JPS5949906B2 - 化粧板のポストフオ−ム加工品及びその加工法 - Google Patents

化粧板のポストフオ−ム加工品及びその加工法

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Publication number
JPS5949906B2
JPS5949906B2 JP54047681A JP4768179A JPS5949906B2 JP S5949906 B2 JPS5949906 B2 JP S5949906B2 JP 54047681 A JP54047681 A JP 54047681A JP 4768179 A JP4768179 A JP 4768179A JP S5949906 B2 JPS5949906 B2 JP S5949906B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decorative board
resin
post
core material
processing method
Prior art date
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Expired
Application number
JP54047681A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55139253A (en
Inventor
栄次 池田
章夫 多賀
重夫 高島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aica Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Aica Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aica Kogyo Co Ltd filed Critical Aica Kogyo Co Ltd
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Priority to AU59853/80A priority patent/AU5985380A/en
Priority to PCT/JP1980/000077 priority patent/WO1980002256A1/ja
Publication of JPS55139253A publication Critical patent/JPS55139253A/ja
Publication of JPS5949906B2 publication Critical patent/JPS5949906B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はメラミン化粧板等の熱硬化性化粧板の曲げ加工
するポストフォーム加工法及びその製品に関する。
メラミン化粧板等の熱硬化性化粧板の高度な加工品とし
て、端部を曲げ加工したポストフォーム加工製品は家具
や建築部材として需要が多くなつてきている。
従来、化粧板の曲面加工法としては曲面加工部を熱変形
温度まで加熱して、外力を加えて曲げ加工L、予め曲面
加工された芯材部に接着剤を用いて貼り付けていた。
従つて加熱及び加圧装置を必要とし、加熱温度の調節が
難しく高温すぎると化粧板が焦げて変色し、低温では曲
がらないかひび割れが生じた。また加圧するにも化粧板
が加熱されている状態で圧力を加える必要があるのでタ
イミングを要し、加圧力も高圧すぎろとひび割れが生じ
たり、低圧では曲がらないか芯材への接着不良を生じた
。また曲面加工された芯材部への接着加工のために曲面
芯材部への密着性が悪く、経時後に接着面より剥れが生
じ問題となつた。以上のことによリポストフォーム加工
部は芯材端部に限定され、天板等の中央部にスポット的
に曲面加工することは不可能な状態であつた。本発明の
目的は前記の様な加熱、加圧装置及びJ 調節を必要と
せず、また天板の中央部にもスポット的に曲面加工する
ことができる化粧板のポストフォーム加工法と化粧板の
曲面加工部が芯材部へ完全に密着したポストフォーム加
工品を提供することにある。
本発明のポストフォーム加工品の加工法を図面に基いて
説明すると、ポストフォーム加工する化粧板1裏面の芯
材2に空隙を設け、該空隙に硬化時に発熱して体積膨脹
する発泡成型樹脂組成物3を流し込み、化粧板1裏面を
樹脂組成物3に接触させて静置しておき、樹脂3の発熱
により化粧板1がポストフオーム加工され易い温度に加
熱?れると同時に、樹脂3の発泡による体積膨脹分を化
粧板1のポストフォーム加工部に集中?せて曲げ加工す
ると同時に芯材部への接着充填する化粧板のポストフォ
ーム加工法である。
本発明で使用するポストフオーム加工用発泡樹脂として
は、硬化時に発熱して化粧板も加熱されて曲がり易くす
ると同時に発泡圧で化粧板を押し曲げて接着し一体化す
る必要があり、常温で液状を呈して常温で発泡成型硬化
する発泡エポキシ系樹脂組成物、発泡ウレンメン系樹脂
組成物などが適しているが、このうちでもメチルハイド
ロジエンポリシロキサンを発泡剤とした発泡倍率約2倍
の発泡エポキシ系樹脂組成物が作業性及び硬化後の物性
