JPS5949109A - 感圧導電性シ−ト - Google Patents
感圧導電性シ−トInfo
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- JPS5949109A JPS5949109A JP15896682A JP15896682A JPS5949109A JP S5949109 A JPS5949109 A JP S5949109A JP 15896682 A JP15896682 A JP 15896682A JP 15896682 A JP15896682 A JP 15896682A JP S5949109 A JPS5949109 A JP S5949109A
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- Japan
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- sheet
- pressure
- conductive
- particles
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- Non-Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は感圧導電性シートに関し、特に手tlviき図
形をコンピューターへ入力をするための描画バンド、座
標認識装置および面スィッチ等に適用される感圧導電性
シートに関するものである。
形をコンピューターへ入力をするための描画バンド、座
標認識装置および面スィッチ等に適用される感圧導電性
シートに関するものである。
従来、感圧型の手描き入力を電気的に達成する方法とし
ては、第1図に示すように、上下2枚の電極1.2間に
非導電性のスペーサ(間隔保持具)を挟持した電極接触
方式が知られている。この方法では、上部電極1として
通常可焼性導電シート、下部電極2として面抵抗体を用
い、上部電極1上の加圧点が下部面抵抗体2と接触し、
その時面抵抗体の各辺から流れ出る電流値から加圧点の
座標Pを求めるものである。ずなわら第1図に才3いて
、加圧点の一座標P (x、y)を求めるには、」二部
および下部電極1および2が設りられた面抵抗体各辺の
長さをa、bとすると、下式の関係が得られ、電流値1
1〜14を測定することによって加圧点の位置を求める
ことができる。
ては、第1図に示すように、上下2枚の電極1.2間に
非導電性のスペーサ(間隔保持具)を挟持した電極接触
方式が知られている。この方法では、上部電極1として
通常可焼性導電シート、下部電極2として面抵抗体を用
い、上部電極1上の加圧点が下部面抵抗体2と接触し、
その時面抵抗体の各辺から流れ出る電流値から加圧点の
座標Pを求めるものである。ずなわら第1図に才3いて
、加圧点の一座標P (x、y)を求めるには、」二部
および下部電極1および2が設りられた面抵抗体各辺の
長さをa、bとすると、下式の関係が得られ、電流値1
1〜14を測定することによって加圧点の位置を求める
ことができる。
x / a = i 2 / I 、Y / b =
’+ 4 / 11=il++2=i3+ iq しかし、この方式では、例えばボールペン先端のような
小面積での押圧と手のひらのような大面積の押圧に対す
る圧力の識別力が不充分で、描画の際に、バンド上に手
をついたり、定規等の物を置いた場合に不必要な入力を
するという欠点がある。また電極相互が直接接触するこ
とから、ボールペンなどのように先端の固い筆記具を用
いると、電極の摩耗、変形等が生じやすく、耐久性が劣
るという欠点があった。
’+ 4 / 11=il++2=i3+ iq しかし、この方式では、例えばボールペン先端のような
小面積での押圧と手のひらのような大面積の押圧に対す
る圧力の識別力が不充分で、描画の際に、バンド上に手
をついたり、定規等の物を置いた場合に不必要な入力を
するという欠点がある。また電極相互が直接接触するこ
とから、ボールペンなどのように先端の固い筆記具を用
いると、電極の摩耗、変形等が生じやすく、耐久性が劣
るという欠点があった。
これ等の欠点を解決する方法としζ、この上下° 電
極間に、金属粒子−を混合した感圧ゴムシー1−を挿入
する方法が開発されているが、この方式は、感圧ゴムシ
ートの介在によって前記押圧感度の識別力と耐久性は大
幅に改善される反面、感圧特性を維持するために金属粒
子の混合量が制限される等の点から、必ずしも鮮明な画
像が得られず又感圧ゴムシートの製造工程は複雑であり
、その為ろト産性が低いという欠点があった。
極間に、金属粒子−を混合した感圧ゴムシー1−を挿入
する方法が開発されているが、この方式は、感圧ゴムシ
ートの介在によって前記押圧感度の識別力と耐久性は大
幅に改善される反面、感圧特性を維持するために金属粒
子の混合量が制限される等の点から、必ずしも鮮明な画
像が得られず又感圧ゴムシートの製造工程は複雑であり
、その為ろト産性が低いという欠点があった。
本発明の目的は、上記の問題点を解決し、ボールペン等
の小面積の押圧に対しては小さな力で人力がされ、一方
、手のひらをついたり、定規等の物をおいたりする場合
に不必要な人力をセす、分解能の高い鮮明な画像を得る
ことができ、しかも耐久性および生産M:の高い感圧導
電性シートを提供することにある。
の小面積の押圧に対しては小さな力で人力がされ、一方
、手のひらをついたり、定規等の物をおいたりする場合
に不必要な人力をセす、分解能の高い鮮明な画像を得る
ことができ、しかも耐久性および生産M:の高い感圧導
電性シートを提供することにある。
本発明は、バインダーと導電性粒子群からなるシート状
の複合体と、該複合体の一方の面に設けられた非導電性
弾性被膜からなり、前記非導電性弾性被膜は、前記複合
体の他方の面からの局部的な加圧により、前記導電性粒
子表面の−・部が該被膜表面上に突出し、該加圧の解除
により、該突出粒子表面の一部が該被膜表面上から後退
する程度の厚さおよび弾性を有していることを特徴とす
る感圧導電性シートを提供するものである。
の複合体と、該複合体の一方の面に設けられた非導電性
弾性被膜からなり、前記非導電性弾性被膜は、前記複合
体の他方の面からの局部的な加圧により、前記導電性粒
子表面の−・部が該被膜表面上に突出し、該加圧の解除
により、該突出粒子表面の一部が該被膜表面上から後退
