JPS5948741B2 - 真空射出成形方法および装置 - Google Patents
真空射出成形方法および装置Info
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- JPS5948741B2 JPS5948741B2 JP1570981A JP1570981A JPS5948741B2 JP S5948741 B2 JPS5948741 B2 JP S5948741B2 JP 1570981 A JP1570981 A JP 1570981A JP 1570981 A JP1570981 A JP 1570981A JP S5948741 B2 JPS5948741 B2 JP S5948741B2
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- Japan
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- mold
- die plate
- fixed
- injection molding
- bellows
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/34—Moulds having venting means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、真空射出成形力法および装置に関するもの
である。
である。
プラスチックの射出成形加工、殊に精密成形においては
、金型中に射出された溶融樹脂が金型の細部にまで充分
竹製るようにして、金型の正確な転写が行われるように
することが極めて重要である。
、金型中に射出された溶融樹脂が金型の細部にまで充分
竹製るようにして、金型の正確な転写が行われるように
することが極めて重要である。
しかしながら、金型の型締後に溶融樹脂を射出圧入する
ときは、金型内に空気を閉じ込めることにもなるので、
エアベントから空気を一部放出させるにしても大部分は
金型中に残留し、背圧きなって溶融樹脂の金型細部への
回込みを阻害することになる。
ときは、金型内に空気を閉じ込めることにもなるので、
エアベントから空気を一部放出させるにしても大部分は
金型中に残留し、背圧きなって溶融樹脂の金型細部への
回込みを阻害することになる。
従って、金型の正確な転写を妨げる要因としては、金型
中に射出される樹脂の収縮特性以外に、この金型中に閉
じ込められた空気の影響が大きな比率を占めている。
中に射出される樹脂の収縮特性以外に、この金型中に閉
じ込められた空気の影響が大きな比率を占めている。
そこで、溶融樹脂の射出直前に金型内の空気を除去して
、残留空気による弊害を防止する試みが、真空射出成形
法として知られている。
、残留空気による弊害を防止する試みが、真空射出成形
法として知られている。
しかしながらこの方法は、各金型にベントポートを穿設
し、金型を完全に閉成してから金型内部を真空にするも
のであるため、次のような難点が指摘される。
し、金型を完全に閉成してから金型内部を真空にするも
のであるため、次のような難点が指摘される。
■ ベントボートは一般にゲートより遠い部分やウェル
ドラインの出易い部分に設けられるか、このベントボー
トから樹脂洩れやパリが発生しないように細い隙間とす
る必要がある。
ドラインの出易い部分に設けられるか、このベントボー
トから樹脂洩れやパリが発生しないように細い隙間とす
る必要がある。
このような細隙から空気抜きを行うため、金型内の真空
度が余り上がらない（すなわち空気が金型内に残留する
）。
度が余り上がらない（すなわち空気が金型内に残留する
）。
■ 細隙からの空気抜きであるため、金型内を真空にす
るのに時間が長く掛る。
るのに時間が長く掛る。
このことは、１ショット当りの稼動効率を低下させるこ
とを意味する。
とを意味する。
■ ベントボートは、金型内面に直に穿設されるため、
