JPS59500864A - 26,26.26,27.27,27―ヘキサフルオロ―1α,25―ジヒドロキシコレステロール化合物及びその製造方法 - Google Patents
26,26.26,27.27,27―ヘキサフルオロ―1α,25―ジヒドロキシコレステロール化合物及びその製造方法Info
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- JPS59500864A JPS59500864A JP50174583A JP50174583A JPS59500864A JP S59500864 A JPS59500864 A JP S59500864A JP 50174583 A JP50174583 A JP 50174583A JP 50174583 A JP50174583 A JP 50174583A JP S59500864 A JPS59500864 A JP S59500864A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
g」ヒエ」−42−4」−、ヱ工しユ27エエ27−ヘキサフルオロ−1α 2
5−ジヒドロキシコレステロールの1゛へ−;炎血炎■
この発明はビタミンD様の活性を有する化合物に容易に変換できる化合物の製造
に関するものである。
より詳しくは、この発明は26,26,26,27゜27.27−ヘキサフルオ
ロ−1α、25−ジヒドロキシコレスレロールを製造する方法に関するものであ
る。
ビタミンD3はカルシウムおよびリンのホメオスタシスの調節剤としてよく知ら
れている。正常な動物または人においてはこの化合物は腸内のカルシウム輸送を
増進することが知られている。
ビタミンD3が効力を発揮するためにはその水醇基型に変換されなければならな
いことも今ではよく知られていることである。たとえば、このビタミンは先ず肝
臓で水酸化されて25−ヒドロキシビタミンD3になり、さらに腎臓で水酸化さ
れると1α、25−ジヒドロキシビタミンD または24.25−ジヒドロキシ
ビタミンD3になる。このビタミンの1α−水醇基型はこのビタミンの生理的な
活性型またはホルモン型であっていわゆるビタミンD様の活性、たとえばカルシ
ウムやリンの腸内吸収の増進、骨のミネラル成分の易動化、腎臓におけるカルシ
ウムの保持はこれによるものであると一般に考えられている。
ビタミンDの生物学的活性代謝産物が発見されて以来、このような代謝産物と構
造的に類似した化合物を製造することに多大の関心が寄せられて来たが、それは
そのような化合物がカルシウムの代謝異常に起因する疾病の処置における有用な
治療薬になるかも知れないからである。名種各様のビタミンD様化合物が今まで
に合成されている。たとえば、1α−ヒドロキシコレカルシフェロールについて
はアメリカ特許No、3,741,996を、1α−ヒドロキシエルゴカルシフ
ェロールについては同No 、3.907.843を、22−デヒドロ−25−
ヒドロキシコレカルシフェロールo 、3 、786 、062を、3−デオキ
シ−lα−ヒドロキシコレカルシフェロールについては同No.3,906、0
14を、さらに、各種の側鎖フッ素化ビタミンD3誘導体の製造および側鎖フッ
素化ビタミンD3誘導体と側鎖フッ素化ジヒドロタキステロール類似体について
は同No.4,069,321を参照されたい。
このビタミンのホルモン型として認められている1。
25−ジヒドロキシコレカルシフェロール(1.25−(OH)2 D3)のフ
ッ素誘導体の1つで特に興味があるのは24 、24−ジフルオロ−1 、25
−(OH)2D3であるが,それはこのものの活性が1.25−(oH)2D3
に比べてより大きくはないとしても少くとも同程度に大きいという特徴があるか
らである(アメリカ特許明細書No.4,201,881参照)。
同しく興味かあるのは25−ヒ(・ロキシコレ力ルシフェロールの26.26,
26.27,27.27−ヘキサフルオロ誘導体(アメリカ特許NO。4 、
248 。
791参照)およびlα,25−ジヒドロキシコレカルシフェロールの26.2
6,26.27,27.27−ヘキサフルオロ誘導体(1981年7月27日出
願アメリカ特許出願番号No 、286 、790)であるが、このものは同じ