する程度の厚さおよび弾性を有していることを特徴とす
る感圧導電性シートを提供するものである。
本発明における複合体としては、バインダーと導電性粒
子群を混合したものをシート状に成形したもの、バイン
ダーと導電性粒子群を基体シート面上に塗布したもの、
基体シート面一ににバインダーを塗布した後、その上に
導電性粒子群を41着さセたもの、その他これらを含む
複合成形体等があげられる。
子群を混合したものをシート状に成形したもの、バイン
ダーと導電性粒子群を基体シート面上に塗布したもの、
基体シート面一ににバインダーを塗布した後、その上に
導電性粒子群を41着さセたもの、その他これらを含む
複合成形体等があげられる。
以下、本発明を図面によりさらに詳細に説明する。
第2図は、本発明の感圧シートの一実施例を示す縦断面
図である。このシート3は、導電性粒子6群とこれらを
固定するバインダー5からなるシー l−状の複合体7
と、該複合体の一方の面8に施された非導電性弾性被膜
9から構成される。
図である。このシート3は、導電性粒子6群とこれらを
固定するバインダー5からなるシー l−状の複合体7
と、該複合体の一方の面8に施された非導電性弾性被膜
9から構成される。
本発明に用いられるバインダー5は、好ましくは導電性
バインダーであるが、非導電性バインダーでもよく、非
導電性バインダーを使用する場合は、新らたに可焼性の
上部電極を併用する必要がある。導電性バインダーとし
ては、例えばカーボン含有ペースト、銀粉、フレーク等
の金属を含む接着剤、導電塗料等が挙げられ、一方、非
導電性バインダーとしては、例えばシリコンゴム、有機
系接着剤等が挙げられる。
バインダーであるが、非導電性バインダーでもよく、非
導電性バインダーを使用する場合は、新らたに可焼性の
上部電極を併用する必要がある。導電性バインダーとし
ては、例えばカーボン含有ペースト、銀粉、フレーク等
の金属を含む接着剤、導電塗料等が挙げられ、一方、非
導電性バインダーとしては、例えばシリコンゴム、有機
系接着剤等が挙げられる。
導電性粒子6としては、鉄、アルミニウム、ニッケル等
の金属粒子、または金属被覆粒子が好ましく用いられる
。この粒子の平均粒径は、一般的に5〜300μ、好ま
しくは30〜150μである。また、この粒子の形状は
、球形に限らず、楕円形、多角形その他年規則な形状で
もよい。
の金属粒子、または金属被覆粒子が好ましく用いられる
。この粒子の平均粒径は、一般的に5〜300μ、好ま
しくは30〜150μである。また、この粒子の形状は
、球形に限らず、楕円形、多角形その他年規則な形状で
もよい。
シート状の複合体7は、浦富前記の粒子6を、一般的に
粒子の容量が50〜85%になるようにバインダーと混
合し、該混合物を金型等に流し込んで固化することによ
り作成するか、または基体シートに該混合物を塗布して
もよい。この場合、粒子層は二層に形成されているが、
少なくとも表層面に沿って均一に分布していれば−・層
でも、二層以上でもよい。
粒子の容量が50〜85%になるようにバインダーと混
合し、該混合物を金型等に流し込んで固化することによ
り作成するか、または基体シートに該混合物を塗布して
もよい。この場合、粒子層は二層に形成されているが、
少なくとも表層面に沿って均一に分布していれば−・層
でも、二層以上でもよい。
非導電性弾性被膜9としては1例えば天然ゴJいや合成
ゴム等のゴム被膜が用いられ、hrましい二fム成分と
しては、シリご1ンゴムが挙げられ、+14に好ましく
は、印刷インキ用に用いられるシリ:ノンゴムが挙げら
れる。該被膜9の厚さく、!、導電性粒子6の粒径の例
えば20〜30%、・般的にろJ5〜30μ程度が適し
ている。この膜9があまり厚ずぎると、ボルルベン等の
押圧時に導電性*’t 7か線膜9の表面に露出せず、
導電性が不充分になることがあり、またその厚さが薄ず
ぎると、導電171粒子が線膜を突き破って完全りこ表
面目二出てしまい、回復しないので絶縁が不充分になる
。−1述のように該被膜9の厚さによって感圧シートの
感度が変わるので、該被膜9の厚みによりその用途に応
じた感度に調節することができる。
ゴム等のゴム被膜が用いられ、hrましい二fム成分と
しては、シリご1ンゴムが挙げられ、+14に好ましく
は、印刷インキ用に用いられるシリ:ノンゴムが挙げら
れる。該被膜9の厚さく、!、導電性粒子6の粒径の例
えば20〜30%、・般的にろJ5〜30μ程度が適し
ている。この膜9があまり厚ずぎると、ボルルベン等の
押圧時に導電性*’t 7か線膜9の表面に露出せず、
導電性が不充分になることがあり、またその厚さが薄ず
ぎると、導電171粒子が線膜を突き破って完全りこ表
面目二出てしまい、回復しないので絶縁が不充分になる
。−1述のように該被膜9の厚さによって感圧シートの
感度が変わるので、該被膜9の厚みによりその用途に応
じた感度に調節することができる。
本発明において、複合体の被膜の施されていない面10
には、第3図に示すように、表面保護のために基体シー
ト11を設けることが好ましい。
には、第3図に示すように、表面保護のために基体シー
ト11を設けることが好ましい。
該基体シート11としては、ボールペン等の筆記用具に
対して抵抗性および円滑性を有し、かつバインダーに対
しても接着性のある可焼性シー、シ(またはフィルム)
、例えばポリエステル、ポリカーボネート、ポリ塩化ビ
ニル等からなるシートが好適に用いられる。該シート1
1の厚さは、通當30〜500μ、好ましくは100μ
〜300μである。基体シート11を有する複合体を製
造するには、第2図に示すような複合体3を作成した後
、その上に基体シート11を接合させるか、または前記
所定量の導電性粒子6を含むバインダーペーストを、粒
子が層状に配列するように基体シート11の表面上に被
覆するか、または基体シート11上にバインダー5を塗
付した後、その上に導く電性粒子6を均一に付着させれ
ばによい。
対して抵抗性および円滑性を有し、かつバインダーに対
しても接着性のある可焼性シー、シ(またはフィルム)
、例えばポリエステル、ポリカーボネート、ポリ塩化ビ
ニル等からなるシートが好適に用いられる。該シート1
1の厚さは、通當30〜500μ、好ましくは100μ
〜300μである。基体シート11を有する複合体を製
造するには、第2図に示すような複合体3を作成した後
、その上に基体シート11を接合させるか、または前記