型締時における金型のシールを如何に完全に行うか、と
いう技術的問題が派生し、金型構造が複雑化する。
型締時における金型のシールを如何に完全に行うか、と
いう技術的問題が派生し、金型構造が複雑化する。
また、成形品にベントボートの跡が残る惧れもある。
本発明は、前述した諸欠点に鑑み案出されたものであっ
て、金型に特殊なベントボートを設けなくても、簡単に
金型内を真空にすることができて、前記諸欠点を完全に
克服し得る真空射出成形装置を提供することを目的とす
る。
て、金型に特殊なベントボートを設けなくても、簡単に
金型内を真空にすることができて、前記諸欠点を完全に
克服し得る真空射出成形装置を提供することを目的とす
る。
前記の目的を達成するため、本発明においては、固定金
型を取付けた固定ダイプレートと可動金型を取付けた可
動ダイプレートとを備え、型締装置により前記金型の開
閉を行うよう構成した射出成形装置において、前記固定
ダイプレートに対し可動ダイプレートを型締装置の付勢
作用下に前進させると共に可動金型が固定金型に対し若
干の間隙を保持した状態で前進を停止させ、これと同時
に固定ダルプレート側に固定金型を囲繞するよう配設し
た気密性材料からなる蛇腹の開口端部を可動ダイプレー
ト側と密着当接して固定金型と可動金型とを気密に囲繞
し、次いで気密に保持された蛇腹内の空気を真空掃引し
て所定の真空度に保ち、さらに型締装置を再付勢して固
定金型と可動金型との型締めを完了した後金型キヤビテ
イ内に溶融樹脂を射出することを特徴とする。
型を取付けた固定ダイプレートと可動金型を取付けた可
動ダイプレートとを備え、型締装置により前記金型の開
閉を行うよう構成した射出成形装置において、前記固定
ダイプレートに対し可動ダイプレートを型締装置の付勢
作用下に前進させると共に可動金型が固定金型に対し若
干の間隙を保持した状態で前進を停止させ、これと同時
に固定ダルプレート側に固定金型を囲繞するよう配設し
た気密性材料からなる蛇腹の開口端部を可動ダイプレー
ト側と密着当接して固定金型と可動金型とを気密に囲繞
し、次いで気密に保持された蛇腹内の空気を真空掃引し
て所定の真空度に保ち、さらに型締装置を再付勢して固
定金型と可動金型との型締めを完了した後金型キヤビテ
イ内に溶融樹脂を射出することを特徴とする。
この場合、固定ダイプレート側に固定金型を囲繞するよ
う配設した気密性材料からなる蛇腹の開口端部を可動ダ
イプレート側と密着当接するに際し、固定ダイプレート
側に配設した流体圧シリンダからなるリニアアクチュエ
ータにより蛇腹の開口端部を強制的に可動ダイプレート
側に密着当接するようにすれば好適である。
う配設した気密性材料からなる蛇腹の開口端部を可動ダ
イプレート側と密着当接するに際し、固定ダイプレート
側に配設した流体圧シリンダからなるリニアアクチュエ
ータにより蛇腹の開口端部を強制的に可動ダイプレート
側に密着当接するようにすれば好適である。
また、前述した本発明方法を実施する装置としては、固
定金型を取付けた固定ダイプレートと可動金型を取付け
た可動ダイプレートとを備え、型締装置により前記金型
の開閉を行うよう構成した射出成形装置において、前記
固定ダイプレート側に固定金型を囲繞する気密性材料か
らなる蛇腹を伸縮自在に配置し、前記蛇腹の他端開口部
に蛇腹の延伸時に前記可動ダイプレート側と密着当接可
能な枠体を取付け、前記枠体を固定ダイプレート側に配
設した流体圧シリンダからなるリニアアクチュエータの
駆動軸に固定し、さらに固定ダイプレート側に吸気ポー
トを穿設する構成とすることを特徴とする。
定金型を取付けた固定ダイプレートと可動金型を取付け
た可動ダイプレートとを備え、型締装置により前記金型
の開閉を行うよう構成した射出成形装置において、前記
固定ダイプレート側に固定金型を囲繞する気密性材料か
らなる蛇腹を伸縮自在に配置し、前記蛇腹の他端開口部
に蛇腹の延伸時に前記可動ダイプレート側と密着当接可
能な枠体を取付け、前記枠体を固定ダイプレート側に配
設した流体圧シリンダからなるリニアアクチュエータの
