JPS5949789B2 - トリガ発振器 - Google Patents

トリガ発振器

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JPS5949789B2
JPS5949789B2 JP16033876A JP16033876A JPS5949789B2 JP S5949789 B2 JPS5949789 B2 JP S5949789B2 JP 16033876 A JP16033876 A JP 16033876A JP 16033876 A JP16033876 A JP 16033876A JP S5949789 B2 JPS5949789 B2 JP S5949789B2
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JP
Japan
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potential
transistor
trigger
gate
resistor
Prior art date
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JP16033876A
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充 茂木
鈴夫 小嶋
敏夫 小谷
昭彦 醍醐
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、nゲートサイリスタ (以下、PUTと称
する)を用いるトリガ発振器に関する。
一般にPUTを用いたトリガ発振器としては、PUTの
陽極と電源との間に充電抵抗を接続し、PUTの陽極と
陰極との間に充電コンデンサを接続して時定数回路を構
成したものがあり、このものはゲートバイアス回路の直
列等価抵抗値の設定によつて陽極ブレークオーバ電流を
広範囲に可変でき、しかも、ゲートバイアス電圧に対す
る依存性が小さ<、電源電圧変動に安定な特性を保有し
ているので、電力用サイリスタのトリガ発振器として広
<利用されている。
しかし、PUTはゲートバイアス電圧に対する保持電流
の許容設定範囲が小さいものである。
第1図は従来のトリガ発振器を示す回路図であり、図に
おいて、スイッチング素子として作動するトランジスタ
1がオフのとき、トリガ発振器は起動し、直流電源2か
ら充電抵抗3を通して充電されるコンデンサ4の充電電
位が抵抗5、6で直流電源2の電圧を分圧したPUT7
のゲート電極の電位よりも上昇すると、PUT7がオン
となり、PUT7の陰極から出力8が取り出される。そ
して、PUT7が点弧することにより、コンデンサ4の
電位が低下すると、PUT7はオフとなり、以下、同様
の動作を繰り返してトリガ発振を行なう。いま、この第
1図において、トランジスタ1のベースに外部から制御
入力9を加えることにより、トランジスタ1がオンとな
り、コンデンサ4の電荷はこのトランジスタ1を通して
放電されることになる。
この結果、トリガ発振の起動が停止されることになる。
このように、PUT7の陽極と陰極間にトランジスタ1
を設けることにより、発振器の起動停止制御を行なつて
いるものである。
なお、10はトランジスタ1のベースと直流電源2の負
極間に接続された抵抗、1]はPUT7の陰極と直流電
源2の負極間に接続された抵抗である。
しかるに、この様に構成されたトリガ発振器においては
、PUT7のゲート電極の電位、つまり抵抗5と抵抗6
との接続点の電位が、第3図Cに示す如くPUT7が点
弧する以前、抵抗5と抵抗6とにより決まる一定電位で
あり、PUT7が点弧と同時に低下し、PUT7が消弧
すると再び上記一定電位に復帰するものであり、出力8
からのトリガ発振起動時点及びトリガ発振停止時点のP
UT7のゲート電極の電位は同じ一定値になつているも
のである。
従つて、トランジスタ1のベースに印加される制御入力
9により、トリガ発振器の起動、停止制御に際して、制
御入力9がチヤタリングを伴なつたDC入力や変動を伴
なつたアナログ入力の場合に誤動作を生じることがある
つまり、出力8から繰り返してトリガを発生している際
に、制御入力9の変動によりトランジスタ1が瞬間的に
オンすると、PUTの陽極の電位が低下して上記一定電
位を高い値に設定しておくと出力8から所望の時にトリ
ガが発生されなくなり、上記一定電位を低い値に設定す
ればこの影響はほとんど無視できることになる。
しかし、上記一定電位を低い値に設定すると、出力にト
リガを発生停止の際に制御入力9の変動によりトランジ
スタ]が瞬間的にオフすると、PUT7の陽極の電位が
上昇してPUT7が点弧し、出力8からトリガが発生す
ることがある。すなわち、トリガ発振起動時点及びトリ
ガ発振停止時点のPUT7のゲート電極の電位が同じ一
定値になつているため、制御入力の変動に対して誤動作
をしやすいものであつた。
この発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、ゲ
ートバイアスブリーダ用の抵抗を等価的にトリカーの発
振停止時に大きく、発振起動時に小さくなるように可変
するようにして、発振起動時と発振停止時のゲートトリ
ガ電圧の値に差をもたせ、制御入力の変動に対しても誤
動作のないトリガ発振器を提供するものである。
次に、第2図及び゛第3図に基づきこの発明のトリガ発
振器の一実施例について説明すると、第2図において、
直流電源12の正極と負極との間には充電抵抗13と第
1及び第2コンデンサ14,15との直列回路が接続さ
れている。
この充電抵抗]3とコンデンサ14との接続点はPUT
l6の陽極が接続されており、PUTl6の陰極は抵抗
17を通して直流電源12の負極に接続されている。