ビタミンのホルモン型1.25−ジヒドロキシコレカルシフェロールに比べてね
ずみを用いる動物実験によれば腸内におけるカルシウム輸送を増進し骨に由来す
るカルシウムを易動化する能力およびその抗りル病活性においてビタミンD様活
性がはっきりと大きくなっているという特徴をもっている。
4児立■j
26、26,26,27,27.27−ヘキサフルオロ−1α,25−ジヒドロ
キシコレステロールを製造スる新規な方法をここに案出した。この化合物は活性
の高い26 、26 、26 、27 、27 、27−ヘキサフルオロ−1α
,25−ジヒドロキシコレカルシフェロールに容易に変換されるものである。
下記の図式で示されるこの方法においては市販品のコレニン酸をエステル(2)
に変換し、このも・のをジクロロジシアノベンゾキノン(D D Q)で酸化し
てトリエノン(2)とした。トリエノン(工)をアルカル性過酸化水素で処理す
ると1.2−エポキシド(泉)が得られたが、このものを液体アンモニア−テト
ラヒドロフラン中において金属リチウムと塩化アンモニウムで還元するとトリオ
ール(4)が65%の収率で得られた。トリチル化に続いてアセチル化と加水分
解を行なうと1.3−ジアセテート(塁)が72%の収率で得られた。この24
−オール())は24−トシレートを経て臭化物に、続いてフェニルスルホン(
1)に変換された。1,3ジトリ工チルシリル誘導体(且)に変換した後、この
スルホンをヘキサフルオロアセトンで処理するとヘキサフルオロフェニルスルホ
ン(上」)が得られた。MCIで加水分解して対応するトリオールとし、続いて
ナトリウムアマルカムで還元するとヘキサフルオロ−1,25−ジヒドロキシコ
レステロールが72%の収率で得られた。
io 11
1 − に な−熊
以下に述べる本発明プロセスの詳細な説明は前記の図式と組み合わせて考察され
たい。
コレニン酸をエステル(1)に変換することは当業者にはよく知られている公知
の方法で容易に行うことかできる。
久」トユー4」ニエ27二二」−火!5ル」1唐二乙3−二−Lニー先−一旦二
一」す”、y T 3−才7−24− メチル”7テル(2エステル(1)(l
log、0.28モル)およびジクロロジシアノベンゾキノン(212g、3.
3当量)のジオキサン(850m党)#液を窒素中で14時間還流加熱した。冷
却後、生じた沈殿をミ戸別し、CH2Cl2で数回洗浄5?′・す液t1蒸発乾
“L′:残“@ 7 Jlz E +(2Kg)を用いるクロマトグラフにかけ
た。ベンゼン−AcOEt (50: 1)で#離してトリエノン(2)(60
g、55%)が得られた。 m、p、 (メタノールから)134−136°;
[α] 30=−42,5° (c−1、CHCl3);UV (EtOH)
、λ+aax 299(ε13,000)、258 (69,200) 、22
3nm(ε12,000);IR(CHCI )、l 730.1655c+o
−1; ’H−NMR1δ0.80(3B、S、、18−、H3) 、 0 、
93 、(3H,d、 J=6Hz、21 H) 、1 、2 (3H、s 、
19 H3) 、3−68 (3H,s、CO2M e ) 、5.90 6−
30(4H,m、2−.4−.6−および7−H)、7.05 (IH,d、
J = 1.0Hz、1−H); 、(Jlll定値、M” 、382.249
4、CH25’ 3403の計算値M、382.2505) 。
トリエノン(2)<3o=、0−0785モル)のメタ/−Jlz(55mJL
)溶液を5%N a OH−M e OH(15m l )と30%H2、o
2 (4211L文)の混合液に添加した。この反応液を室温で18時間放置し
た後Ac0Utで抽出を行、い、抽出液は飽和食塩水で洗浄し、Na 2 S
Ot、で乾燥し、蒸発させた。シリカゲル(400g)を用いるクロマトグラフ
にかけ、ベンゼン−AcOEt(100:1)で喧離したところエポキシド(旦
)(24,8g、80%)が得られた。m、p、、(メタノール力)ら)166
−168°:[α1 ’47= +187 、3゜(C=1、CHCl3);U
V (EtOH)、λma!290nm(ε22.000); IR(CHC1
3)、l 7−1.1
30.1660c+a 、H−NMRlo、78(3H1S、18−H)、0.
