JPS5949391B2 - 防音構造物 - Google Patents

防音構造物

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Publication number
JPS5949391B2
JPS5949391B2 JP51035349A JP3534976A JPS5949391B2 JP S5949391 B2 JPS5949391 B2 JP S5949391B2 JP 51035349 A JP51035349 A JP 51035349A JP 3534976 A JP3534976 A JP 3534976A JP S5949391 B2 JPS5949391 B2 JP S5949391B2
Authority
JP
Japan
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noise
soundproof structure
absorbing material
sound
work
Prior art date
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Expired
Application number
JP51035349A
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English (en)
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JPS52118932A (en
Inventor
勝之助 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOMOEGUMI TETSUKOSHO KK
TOYO KANKYO GIJUTSU SENTAA KK
Original Assignee
TOMOEGUMI TETSUKOSHO KK
TOYO KANKYO GIJUTSU SENTAA KK
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Filing date
Publication date
Application filed by TOMOEGUMI TETSUKOSHO KK, TOYO KANKYO GIJUTSU SENTAA KK filed Critical TOMOEGUMI TETSUKOSHO KK
Priority to JP51035349A priority Critical patent/JPS5949391B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はショベルカー等の大型でかつ移動する騒音源に
最適な防音構造物に関する。
近来、騒音公害は大気汚染等と共に大きな社会問題とな
っている。
特に屋外の作業場でコンクリートプラントなどにおける
車両発生騒音や製鑵、板金工業等における多数の騒音源
からの発生騒音がある場合、それらの始騒音、作業音が
著しく犬きくなシ、かつ対策が困難なため周辺住民の生
活環境を悪化させていた。
これらの防音対策としては1作業場全体を建築物で覆う
ことが考えられるが、作業場全体を覆う建築物は大型と
なるので鉄筋構造とせざるを得す高価なものとなると共
に周辺住民の日照権を侵害するおそれが生ずる。
また住宅地域においては建坪率が30係前後に制限され
るため必要な作業スペースを確保することが困難となシ
、作業場を郊外に移転せざるを得ない状況に追いこまれ
ていた。
本発明はこれらの事実を考慮し、作業騒音の拡散を有効
に防ぎ、かつ必要な作業スペースを確保することのでき
る防音構造物を提供することを目的とする。
本発明に係る防音構造物は、作業場周囲に吸音材を取シ
つけた側壁を、作業場上部に上下に貫通し内側に吸音材
を取シつけた多数の空洞部を設けることにより作業騒音
の拡散を防止するものである。
以下本発明に係る防音構造物の実施例を図面に従い説明
する。
第1図乃至第4図において本発明に係る防音構造物10
は側壁20と空洞部材30とにより構成されている。
この側壁20は垂直部21と天井部である傾斜部22と
よシ成シ、垂直部21は地上11に垂直に設置されて平
面的には第2図の如く矩形状とされている。
一方傾斜部22は第3図の如く垂直断面形状が地上11
に対し傾斜した辺とされ、一端が垂直部21の上端に、
他端が空洞部材30の一部に接続されており、この傾斜
部22と垂直部21の内側には第3図の如くグラスウー
ル等の吸音材23が貼付されている。
また垂直部21の一部には第1、第2図の如く防音構造
物10の内部との出入口24が設けられ開閉可能とされ
ている。
この出入口24は左右に開閉する扉にてもよく、図には
上下に移動するシャッターによるものが示されている。
出入口24の内側にも吸音材23を取シつけることが望
ましいが、出入口は通常道路に面しておシ防音効果を他
部よシも低くすることができるので防音材を省略するこ
とも可能である。
前記空洞部材30は第3.4図の如く周壁31、格子3
2および多数の支柱33によシ成っている。
この周壁31は第2図に示される如く側壁20の垂直部
21と同心状の矩形状とされている。
また格子32は互に直角に交わって組合わされた多数の
板材によシ構成され、これらの板材の各端部は周壁31
の内壁に取シつけられておシ、格子32と周壁31は同
等高さとされている。
これによって格子32と周壁31は上下に貫通する多数
の空洞部34が形成されているが、空洞部34の平面積
は側壁20で囲まれる作業場の平面積よりも小さいので
発生騒音を外部へ放出する開口面積を少なくして騒音が
拡散しないようになっている。
この多数の空洞部34に接する周壁31および格子32
