JPH0348529B2 - - Google Patents

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JPH0348529B2
JPH0348529B2 JP58160035A JP16003583A JPH0348529B2 JP H0348529 B2 JPH0348529 B2 JP H0348529B2 JP 58160035 A JP58160035 A JP 58160035A JP 16003583 A JP16003583 A JP 16003583A JP H0348529 B2 JPH0348529 B2 JP H0348529B2
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JP
Japan
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sheet
conductive
pressure
conductive layer
point contact
Prior art date
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JP58160035A
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English (en)
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JPS6051928A (ja
Inventor
Masafumi Moriwaki
Shigeaki Sano
Hidekazu Tanaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Edge Inc
Original Assignee
Toppan Moore Co Ltd
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Priority to US06/645,441 priority patent/US4636582A/en
Priority to GB08421930A priority patent/GB2148011B/en
Priority to CA000462176A priority patent/CA1226352A/en
Publication of JPS6051928A publication Critical patent/JPS6051928A/ja
Publication of JPH0348529B2 publication Critical patent/JPH0348529B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、シート面状の所望位置の圧力に応
じて、その位置の信号を入力するのに用いる信号
入力用シートに関するものである。
従来、手書き情報を入力するのに、情報を記載
しながら、その情報を認識するところの各種のオ
ンライン実時間文字認識装置が知られており、そ
れらの装置に用いる手書き情報入力装置として、
シート面状に情報を記載した際の筆圧によるシー
ト面の歪を利用し、筆順の変化に伴う位置信号を
得るところの各種のシート状入力装置が知られて
いる。
そして、このシート状入力装置においては、検
知基板であるシートを抵抗シートにより構成した
場合抵抗シートは、シート上面からの圧力状態に
より異つた伸び縮みを生るので同じ位置であつて
も抵抗値が異なり、正確な押し圧点の座標位置が
得られなかつた。そこで基本抵抗面に隔離状態に
導電面を位置させ、筆圧に応じて導電面が基本抵
抗面に接触し可変の電気回路が形成され、順次位
置信号が得られるよう構成されており、基本抵抗
面に対する導電面の隔離構成として、導電材をゴ
ム材中に不連続に分布させ、筆圧時に導電材が連
続し導電性を得ることができるようにした感圧導
電ゴム構成や、基本抵抗面と導電面との間に網目
の如く穴のあいたシートを介入させ、筆圧時に網
目を介して導電面が基本抵抗面に接し導電性を得
ることができるようにした網目シート構成のもの
が知られている。
しかしながら、上記感圧導電ゴム構成のものに
おいては、導電ゴムの製造において導電材の分布
に不均一さを生じ、使用において圧力面積が広い
場合は問題が少ないが、筆圧などの小面積の圧力
変化に対しては所望の導電性を得がたく多くの問
題を生じ、さらに、筆記面積が広い場合には高精
度、高品質の導電ゴムの材料を必要とするが、広
い面積のものが得がたく技術的にも経済的にも不
都合な点が多かつた。
また、網目シート構成のものは、シート自体連
続性を有しているため、導電性を得る部分は不連
続となり、筆圧の如く、縦、横、斜めと筆圧が加
わるものにおいて、シートの連続部分に圧が加わ
つた場合は導電性を得ることができなくなり、ま
た密度の高い連続信号を得る場合も不可能である
などの不都合があつた。
そこで、この発明においては、圧力面積の大
小、シート面積の広さ、筆圧などの圧の方向性お
よび信号の連続性など所望の状態が得られるだけ
でなく、通常のボールペン、鉛筆などの筆記具で
の所望の筆記適性、各種耐久性を容易に得られる
とともに、なめらかな筆記特性が得られる構造の
信号入力用シートを提供するものである。
次に、この発明の実施例を示す図面に基づいて
この発明を説明する。
第1図は、この発明の信号入力用シートの断面
説明図であり、この信号入力用シート1は、A4
判大のサイズで、厚さ0.55mmのポリウレタンフイ
ルムのシート2の裏面の所定面上にカーボンブラ
