JPS59500130A - 低酸素性腫瘍細胞用ニトロイミダゾ−ル放射線増感剤およびその組成物 - Google Patents

低酸素性腫瘍細胞用ニトロイミダゾ−ル放射線増感剤およびその組成物

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JPS59500130A
JPS59500130A JP83500881A JP50088183A JPS59500130A JP S59500130 A JPS59500130 A JP S59500130A JP 83500881 A JP83500881 A JP 83500881A JP 50088183 A JP50088183 A JP 50088183A JP S59500130 A JPS59500130 A JP S59500130A
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アグラワル・クリシユナ・シ−
サカグチ・マサカズ
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リサ−チ・コ−ポレイション
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 低酸素性腫瘍細胞用ニトロイミダゾール放射線増感剤およびその組成物 本発明は、腫瘍細胞の放射線治療に有用な新規なニトロイミダゾール放射線増感 剤に関する。
腫瘍のX線放射線治療において出あう最も深刻な問題の1つは、破壊に対する低 酸素性腫瘍細胞のかなりの抵抗性である。この放射線抵抗性は、該細胞における 酸素不足に直接関係しており、X線照射は、よく酸約3倍高く照射されなければ ならない。酸素はX線治療での主要な放射線増感剤である。低酸素性細胞の存在 は、動物の腫瘍の中にくり返して論証され、1回のX線照射による治癒を難しく または不可能にする照射線への抵抗性を生じる。[G、 E、アダムス等、ケモ セラピー7巻187〜206頁(1976年〕。〕抵抗性は、放射線治療におけ る腫瘍および正常紺胞損害の間の治療比を増加させようとする試みに深刻な限界 を与える。低酸素性細胞のこの難点は、分割放射線治療の聞伝酸素性細胞を、例 えば縮小により再酸素化させ得る腫瘍においては減少する。現在−治療が達せら れるのを可能にするのは、放射線治療の経過の間の再酸素化である。
低酸素性の問題を征服するため提案された1つの解答は、高圧酸素(HPO)室 中で患者に放射線処置を行なうことである。この方法に多くの経験が集められた か、これは使用が煩わしくかつ遅い。血管の閉塞もまたこの方法に加えられる深 刻な問題である。
低酸素性腫瘍細胞の放射線増感の問題の解答は、X線よりも高速中性子また仲π 中間子放射線の使用である。中性子は腫瘍に全く効果的であるが、広大な施設を 必要とするので、本方法は非常に高価でたいていの病院に簡単には得られない。
さらに、中性子またはπ中間子の0ER(酸素回上比)は僅か15〜17である 。OERは、放射線増感剤(または酸素)存在下の残存カーブの直線部分の勾配 を、薬剤の存在しない低酸素性における勾配と較べた比である。OERが高い程 、放射線増感剤は酸素の効果により近づく。
第3の解答は、腫瘍細胞を放射線増感させる能力において酸素をまねる化合物の 使用である。これらの化合物は外用的に与えられ、体全体にに散する。この一般 的な拡散のために、正常組繊細胞より腫瘍細胞に多く損害を起こさぜることは大 切である。5−プロモデオキシウリジンおよび5−フルオロデオキシウリジンの ようなりNA挿入薬品による増感が開発されたが一選択性が乏しいために該化合 物は失敗した。
1963年に−アダムス等=Biophysic、 Res、Comm。
12巻473頁(19,63年)は−低酸素性バクチリア細胞を増感させる化合 物の能力が電子親和性に直接関係するということを提案した。この考えは一般的 に実証され、更に活性な化合物の探索を助けた。