95 (3H,d、J=6Hz、21 H3)、、l 、18(3H,s、19
−H3)、:3゜42 (LH,dd、J−4および3.5Hz、1.−H)、
3.58 (IH,d、J=4Hz、2β−H)、3 、6.7 (3H,s、
CO2M e ) 、5 、 61 (IH,d、J=1.5Hz 、 4−H
)、6 .04 (2H1brs 、 6−および7−H)(分析値C75,2
7、H8,61,CH25H3404の計算値C75,34、H8,60)。
影i工l旦工孟Jニュユノ)Ltsレスト−5−エン−1α、3.24−)ジオ
ール 4
4つロフラスコにシール付きの撹拌機、i下tff−ト、ドライアイスを充した
冷却フィンガーおよび無水アンモニア源に接続した導入管を取り付けた。窒素で
容器内を置換してから(ドライアイス−メタノール)冷却浴を用いてフラスコ内
に無水アンモニア(1000ml)を捕集した。短く切ったリチウム線(30,
5g)を30分間にわたって加えた。1時間攪拌を行ってから、エポキシド(旦
)(21,7g、0.054モル)の乾燥THF(1000m文゛)溶液を1.
5時間にわたって滴下した。次に無水NH4Cl (350g)を2時間にわた
って添加したところ反応混合物は白色ペースト状に変化した。冷却浴を取り除き
アンモニアの大部分を窒素気流に乗せて除去した。注意しながら水を添加し、混
合物をAc0E tで抽出した。抽出液を希HC1,飽和NaHCOおよび飽和
食塩水で洗節し、Na25O6で乾燥してから蒸発乾固した。シリカゲル(35
0g)を用いるクロ上トゲラフにかけ、ベンゼン−アセトン(3:1)・衿表昭
59−500864 (4)
で溶離して生成物(13,9g、65%)が得られた。
m、p、 (メタノール−アセトンから)210−211’ 。
[α] 2B=−’17 、4° (c=−t、メタノール)、IR−1,1
(KBR)3400cm 、H−NMR(PY ds、CDCl 、1:1)
δ0.67 (3H,s、18−H3)、1.02 (3H,S、2l−H)、
3.69 (2H,m、24 H2) 、3−95 (l H、m、1α−H1
4,40(IH,m、3−H)、5.50 (IHlm、6−H)(測定値M”
376.2956、CH24H3゜03の計算値M376.2974)。
25ニー26ユじζ−7−hリノルコレスト−5−エンーIL工1J2」しL二
り去土二±」エヨし二ムL土土ニュー(下つ=
トリオール(4)(1,0g)および塩化トリチル(2、2g)のピリジン(1
0m文)溶液を室温で一夜攪拌した。この反応液に無水酢酸(2m文)および触
媒量のジメチルアミノピリジンを添加し、混合物を40℃で4時間攪拌した。常
法どおりに処理して1α、3β−ジアセトキシコル−5−エン−24−イルトリ
チレートが得られた。(別のアシル化剤、すなわち適当な酸無水物または塩化ア
シル(たとえば塩化ベンゾイル、無水プロピオン酸など)をよく知られた手法に
したがって使用すれば(仝)に相当するがアシル基が、たとえばベンゾイルまた
はプロピオニルになった1、3ジアシル化合物が容易に得られる。)この粗トリ
チルエーテルを触媒量のp−TsOHを含有する含水ジオキサン(50m文)を
用いて90−10’o℃で3時間処理した。抽出にAc0Etを用いる常法にし
たがった処理に続いて粗生成物をシリカゲル(50g)を用いるクロマトグラフ
にかけた。ベンゼン−AcOEt (10: 1)で溶出したフラクシせンか4
目的とするジアセテー) (5)(880mg)が無定形の粉末として得られた
。[α]2B= 。
6.4° (C1,05) ;NMRl δ0.6B(3H,s、13−Me)
、0 .92 (3H,d、J=6H2、20−Me)、1 .10 (3H
,S、10−Me)、2.02.2.06(6H1いずれもS、アセチJl/)
、3.59 (2H,t、J=6Hz、24−H2)、4.90 (IH,’m
、3a−H) 、5 、04 (IH,m、lβ−H)、5.51 (IH,m
、6H); λ+aax (CHC13)3450.1730および1250C
24H380の81算値M340.2765)。
1.3−ジアセテート(塁)を無水酢酸/ピリジンで処理すると対応する1、3
.25−)リアセトキシ誘導体が得られる。その他のC−24アシル化物(たと
えばプロピオネート、ベンゾエートなど)はよく知られてしする標準条件で(5
)を適当な酸無水物または酸塩化物で処理すれば容易に得られる。
25 26 27−)リノルコレストー24−ブロモ−5−エン−1α 3−ジ
オールジアセテート 6(5)(177mg)のピリジン(3m文)溶液に塩化
トシル(96,8mg)をOoCで添加し、混合物をOoCで一夜攪拌した。数