所定量の導電性粒子6を含むバインダーペーストを、粒
子が層状に配列するように基体シート11の表面上に被
覆するか、または基体シート11上にバインダー5を塗
付した後、その上に導く電性粒子6を均一に付着させれ
ばによい。
本発明の感圧シートの被膜9の施していない面からボー
ルペン等の小面積の押圧を加えると、第4図に示すよう
に導電性粒子6が絶縁被膜吐ヒを突出して粒子表面の一
部を該被膜91・に露出し、その結果、該シートの下部
に面抵抗体をおくと前記の露出した粒子と面抵抗体とが
接触し、複合体に電流を流すと、導通状態になる。次に
このボールペン12による押圧力を除去すると導電性粒
子6は該粒子を固着するバインダー5および絶縁被膜9
0弾性力により元の位置に向しJで後退し、その結果押
圧力を除去した部分は、上記の導通が解除されて第5図
に示ずようにその絶縁被膜9には小孔13が残される。
ルペン等の小面積の押圧を加えると、第4図に示すよう
に導電性粒子6が絶縁被膜吐ヒを突出して粒子表面の一
部を該被膜91・に露出し、その結果、該シートの下部
に面抵抗体をおくと前記の露出した粒子と面抵抗体とが
接触し、複合体に電流を流すと、導通状態になる。次に
このボールペン12による押圧力を除去すると導電性粒
子6は該粒子を固着するバインダー5および絶縁被膜9
0弾性力により元の位置に向しJで後退し、その結果押
圧力を除去した部分は、上記の導通が解除されて第5図
に示ずようにその絶縁被膜9には小孔13が残される。
このようなボールペン12等による押圧を感圧シート3
表面の任意の場所に加えることにより、その場所の絶縁
被膜9に小孔13を生成することになる。このような状
態を第6図に示す。
表面の任意の場所に加えることにより、その場所の絶縁
被膜9に小孔13を生成することになる。このような状
態を第6図に示す。
絶縁被膜9が導電性粒子6により破られて小孔13を生
じても、第5図に示すようにボールペン12の押圧によ
る該粒子表面の露出およびその押圧除去後のもとの位置
への後退または回復は、該粒子6を固着するバインダー
5および絶縁被膜9の弾性力により繰り返し行われるこ
とになる。上記小面積の圧力では、最初の粒子の突出に
よって形成された小孔が局部的な変形によって開き易く
なり、そのため粒子の突出が容易になる特長がある。な
お、絶縁弾性被膜9が比較的厚い場合には、製造時に予
め小孔13を形成しておいてもよいが、通常はボールペ
ン等の表面積の押圧により容易乙こ破れる程度の厚さの
絶縁被膜としておくことが好ましい。
じても、第5図に示すようにボールペン12の押圧によ
る該粒子表面の露出およびその押圧除去後のもとの位置
への後退または回復は、該粒子6を固着するバインダー
5および絶縁被膜9の弾性力により繰り返し行われるこ
とになる。上記小面積の圧力では、最初の粒子の突出に
よって形成された小孔が局部的な変形によって開き易く
なり、そのため粒子の突出が容易になる特長がある。な
お、絶縁弾性被膜9が比較的厚い場合には、製造時に予
め小孔13を形成しておいてもよいが、通常はボールペ
ン等の表面積の押圧により容易乙こ破れる程度の厚さの
絶縁被膜としておくことが好ましい。
上記絶縁被膜9はボールペン等のような小面積の圧力で
は容易に破壊されるが、例えば手のひらのような大面積
の圧力では、第7図に示すように上記のように形成され
た小孔13が下部電極面15に押しつげられ、その面圧
が水平方向に働くために、孔13の径が縮小し、粒子6
の突出を防1にするように作用する。その結果、粒子を
被Il!ji9の表面上に突き出させるには大圧力が必
要になり、ボールペンのような小面積の圧力に対して完
全な選択性を有することになる。
は容易に破壊されるが、例えば手のひらのような大面積
の圧力では、第7図に示すように上記のように形成され
た小孔13が下部電極面15に押しつげられ、その面圧
が水平方向に働くために、孔13の径が縮小し、粒子6
の突出を防1にするように作用する。その結果、粒子を
被Il!ji9の表面上に突き出させるには大圧力が必
要になり、ボールペンのような小面積の圧力に対して完
全な選択性を有することになる。
本発明の感圧シーl・は、」二連のよ・)にボールペン
等のような小面積の押圧に対しては非常に小さな力で入
力することができ、またiW+密度の金属1’ji子の
充填も可能となるので細かい線でも精密に記録すること
ができる。また上記被膜の厚さにより感度調整を行なう
ことができるので、金属粒子の間隔で感度調整を行なう
従来の感圧シートにくらべて幅広い感度の製品を容易に
製造することができる。一方、手のひらのような大きな
面積ごの押圧に対しては大圧力を要し、ごのため丁を突
いたり、物を置いたりした場合に誤まった入力が行われ
ることなく、分解性能の高いtr/i画(象を得ること
ができる。また本発明の感圧シー1− L;l:弾性被
膜り介して導電性粒子の一部が電極面に接触′4ろ)ど
すなので、電極の摩耗等の心配がなく、間欠1j1υ、
Z +iれ、ボールペン等の繰り返し使用にλ=j し
ても充分耐えることができる。また製造]二稈上、通′
帛のシート化技術、コーティング技術が応用でき、Jl
電性弾性被膜についてもスクリーン印刷が可能なことか
ら、工程が簡単になり、低コスI・で製造することがで
きる。さらに本発明の感圧シートは、従来の導電性シー
トのように感度を導電性粒子間の距離でコントロールす
る等の困難はなく、粒子径および絶縁被膜の厚さを調節
することにより容易に感度を調整することができるとい
う利点がある。
等のような小面積の押圧に対しては非常に小さな力で入
力することができ、またiW+密度の金属1’ji子の
充填も可能となるので細かい線でも精密に記録すること
ができる。また上記被膜の厚さにより感度調整を行なう
ことができるので、金属粒子の間隔で感度調整を行なう
従来の感圧シートにくらべて幅広い感度の製品を容易に
製造することができる。一方、手のひらのような大きな
面積ごの押圧に対しては大圧力を要し、ごのため丁を突
いたり、物を置いたりした場合に誤まった入力が行われ
ることなく、分解性能の高いtr/i画(象を得ること
ができる。また本発明の感圧シー1− L;l:弾性被
膜り介して導電性粒子の一部が電極面に接触′4ろ)ど
すなので、電極の摩耗等の心配がなく、間欠1j1υ、
Z +iれ、ボールペン等の繰り返し使用にλ=j し
ても充分耐えることができる。また製造]二稈上、通′