ツクの微粉末とポリウレタン樹脂を主成分とする
導電性インキを用い、スクリーン印刷法にて、全
面スクリーン状のベタ刷り用の版を用い、厚さ
0.01mmの導電層3を均一に設けてなり、この導電
層3の所定部分を電気的接触面31とし、他の部
分を電気的点接触面32とし、この電気的点接触
面32の面上に、インキの腰切り材、流れ防止材
および高さ保持材として無機質または顔料の中か
ら選んだ酸化チタンとポリウレタン樹脂を主成分
とする絶縁性インキを用い、スクリーン印刷法に
て、平均0.05mm径の孔で斜め隣りの孔との間隔が
平均0.20mmとしたスクリーン版を用い、インキを
平均0.08mmの高さに塗布し印刷を行い、第2図に
示す如く平均径0.10mm、間隔0.10mm、高さ0.06mm
のドツト状の絶縁材4を設ける。この絶縁材4の
部分が非接触部となり、その他の部分が点接触部
となる導電部分33である。
第3図イ,ロはこの発明に係る別の実施例の信
号入力用シート11の断面説明図と表面説明図を
示すものであり、この信号入力用シート11は、
透明のポリウレタンフイルムのシート2の裏面に
記載欄、操作欄、絵図、記号、説明文などの画線
印刷とベタ印刷などの表出印刷5を1色または多
色で行い、それらの上に第1図の実施例と同様に
導電層3と絶縁材4を設けてなるものである。
上記において表出印刷5の1色目を画線印刷5
1を行い2色目を1色目と異なる色にてベタ印刷
52を行うと透明のシート2の下に白または色付
きの印刷シートが挿入されているかの如くなり、
シート2の表面に直接印字圧を加えることができ
る構造となる。
第4図イは、第1図に示した信号入力用シート
1を、従来のシート状入力装置の検知面である基
本抵抗面7上に重ね合わせた状態のもので、通常
の状態では、絶縁材4が導電層3と基本抵抗面7
との間に介在し、導電部分33と基本抵抗面7は
隔離状態にあり、電気的点接触面32全体が基本
抵抗面7に対して非接触状態としてなり、電気的
接触面31と基本抵抗面7に電圧をかけた際、こ
れらによる電気回路は開いた状態となつている。
これに対し、第4図ロに示す如く、使用におい
て所望部分を矢印で示す如く筆記具Pにて筆圧を
加えるとシート2が凹み、これに伴ない電気的点
接触面32が凹み、またこれに伴ない導電層3に
付着一体化している絶縁材4が押し拡げられ、導
電部分33が下がり基本抵抗面7と接触し、電気
的点接触面32と基本抵抗面7とは点接触状態と
なり、電気的接触面31と基本抵抗面7に電圧を
かけた際、これらによる電気回路は閉じており、
この電気回路は筆圧の変化により圧の位置が変化
し、これにより可変の電気回路を形成することと
なり、シート状入力装置はこの可変の状態を分析
し圧による信号を判断し所望機器71への入力信
号に変換できる。
なお、上述においてシート2の表面に直接筆圧
を加えたが、シート2の表面に記入用紙、帳票な
どを載置し、その表面に入力情報を記入すること
により、その表面から筆圧を加えてもよい。
上述において、シート2はポリウレタンフイル
ムを使用したがこれに限定されることなく、圧力
のかけ方、入力信号の連続性など使用目的におい
て筆記適性、筆記具の先による各種耐久性、経済
性などを考慮し、それらに適合した引張り強さ、
伸び、弾性、可撓性を有するシートを選択すれば
よく、シート2の材料として、ポリエチレン、
EVA(エチレン−酢ビ)、アイオノマー、ポリプ
ロピレン、セルロースアセテート、セルロースア
セテートブチレート、セルロースプロピオネー
ト、エチルセルロース、ポリ塩化ビニル、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合物、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリビニルアルコール、ポリメタアクリル酸
メチル、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリエ
ステル、フツ素樹脂、塩酸ゴム、ポリイミド、ポ
リサルフオンなどのフイルムを使用することがで
き、この際厚さも重要な要素となり、後述の導電
層の厚さ、絶縁部分の高さと共に選択する必要が
あるが、筆圧の位置信号を取り出す場合0.01〜1
mm程度のものを選べばよい。
また、導電層3は実施例においては、1000Ω以
下(A4判サイズ)となるよう導電材を混合した
が、導電材としては、使用目的、経済性などにお
いて、金、銀、銅、ニツケル、カーボンの紛末を
用いればよく、これらをインキ状として導電イン
キにするためには、上述のシート材との接着性を
考慮して、アクリル系、エポキシ系、フエノール
系、ポリエステル系、ウレタン系、シリコン系な
どシートと同系のものを選択するとよく、塗布方
法はシルクスクリーン印刷法に限定されることな
く、平版、凹版、凸版などの1回または重ね刷り
印刷あるいはスプレー法、または他の方法によつ
てもよく、その際の導電層3の厚さは、先の導電
材の種類、形状、所望導電性などにおいて決定す
ればよいが、最低0.002mm程度必要とし、厚くと
も可撓性を損わないことが必要であり、0.05mmあ
れば、使用でき、通常0.005mm〜0.02mmの範囲で
あればよい。
また、絶縁性インキを用いた絶縁材4の選択
は、この発明において重要な部分であり、先ず絶
縁性インキの選択において、少なくとも導電層3
との接着性の良好のものを選択する必要がある。
何故ならば、筆圧などにおける圧力は前述の如く
絶縁材4を押し拡げることとなり、この絶縁材4
の剥離作用として働き、この部分が剥離した場合
には、筆圧をかけない通常の重ね合わせ状態にお