片の氷を投入して全体を1時間攪拌した。抽出にAcEtを用いる常法どおりの
処置を行うとトシレー)’(149mg)が無色の油状で得られた。このトシレ
ート(149mg)のDMF(5m文)溶液にLiBr(42,2mg)を添加
し、a合物をフルボン雰囲気中で2時間還流加熱した。反応混合物を冷却し、水
およびAc0Etを添加し、有機層を順次2N−HC1,希N a HC03、
飽和NaC1で洗浄してから乾燥した( M g S Oa )。溶媒を留去し
て得られた残渣をシリカゲル(4g)を用いるカラムクロマトグラフィーで精製
した。ベンゼンで溶離して臭化物(互)(107mg)が得られた。m、p、(
ヘキサンから)127−129°; (α)2B=−16,9’ (C1,OO
)。
25 26 27−1リノルーlα 3−ジアセト臭化物(6)(164mg)
のDMF(8mJl)溶液0−80℃で4時間撹拌した0反応混合物を冷却しエ
ーチルで抽出した。有機層を2N−MC1,希N a HCO3および飽和食塩
水で洗浄し、MgSO4で乾燥した。溶媒を留去して得られた残渣をシリカゲル
(20g)のクロマトグラフにかけた。ベンゼンで溶離を行って無定形粉末状の
スルホン(7)(169mg)が得られた。〔α) 28−−16 、9° (
C0,66); NMR,δO364(3H,S、13−Me)、0.86 (
3H,d、J=6Hz、20−Me) 、1..08 (3H,s、10−Me
)、2.02,2.05 (6H1いずれもS、アセチ71/) 、3.04
(2H,t、J=7Hz、24−H2)、4.91(IHlm、3a−H) 、
5 、04 (IH,m、1(IC−H)、5.50 (LH,m、6H)、7
.50 (5H,Ar−)。
25 26 27−)リノルコレスト−1α、3 −ジオール−5−エニルフエ
ニルスルホン(8ジアセテート(7) (42,8mg)を含有する5%K O
H−M e OH(3m 9.)およびTHF(2m文)のP8腋を室温で18
時間撹拌した。常法どおりに処理して得られた生成物をシリカゲル(8g)のカ
ラムクロマトグラフィーで精製した。ヘキサン−AcOEt (1:1)で溶離
を行って目的とするジオール(8)(31゜2mg)を得た。m、p、(CHC
12−ヘキサン)110−111℃。
25 26 27−) リ ノ ル −1α 3 − ビ゛ ス ト リ エチ
ルシロキシコレステリルフェニルスルホン 9)75 m gの(溢)を室温で
ピリジン(3m文)中においてトリエチルクロロシラン(0,3m文)およびト
リエチルアミン(0,5m1)と15時間反応さゼた後。
反応混合物を氷水中に注ぎエーテルで抽出を行った。有機層を0.5N−HC1
と飽和食塩水とで順次洗浄してからMgSO4で乾燥した。抽出物をカラムクロ
マトグラフィー(S iO2)にかけたところ61.8mgの(9)(85モル
、57%)が得られた。油状、MSm/e 728 、596 (M ” HO
S iE t 3) 、567 。
464.301.NMR1δCCDC13)0.44−0.70 (15H,m
、C−18およびS iC)(2CH3)、3.07 (2,H,t、J=7H
z、C−24)、3.83 (IH,m、C−1)、4.00 (LH,m、C
−3)、5.50 (IH,m、C−6)、7.50−7.80 (3H,m)
、7.95−8.10(2H,m)。
−り一じし亘二二2]一旦とヨし2二二A」ニー」」辷−じし旦−−11−−ヱ
7.27−ヘキサフルオロコレステリル24−フェニルスルホンl 3−ジトリ
エチルシリルエーテル(10ジイソプロピルアミン(28す、200モル)のT
HF (2m文)溶液にアルゴン雰囲気中−78°Cにおいてn−BuLi (
190モル)を添加し、得られた溶液を5分間攪拌した。このLDA溶液に(旦
)’(58mg、80モル)のTHF (3m文)溶液を添加し反応混合物を0
°Cで20分間攪拌した。これを再び一78°Cに冷却しくドライアイスニア七
トン浴)、この温度において過剰量のへキサフルオロアセトンガスで3分間処理
した。この反応混合物にNH,CI溶液を加えて反応を停止させ、エーテルで抽
出を行った。有機層を飽和食塩水で洗浄し、MgSO4で乾燥してからシリカゲ
ルのクロマトグラフィーで精製した。ベンセンで溶出したフラクションから53
mgの41加物(10) (74%)が立体異性体の混合物として得られた。N
MR1δ(CDCl2)、3.53 (IH,m、C−24) 、3.81 (
IH、m、 C−1) 、3.98 (IH,m、C−3) 、5.47 (I
H,m、C−6) 、6.80 (IH、ブロード、25−0H) 、 ’7.