値などの点より優れている。
本発明による化粧板のポストフオーム加工品は発泡樹脂
の発熱と体積膨脹を利用したものであるので、除々に均
一に曲げ加工されるために曲げ加工部に無理がなく、従
来の瞬間に加熱加圧する方法に比べてポストフオーム加
工作業が容易であるのみならず、出来上り製品もひび割
れが生じ難い。
Lかも得られるポストフオーム加工品の曲面加工部は発
泡樹脂で完全に一体化されているので、従来の接着剤に
よる加工品のような経時後に化粧板と芯材部との間から
の剥れが見られず、耐久性に優れている。従つて本発明
により、従来不可能とされていた天板等の中央部をスポ
ツト的に曲面加工することを可能にし、流し台、洗面台
、机などの化粧板貼り甲板の中央部要所に凸状のポスト
フオーム加工部を設けることが出来るので用途を拡大す
る。
また端部を本発明によりポストフオーム加工したものは
発泡樹脂で一体化されているので耐水性、耐久性及び美
観上も優れたものとなる。次に本発明を実施例により説
明するが、これに限定されるものではない。
実施例 1 厚さ20弓?のラワン合板に、長さ100、幅100ラ
の孔をあけて、裏面に厚さ3m/1rLのラワン合板を
貼りつけ、20×100×1003の空隙部を設けた天
板芯材2を作成した。
次に空隙部に発泡剤としてメチルハイドロジエンポリシ
ロキサンを添加してある発泡倍率約2倍の発泡エポキシ
樹脂組成物3を注入し、厚さ0.8シ霜ポストフオーム
加工用メラミン化粧板1を樹脂3液面に接触させて、周
囲の芯材2にゴム系接着剤で接着して静置した。静置後
約30分後には樹脂3が発熱発泡して該化粧板1表面も
加熱されて切断面が第1図の如く凸状中央部は10m/
WL程脹んで化粧板1と発泡樹脂3とが一体化されたポ
ストフオーム加工品を得た。実施例 2 厚さ20のパーチクルボード芯材2に、厚さ0.85の
ポストフオーム加工用メラミン化粧板1の端部長さ50
m/RrLを芯材2よりはみ出して尿素樹脂系接着剤で
貼りつけ、はみ出した化粧板1端部から芯材2低面に亘
り離型枠4を置き、芯材2端部の化粧板1下の空隙部に
発泡倍率約2倍の発泡ウレタン樹脂3を注入し、樹脂3
液面に化粧板1裏面を接触させて静置した。
静置後約10分後には樹脂3が発熱して発泡し化粧板1
表面も加熱されて切断面が第2図の如く端部で最大10
程上方に化粧板1が曲がり発泡樹脂3と一体化されたポ
ストフオーム加工品を得た。発泡樹脂3が硬化し冷却し
てから離型枠4を取りはずして、端部約20T3/m長
さの化粧板1と発泡樹脂3層を切削して取り除いて平滑
に仕上げて、化粧板端部をポストフォーム加工した天板
を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1による要所切断面図、第2図
は実施例2による要所切断面図を示す。 1・・・化粧板、2・・・芯材、3・・・充填発泡樹脂
、4・・・離型枠。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 曲面加工された熱硬化性化粧板裏面の芯材部が、硬
    化時に発熱して体積収縮する熱硬化性樹脂で一体化され
    ていることを特徴とする化粧板のポストフォーム加工品
    。 2 曲面加工する熱硬化性化粧板裏面の芯材部に空隙を
    設けて、該空隙に硬化時に発熱して体積収縮する熱硬化
    性樹脂を注入して化粧板裏面を接触させて静置し、該樹
    脂の硬化時に発生する発熱反応並びに体積収縮作用を利
    用して化粧板を曲面加工することを特徴とする化粧板の
    ポストフォーム加工法。 3 芯材が木質系で、樹脂が低粘度で接着性のある硬質
    ポリウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、不飽和ポリエス
    テル系樹脂のいずれか又は混合物である特許請求の範囲
    第2項記載の化粧板のポストフォーム加工法。
JP54047681A 1979-04-19 1979-04-19 化粧板のポストフオ−ム加工品及びその加工法 Expired JPS5949906B2 (ja)

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JP54047681A JPS5949906B2 (ja) 1979-04-19 1979-04-19 化粧板のポストフオ−ム加工品及びその加工法
AU59853/80A AU5985380A (en) 1979-04-19 1980-04-17 Postformed decorative melamine laminate and method of formingthe same
PCT/JP1980/000077 WO1980002256A1 (en) 1979-04-19 1980-04-17 Postformed decorative melamine laminate and method of forming the same

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JPS55139253A JPS55139253A (en) 1980-10-30
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