帛のシート化技術、コーティング技術が応用でき、Jl
電性弾性被膜についてもスクリーン印刷が可能なことか
ら、工程が簡単になり、低コスI・で製造することがで
きる。さらに本発明の感圧シートは、従来の導電性シー
トのように感度を導電性粒子間の距離でコントロールす
る等の困難はなく、粒子径および絶縁被膜の厚さを調節
することにより容易に感度を調整することができるとい
う利点がある。
本発明の感圧シートは、手描き図形入力のみならず、例
えば薄型タッチスイッチ、キーボードその他に応用する
ことができる 以下、本発明の詳細な説明する。
えば薄型タッチスイッチ、キーボードその他に応用する
ことができる 以下、本発明の詳細な説明する。
実施例I
厚さ100μのポリエステルシート上に、80μの平均
粒径を有するニッケル粒子を分散させた導電性銀ペース
トを塗布した。この上記ペーストは80容量%のニッケ
ル粒子が含有されている。
粒径を有するニッケル粒子を分散させた導電性銀ペース
トを塗布した。この上記ペーストは80容量%のニッケ
ル粒子が含有されている。
このようにニッケル粒子を固着させたポリエステルシー
ト上にさらにシリコンゴムインクでスクリーンの絶縁被
覆をスクリーン印刷で施した。この絶縁被膜の厚さは1
51!であった。
ト上にさらにシリコンゴムインクでスクリーンの絶縁被
覆をスクリーン印刷で施した。この絶縁被膜の厚さは1
51!であった。
上記のように製造された導電性感圧シートを第2図の上
部電極3として用い、第2図に示すように該上部型8i
j3に面抵抗体である下部電極を当接させ手描図形を入
力した。その結果ボールペンのような小面積の押圧に対
しては、細かい鮮明な画像が得られ、また手のひらのよ
うな大面積の押圧に対しては極めて安定であり、繰り返
し使用に充分耐えうるちのであった。
部電極3として用い、第2図に示すように該上部型8i
j3に面抵抗体である下部電極を当接させ手描図形を入
力した。その結果ボールペンのような小面積の押圧に対
しては、細かい鮮明な画像が得られ、また手のひらのよ
うな大面積の押圧に対しては極めて安定であり、繰り返
し使用に充分耐えうるちのであった。
第1図は、手描き図形入力の原理を説明する図、第2図
は、本発明の一実施例を示ず感圧シートの拡大断面図、
第3図、第4図、第5図および第6図は、本発明の感圧
シートの使用時の状態をモデル的に示す断面図である。 符号の説明は以下のとおりである。 3・・・感圧導電性シート、5・・・導電性バインダー
、6・・・導電性粒子、9・・・非導電性弾性被膜、1
1・・・基体シート。 代理人 弁理士 川 北 武 長 第1図 」、2 第2図 8 手続補正書(方式) 昭和58年 1月2813 特許庁長官若杉和夫殿 1、事(’Iの表示 昭和57年特許願第158966
号2、発明の名称 感圧導電性シーl− 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代理人〒103 住 所 東京都中央区日本橋茅場町−丁目11番8号(
紅萌ビルディング〉電話03 (63!] ) ’、)
592番氏 名(765B)弁理士 川 北 武
長5、補正命令のI:I (−) 昭和58年1ノ
150(発送口 昭和51(年1月25LI)6、補止
により増加する発明の数 0 7、補正の対象 明細書および明細書の図面の簡単な説
明 細 貞 1、発明の名称 感圧導電1生シート 2、特許請求の範囲 (1)バインダーと4鑞性粒子群からなるシー1扱(1
)複合体と、該複合体の一方の面に設けらノした非導電
性弾性被膜からなり、前記非導電性弾性11」1、前記
複合体の他方の面からの局部的な)JI圧Vこより、前
記導電性粒子表面の一部が該被膜表面Hに突出し、該加
圧の解除により、該突出粒子の表面の一部が該被膜表面
上から後退する程度の厚さおよび弾性を有していること
を特徴とする感圧4電件シート。 (2、特許請求の範囲第1項においで1、複合体の非導
電性弾性被膜を設けていない四の面に1.Jk体シート
を設けることを特徴とする感圧導嵯吐シート。 3、発明の詳細な説明 本発明は感圧導電性7−トに関し、特に手描き図形ヲコ
ンピューターへ入カケするだめの描画・くラド、座標認
識装置および面スイッチ等に適用さnる感圧ゴムシート
に関するものでるる。 従来、感圧型の手描き入力を電気的に達成する方法とし
ては、第1図に示すように、上下2枚の電極1.2間に
非導電性のスペーサ(間隔保持具)を挾持した電極接触
方式が知られている。この方法では、上S電極1として
通常可焼性導itシート、下部電極2として面抵抗体を
用い、上部電極1上の加圧点が下部面抵抗体2と接触し
、その時面抵抗体の各辺から流れ出る電流値から加圧点
の座標Pを求めるものである。すなわち第1図において
、加圧点の一座標P<x、y)を求めるには、上部およ
び下部電極1および2が設けられた面抵抗体各辺の長さ
をα、Aとすると、下式の関係が得られ、電流値も2〜
i4を測定することによpて加圧点の位置を求めること
ができる。 x / a = i2/ I、y / ’ = ia/
II = 1++ Lz= ts+ z4しかし、こ
の方式では、例えばボールペン先端のような小面積での
押圧と手のひらのような大面積の押圧に対する圧力の識
別力が不充分で、描画の際に、パッド上に手をついたり
、定規等の物を置いた場合に不必要な入力をするという
欠点がある。また′に極相互が直接接触することから、
ボールペンなどのように先端の固い筆記具を用い不ノー
、電極の摩耗、変形等が生じやすく、耐久性が劣るとい
う欠点があった。 これ等の欠点を解決する方法として、この上F電極間に
、金属粒子を混合した感圧ゴムシートを挿入する方法が
開発されているが、この方式Vま、感圧ゴムシートの介
在によって前記押圧感度の11峻別力と耐久性は大幅に
改善される反面、感圧j庁性を維持するために金属粒子
の混合嘴が制限される等の点から、必ずしも鮮明な画像
が得られず又感圧ゴムシートの製造工程は複雑Cあり、
その為生産性が低いという欠点かめ−りだ。 本発明の目的は、上記の問題点をM決し、ボールペン等
の小面積の抑圧に対してtよ小さな力で人力がされ、一
方、手のひらをついたり、定規等の物をおいたりする場
合に不必要な入力をぜず、分解能の制い鮮明な画1.l
!を得ることができ、1〜かも耐久性および生産性の・
高い感圧導電性シートを提供することにある。 本発明は、バインダーと導電性粒子群からなるシート状