そして、PUTl6の陰極から出力18を取り出すよう
になつている。また、コンデンサ]4と15との接続点
はNpn型のトランジスタ19のベースに接続されてお
り、このベースは抵抗20を介してPUTl6のゲート
に接続されているとともに、抵抗21を通して直流電源
]2の負極に接続されている。
トランジスタ19のエミツタは直流電源12の負極に接
続され、コレクタはnゲートサイリスタ16のゲートが
接続されるバイアス抵抗22を経て直流電源12の正極
に接続されているとともに、PUTl6のゲートに接続
されている。直流電源12の正極は抵抗23を介してP
np形のスイツチングトランジスタ24のベースに接続
されており、このスイツチングトランジスタ24のコレ
クタは直流電源12の負極に接続され、工ミツタは充電
抵抗13とコンデンサ14との接続点に接続されている
このトランジスタ24のベースには外部回路より制御入
力26が導入されるようになつている。なお、26は直
流電源12のノ正極に接続された第1帰線、27は直流
電源12の負極に接続された第2帰線である。次に、以
上のように構成されたこの発明のトリガ発振器の動作に
ついて第3図の動作波形図を併用して述べる。
第3図において、Aは出力187(第2図図示a点)か
ら出力される繰り返しトリガの波形、BはPUTl6の
陽極(第2図図示b点)の電位を示す波形、Cは第1図
に示す従来回路のPUTl6のゲートバイアス電位を示
す波形、DはPUTのゲート (第2図図示d点)のゲ
ノートバイアス電位を示す波形、Eは制御入力を示す波
形である。まず、TOにて制御入力が″L″レベルから
゛H″レベル変化するとスイツチングトランジスタ24
はオフ状態となり、トリガが発振され得る状態になる。
この時b点の電位は略0,dの電位はバイアス抵抗22
及び抵抗20,21で決まる所定電位(以下第1電位と
称す。)になつている。次にT。〜T,の期間において
、b点の電位は、第1及び第2のコンデンサ14,15
が所定の時定数をもつて充電され始める。この時、トラ
ンジスタ19のベースには第2のコンデンサ15により
電圧が印加されることになるので、トランジスタ19は
導通をし始め、d点の電位は抵抗20,21及びトラン
ジスタ19の導通状態に応じて除々に下降し始める。そ
してT,の時、b点の電位はd点の電位を超過し、PU
Tl6を点弧させ、出力18にトリガ電圧が発生する。
このPUTI6が点弧する時のd点の電位は第3図D(
7)A点で示すように上記第1電位に対し、略1/2(
以下第2電位と称す。)になるようにバイアス抵抗22
及び抵抗20,21並びにトランジスタ19等を設定し
てあり、PUTl6が点弧され通電するとさらに低下(
この時の電位を第3電位と称す。)するものである。T
,〜T。の期間において、b点の電位は第1及び第2の
コンデンサ14,15がPUTl6を介して放電される
ため低下し、T。の時PUTl6は消弧されることにな
る。PUTl6が消弧するとd点の電位はトランジスタ
19のベースにも電圧が印加されなくなるためオフ状態
になつており、第3電位からバイアス抵抗22及び抵抗
20,21で決まる第1電位に復帰(第3図DC7)B
点で示す。)し、上記T。の時点と同一の状態になり以
後上記と同様の動作を繰り返し、第3図Aに示す如く、
繰り返しトリガ電圧が発生することになるものである。
そして、T7の時に制御入力25が゛H″レベルから゛
L″レベルに変化すると、スイツチングトランジスタ2
4はオン状態になり、トリガが発振されない状態になり
、T,以後b点の電位は略0,d点の電位は第1電位に
保持され、出力18にはトリガ電圧が発生されなくなる
ものである。
従つて、このトリガ発振器においては、出力18からの
トリガが発振起動時点(第3図におけるT,,t。,t
。)におけるd点の電位、っまりPUTI6のゲートバ
イアス電圧と、トリガ発振停止時点(第3図におけるT
。,t。,t。,t,)におけるd点の電位とをそれぞ
れ第1電位及び第2電位(キl/2第1電位)と差を持
たせたので、トリガを発振させている状態、つまりスイ
ツチングトランジスタ24がオフの時、制御入力25の
変動によりスイツチングトランジスタ24がl舜間的に
オンしても、ゲートバイアス電圧が低い値である第2電
位にてPUTl6が点弧され得るので、その影響はほと
んど無視でき、一方トリガを発振させていない状態、つ
まりスイツチングトランジスタ24がオンの時、制御入
力25の変動によりスイツチングトランジスタ24が口
舜間的にオフしても、ゲ一’トバイアス電圧が高い値で
ある第1電位であるため、第1及び第2のコンデンサ1
4,16に多少充電され、PUTl6の陽極の電位が上
昇してもPUTl6が点弧されることはなく、制御入力
25の変動による誤動作は防止できるものである。第4
図はこの発明のトリガ発振器の第2の実施例を示すもの
で、この第4図において第2図と同一部分には同一符号
を付してその説明を省略し、異なる部分のみについて説
明すると、トランジスタ24の前段にもう1個トランジ
スタを設けると’ともに、PUTl6の陽極、陰極間に
並列にトランジスタを設け、このトランジスタの入力側
に時定数回路を設けたものである。すなわち、トランジ
スタ24のベースにはトランジスタ28のコレクタが接
続され、トランジスタ28のエミツタは抵抗29を介し
て第2帰線27に接続されている。
トランジスタ28のベースは抵抗30を通して第2帰線
27に接続され、このベースに制御入力25が印加され
るようになつている。’ また、PUTl6の陽極にト
ランジスタ31のエミツタが接続されており、このトラ
ンジスタ31のコレクタは第2帰線27に接続されてい
る。
そして、トランジスタ31のベースはコンデンサ32を
通して第2帰線27に接続されているとともに、抵抗3
3とダイオード34との並列回路を通して直流電源12