例えばニトロフランは哺乳類の低酸素性細胞の放射線増感にインビトロで活性で ある。しかしながら、代謝半減期が僅か数分なのでm=トロフランは臨床的に有 用ではない。[J、 D、チャプマン等、カンサーリサーチ 32巻2616頁 (1972年)〕。
臨床的使用におけるおよび電子親和性をもつ化学構造を有する他の薬品の更なる 探索から、ホスターおよび協力者によりメトロニダゾール(1)の放射線増感行 為の1973年の発見が得られた[ J、 L、ホスターオヨヒR,L、 ’) イルンン、Br1t、 J、Radiol、 45巻234頁(197,3年) 〕 メトロニダゾールはインビトロおよびインビボの両方で活性である。
別のニトロイミダゾール増感剤であるミソニダゾール(2)もまた最近価値のあ ることが判明した。(J、D。
77、ギス等、Rad、Ras、60:108(1974)]。
H メトロニダゾールおよびミソニダゾールは両方共インビボで効果的である。しか しながら、口から与えられた時両方の化合物は深刻な副作用を示す。マウスにん おいて末梢神経障害および痙れを示し、中枢神経系毒性 性は人間における使用を制限する。
最近、アグラワルはアメリカ特許第4282232号てN−オキシド官能基を含 むニトロイミダゾールおれらの化合物では放射線増感剤として有用で、中枢神経 系毒性が減少した。1980年3月−テキサス、ヒユーストンでのアメリカ化学 会の第179回の会合で、アグラワルおよび協力者は1−β−D−グルコピラノ シル、1−β−D−グルコ−チオピラノシルのようなヌクレオシドを含むニトロ イミダゾールおよび2−ニトロイミダゾ7ン、のノイラミン酸誘導体について述 べた。
腫瘍細胞の放射、線装置のため、生物学的に活性なおよび臨床的に有用な放射線 増感化合物の必要性か存在し続けており一該化合物は低い中枢神経系毒性を示す 。
本発明は一腫瘍細胞の放射線治療のための放射線増感化合物を提供し、化合物は 安定で生物学的に活性であり一低い中枢神経系毒性をもつので低酸素性腫瘍細胞 に特に適用できる。
本発明の化合物は2−ニトロイミダゾールまたは2−ニトロベンズイミダゾール の誘導体であり、該誘畔〔式中、Wは環中に4ま、た5個の炭素原子を含む環状 エーテルまたは式 の基であって、ここでmは1または2、kは水素または−C(0)−R”、ここ でに2は低級アルキル、アリールまたはアリールアルキルであり、XおよびYは 別々になる時はそれぞれ水素または電子吸引基、−緒になる時は6員炭素環性芳 香族環である。〕 の活性酸素性細胞放射線増感化合物および上記化合物と酸の塩からなるものであ る。
好ましい基の中で−の代表は、01〜C4アルキル、フェニル、ニトロフェニル 、クロロフェニル、低分子アルキルフェニル−低分子アルコキシフェニル、ペン ジノヘニトロベンジル、ハロペンシルナトて、ある。
XおよびYは、ニトロ、R3か01〜C4のアルキノげある。R”−CO−=カ ルボキシアミド、アルキルが61〜C4のアルキルであるカルボアルコキシ−1 (5が01〜c4 のアルキルてあ’4 R5−N(0) =CT−1−型のニ トロン、ヒドロキシリ ジメチル、ニド、V[17メチルー 2−フェニル−ビニルおよび2−7 にトロフェニル)ビニルのような電子吸引性置換基である。
本発明の他の好ましい態様は一環状部のc−1のまわりの立体構造がα配置にあ る化合物である。
本発明の特別に好ましい化合物は−1−(テトラヒドロ−2−フラニル)−2− 二トロイミダゾール−1−(テトラヒドロ−2−ピラニル)−2−ニトロイミダ ゾール−1−(2−ヒドロキシシクロペンチル)=2−二トロイミダゾール、1 −〔2−ヒドロキシシクロヘキシル)−2−二トロ(ミタI−ルー 1−[(2 −ヒドロキシエトキシ)メチル〕−2−ニトロイミダゾールである。
本発明のピラニルまたはフラニル化合物、即ち環状エーテルは次の式に従って− ジヒドロフランまたはジヒドロピランと2−ニトロイミダゾール(または誘導体 )の反応により調製される。
■表昭59−500130 (4) これらの縮合は好ましくは−P−)ルエンスルホン酸、ペンセンスルホン酸−無 機酸などのような酸の存在下で行なわれる。