の複合体と、該複合体の一方の面に設けられた非導電性
弾性被膜からなり、前記非導電性弾性被膜は、前記複合
′休の他方の面からの局部的な加圧により、前記導電性
粒子群面の一部が該被膜表面上に突出し、該加圧の解除
により、該突出粒子表面の一部が該被膜表面上から後退
する程度の厚さおよび弾性を有していることを特徴とす
る感圧導電性シートを提供するものである。 本発明における腹合体としては、バインダーと導に性粒
子群を混合したものをシート状に成形したもの、バイン
ダーと導電性粒子群を基体シート面上に塗布したもの、
基体シート面上にバインダーを塗布した後、その上に導
電性粒子群を付着させたもの、その他これらを含む複佇
成形体等があげられる。 以ド、本発明を図面によりさらに詳細に説明する。 第2図は、本発明の感圧シートの、一実施例を示す縦断
面図である。このシート3は、゛導電性粒子群#とこれ
らを固定するバインダー5からなるシート状の複合体7
と、該複合体の一方の面8VCノ血された非導電性弾性
被膜9からIN成ざ11.る、。 本発明に用いられるバインダー5 &、]1、好手し゛
くは導電性バインダーであるが、非導電性バインダーで
もよく、非2#喧性バイイダーを使用する、喝合は、新
らたに可焼性υ上部電極を併用する必要がある。導電性
バインダーとしてUjl 向えばlノーボン含有ペース
ト、銀粉、7レーグ停の金桟を沈む湾着剤、専心塗料等
が挙げられ、一方、非導「梶性バインダーとしては、例
えばシリコンゴム、有機系接着剤等が挙げられる。 導電性粒子6としては、鉄、アルミニウノ・、ニッケル
等の金属粒子、または金属被覆粒子が好ましく用いられ
る。この粒子の平均粒径(・、’L −、[的に5〜3
00μ、好ましくは30〜150μである。また、この
粒子の形状は、球形に限らず、消円形、多角形その他年
規則な形状でもよい。 シート状の複合体7は、通常前記の粒子6を、一般的に
粒子の#量が50〜85チ[なるようにバインダーと混
合し、該混合物を金型等に流し込X7で固化することに
より作成するか、まだは基体シートに該混合物を塗布し
てもよい。仁の場合、粒子層は二層に形成されているが
、少なくとも表層面KGつて均一に分布していれば一層
でも、二層以上でもよい。 非導電性弾性被膜9としては、例えば天然ゴムや合成ゴ
ム等のゴム被膜が用いられ、好ましいゴム成分としては
、シリコンゴムが挙ケラれ、特に好壕しくけ、印刷イン
キ用に用いられるシリコンゴムが挙げられる。咳被膜9
の厚さは、導電性粒子6の粒径の例えば20〜30%、
一般的には5〜30μ程度が適してbる。この膜9があ
まシ厚すぎると、ボールペン等の押圧時に導電性粒子が
被膜9の表面に露出せず、導電性が不充分になることが
あり、またその厚さが博すぎると、導電性粒子が被膜を
突き破って完全に表面上に出てしまい、回復しないので
絶縁が不充分になる。上述のように、該被膜9の)9さ
によって感圧シートの感度が変わるので、該被膜9の厚
みによpその用途に応じた感度に調節す−ることができ
ろ。 本発明において、複合体の被膜の施さ/していlい而1
0にtよ、第3図に示すように、表面保護のために基体
シート11を設けることが好ましい。 該基本シート11としては、ボールペン等の筆dC用具
に対して抵抗性および円滑性を有し、かクバインダーに
対しても接着性のある可焼性シート(またはフィルム)
、例えばポリエステル、ポリカーボネート、ポリ塩化ビ
ニル等からlる7−トが好適に用いられる。該シー)
1 、f I/)’Jダさぐ」1、通常30〜500μ
、好ましくは100μ〜300μである。基体シー)1
1を有するf馬合体を製造するには、第2図に示すよう
な複合体3を作成(7た後、その上に基体シート115
f、接台させるか、または前記所定縦の導電性粒子6を
きむバインダーペーストを、粒子が層状に配列するよう
に基体−一層11の表面上に被覆するか、または7#L
:木シー)11上にバインダー5を塗付した後、その上
に導く電性粒子6を均一に付着させればよい。 本発明の感圧シートの被膜9の施していない面からボー
ルペン等の小面積の押圧を加えると、第4図に示すよう
に導電性粒子6が絶縁被膜9上を突出して粒子表面の一
部を該被膜9上に露出し、その結果、該シートの下部に
面抵抗体をおくと前記の露出した粒子と面抵抗体とが接
触し、複合体に直流を流すと、導通状態になる。次にこ
のボールペン12による押圧力を除去すると導電性粒子
6は該粒子を固着するバインダー5および絶縁被膜90
弾性力により元の位置に向けて後退し、その結果押圧力
を除去した部分は、上記の導通が解除されて第5図に示
すようにその絶縁液yA9 Kは小孔13が残される。 このようなボールペン12等による押圧を感圧シート3
表面の任意の場所に加えることにより、その場所の絶縁
被膜9に小孔13を生成することになる。このような状
態を第6図に示す。 絶縁被膜9が導電性粒子6により破られて小孔13を生
じても、第5図に示すようにボールペン12の押圧によ
る該粒子表面のp霧出およびその押圧除去後のもとの位
置への1嫌またtよ回復FJ’、、if亥核粒子6固着
するバインダー5t、−よび絶礫被ハへ9の弾性力によ
り繰粉返し行われることになる。」1記小面積の圧力で
は、最初の粒子の突出によつ゛C形成された小孔が局部
的な変形によって開き鵬くなυ、そのため粒子の突出が
容易になる特長がある。なお、絶縁弾性被膜9が叱蚊的
厚い場合にe」:、製造時に予め小孔13を形成しでお
いてもよいが、通常はボールペン等の表面種の叩圧によ
り容易に破れる程度の厚さの絶縁被膜としておくことが
I/Iましい。 上記絶縁被膜9vよボール(ンvTのような小面1青の
圧力では容易に破壊されるが、例えば手のひらのような
犬1m積の圧力では、第7図に示すようirn上記のよ
うに形成された小孔13がト部R1,慨+j+i I5
に押しつけられ、その面圧が水・ト方向Vこ、・’rす
くために、孔13の径が縮小し、粒子6の突出金防市す
るように作用する。その結果、粒子r被膜9C・)表面
上に突き出させるには大圧力が必要になり、ボールペン
のような小面積の圧力に対して完全な選択性を有するこ
とになる。 本発明の感圧シートは、上述のようにボールペン等のよ
うな小面積の押圧に対しては非常に小さな力で人力する
ことができ、まだ高密度の金属粒子の充填も0T能とな
るので細かい線でも精fJr紀録することができる。、
また上記被膜の厚さにより感度調整を行なうことができ