67−7.87 (3H,m) 、8 。
00−8.13 (2H,m);18F−NMR(CDCl2)、δ+7.8お
よび+1.08ρpffi。
3α 25−ジヒドロキシ−26,2626272727−へキサフルオロコレ
ステロール(11)45mgの(上」)のジメトキシエタン(1mM)、MeO
H(1m文)およびIN−HCl (1mM)(7)混合溶液を室温で1時間攪
拌した。この反応混合物を飽和食塩水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。有機抽
出液を減圧濃縮してから残−渣をシリカゲルのクロマトグラフィー(CHC12
A c OE t、2:3容量比)にかけたところ34.0mg(100%)の
トリオールが得られた。NMR1δ(CDC!3) 、 0.60’(s、 C
I8)、0.77 (d、J=6Hz、C−21)、1.00 (S、(、−1
9)、1.70 (1−OHおよび3−0H)、3.50 (IH,m、C−2
4)、3.83 (IH、ブロード、25−0H)、7.43−7.87 (3
MR(CDC13)、 δ+7.7および+10.8ppm。(所望に応じて、
このトリオールは当業者にはよく知られている条件の下で酸無水物や酸塩化物の
ような標準的なアシル化剤によって、たとえばアセチル基、ベンゾイル基など、
1,3−ジーO−アシルや1,3.25−トリー〇−アシル化合物にアシル化す
ることができる。)31mgのトリオールと50+sgc7)N a2HPO4
(7)混合物(7)THF (2mjLlとMeOH(2mM)(F)混合溶剤
溶液に800ragの5%Na−(Hg)を加え、全体を室温で45分間攪拌し
た。これにさらに300mgの5%Na(Hg)を加え1反応混合物を室温で1
.5時間攪拌した。反応混合物を飽和食塩水で希釈し、Ac0Etで抽出した。
抽出液をシリカゲルのクロマトグラフにかけテ(CHCl 2 A c OE
t 1 : 2 ) l 7 、6 rngの目的とする6フツ化物(1」)を
得た(72%)。
m、p、 (CHC,l 3から)201−202℃。(11)−のスペ′クト
ルのデータ(NMRおよびマススペクトル)は標準品と一致した。
26,26,26,27,27.27−へキサフルオロ−1α、25−ジヒドロ
キシコレステロールは1981年7月27日出願のアメリカ特許出願No 、2
86 。
790に記載したプロセスにしたがって26.26,26.27,27.27−
ヘキサフルオロ−1α、25−ジヒドロキシコレカルシフェロールに変換するこ
とができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.コレエン酸エステルをDDQで酪化して25,26.27− )リノルコレ スター1 、4. 、6− )ジエン−3−オン−24−酸のエステルとし、 該トリエンをアルカリ性過酸化水素で処理して25゜26.27−ドリノルー1 α、2β−エポキシコレスタ−4,6−ジエン−3−オン−24酸のエステルを 回収し、 該エポキシドを還元して25,26.27−)リノルコレストー5−エン−1α 、3β、24−)リオールとし、 該トリオールをトリチル化し、さらにアセチル化および加水分解を行って25. 26.27−1リノルコレスト−5−エン−1α、3β、24− トリオ−ルー 1.3−ジアセテートを回収し、 該ジアセテートを還元して対応する24−トシル化物とした後、臭素化して25 ,26.27−1リノルコレスト−24−ブロモ−5−エン−1α、3β−ジオ ールジアセテ−1・とじ、 該24−ブロモ−ジアセテートをフェニルスルホニルナトリウムと反応させて対 応する24−フェニルスルホンに変換し、ついで該スルホンを加水分解して25 ,26.27−)リノルコレストー1α、3β−ジ゛オール−5−エニルフェニ ルスルホンとし、 該lα、3β−ジオール−フェニルスルホンをトリエチルクロロシランおよびト リエチルアミンと反応させて25.26.27−)リフルーlα13β−ビスト リエチル−シロキシコレステニルフェニルスルホンに変換し、 該1α、3β一ジトリエチルシリル誘導体をヘキサフルオロアセトンで処理して 1.25−ジヒドロキシ−26,26,26,27、27,27−ヘキサフルオ ロコレステリル−24−フェニルスルホン−1,3−ジトリエチルシリルエーテ ルを回収し、 該エーテルを加水分解し、その生成物をナトリウムアマルガムで還元して1α、 25−ジヒドロキシ−26゜26.26.27.27.27−へキサフルオロコ レステロールを回収する ことからなる26.26.26.27.27.27−ヘキサフルオロ−1α、2 5−ジヒドロキシコレステロールの製造方法。 (式中、Rは水素原子、アシル基またはアルキルシリル基であり、又は水酸基、 0−アシル基、O−)リチル基、P−)ルエンースルホニルオキシ基、ハロゲン 原子およびフェニルスルホニル基からなる群から選ばれるものである)で示され る化合物。 3.25,26.27−)リノルーlα、2β−エポキシコレスタ−4,6−ジ エン−3−オン−24−酸のメ(式中、Rは水素原子、アシル基またはアルキル シリル基、(である)で示される化合物。
