JPS5949516B2 - 復水器の冷却管保護装置 - Google Patents

復水器の冷却管保護装置

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JPS5949516B2
JPS5949516B2 JP15045677A JP15045677A JPS5949516B2 JP S5949516 B2 JPS5949516 B2 JP S5949516B2 JP 15045677 A JP15045677 A JP 15045677A JP 15045677 A JP15045677 A JP 15045677A JP S5949516 B2 JPS5949516 B2 JP S5949516B2
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JP
Japan
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tube
cooling pipe
cooling
condenser
protection device
Prior art date
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Expired
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JP15045677A
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English (en)
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JPS5484105A (en
Inventor
吉男 住谷
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は火力または原子力発電プラント用復水器、特に
その冷却管にチタン管な用いた復水器の冷却管保護装置
に関するものである。
復水器における胴体と冷却管は一般に熱膨張係数および
運転時の金属温度に差があるため、熱膨張による伸び量
に差な生ずる。
この伸び差な吸収して熱応力の発生な低減するために、
胴体の管板近傍に伸縮接手が任意数設けられていること
は周知のとおりである。
一方、復水器の管板は冷却水水圧、胴体真空、冷却水流
動による冷却管内表面の摩擦力および冷却管の伸縮によ
る反力などの荷重を受けて撓みを生ずる。
この撓みは、管板の周辺固定部が移動しなければ、すべ
ての冷却管に対し圧縮する方向に生ずるはずであるが、
前記伸縮継手により管板固定部は変位するため、入口側
および出口側の管板固定部間の距離が伸長するから管巣
の周辺部に引張力として作用する。
従来の復水器用冷却管例えばアルミニウム黄銅管の場合
には、管肉厚が十分に厚<(1,2mm程度)かつ冷却
管は拡管法により管板に取付けられているが、その把持
力は十分に大きな値であるので、上記管巣周辺部に作用
する引張力は問題でなかった。
ところが近年、復水器冷却管にチタン管が使用される傾
向にあり、このチタン管は一般に価格および伝熱性能の
面から薄肉(0,5〜0.7 mm )に形成され、か
つ前記拡管による把持力も低下するので、管巣周辺部に
作用する引張力は全チタン管復水器にとっては重大な問
題となる。
すなわち冷却管に許容応力以上の引張力が発生するばか
りでなく、冷却管取付部に把持力以上の引張力が作用し
、冷却管取付部の密着が不完全となるから漏洩な生ずる
恐れがある。
上記欠点な除去するためには、(i)管板の厚さな増加
することにより管板の強度な増大させる、(ii)チタ
ン管の肉厚?増加して応力な低減させると共に把持カケ
増大させる、(i■次量、水圧など運転方法に制限な加
えて管板に作用する荷重な低減させることなどが考慮さ
れる。
上記(i)Gi)項の場合には材料室および加工費が高
価となり、かつ(ii頭の場合には伝熱性能が低下する
ため伝熱面積な増大させる必要がある。
また(iii)項の場合には水圧試験時および運転の誤
操作時の保護がないため完全な解決策とならない。
従来の復水器の典型例な第1図について説明するに、1
は胴体で、この胴体の両端には冷却水の入口水室2aお
よび出口水室2bがそれぞれ付設され、入口氷室側管板
3aおよび出口氷室側管板3bに冷却管々巣4が拡管法
によりそれぞれ取付けられている。
また胴体1の上部に連結胴5、下部にホントウェル6、
入口氷室側の端部に伸縮継手7がそれぞれ取付けられて
いる。
蒸気は連結胴5より流入して管巣4内を流通する冷却水
と熱交換な行い、復水となって胴体下部のホットウェル
6にためられる。
この場合、胴体1と管巣4は温度差および熱膨張係数の
差により伸び差を生ずる。
胴体1の管巣4に対する相対的な伸び量δは下式により
表わされる。
δ=αs (Ts−’ro) L−αt (Tt−To
)L =(1)ただしαS:胴体の熱膨張係数、Ts:
胴体の金属温度、αt:冷却管に巣の熱膨張係数、Tt
:冷却管管巣の金属温度、To:製作時の温度、L:製
作時の両管板間の距離。
一般に胴体1は炭素鋼で、冷却管管巣4はアルミニウム
黄銅あるいはチタンでそれぞれ製作されているからαS
〉αtとなり、かつ熱交換2行うためにはTs>Ttで
あるから(1)式よりδ〉0となる。
したがって伸縮継手7は収縮する方向に移動可能に設け
ればその役割を果たす。
ところが伸縮継手7は一般に伸び方向にも移動可能であ
るため、管板3a、3bに作用する諸荷重のつり合いか
ら両管板間の距離りが増加する方向に移動する。
その結果、両管板3a e3b(’)変位は重合される
ので、管巣4の周辺部には引張力、中央部には圧縮力が
それぞれ作用することになる。