るので、金属粒子の間隔で感度調整を行なう従来の感圧
シートにくらべて幅広い感度の製品を容易に製造するこ
とかできる。一方、手のひらのような大きな面積での押
圧に対しては大圧力を要し、このため手を突いたす、物
を置いたシ1〜だ場合に誤まった入力が行われることな
く、分解性能の高い描画1象を得ることができる。まだ
本発明の感圧シートは弾性被膜を介して導電性粒子の一
部が電極面に接触するだけなので、電極の摩耗等の心配
がなく、耐久性に優/ れ、ボールペン等の繰り姐し吏用に対しても充分耐える
ことができる。また製造工程上、通承のシート化技術、
コーティング技術が応用でき、非導電性弾性被膜につい
てもスクリーン印刷がnT 能fz。 ことから、工程が簡単になり、低;1ストで調改するこ
とができる。さらに本発明の感圧シートは、従来の導゛
屯性シートのように感度を導「(イ性粒子−間の距離で
コントロール1−る等の1fIIS’角1rJ:、 l
< 、粒子径および絶縁被膜の)1さを、11節する
こと+tC上り容易に感度を調。整することができろと
いり、l”+1点がある。 本発明の感圧シートは、手描き図形人幻のみならず0、
例えば4型タツチスイツチ、ギーボードその他に応用す
ることができる。 以ド、本発明の実!@1列を説明−する、一実施例1 厚さ100μのポリエステルシート上fc、80μの平
均粒径を有するニッケル粒子を分赦さ)tた導市曲銀ペ
ーストを塗布した。この上記ペース[・は80容量チの
ニッケル粒子が含汀さf’している、このようにニッケ
ル粒子を固着さすたポリニスデルシート上にさらにシリ
コンゴノ・インクでスクリーンの絶縁被覆をスクリーン
印刷で施1〜たっこの絶縁被膜の厚さは15μでめった
。 上記のように製造された導電性感圧シートを第2図の上
t!A電極3として用い、第2図に示すように該上部電
極3に面抵抗体である下部電極を当接させ手痛図形を人
力し比、1その結果ボールペンのような小面積の押圧に
対しては、細かい鮮明な画11Jが得られ、また手のひ
らのような大面積の抑圧に対しては極めて安定であり、
繰り返し使用に充分耐えうるものでめった。 4、図面の簡単な説明 2g1図は、手描き図形入力の原理を説明する図、第2
図は、本発明の一実施例を示す感圧シートの拡大断面図
、第3図、第4図、第5図、第6図および第7図は、そ
れぞれ本発明の感圧シートの使用時の状態をモデル的に
示す#?面図である。符号の説明は以下のとおシである
。 3・・・感圧導成性シート、5・・・導電性バインダー
、6・・・導電性粒子、9・・・非導成性弾性被膜、1
1・・・基体シート。 代理人 弁理士 川 北 武 長
は、本発明の一実施例を示ず感圧シートの拡大断面図、
第3図、第4図、第5図および第6図は、本発明の感圧
シートの使用時の状態をモデル的に示す断面図である。 符号の説明は以下のとおりである。 3・・・感圧導電性シート、5・・・導電性バインダー
、6・・・導電性粒子、9・・・非導電性弾性被膜、1
1・・・基体シート。 代理人 弁理士 川 北 武 長 第1図 」、2 第2図 8 手続補正書(方式) 昭和58年 1月2813 特許庁長官若杉和夫殿 1、事(’Iの表示 昭和57年特許願第158966
号2、発明の名称 感圧導電性シーl− 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代理人〒103 住 所 東京都中央区日本橋茅場町−丁目11番8号(
紅萌ビルディング〉電話03 (63!] ) ’、)
592番氏 名(765B)弁理士 川 北 武
長5、補正命令のI:I (−) 昭和58年1ノ
150(発送口 昭和51(年1月25LI)6、補止
により増加する発明の数 0 7、補正の対象 明細書および明細書の図面の簡単な説
明 細 貞 1、発明の名称 感圧導電1生シート 2、特許請求の範囲 (1)バインダーと4鑞性粒子群からなるシー1扱(1
)複合体と、該複合体の一方の面に設けらノした非導電
性弾性被膜からなり、前記非導電性弾性11」1、前記
複合体の他方の面からの局部的な)JI圧Vこより、前
記導電性粒子表面の一部が該被膜表面Hに突出し、該加
圧の解除により、該突出粒子の表面の一部が該被膜表面
上から後退する程度の厚さおよび弾性を有していること
を特徴とする感圧4電件シート。 (2、特許請求の範囲第1項においで1、複合体の非導
電性弾性被膜を設けていない四の面に1.Jk体シート
を設けることを特徴とする感圧導嵯吐シート。 3、発明の詳細な説明 本発明は感圧導電性7−トに関し、特に手描き図形ヲコ
ンピューターへ入カケするだめの描画・くラド、座標認
識装置および面スイッチ等に適用さnる感圧ゴムシート
に関するものでるる。 従来、感圧型の手描き入力を電気的に達成する方法とし
ては、第1図に示すように、上下2枚の電極1.2間に
非導電性のスペーサ(間隔保持具)を挾持した電極接触
方式が知られている。この方法では、上S電極1として
通常可焼性導itシート、下部電極2として面抵抗体を
用い、上部電極1上の加圧点が下部面抵抗体2と接触し
、その時面抵抗体の各辺から流れ出る電流値から加圧点
の座標Pを求めるものである。すなわち第1図において
、加圧点の一座標P<x、y)を求めるには、上部およ
び下部電極1および2が設けられた面抵抗体各辺の長さ
をα、Aとすると、下式の関係が得られ、電流値も2〜
i4を測定することによpて加圧点の位置を求めること
ができる。 x / a = i2/ I、y / ’ = ia/
II = 1++ Lz= ts+ z4しかし、こ
の方式では、例えばボールペン先端のような小面積での
押圧と手のひらのような大面積の押圧に対する圧力の識
別力が不充分で、描画の際に、パッド上に手をついたり
、定規等の物を置いた場合に不必要な入力をするという
欠点がある。また′に極相互が直接接触することから、
ボールペンなどのように先端の固い筆記具を用い不ノー
、電極の摩耗、変形等が生じやすく、耐久性が劣るとい
う欠点があった。 これ等の欠点を解決する方法として、この上F電極間に
、金属粒子を混合した感圧ゴムシートを挿入する方法が
開発されているが、この方式Vま、感圧ゴムシートの介
在によって前記押圧感度の11峻別力と耐久性は大幅に
改善される反面、感圧j庁性を維持するために金属粒子
の混合嘴が制限される等の点から、必ずしも鮮明な画像
が得られず又感圧ゴムシートの製造工程は複雑Cあり、