駆動軸に固定し、さらに固定ダイプレート側に吸気ポー
トを穿設する構成とすることを特徴とする。
前記装置において、固定金型および可動金型は、それぞ
れ取付板を介して固定ダイプレートおよび可動ダイプレ
ートに取付け、これらの取付板に対し蛇腹の固定と密直
当接並びに吸気ポートの穿設を行うよう構成すれば好適
である。
れ取付板を介して固定ダイプレートおよび可動ダイプレ
ートに取付け、これらの取付板に対し蛇腹の固定と密直
当接並びに吸気ポートの穿設を行うよう構成すれば好適
である。
この場合、固定金型と可動金型とをそれぞれ固定ダイプ
レートと可動ダイプレートに取付けるための取付板に、
固定金型と可動金型とが所定の間隙を保持した型締状態
となることを検出するためのリミットスイッチとこれを
付勢するドグとを設ければ好適である。
レートと可動ダイプレートに取付けるための取付板に、
固定金型と可動金型とが所定の間隙を保持した型締状態
となることを検出するためのリミットスイッチとこれを
付勢するドグとを設ければ好適である。
また、蛇腹の他端開口部と可動金型を可動ダイプレート
に取付けるための取付板とに、蛇腹の開口部が密着当接
することを検出するためのリミットスイッチとこれを付
勢するドグとを設ければ好適である。
に取付けるための取付板とに、蛇腹の開口部が密着当接
することを検出するためのリミットスイッチとこれを付
勢するドグとを設ければ好適である。
次に、本発明に係る真空射出成形方法につき、この方法
を実施する装置の好適な実施例に基づいて以下添付図面
を参照しながら以下詳細に説明する。
を実施する装置の好適な実施例に基づいて以下添付図面
を参照しながら以下詳細に説明する。
第１図は本発明の概略構成を金型機構部分の縦断面とし
て示すものであって、めす型キャビティ１０を有する固
定金型１２は取付板１４を介して固定ダイプレート１６
に取付けられ、またおす型コア１８を有する可動金型２
０は取付板２２を介して可動ダイプレート２４に固定さ
れている。
て示すものであって、めす型キャビティ１０を有する固
定金型１２は取付板１４を介して固定ダイプレート１６
に取付けられ、またおす型コア１８を有する可動金型２
０は取付板２２を介して可動ダイプレート２４に固定さ
れている。
夫夫の金型取付板１４ 、２２には、金型温度調節機（
図示せず）に連結する冷却水供給管２６．２８が配設さ
れ、この供給管は夫々固定金型１２及び可動金型２０の
内部に設けた冷却水循環通路（図示せず）に、管体３０
，３２を介して接続して金型の冷却に供されている。
図示せず）に連結する冷却水供給管２６．２８が配設さ
れ、この供給管は夫々固定金型１２及び可動金型２０の
内部に設けた冷却水循環通路（図示せず）に、管体３０
，３２を介して接続して金型の冷却に供されている。
このように構成された金型機構部分において、第１図及
び第２図に示すように、固定ダイプレート１６側の金型
取付板１４に、略角筒状で気密材料で構成した蛇腹３４
を、金型の軸線方向に伸縮自在に配設固定する。
び第２図に示すように、固定ダイプレート１６側の金型
取付板１４に、略角筒状で気密材料で構成した蛇腹３４
を、金型の軸線方向に伸縮自在に配設固定する。
すなわち、蛇腹３４の一端部はフランジ状に形成して、
これを前記金型取付板１４に接着、ボルト締め等適宜の
手段により気密に固定する。
これを前記金型取付板１４に接着、ボルト締め等適宜の
手段により気密に固定する。
この場合、蛇腹３４は金型１２及び２０を、所定間隔離
間させて囲繞するように寸法設定されている。
間させて囲繞するように寸法設定されている。
また、蛇腹３４の他端部は、第２図から理解されるよう
に、額縁状の枠体３６にそのフランジ部を気密に接続固
定され、更にこの枠体３６はその各隅部において固定ダ
イプレート１６に摺動自在に挿通したガイドロッド３８
の端部に夫々接続される。
に、額縁状の枠体３６にそのフランジ部を気密に接続固
定され、更にこの枠体３６はその各隅部において固定ダ