Applications Claiming Priority (2)
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US382055DEEFI | 1982-05-26 | ||
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Related Child Applications (2)
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---|---|---|---|
JP4032645A Division JPH0742306B2 (ja) | 1982-05-26 | 1992-01-23 | 25,26,27−トリノル−1α,2β−エポキシコレスタ−4,6−ジエン−3−オン−24−酸メチルエステル |
JP4032644A Division JPH0742305B2 (ja) | 1982-05-26 | 1992-01-23 | 25,26,27−トリノルコレステロール化合物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59500864A true JPS59500864A (ja) | 1984-05-17 |
JPH051278B2 JPH051278B2 (ja) | 1993-01-07 |
Family
ID=22175029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50174583A Granted JPS59500864A (ja) | 1982-05-26 | 1983-04-18 | 26,26.26,27.27,27―ヘキサフルオロ―1α,25―ジヒドロキシコレステロール化合物及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59500864A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0250755A2 (en) | 1986-04-25 | 1988-01-07 | Sumitomo Pharmaceuticals Company, Limited | Fluorine derivatives of vitamin D3 and process for producing the same |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5572200A (en) * | 1978-11-17 | 1980-05-30 | Hoffmann La Roche | Novel manufacture of 1 alpha*3 betaadihydroxyydelta55steroid |
US4248791A (en) * | 1980-02-04 | 1981-02-03 | Wisconsin Alumni Research Foundation | 25-Hydroxy-26,26,26,27,27,27-hexafluorocholecalciferol |
-
1983
- 1983-04-18 JP JP50174583A patent/JPS59500864A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5572200A (en) * | 1978-11-17 | 1980-05-30 | Hoffmann La Roche | Novel manufacture of 1 alpha*3 betaadihydroxyydelta55steroid |
US4248791A (en) * | 1980-02-04 | 1981-02-03 | Wisconsin Alumni Research Foundation | 25-Hydroxy-26,26,26,27,27,27-hexafluorocholecalciferol |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0250755A2 (en) | 1986-04-25 | 1988-01-07 | Sumitomo Pharmaceuticals Company, Limited | Fluorine derivatives of vitamin D3 and process for producing the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH051278B2 (ja) | 1993-01-07 |
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