この引張力および圧縮力は復水器の大きさおよび運転条
件により多少の差があるが、その一例な第2図に示す。
すなわち冷却管一本当りに作用する引張力Aはかなり大
きな値600kyとなり、圧縮力Bは100に9となる
本発明は上記にかんがみ簡単な構造により冷却管および
冷却管取付部管巣に作用する引張力な大幅に低減し、信
頼性な向上させることな目的とするもので、復水器胴体
に取付けた伸縮継手の反胴体側端部に7ランジを固着し
、このフランシナ復水器胴体に固定したストッパ付きガ
イドに遊かんすることにより、前記伸縮継手の伸び方向
変位な拘束するようにしたことな特徴とするものである
以下本発明の実施例な図面な参照して説明する3第3図
において、1は復水器の胴体、2at2bは胴体1の両
端に付設された冷却水の入口氷室および出口氷室、3
a s 3 bは入口水室2a側および出口水室2b側
にそれぞれ設けられた管板、4は両管板3 a s 3
bに拡管法により取付けられた冷却管巣、5は胴体1
の上部に取付けられた連結胴、6は胴体1の下部に取付
けられたホットウェル、7は一方側が胴体1に、他方側
が入口氷室側の管板3aにそれぞれ固定された伸縮継手
、8は冷却管板保護装置である。
上記冷却管保護装置8は第4図に示すように、伸縮継手
7の端部7aに固着された7ランジ8aと、胴体1に固
着されたガイド(ロンド)8bと、このガイド8bの頭
部にねじ込まれたストッパ(ナツト)8cからなり、前
記7う/ジ8aはガイド8bの頭部に遊かんされている
したがって伸縮継手7はストッパ8cにより伸び方向(
図では右方向)への移動な拘束さ4るが、収縮方向(図
では左方向)には自由自在に移動される。
本実施例は上記のような構造からなるので、胴体1と管
巣4の熱膨張による伸び差δは伸縮継手7の収縮により
吸収されろ。
また伸縮継手7は伸び方向への移動な拘束されているた
め、両管板3a、3b間の距離りが増大するの?防止し
、管巣4の冷却管に作用する引張力な大幅に低減させる
ことができる。
すなわち第5図に示すように冷却管1本当りに作用する
引張力Ck約30ゆに低減させることが可能である。
上記実施例では頭部にストッパ8ckねじ込んだガイド
(ポル))8bk胴体1に固着したが、これに代り第6
図に示すようにストッパ8c’にガイド8bと一体に形
成してもよい。
また第7図および第8図に示すようにストッパ8cと一
体に形成されたガイド8b&胴体1に固着した基台9に
ねじ込んで固定してもよい。
さらに第9図に示すように頭部にストッパ8ckねじ込
んだガイド・ Bb&胴体1に固着した基台9にねじ込
んで固定したものである。
上記第7図〜第9図の実施例ではガイド8bを容易に交
換することができる利点がある。
以上説明したように、本発明によれば冷却管に許容応力
以上の引張力が発生するの?防ぐと共に、冷却管取付部
に拡管による把持力以上の力が作用するのt防止するこ
とができる。
したがって管板および冷却管の強度な増加させて保護す
ると共に、運転制限な加える必要がな(なり、かつ安価
で信・頼性の高い全チタン管復水器なうろことができる
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の復水器の概略図、第2図は同冷却管巣に
作用する力の分布図、第3図は本発明の冷却管保護装置
?そなえる復水器の概略図、第4図は本発明の冷却管保
護装置の一実施例な示す詳細図、第5図は同冷却管巣に
作用する分布図、第6図〜第9図は本発明に係わる他の
実施例の要部2示す図である。 1・・・胴体、7・・・伸縮接手、8・・・冷却管保護
装置、8a・・・7う/ジ、8b・・・ガイド、8c・
・・ストッパ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 復水器胴体に取付けた伸縮継手の反胴体側端部に7
    ランジを固着し、フランジな復水器胴体に固定したスト
    ッパ付きガイドに遊かんすることより、前記伸縮継手の
    伸び方向変位な拘束するようにしたことを特徴とする復
    水器の冷却管保護装置。
JP15045677A 1977-12-16 1977-12-16 復水器の冷却管保護装置 Expired JPS5949516B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15045677A JPS5949516B2 (ja) 1977-12-16 1977-12-16 復水器の冷却管保護装置

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JP15045677A JPS5949516B2 (ja) 1977-12-16 1977-12-16 復水器の冷却管保護装置

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JPS5484105A JPS5484105A (en) 1979-07-04
JPS5949516B2 true JPS5949516B2 (ja) 1984-12-03

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ID=15497315

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JPS5634091A (en) * 1979-08-28 1981-04-06 Toshiba Corp Condenser
CN105910453B (zh) * 2016-06-02 2017-12-19 成都神农管道设备有限公司 一种凝汽器及凝汽器的纯凝工况转高背压工况的改造方法

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