その為生産性が低いという欠点かめ−りだ。 本発明の目的は、上記の問題点をM決し、ボールペン等
の小面積の抑圧に対してtよ小さな力で人力がされ、一
方、手のひらをついたり、定規等の物をおいたりする場
合に不必要な入力をぜず、分解能の制い鮮明な画1.l
!を得ることができ、1〜かも耐久性および生産性の・
高い感圧導電性シートを提供することにある。 本発明は、バインダーと導電性粒子群からなるシート状
の複合体と、該複合体の一方の面に設けられた非導電性
弾性被膜からなり、前記非導電性弾性被膜は、前記複合
′休の他方の面からの局部的な加圧により、前記導電性
粒子群面の一部が該被膜表面上に突出し、該加圧の解除
により、該突出粒子表面の一部が該被膜表面上から後退
する程度の厚さおよび弾性を有していることを特徴とす
る感圧導電性シートを提供するものである。 本発明における腹合体としては、バインダーと導に性粒
子群を混合したものをシート状に成形したもの、バイン
ダーと導電性粒子群を基体シート面上に塗布したもの、
基体シート面上にバインダーを塗布した後、その上に導
電性粒子群を付着させたもの、その他これらを含む複佇
成形体等があげられる。 以ド、本発明を図面によりさらに詳細に説明する。 第2図は、本発明の感圧シートの、一実施例を示す縦断
面図である。このシート3は、゛導電性粒子群#とこれ
らを固定するバインダー5からなるシート状の複合体7
と、該複合体の一方の面8VCノ血された非導電性弾性
被膜9からIN成ざ11.る、。 本発明に用いられるバインダー5 &、]1、好手し゛
くは導電性バインダーであるが、非導電性バインダーで
もよく、非2#喧性バイイダーを使用する、喝合は、新
らたに可焼性υ上部電極を併用する必要がある。導電性
バインダーとしてUjl 向えばlノーボン含有ペース
ト、銀粉、7レーグ停の金桟を沈む湾着剤、専心塗料等
が挙げられ、一方、非導「梶性バインダーとしては、例
えばシリコンゴム、有機系接着剤等が挙げられる。 導電性粒子6としては、鉄、アルミニウノ・、ニッケル
等の金属粒子、または金属被覆粒子が好ましく用いられ
る。この粒子の平均粒径(・、’L −、[的に5〜3
00μ、好ましくは30〜150μである。また、この
粒子の形状は、球形に限らず、消円形、多角形その他年
規則な形状でもよい。 シート状の複合体7は、通常前記の粒子6を、一般的に
粒子の#量が50〜85チ[なるようにバインダーと混
合し、該混合物を金型等に流し込X7で固化することに
より作成するか、まだは基体シートに該混合物を塗布し
てもよい。仁の場合、粒子層は二層に形成されているが
、少なくとも表層面KGつて均一に分布していれば一層
でも、二層以上でもよい。 非導電性弾性被膜9としては、例えば天然ゴムや合成ゴ
ム等のゴム被膜が用いられ、好ましいゴム成分としては
、シリコンゴムが挙ケラれ、特に好壕しくけ、印刷イン
キ用に用いられるシリコンゴムが挙げられる。咳被膜9
の厚さは、導電性粒子6の粒径の例えば20〜30%、
一般的には5〜30μ程度が適してbる。この膜9があ
まシ厚すぎると、ボールペン等の押圧時に導電性粒子が
被膜9の表面に露出せず、導電性が不充分になることが
あり、またその厚さが博すぎると、導電性粒子が被膜を
突き破って完全に表面上に出てしまい、回復しないので
絶縁が不充分になる。上述のように、該被膜9の)9さ
によって感圧シートの感度が変わるので、該被膜9の厚
みによpその用途に応じた感度に調節す−ることができ
ろ。 本発明において、複合体の被膜の施さ/していlい而1
0にtよ、第3図に示すように、表面保護のために基体
シート11を設けることが好ましい。 該基本シート11としては、ボールペン等の筆dC用具
に対して抵抗性および円滑性を有し、かクバインダーに
対しても接着性のある可焼性シート(またはフィルム)
、例えばポリエステル、ポリカーボネート、ポリ塩化ビ
ニル等からlる7−トが好適に用いられる。該シー)
1 、f I/)’Jダさぐ」1、通常30〜500μ
、好ましくは100μ〜300μである。基体シー)1
1を有するf馬合体を製造するには、第2図に示すよう
な複合体3を作成(7た後、その上に基体シート115
f、接台させるか、または前記所定縦の導電性粒子6を
きむバインダーペーストを、粒子が層状に配列するよう
に基体−一層11の表面上に被覆するか、または7#L
:木シー)11上にバインダー5を塗付した後、その上
に導く電性粒子6を均一に付着させればよい。 本発明の感圧シートの被膜9の施していない面からボー
ルペン等の小面積の押圧を加えると、第4図に示すよう
に導電性粒子6が絶縁被膜9上を突出して粒子表面の一
部を該被膜9上に露出し、その結果、該シートの下部に
面抵抗体をおくと前記の露出した粒子と面抵抗体とが接
触し、複合体に直流を流すと、導通状態になる。次にこ
のボールペン12による押圧力を除去すると導電性粒子
6は該粒子を固着するバインダー5および絶縁被膜90
弾性力により元の位置に向けて後退し、その結果押圧力
を除去した部分は、上記の導通が解除されて第5図に示
すようにその絶縁液yA9 Kは小孔13が残される。 このようなボールペン12等による押圧を感圧シート3
表面の任意の場所に加えることにより、その場所の絶縁
被膜9に小孔13を生成することになる。このような状
態を第6図に示す。 絶縁被膜9が導電性粒子6により破られて小孔13を生
じても、第5図に示すようにボールペン12の押圧によ
る該粒子表面のp霧出およびその押圧除去後のもとの位
置への1嫌またtよ回復FJ’、、if亥核粒子6固着
するバインダー5t、−よび絶礫被ハへ9の弾性力によ
り繰粉返し行われることになる。」1記小面積の圧力で
は、最初の粒子の突出によつ゛C形成された小孔が局部
的な変形によって開き鵬くなυ、そのため粒子の突出が
容易になる特長がある。なお、絶縁弾性被膜9が叱蚊的
厚い場合にe」:、製造時に予め小孔13を形成しでお
いてもよいが、通常はボールペン等の表面種の叩圧によ
り容易に破れる程度の厚さの絶縁被膜としておくことが
I/Iましい。 上記絶縁被膜9vよボール(ンvTのような小面1青の
圧力では容易に破壊されるが、例えば手のひらのような
犬1m積の圧力では、第7図に示すようirn上記のよ
うに形成された小孔13がト部R1,慨+j+i I5
に押しつけられ、その面圧が水・ト方向Vこ、・’rす
くために、孔13の径が縮小し、粒子6の突出金防市す
るように作用する。その結果、粒子r被膜9C・)表面