イプレート１６に摺動自在に挿通したガイドロッド３８
の端部に夫々接続される。
前記ガイドロッド３８の他端部は、第１図に示すように
ピストンヘッド４０を有し、このピストンヘッド４０は
シリンダ４２中に挿通配置されて、シリンダ４２に供給
される圧力流体（空気または油）の作用下にガイドロッ
ド３８を往復動させる。
ピストンヘッド４０を有し、このピストンヘッド４０は
シリンダ４２中に挿通配置されて、シリンダ４２に供給
される圧力流体（空気または油）の作用下にガイドロッ
ド３８を往復動させる。
従って、前記シリンダ４２におけるピストン作用により
、蛇腹３４は可動ダイプレート２４側の金型取付板２２
に対して伸縮移動することが理解されよう。
、蛇腹３４は可動ダイプレート２４側の金型取付板２２
に対して伸縮移動することが理解されよう。
なお、枠体３６が金型取付板２２に指向する側の板面に
は溝４４を周設して、この溝４４中に０１Ｊングのよう
なシール部材４６を嵌入しておけば、後述する真空操作
に際して枠体３６と金型取付板２２との完全なシールが
図れるので好適である。
は溝４４を周設して、この溝４４中に０１Ｊングのよう
なシール部材４６を嵌入しておけば、後述する真空操作
に際して枠体３６と金型取付板２２との完全なシールが
図れるので好適である。
なお、蛇腹３４の最大延伸距離は、勿論固定ダイプレー
ト１６に対する可動ダイプレート２４の最大離間距離の
範囲内にあり、従って可動ダイプレート２４が後退した
ときは、第２図に示すように可動金型２０は蛇腹３４か
ら外方へ延出するようになっている。
ト１６に対する可動ダイプレート２４の最大離間距離の
範囲内にあり、従って可動ダイプレート２４が後退した
ときは、第２図に示すように可動金型２０は蛇腹３４か
ら外方へ延出するようになっている。
なお、第１図において参照符号４８は、蛇腹３４が可動
ダイプレート２４の取付板２２に接触したことを検出し
て真空引開始の信号を発信するリミットスイッチを示し
、このリミットスイッチ４８は金型取付板２２に設けた
ドグ５０により付勢される。
ダイプレート２４の取付板２２に接触したことを検出し
て真空引開始の信号を発信するリミットスイッチを示し
、このリミットスイッチ４８は金型取付板２２に設けた
ドグ５０により付勢される。
また固定ダイプレート１６側の金型取付板１４には、可
動金型２０が固定金型１２に向けて進行した際に、第１
図に示すように両金型間に若干の隙間を保持した状態で
可動金型２０を停止させるリミットスイッチ５２が、ブ
ラケット５４を介して固定され、このリミットスイッチ
５２は前記金型取付板２２に設けたドッグ５６により付
勢される。
動金型２０が固定金型１２に向けて進行した際に、第１
図に示すように両金型間に若干の隙間を保持した状態で
可動金型２０を停止させるリミットスイッチ５２が、ブ
ラケット５４を介して固定され、このリミットスイッチ
５２は前記金型取付板２２に設けたドッグ５６により付
勢される。
更に、金型取付板１４には固定金型１２と蛇腹３４との
中間に開口する吸気ボート５８を穿設し、この吸気ボー
ト５８は真空ポンプ（図示せず）に接続されている。
中間に開口する吸気ボート５８を穿設し、この吸気ボー
ト５８は真空ポンプ（図示せず）に接続されている。
また、参照符号６０は可動金型２０から成形品を取出す
ためのノックアウトピンを示し、参照符号６２は加熱シ
リンダ（図示せず）の先端に設けた溶融樹脂供給用のニ
ードルノズルを示す。
ためのノックアウトピンを示し、参照符号６２は加熱シ
リンダ（図示せず）の先端に設けた溶融樹脂供給用のニ
ードルノズルを示す。
更に、参照符号６４は金型取付板２２に設けた接点付き
の真空計を示し、これは後述するように蛇腹３４内での
真空引きが進行して所定の真空圧に到達したことを検知
し、次いで若干の間隙を保持して開いている両金型１２
，２０を最終的に完全閉成させるための信号を型締装置
に送るようになっている。
の真空計を示し、これは後述するように蛇腹３４内での
真空引きが進行して所定の真空圧に到達したことを検知