いて電気的点接触面32と基本抵抗面が接触し、
信号入力用シートとしての用をなさなくなるから
であり、これを避けるため導電層3を形成する導
電性インキに用いた材料と同系のものにするとよ
い。そしてその際の絶縁性インキの体積固有抵抗
は105Ω・cm以上、好ましくか109Ω・cm以上とす
るとよい。また、絶縁材4の印刷方法は導電層3
の印刷と同様限定されることはないが、絶縁材4
の形状は、シート2の材質、厚さ、引張り強さ、
伸び、弾性、可撓性などの性質、それに入力信号
の形状および基本抵抗面の状態などによつて大き
さ、高さ、密度、配置などを決定する必要があ
り、筆圧を信号に変換する場合は、ドツト径
0.002mm〜1.0mm、 高 さ 0.01mm〜0.2mm 密度(単位面積の占有度) 5%〜95% の範囲において決定するとよい。
また、前述の絶縁性インキによる絶縁材4の塗
布パターンは、第2図に示すパターンに限定され
ることなく、絶縁材4のドツトを縦、横に整列さ
せてもよく、また絶縁材4のドツトのサイズも大
小のものを混合させてもよく、また、導電部分3
3と検知面が通常の重ね合わせにおいて接触しな
い範囲で絶縁材4を微小サイズのドツトによりラ
ンダムに設けてもよく、また縦、横、または斜め
の縞状あるいはこれらの組合わせによる格子状に
設けてもよい。
以上述べた如く、この発明においては、基本抵
抗面上に電気的点接触面となる導電層に絶縁性イ
ンキによる所定形状の絶縁材が点接触部分となる
導電部分を囲んで設けられてなるので、電気的点
接触面を検知面に重ね合わせた際、導電部分は検
知面とは接触せず、この状態でシートの表面側か
ら点圧力を加えるとシートおよび電気的点接触面
の凹みに伴い絶縁材が押し拡げられ、導電部分が
検知面に接触し、抵抗面は、ほとんど変形がない
ので、所定の位置で所定の抵抗値が得られ順次正
確な位置信号を入力することが可能となる。
しかも、絶縁材は、導電層面にフラツトな状態
で密着している導電層の表面側の筆記面は、きわ
めてなめらかな筆記特性を有することができると
ともに、上記において凹みに伴つて導電部分の幅
より太めの筆記具の先による凹みによる場合で
も、電気的点接触面の凹みに伴つて絶縁材が押し
拡げられ、導電部分が検知面に接触するので、導
電部分の各種パターンが容易となり、各種圧力を
所望の位置信号に変換することが容易となるなど
の特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る信号入力用シートの
断面説明図、第2図は第1図の信号入力用シート
の裏面説明図、第3図イ,ロは、この発明に係る
別の実施例の断面説明図と表面説明図。第4図は
この発明に係る信号入力用シートの使用状態説明
図。 1はこの発明に係る信号入力用シート、2はシ
ート、3は導電層、4は絶縁材、5は表出印刷。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基本抵抗面を設けた上面側に可撓性シートを
    位置させ、この可撓性のシートの裏面に導電性イ
    ンキにより導電層を設け、この導電層の所定面を
    電気的点接触面とし、この電気的点接触面上を所
    定形状の点接触部と非接触部とし、この非接触部
    の導電層上に導電層と接着する物質を含んだ絶縁
    性インキによる所定高さの絶縁材を印刷手段によ
    り設けてなる信号入力用シート。
JP58160035A 1983-08-31 1983-08-31 信号入力用シ−ト Granted JPS6051928A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58160035A JPS6051928A (ja) 1983-08-31 1983-08-31 信号入力用シ−ト
US06/645,441 US4636582A (en) 1983-08-31 1984-08-29 Signal input sheet having a conductive shield layer
GB08421930A GB2148011B (en) 1983-08-31 1984-08-30 Sheet-like input device
CA000462176A CA1226352A (en) 1983-08-31 1984-08-30 Signal input sheet

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JPS6051928A JPS6051928A (ja) 1985-03-23
JPH0348529B2 true JPH0348529B2 (ja) 1991-07-24

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS625343U (ja) * 1985-03-29 1987-01-13
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JPS57146381A (en) * 1980-12-15 1982-09-09 Moore Business Forms Inc Pattern recognizer
JPS5832535B2 (ja) * 1978-05-17 1983-07-13 富士電機株式会社 遅延回路

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JPS6051928A (ja) 1985-03-23

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