には側壁20の内側と同様に吸音材35が取シつけられ
ている。
前記支柱33はH形鋼等により成る鋼材で第4図には1
2本使用したものが示され、それぞれ地上11に垂直に
設置されて、上端は周壁31の下端に固着されている。
これによって周壁31および格子32は支柱33の高さ
だけ地上11との間に間隙が設けられておシ、この空間
は作業場36とされている。
このように構成された防音構造物10は、たとえばコン
クリートプラントの場合においては作業場36に必要量
の土砂、ホッパー、ショベルカー等の機器が設置され、
ダンプカー等の車両は出入口24を開放した後内部に入
9必要な作業をなす。
この作業中には極めて大きな騒音が発生するが、横方向
に伝えられる騒音は側壁20によって遮断され、吸音材
23によって吸収され、斜上方に進行する騒音は空洞部
34の吸音材35によシ吸収され、防音構造物10の外
部に洩れる騒音はわずかに垂直方向に進行するものだけ
であシ、これは防音構造物10に隣接する住宅、建物に
伝わることはない。
一例として、約800rr?の略正方形敷地にこの防音
構造物を適用した場合、垂直壁21の高さを約2m、空
洞部材30の最上部迄の高さを約7m、空洞部材30の
最下部迄の高さ、すなわち作業場36の高さを約4.5
m、吸音材としてグラスウール又はロックウールを使用
すると、従来境界地で最大値74ホンであった騒音が約
35ホンの減音が可能とカシ、住宅地での規制基準であ
る45ホン以下に低下できる。
また第3図の如く、太陽光は適切に周辺住宅に照射され
、周辺区域の日照権を害することもない。
さらに作業場36の換気。採光は空洞部34を通して充
分に確保される。
次に空洞部34の形状は前記実施例の如く、平面形状が
矩形のものに限らず多角形、多角形と円形の組合わせに
ても可能であシ、まだ格子32は垂直に設置されるもの
に限らず空洞部34が上下に貫通した形状であれば可能
で、第5図の如く傾斜した格子32によることによりさ
らに吸音効果が増加され、適宜位置に樋を設けることに
よシ雨天にも快適な作業場が確保される。
また上記実施例中、周壁31の下端を垂直部21の上端
に接続することも可能である。
以上のように本発明に係る防音構造物は、吸音材を取シ
つけだ側壁と空洞部を設けたので、橋、塔等の構造物と
同等に扱われて建坪率の拘束がないため敷地全域にわた
って設置可能となるので作業場を充分に確保でき、さら
に適切に騒音を遮断し、特に車両等の移動騒音や広い範
囲で発生する屋外作業による発生騒音にも有効に作用し
、周辺地域の日照権をも侵害することがないという優れ
た効果を有する。
また同時に作業空間の採光換気にも支障がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る防音構造物の実施例を示す正面図
、第2図は同平面図、第3図は第2図I−X線断面図、
第4図は空洞部を示す斜視図、第5図は同他の実施例で
ある。 10・・・・・・防音構造物、20・・・・・・側壁、
21・・・・・・垂直部、22・・・・・・傾斜部、2
3・・・・・・吸音材、30・・・・・・空洞部材、3
4・・・・・・空洞部、35・・・・・・吸音材、36
・・・・・・作業場。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 作業場周囲に内側へ吸音材を取シつけた側壁を設け
    、作業場上部に内側へ吸音材を取シ付けた上下に貫通す
    る多数の空洞部を少なくとも作業場周囲の大きさよシ小
    さく設置するとともに側壁と空洞部との間を内側に吸音
    材を取シつけた天井部をもって接続することを特徴とす
    る防音構造物。
JP51035349A 1976-03-31 1976-03-31 防音構造物 Expired JPS5949391B2 (ja)

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JP51035349A JPS5949391B2 (ja) 1976-03-31 1976-03-31 防音構造物

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JP51035349A JPS5949391B2 (ja) 1976-03-31 1976-03-31 防音構造物

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JPS52118932A JPS52118932A (en) 1977-10-05
JPS5949391B2 true JPS5949391B2 (ja) 1984-12-03

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ID=12439373

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JP2014037671A (ja) * 2012-08-10 2014-02-27 Itoki Corp ブース装置及びその天井部ユニット
JP2019052528A (ja) * 2017-09-14 2019-04-04 日本板硝子環境アメニティ株式会社 防音壁設備及び吸音パネル

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JPS519142U (ja) * 1974-07-10 1976-01-23

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JPS519142U (ja) * 1974-07-10 1976-01-23

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