上に突き出させるには大圧力が必要になり、ボールペン
のような小面積の圧力に対して完全な選択性を有するこ
とになる。 本発明の感圧シートは、上述のようにボールペン等のよ
うな小面積の押圧に対しては非常に小さな力で人力する
ことができ、まだ高密度の金属粒子の充填も0T能とな
るので細かい線でも精fJr紀録することができる。、
また上記被膜の厚さにより感度調整を行なうことができ
るので、金属粒子の間隔で感度調整を行なう従来の感圧
シートにくらべて幅広い感度の製品を容易に製造するこ
とかできる。一方、手のひらのような大きな面積での押
圧に対しては大圧力を要し、このため手を突いたす、物
を置いたシ1〜だ場合に誤まった入力が行われることな
く、分解性能の高い描画1象を得ることができる。まだ
本発明の感圧シートは弾性被膜を介して導電性粒子の一
部が電極面に接触するだけなので、電極の摩耗等の心配
がなく、耐久性に優/ れ、ボールペン等の繰り姐し吏用に対しても充分耐える
ことができる。また製造工程上、通承のシート化技術、
コーティング技術が応用でき、非導電性弾性被膜につい
てもスクリーン印刷がnT 能fz。 ことから、工程が簡単になり、低;1ストで調改するこ
とができる。さらに本発明の感圧シートは、従来の導゛
屯性シートのように感度を導「(イ性粒子−間の距離で
コントロール1−る等の1fIIS’角1rJ:、 l
< 、粒子径および絶縁被膜の)1さを、11節する
こと+tC上り容易に感度を調。整することができろと
いり、l”+1点がある。 本発明の感圧シートは、手描き図形人幻のみならず0、
例えば4型タツチスイツチ、ギーボードその他に応用す
ることができる。 以ド、本発明の実!@1列を説明−する、一実施例1 厚さ100μのポリエステルシート上fc、80μの平
均粒径を有するニッケル粒子を分赦さ)tた導市曲銀ペ
ーストを塗布した。この上記ペース[・は80容量チの
ニッケル粒子が含汀さf’している、このようにニッケ
ル粒子を固着さすたポリニスデルシート上にさらにシリ
コンゴノ・インクでスクリーンの絶縁被覆をスクリーン
印刷で施1〜たっこの絶縁被膜の厚さは15μでめった
。 上記のように製造された導電性感圧シートを第2図の上
t!A電極3として用い、第2図に示すように該上部電
極3に面抵抗体である下部電極を当接させ手痛図形を人
力し比、1その結果ボールペンのような小面積の押圧に
対しては、細かい鮮明な画11Jが得られ、また手のひ
らのような大面積の抑圧に対しては極めて安定であり、
繰り返し使用に充分耐えうるものでめった。 4、図面の簡単な説明 2g1図は、手描き図形入力の原理を説明する図、第2
図は、本発明の一実施例を示す感圧シートの拡大断面図
、第3図、第4図、第5図、第6図および第7図は、そ
れぞれ本発明の感圧シートの使用時の状態をモデル的に
示す#?面図である。符号の説明は以下のとおシである
。 3・・・感圧導成性シート、5・・・導電性バインダー
、6・・・導電性粒子、9・・・非導成性弾性被膜、1
1・・・基体シート。 代理人 弁理士 川 北 武 長
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 +11バインダーと導電性粒子群からなるシート状の複
合体と、該複合体の一方の面に設けられた非導電性弾性
被膜からなり、前記非導電性弾性被膜は、前記複合体の
他方の面からの局部的な加圧により、前記導電性粒子表
面の一部が該被膜表面上に突出し、該加圧の解除により
、該突出粒子の表面の一部が該被膜表面上から後退する
程度の厚さおよび弾性を有していることを特徴とする感
圧導電性シート。 (2、特許請求の範囲第1項において、複合体の非導電
性弾性被膜を設けていない側の面に、基体シートを設け
ることを特徴とする感圧導電性シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15896682A JPS5949109A (ja) | 1982-09-14 | 1982-09-14 | 感圧導電性シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15896682A JPS5949109A (ja) | 1982-09-14 | 1982-09-14 | 感圧導電性シ−ト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5949109A true JPS5949109A (ja) | 1984-03-21 |
Family
ID=15683255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15896682A Pending JPS5949109A (ja) | 1982-09-14 | 1982-09-14 | 感圧導電性シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5949109A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61171009A (ja) * | 1985-01-24 | 1986-08-01 | 株式会社槌屋 | 異方導電性シ−ト |
WO2021059927A1 (ja) * | 2019-09-27 | 2021-04-01 | パナソニック株式会社 | コイン形電池 |
-
1982
- 1982-09-14 JP JP15896682A patent/JPS5949109A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61171009A (ja) * | 1985-01-24 | 1986-08-01 | 株式会社槌屋 | 異方導電性シ−ト |
JPH0437523B2 (ja) * | 1985-01-24 | 1992-06-19 | Tsucha Kk | |
WO2021059927A1 (ja) * | 2019-09-27 | 2021-04-01 | パナソニック株式会社 | コイン形電池 |
JP2021057113A (ja) * | 2019-09-27 | 2021-04-08 | パナソニック株式会社 | コイン形電池 |
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