の正極に接続されている。このコンデンサ32、抵抗3
3、ダイオード34とにより時定数回路を構成している
。このように、トランジスタ31と時定数回路とにより
、トランジスタ24,28がオフの状態、すなわち、P
UTl6が発振作動期間中の電源投入に対する遅延起動
機能をもたせるようにしたものである。
換言すれば、コンデンサ14,15の充電によりPUT
l6の陽極電位がゲートのバイアス電圧以上になる前に
、コンデンサ32が抵抗33を通して所定の電位まで充
電され、トランジスタ3]がオンとなることにより、コ
ンデンサ14の電荷を短時間トランジスタ31を通して
放電し、コンデンサ14の充電々位が所定値になるのを
遅らせるようにしたものである。
一方、この第2の実施例のものにおいても出力18から
のトリガ発振起動時点におけるPUTl6のゲートバイ
アス電圧とトリガ発振停止時点におけるPUTl6のゲ
ートバイアス電圧との間に差を有するので、制御入力2
5の変動に対する誤動作を第1の実施例以上に防止でき
るものである。
第5図はこの発明のトリガ発振器の第3の実施例を示す
回路図である。
この第5図の実施例は第2図の実施例におけるPUTl
6のゲートにバイアスを与える抵抗20の一端(図の上
端)をPUT]6のゲートに接続しないで、直流電源1
2の正極に接続するようにしたものであり、その他の構
成、作用は第2図の実施例と同様である。以上詳述した
ように、この発明によれば、nゲートサイリスタのゲー
トと陰極側との間にトランジスタを並列に接続し、この
トランジスタのベース回路にnゲートサイリスタのゲー
トバイアス用の抵抗で得られた電圧を印加するとともに
、nゲートサイリスタの陽極と陰極との間のコンデンサ
分圧充放電々圧を印加するようにしたので、トリガ発振
起動時点におけるnゲートサイリスタのゲートバイアス
電圧とトリガ発振停止時点におけるnゲートサイリスタ
のゲートバイアス電圧との間に差が生じ、制御入力の変
動に対して誤動作を防止できるものである。したがつて
、アナログ信号やチヤタリングを伴なつたDC入力によ
つてノイズ誤動作のない安定な制御が可能になり、電力
用サイリスタのトリガ発振器や単安定発振制御などタイ
マ回路としても有効に利用でき、実用上の効果はきわめ
て大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のトリガ発振器を示す回路図、第2図はこ
の発明のトリガ発振器の一実施例を示す回路図、第3図
Aないし第3図Eは第2図のトリガ発振器の動作を説明
するための各部の信号波形図、第4図および第5図はそ
れぞれこの発明のトリガ発振器の他の実施例を示す回路
図である。 12・・・・・・直流電源、13,17,20〜23,
29,30・・・・・・抵抗、14,15・・・・・・
コンデンサ、16・・・・・・nゲートサイリスタ、1
9,24,28・・・・・・トランジスタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 陽極が充電抵抗を介して直流電源の正極に接続され
    、陰極がトリガ電圧を取り出す出力点に接続され、ゲー
    トがバイアス抵抗を介して直流電源の正極に接続された
    nゲートサイリスタ、このnゲートサイリスタの陽極と
    直流電源の負極との間に直列に接続された第1及び第2
    のコンデンサ、上記nゲートサイリスタのゲートと直流
    電源の負極との間に接続され、ベースが上記第1及び第
    2のコンデンサの接続点に接続されたトランジスタ、上
    記nゲートサイリスタの陽極と直流電極の負極との間に
    接続され、ベースに制御入力が印加されるスイッチング
    トランジスタを備えたトリガ発振器。
JP16033876A 1976-12-29 1976-12-29 トリガ発振器 Expired JPS5949789B2 (ja)

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JP16033876A JPS5949789B2 (ja) 1976-12-29 1976-12-29 トリガ発振器

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JPS5384551A JPS5384551A (en) 1978-07-26
JPS5949789B2 true JPS5949789B2 (ja) 1984-12-05

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ID=15712807

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JP16033876A Expired JPS5949789B2 (ja) 1976-12-29 1976-12-29 トリガ発振器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112020001493T5 (de) 2019-03-26 2022-01-13 Hitachi Astemo, Ltd. Stoßabsorbierer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112020001493T5 (de) 2019-03-26 2022-01-13 Hitachi Astemo, Ltd. Stoßabsorbierer

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JPS5384551A (en) 1978-07-26

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