本発明のピラニルまたはフラニル化合物のカルポザイクリック類縁体の調製は一 次式に従って、好ましくは炭酸カリウムまたはナトリウム−酢酸ナトリウム、水 酸化ナトリウムなどの塩基の存在下で2−ニトロイミダゾールにシクロペンテン オキシドまたはシクロヘキセンオキシドを縮合させることにより行なイっれる。
環状エーテル類縁体は、例えば710、トシルなどの脱離基を含む適当なエーテ ルとTMS保護された2−ニトロイミダゾールの核縮合により調製されてよくm ;トロイミダゾール出発化合物との縮合において該エーテルは置換基Aと反応し 次のような副生成物を形成トリメチルシリル(TMS)保護された2−ニトロイ ミダゾールは、公知の方法に従って、ヘキサメチルジシラザンまたはビス(トリ メチルシリル)アセトアミド(BSA)iたはトリメチルシリルクロライドと2 −にトロイミダゾールから調製され得る。c E、 J。
プリスベ等、ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー43巻4784〜 4794頁(1798年)〕置換または未置換の2−ニトロイミダゾールの調製 は、以下のように行なわれてよい。
14(または5)−アシル置換2−イミダゾール例えば酸性条件下のNaN02 −Cu=iたは他の同様な緩和な酸化剤による対応する4(または5)−アシル 置換2−アミノイミダゾールの酸化によりこれらは調製されてよい。2−アミノ 4(5)−アシルイミダゾールは、ブラウン等、ジャーナル・オブ・アメリカン ・ケミカル・フサ4フフ4100巻4208頁(1978年)の方法に従い調製 され得る。
ント・アンド・ケモセラピ−4,69(1965年)]の一般的方法によりこれ らは調製されてよい。
3、2.4 (または5)−ジニトロイミダゾール前記2のように調製された2 −ニトロイミダゾールは、さらに無水酢酸の存在下発煙硝酸でニトロ化し得て、 2,4(!たは5)ジニトロイミダゾールを生成する。これらの化合物は、G、  C,ランチニ等、Farmaco。
Ed、Sci、、 l 3巻390頁(1963年)に記述されている。
4他の置換2−ニトロイミダゾール 4または5位が01〜C4のアルキルカルボニル、ニトリル、カルボキシアミド 、C1〜C4のニトロン、ヒドロキシメチル、ニトリロメチル、2−フェニルビ ニルまタハ2+−’ (二)ロフェニル)ビニルで置換された2−ニトロイミダ ゾールは、下式の共通の中間体2−ニトロ−4(または5)−ホルミルイミダゾ ールからすべて調製される。
り・ケ、ミスドリー9巻979頁(1972年)の方法より調製されるこのホル ミル誘導体は一酸化クロムで酸化され、ついでエステル化され−アルキルカルボ キシ誘導体を生成する。これは水素化ホウ素ナトリウムで還元されヒドロキシメ チル誘導体を生成し、該誘導体ハ続いて5O2C1!2で塩素化されさらにシア ン化アルカリ金属(例えばシアン化ナトリウム)と反応しニド1体は−フイーザ ー・アンド・フィーザー、リエージエンッ・フォー・オーガニツク・シンセシス 、第6巻。
538ページに従って、61〜C4アルキルヒドロキシルアミン(アルキルNH 2−OH)と処理され一対応するニトロンを得る。ポルミル誘導体はNH2O5 03Hと反応しニトリル誘導体を与え、該誘導体は続いて水和されカルボキシア ミド化合物を生成する。2−フェニルビニル化合物またはそのニトロ化した類縁 体は一前述のカバレリ等の合成の中間体として得ることができる。前述の単一の 反応の全ては当該業者によく知られ、有機化学の標準合成教科書を参考すること により反応の条件および特徴の詳細は過度の実験なしにたやすく確められる。
本新規へテロ環化合物は、その基本的性質から考えて、そのままで治療的に有用 であるか、または塩の形で用いられる。このように、治療的Jと受け入れられる 酸を含む無機および有機のいろいろな酸とこれらの化合物は塩を形成する。もち ろん、治療的に受け入れられる酸との塩は一本溶性が望まれる場合の製剤の調製 において有用である。治療的に受け入れられない酸との塩は一本新規化合物の単 離および精製において特に有用である。それ故、本新規化合物のすべての酸との 塩は、本発明により期待されている。