し、次いで若干の間隙を保持して開いている両金型１２
，２０を最終的に完全閉成させるための信号を型締装置
に送るようになっている。
このように構成した本発明に係る真空射出成形装置の作
用及び効果について、次に説明する。
用及び効果について、次に説明する。
可動ダイプレート２４を型締装置（図示せず）の付勢作
用下に前進させ、前記リミットスイッチ５２の作用下に
可動金型２０が固定金型１２に対し完全に型締めされな
いで、若干の間隙か保持される位置において、可動金型
２０の前進を停止させる。
用下に前進させ、前記リミットスイッチ５２の作用下に
可動金型２０が固定金型１２に対し完全に型締めされな
いで、若干の間隙か保持される位置において、可動金型
２０の前進を停止させる。
なお、このように一挙に最終型締めを行わないで、若干
の隙間をもたせることは、金型接合面にパリがある等の
場合にも急激なショックを与えることがないので、金型
保護の見地からも好ましいことである。
の隙間をもたせることは、金型接合面にパリがある等の
場合にも急激なショックを与えることがないので、金型
保護の見地からも好ましいことである。
次いで４個のシリンダ４２を同時に駆動して蛇腹３４を
軸線力向に延伸させ、前記枠体３６を可動ダイプレート
２４側の金型取付板２２に密着轟接させる（第１図）。
軸線力向に延伸させ、前記枠体３６を可動ダイプレート
２４側の金型取付板２２に密着轟接させる（第１図）。
このように金型１２．２０を蛇腹３４により画成される
密閉空間中に封じ込めた後、前記リミットスイッチ４８
の作用下に前記吸気ポート５８を介して蛇腹３４中の空
気を真空掃引し、所定の真空度に迄達成させる。
密閉空間中に封じ込めた後、前記リミットスイッチ４８
の作用下に前記吸気ポート５８を介して蛇腹３４中の空
気を真空掃引し、所定の真空度に迄達成させる。
これはすなわち、金型１２，２０のキャビティ内も同じ
真空度に到達したことを意味し、これを前記接点つき真
空計６４により検知して前記型締装置（図示せず）を再
付勢する信号を発信し、金型１２，２０の完全な型締め
を行い、次いで溶融樹脂をニードルノズル６２を介して
金型キャビティ中に射出して成形品を得る。
真空度に到達したことを意味し、これを前記接点つき真
空計６４により検知して前記型締装置（図示せず）を再
付勢する信号を発信し、金型１２，２０の完全な型締め
を行い、次いで溶融樹脂をニードルノズル６２を介して
金型キャビティ中に射出して成形品を得る。
この場合、金型１２．２０のキャビティ中は高度の真空
になっているから、前述したような残留空気による弊害
は全く生じず、金型キャビティの細部にまで樹脂が行渡
って正確な転写が達成される。
になっているから、前述したような残留空気による弊害
は全く生じず、金型キャビティの細部にまで樹脂が行渡
って正確な転写が達成される。
しかも、本発明においては、エアベント用のポートや溝
を金型自体に設ける必要がないので、成形品にポート等
の跡が残ることはなく、また専用の吸気ポートから迅速
に真空掃引できるため金型内は短時間で高度の真空度に
到達する等多くの有益な効果を奏するものである。
を金型自体に設ける必要がないので、成形品にポート等
の跡が残ることはなく、また専用の吸気ポートから迅速
に真空掃引できるため金型内は短時間で高度の真空度に
到達する等多くの有益な効果を奏するものである。
以上本発明に係る真空射出成形装置につき、好適な実施
例を挙げて説明したが、本発明はこの実施例に限定され
るものではなく、発明の精神の範囲内で多くの改良変更
をなし得るものである。
例を挙げて説明したが、本発明はこの実施例に限定され
るものではなく、発明の精神の範囲内で多くの改良変更
をなし得るものである。
例えば、本実施例では蛇腹として、略角筒状のものを採
用した場合について説明したが、その細円筒形状であっ
てもよいことは勿論である。
用した場合について説明したが、その細円筒形状であっ
てもよいことは勿論である。
第１図は本発明に係る真空射出成形力法を実施する装置
