緩衝 溶液中で24時間攪拌することによって、敵背及び皺胃に似た一条件に対する抵 抗性を試験する。本明細書中で活性核成分に関して記載した回収及び保護につい ての数値は、最初の核中の全未溶解活性成分を含む、pH2,9の緩衝液中に完 全には溶解しない最初のコーチング小丸剤の全材料を含む。
例 1 メチオニン核(−12/+16篩寸法、米国標準。
−12/+16とは、核が目開きが1.68 rnmの12号篩は通過するが目 開きが1.19 mWの16号篩は通過しないことを意味する)にポリ(2−メ チル−5−ビニルピリジン/スチレン、80/20 )C以下、(2M5VP/ ST)と称する〕/タルク/アルミニウム/ステアリン酸カルシウム(重量比3 1.5 / 38.1/25.415.0)から成るコーチング組成物をコーチ ングした。メルク、アルミニウムフレーク及びステアリン酸カルシウムはアセト ン中〜40%W/Vにおいてボニルミル磨砕し、次いでポリマー溶液と混合して 、固形分5チのコーチング組成物を調製した。
小丸剤は前記のエアー・サスペンション・コーターを用いてコーチングした。表 面改質フレーク配合物でコーチングした小丸剤に関する保護値は、ボールミル磨 砕処理をしなかった対照小丸剤よりも改善を示した。ボールミル磨砕したフレー ク材料の皮膜は90%のメチオニン保護を提供するのに85重量多しか必要でな いが、同一値を達成するのに対照小丸剤では13重量世襲皮膜が必要である。
/タルク/アルミニウム/ステアリン酸(重量比31.5/38.1/25.4 15.0 )から成るコーチング組成物をコーチングした。タルク、アルミニウ ムフレーク及びステアリン酸はアセトン中40 %w/vにおいてボールミル磨 砕し、次いでポリマー溶液と混合して、固形分5係のコーチング組成物を調製し た。小丸剤は前述のようにしてコーチングした。ボールミル磨砕処理した皮膜の 保護及び効率は全てのコーチング量において未処理の対照よりも改善を示メチオ ニン核(−12/+16篩寸法)に(2M5VTンST)/タルク/ステアリン 酸(31,5/65/3.5 )から成るコーチング組成物をコーチングした。
コーチング組成物の調製に際し、タルク及びステアリン酸はアセトン中でボール ミル磨砕し、乾燥し、そしてポリマー溶液中に再分散さイた。結果は、処理され た皮膜をコーチングした小丸剤のメチオニン保護はボールミル磨砕処理をせずに コーチングした小丸剤の保護値よシも高いことを示した。メチオニンの放出はボ ールミル磨砕処理によって影響されなかった。
グルコース核(−10/+12篩寸法)に(2M5VP/ST )/タルク/ス テアリン酸(31,5/63.6/4.9 )から成るコーチング組成物をコー チングした。コーテング組成物の調製に際し、メルク及びステアリン酸はアセト ン中でボールミル磨砕し、乾燥し、ソシテホリマー溶液中に再分散させた。グル コース保護は皮膜14%をコーチングした小丸剤に関してはpH5,4において 95チであシ、放出はpH2,9において1時間で完了した。保護値は前述の( 2M5VP/ST)/タルク/アルミニウム/ステアリン酸(31,5/39/  26/3.5 >の皮膜をコーチングした小丸剤に関する値に匹敵した。
グルコース小丸剤(−12/+14篩寸法)に(2M5VP/5T)31゜5% 、タルク381%、アルミニウムフレーク254%及びステアリン酸5係から成 る一連のコーチング組成物をコーチングした。
コーチング組成物の調製に際し、メルク、アルミニウム及びステアリン酸はアセ トン中でボールミル磨砕し、乾燥し、そしてポリマー溶液中に再分散させた。別 の調製においては、ステアリン酸を添加せずにタルク及びアルミニウムをボール ミル磨砕し、次いで乾燥し、そしてポリマー溶液中に再分散させた。
皮膜重量105I8において、種々の皮膜に関する保護値を以下の表に要約する 。皮膜の組成は表中に示した割合の(2M5VP/ST) 、タルク、アルミニ ウムフレーク及びステアリン酸であった。ブラケット中の成分をボールミル磨砕 処理した。
前述のように、これらの実験に用いたアルミニウムフレークはステアリン酸を用 いて調製した。従って、アルミニウムフレークからのステアリン酸含量がある。
すなわち、たとえば、ステアリン酸を5重量係加えたとしても、組成物は実際に はステアリン酸を6重世襲を含んでおシ、表にはこれを示す。
皮 膜 組 成 保護製 例5 31.5/L:38.1/24.4/6I] 88例6 31.5/[3 8,1724,4]/6 87(対照) 31.5/38.1/24.4/6  51例7 31.5/(41,1/26.4/II 77(対照) 31.5/ 41.1/26.4/1 41ボーア、ミル磨砕処理した皮膜は対照よシも有意 に高い保護値を示している。
リジン・HC1/メチオニン(8/1)核(−12/+16篩寸法)に(2M5 VP/ST)/タルク/アルミニウム/ステアリン酸(31,5/31.75/ 31.7515 )から成る配合物をコーチングした。タルク、アルミニウムフ レーク及びステアリン酸はアセトン中でボールミル磨砕し、そしてポリマー溶液 中に直接分散させて、2種類の全固形分のコーチング組成物を調製した。結果は 、ボールミル磨砕処理した皮膜をコーチングした小丸剤に関する保護値は対照よ シも高いことを示している。処理した皮膜を固形分10%でコーチングした小丸 剤に関する保護値は固形分6%でコーチングした対照皮膜に関する各値よシもは るかに高い。これらの結果は、ボールミル磨砕によってフレーク材料を疎水性物 質で処理することによυ、皮膜が改善されることをはっきりと示している。すな わち、フレーク材料と疎水性物質のボールミル磨砕により、よシ高い組成物固形 分においてコーチングが可能になシ、稀薄なコーチング組成物を用いたのと同程 度に良い保護が得られる。
特に断わらない限9、組成物中の成分の示された量(たとえば、31.5/38 .1/24.4/6 )は、各々高分子材料、タルク、アルミニウムフレーク及 びフレーク材料の、コーチング組成物の全重量に対する重量%である。
特に断わらない限り、全ての比、百分率などは重量に基づく。
m関59−501245(7) 国際調査報告

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. フィルム形成性高分子材料、疎水性材料及びフレーク粒子を含むコーチン グ組成物を核材料にコーチングすることを含んでなシ、コーチングの前に該フレ ーク粒子を該疎水性材料と摩擦接触させることを特徴とする、核材料と皮膜とか ら成るコーチング小丸剤の製造方法。 2 フレーク材料及び疎水性材料をボールミル磨砕する請求の範囲第1項に係る 方法。 3 前記摩擦接触の持続時間が2〜28時間である請求の範囲第1項または第2 項に係る方法。 4 前記摩擦接触を01〜20 kg/crlの軽度の剪断応力下で行なう請求 の範囲第3項に係る方法。 5 前記請求の範囲のいずれかによって製造されるコーチング小丸剤。
JP58502542A 1982-12-07 1983-07-06 前胃安定性小丸剤 Granted JPS59501245A (ja)

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