薬学的に受け入れられる酸添加塩は、治療に特に有用である。これらは塩酸−ヨ ウ化水素酸−臭化水素酸リン酸、メタリン酸、硝酸および硫酸のような無機酸の 塩および酒石酸、酢酸、クエン酸、リンコ酸−安息香酸、グリコール酸、グルコ ン酸、コハク酸、例えばp−)リエンスルホン酸のようなアリールスルホン酸な どのような有機酸を含む。薬学的に受け入れられない塩は治療において有用てな いが、新規物質の単離および精製のために価値がある。更に、これらは薬学的に 受け入れられる塩の調製に有用である。この群の中で、より一般的な塩はフン化 水素酸および過塩素酸と形成される塩を含む。フン化水素酸塩は、塩酸中への溶 解および形成される塩酸塩の結晶化により、例え(f塩酸塩のような薬学的に受 け入れられる塩の調製に特に有用である。過塩素酸塩は、新規生成物の精製およ び結晶化に有用である。
本発明の化合物は、X線放射線治療を行なう患者における低酸素性腫瘍細胞の放 射線増感をもたらす方法により投与される。例えば投与は、非経口に、皮下に一 静脈内に、筋肉内に、腹膜内に行なわれる。これと別にまたは同時に、投与は経 口により行なわれる。投与される量は、服薬者の年令、健康ならびに体重、もし あるなら同時の処置の種類および望まれる効果の性質に依る。一般に、活性成分 化合物の量は、体重1〜当り約0.5 ”!グル100 m’?である。通常− 1回の放射線治療当りの1回以上の投与において、1投与・I Kg当り1〜5 0m7は望まれる結果を得るために効果的である。
がんのX線放射線治療において、利用される個々の放射線照射量は多くのいろい ろな要因に依存しており、該要因は放射線増感剤の有無に依存しないことが知ら れている。このように本発明に使用されるX線線量は一状況の特別な要求により 決められる。線量は一腫瘍の寸法、腫瘍の位置、患者の年令ならびに性別、照射 の回数、他の腫瘍の存在、可能な転移などに依存する。
放射線増感剤の存在は、腫瘍でない細胞に対する腫瘍細胞の破壊比を増加させる 。それ故、本発明の放射線増感剤のある場合はない場合よりプリセット照射放射 線が効果的になる。放射線治療の当該業者は、次の2つの教科書を参考にして特 別な腫瘍細胞への照射量をたやすく確めることができる。R,アンドリウ、す・ ラジオバイオロジー・オブ・ヒユーマン・カンサー・ラジオセラピー第2版、ユ ニバーシティ・パーク・プレスと1978年、特にこれの25章; H9A、ギ ルバートおよびA、 R,カゲン、Ed、ハーバ−アンドp−11978、「モ ダン・ラジェーション・、オンコロジークラシンクリタレチュア・アンド・カレ ントマネジメント」。これらの本はここでは参考文献として引用する。
化合物は、経口投与のため錠剤、カプセル、散剤薬包または液状の溶液、懸濁液 もしくはエリキシル剤のような投与形でまたは非経口使用のため溶液もしくは懸 濁液のような製剤用の燕菌液で用いられる。そのよう1組成物において活性成分 は通常概として組成物の全重量に基ついて少なくとも0.5重量%で9o重量% 以下の量で存在する。不活−性な薬学的に受け入れられる担体が好ましくは使用 される。
次の実施例は更に本発明を説明するものである。
実施例1 1−(テトラヒドロ−2−フラニル)−2−ニドロイ35、nlのアセトニトリ ル中の0.338 !? (3,0ミリモル)の2−二トロイミダゾールおよび 2.3−ジヒドロフランの懸濁液を一35〜45℃で5■のp−)ルエンスルホ ン酸の存在下2時間窒素下で攪拌し、それから蒸発させた。残渣はクロロホルム に溶解し、濾過し蒸発してシロップを生成し一該シロップは酢酸−ベンゼン(1 :1)を用いたプレパラティブT I−Cにより精製され、0.412(753 %)の表題の化合物、融点91℃を得た。