の縦断面図、第２図は第１図に示す装置の概略斜視図で
ある。 １０・・・・・・めす型キャビティ、１２・・・・・・
固定金型、１４・・・・・・取付板、１６・・・・・・
固定ダイプレート、１８・・・・・・おす型コア、２０
・・・・・・可動金型、２２・・・・・・取付板、２４
・・・・・・可動ダイプレート、２６゜２８・・・・・
・冷却水供給管、３０．３２・・・・・・管体、３４・
・・・・・蛇腹、３６・・・・・・枠体、３８・・・・
・・ガイドロッド、４０・・・・・・ピストンヘッド、
４２・・・・・・シリンダ、４４・・・・・・溝、４６
・・・・・・シール部材、４８・・・・・・リミットス
イッチ、５０・・・・・・ドグ、５２・・・・・・リミ
ットスイッチ、５４・・・・・・ブラケット、５６・・
・・・・ドグ、５８・・・・・・吸気ポート、６０・・
・・・・ノックアウトピン、６２・・・・・・ニードル
ノズル、６４・・・・・・接点つき真空計。
の縦断面図、第２図は第１図に示す装置の概略斜視図で
ある。 １０・・・・・・めす型キャビティ、１２・・・・・・
固定金型、１４・・・・・・取付板、１６・・・・・・
固定ダイプレート、１８・・・・・・おす型コア、２０
・・・・・・可動金型、２２・・・・・・取付板、２４
・・・・・・可動ダイプレート、２６゜２８・・・・・
・冷却水供給管、３０．３２・・・・・・管体、３４・
・・・・・蛇腹、３６・・・・・・枠体、３８・・・・
・・ガイドロッド、４０・・・・・・ピストンヘッド、
４２・・・・・・シリンダ、４４・・・・・・溝、４６
・・・・・・シール部材、４８・・・・・・リミットス
イッチ、５０・・・・・・ドグ、５２・・・・・・リミ
ットスイッチ、５４・・・・・・ブラケット、５６・・
・・・・ドグ、５８・・・・・・吸気ポート、６０・・
・・・・ノックアウトピン、６２・・・・・・ニードル
ノズル、６４・・・・・・接点つき真空計。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 固定金型を取付けた固定ダイプレートと可動金型を
取付けた可動ダイプレートとを備え、型締装置により前
記金型の開閉を行うよう構成した射出成形装置において
、前記固定ダイプレートに対し可動ダイプレートを型締
装置の付勢作用下に前進させると共に可動金型が固定金
型に対し若干の間隙を保持した状態で前進を停止させ、
これと同時に固定ダイプレート側に固定金型を囲繞する
よう配設した気密性材料からなる蛇腹の開口端部を可動
ダイプレート側と密着当接して固定金型と可動金型とを
気密に囲繞し、次いで気密に保持された蛇腹内の空気を
真空掃引して所定の真空度に保ち、さらに型締装置を再
付勢して固定金型と可動金型との型締めを完了した後金
型キヤビテイ内に溶融樹脂を射出することを特徴とする
真空射出成形力法。 ２、特許請求の範囲第１項記載の真空射出成形方法にお
いて、固定ダイプレート側に固定金型を囲繞するよう配
設した気密性材料からなる蛇腹の開口端部を可動ダイプ
レート側と密着当接するに際し、固定ダイプレート側に
配設した流体圧シリンダからなるリニアアクチュエータ
により蛇腹の開口端部を強制的に可動ダイプレート側に
密着当接してなる真空射出成形方法。 ３ 固定金型を取付けた固定ダイプレートと可動金型を
取付けた可動ダイプレートとを備え、型締装置により前
記金型の開閉を行うよう構成した射出成形装置において
、前記固定ダイプレート側に固定金型を囲繞する気密性
材料からなる蛇腹を伸縮自在に配設し、前記蛇腹の他端
開口部に蛇腹の延伸時に前記可動ダイプレー１・側と密
着当接可能な枠体を増付け、前記枠体を固定ダイプレー
ト側に配設した流体圧シリンダからなるリニアアクチュ
エータの駆動軸に固定し、さらに固定ダイプレート側に
吸気ボートを穿設することを特徴とする真空射出成形装
置。 ４ 特許請求の範囲第３項記載の真空射出成形装置にお
いて、固定金型および可動金型は、それぞれ取付板を介
して固定ダイプレートおよび可動ダイプレートに取付け