実施例2 1−(テトラヒドロ−2−ピラニル)−2−ニドロイ0.1139 (1,Oミ リモル〕の2−二トロイミダゾールおよび10m1の2,3−ジヒドロピランの 懸濁液を、ロビンス等、ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサイアテ ィ83巻2647頁(1961年)〕の方法に従って、80°Cて5mりのP− )ルエンスルポン酸の存在下1時間攪拌した。過剰の2,3−ジヒドロフランは 減圧下で除去した。残渣は酢酸エチル−ベンセン混合液(9:1〜1:1の勾配 を用いる)での溶離によるシリカゲルクロマトグラフィーを行なって0、165  F C83,7%)の表題の化合物を得−これを石油エーテルで再結晶した。
融点50 ’C実施例3 l−(2−ヒドロキシシクロペンチル)−2−ニトロ0.3’39 F (3ミ リモル)の2−ニトロイミダゾール−30−のエタノール、3.5 、、Jのシ クロペンテンオキシドおよび015gの炭酸カリウムの1琶渦液を、窒素下20 時間攪拌還流した。黄色透明の溶液か生成した。
これを蒸発し、残液は50m1のクロロホルムに溶解し一濾過した。P液は蒸発 して0.28P(47,3%)の表題の化合物を生成した。これを酢酸エチルか ら再結晶した。融点109℃ 実施例4 l−(2−ヒドロキシシクロヘキシル)−2−二トロ0.565PC5ミリモル )の2−ニトロイミダゾール−50m1のエタノール、5.0 miのシクロヘ キセンオキシドおよび025gの炭酸カリウムのWEB液を窒素下16時間攪拌 還流した。生成する黄色溶液を蒸発し一残渣は100rnlのクロロホルムに溶 解して濾過した。P液は蒸発し一残渣を酢酸エチル:ベンゼン(2:1)を溶離 液としたプレパラテイブTLCにより精製し、0.359!7(34,0%)を 得た。これを酢酸エチル−エーテルから再結晶した。融点141℃実施例5 1−([(2−ベンゾイルオキシラ工I・キシコメチル100m1・(D 7  セトニ) l) ル中(7) 1.13 !J (0,01−Eル)の2−二ト ロイミダソールのトリメチルシリル誘導体〔ブリスベ等−ジャーナル・オブ・オ ーガニツク・ケミストリー43巻4784頁(1,978年)に従って合成され た〕、6.44F(0,03モル)と2−(ペンツイルオキシ)エトキシ−メチ ルクロライド〔ンエファー等−ネーチュア272巻583頁(1978年〕に従 って合成された〕および7.29(0,02モル〕の臭化水銀の溶液を室温で1 6時間撹拌した。反応混合物をついて蒸発し一残渣をクロロホルムで抽出した。
抽出物は許過し、続いて飽和炭酸す) IJウム水溶液、30%ヨウ化カリウム 溶液および水で洗浄した。クロロホルム層は減圧蒸発し、乾燥した。残渣のシロ ップはベンゼン:酢酸エチル(5:3)てプレパラティブTLCにより精製し、 無定形物質として表題の化合物071り(244%)を得た。
実施例6 1−[(2−ヒドロキシエトキシ)メチル]−2−二・アンモニアで飽和した7 0m1のメタノール中の05FC1,72mモル)のベンゾイルオキシ誘導体の 溶液を05℃で16時間ゆっくりと攪拌し、それから室温で減圧蒸発した。残渣 のガム状の固体は酢酸エチルでプレパラテイブTLCにより精製し、エタノール から再結晶し、0.144 y−(,48,0%)の表題の化合物を得た。融点 115℃ 生物学的評価 A、インビトロ細胞毒性実験 チャイニーズハムスター細胞系v−79培養の非同時性単層を全ての実験で用い た。単層は指数的に増加する培養細胞から得られた。培養および取扱い方法は一 りック等−Rad、 Res、 65巻152頁(1976年)によって以前に 報告されている。塗られた培養細胞は一1時間窒素(酸素無含有の製品)でパー ジすることにより、7つのペトリ皿を収容できるジュラルミン容器の中で、低酸 素性にされた。アグローワル等、Rad、 Res、 78巻532頁(197 9年)に従って一照射は、およそ240ラド/分の線量率でコバルト60を用い ることにより行なった。1400ラドの線量を、指定薬品濃度の存在下ガラス製 ペトリ皿にある低酸素性細胞に与えた (2000細胞/n)。細胞生存は同じ 薬品濃度にさらされた無照射の毒性低酸素性細胞から評価した。完全な生存曲線 が、400〜goooラドの放射線線量での全ての化合物に得られた。Do値を 全ての化合物について計算し、低酸素性の薬品処理された細胞におけるり。値の 比から、対応する薬品の増感回上比を与えた。
培養細胞は一5%CO3雰囲気中37℃で6日間培養された。生成するコロニー は無水エタノールで固定メチレンブルーで着色して数えた。
インビトロ毒性を決定するため、チャイニーズハム本発明の化合物は、人間の放 射線治療処理における使用のために理想的な毒性および放射線増感特性を持つ。
完全にアンル化された誘導体は放射線増感剤であるが、溶解性か乏しいためいく ぶん望ましさに劣る。
国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1ここに記載の式■の化合物に、環中4もしくは5個の炭素原子を含むジヒドロ 環状エーテルまたは5もしくは6個の炭素原子を含むシクロアルケンオキシドを 添加してここに記載の式v−vmの生成物を形成するか、またはここに記載の式 ■の化合物を式IXの化合物と縮合させ、所望により上記生成物と酸の塩を形成 することからなる、ここ(ζ記載の式■の化合物の製造方法。 2ジヒドロ環状エーテルの添加を酸の存在下で行なう請求の範囲第1項記載の方 法。 3シクロアルケンオキシドの添加を塩基の存在下で行なう請求の範囲第1項記載 の方法。 4R1か水素である請求の範囲第1〜3項のいずれかアリールまたはアリールア ルキルである請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の方法。 6XおよびYが水素である請求の範囲第1〜3項のN(o)−cH−(ココテー バc1〜c4ノアルキル)、HoCH2−NC−CH2−、フェニルビニルおよ び2−にトロフェニル)−ビニルである請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載 の方法。 8生成物が−1−(テトラヒドロ−2−フラニル)−2−ニトロイミダゾール、 1−(テトラヒドロ−2−ピラニル)−2−ニトロイミダゾール、1−(2−2 −ヒドロキシシクロヘキシル〕−2−ニトロイミダゾールまたは1−[(2−ヒ ドロキシエトキシ)メチル]−2−ニトロイミダゾールのうち1っである請求の 範囲第1〜3項のいずれかに記載の方法。 9、式 〔式中、Wは環中4また5個の炭素原子を含む環状エーテルまたは式 の基であり−ここてnは1または2、R1は水素または−C(0)−R2てあり 、ここて−は低級アルキル、アリールまたはアリールアルキルであり、Xおよび Yは別々になる時それぞれ水素または電子吸引基−一緒になる時6員の炭素環性 芳香族環である。〕 の化合物および該化合物と酸の塩。 リールまたはアリールアルキルである請求の範囲第9項記載の化合物。 12、XおよびYが水素である請求の範囲第9〜11項に5−N(0)−CH− (ココテーバC1〜c4ノアルキル)、HOCHNC−CH2−、フェニルビニ ルおよび2−(ニ− トロフェニル)−ビニルである請求の範囲第9〜11項のいずれかに記載の化合 物。 14.1−(テトラヒドロ−2−フラニル)−2−ニトロイミダゾール。 15.1−(テトラヒドロ−2−ピラニル〕−2−二トロイミダゾール。 16.1−(2−ヒドロンクロペンチル)−2−二トロイミダゾール。 17.1−(2−ヒドロキシシクロヘキシル)−2−二トロイミダゾール。 18.1−1:(2−ヒドロキシエトキシ)メチル〕−2−ニトロイミダゾール 。 1つ放射線増感量の式1の化合物を含んでなる医薬組成物。
JP83500881A 1982-02-08 1983-02-07 低酸素性腫瘍細胞用ニトロイミダゾ−ル放射線増感剤およびその組成物 Pending JPS59500130A (ja)

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