、これらの取付板に対し蛇腹の固定と密着当接並びに吸
気ボートの穿設を行うよう構成してなる真空射出成形装
置。 ５ ％許請求の範囲第３項または第４項記載の真空射出
成形装置において、吸気ボートは、蛇腹で囲繞された固
定金型の外周部に開口するよう穿設してなる真空射出成
形装置。 ６ 特許請求の範囲第３項記載の真空射出成形装置にお
いて、枠体の端面にシール部材を配設してなる真空射出
成形装置。 ７ 特許請求の範囲第４項記載の真空射出成形装置にお
いて、固定金型と可動金型とをそれぞれ固定ダイプレー
トと可動ダイプレートに取付けるための取付板に、固定
金型と可動金型とが所定の間隔を保持した型締状態とな
ることを検出するためのリミットスイッチとこれを付勢
するドグとを設けてなる真空射出成形装置。 ８ 特許請求の範囲第４項記載の真空射出成形装置にお
いて、蛇腹の他端開口部と可動金型を可動ダイプレート
に取付けるための取付板とに、蛇腹の開口部が密着当接
することを検出するためのすミツトスイッチとこれを付
勢するドグとを設けてなる真空射出成形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1570981A JPS5948741B2 (ja) | 1981-02-06 | 1981-02-06 | 真空射出成形方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1570981A JPS5948741B2 (ja) | 1981-02-06 | 1981-02-06 | 真空射出成形方法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57129728A JPS57129728A (en) | 1982-08-11 |
| JPS5948741B2 true JPS5948741B2 (ja) | 1984-11-28 |
Family
ID=11896289
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1570981A Expired JPS5948741B2 (ja) | 1981-02-06 | 1981-02-06 | 真空射出成形方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5948741B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58194523A (ja) * | 1982-05-09 | 1983-11-12 | Tekunopurasu:Kk | 型内真空射出成形方法 |
| JPS58180522U (ja) * | 1982-05-26 | 1983-12-02 | 三菱電機株式会社 | ヘツドアツプデイスプレイ |
| JPS59227435A (ja) * | 1983-06-08 | 1984-12-20 | Mitsubishi Metal Corp | トランスフア成形用金型 |
| JPS6023021A (ja) * | 1983-07-18 | 1985-02-05 | Tekunopurasu:Kk | 真空射出成形装置 |
| JPS63207625A (ja) * | 1987-02-24 | 1988-08-29 | Meiki Co Ltd | 射出成形機 |
| CN101590682B (zh) * | 2008-05-26 | 2013-03-06 | 鸿富锦精密工业（深圳）有限公司 | 注射成型模具注射定位机构 |
-
1981
- 1981-02-06 JP JP1570981A patent/JPS5948741B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57129728A (en) | 1982-08-11 |
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