JPS5948619B2 - はるさめの製造法 - Google Patents

はるさめの製造法

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Publication number
JPS5948619B2
JPS5948619B2 JP57055774A JP5577482A JPS5948619B2 JP S5948619 B2 JPS5948619 B2 JP S5948619B2 JP 57055774 A JP57055774 A JP 57055774A JP 5577482 A JP5577482 A JP 5577482A JP S5948619 B2 JPS5948619 B2 JP S5948619B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noodle strings
harusame
gelatinized
dividing machine
packet
Prior art date
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Expired
Application number
JP57055774A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58175460A (ja
Inventor
一晶 森井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MORII SHOKUHIN KK
Original Assignee
MORII SHOKUHIN KK
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Publication date
Application filed by MORII SHOKUHIN KK filed Critical MORII SHOKUHIN KK
Priority to JP57055774A priority Critical patent/JPS5948619B2/ja
Publication of JPS58175460A publication Critical patent/JPS58175460A/ja
Publication of JPS5948619B2 publication Critical patent/JPS5948619B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は定量包装作業を自動化するとともに得られた
はるさめの調理時の取扱いが非常に簡単でロスが殆んど
生じないはるさめの製造法に係り、詳しくのべると、澱
粉の混練餅状素材を細孔より圧出して得られる細糸状の
麺線を、連続的に熱湯槽中に導いて糊化麺線とし、該糊
化麺線を冷却してから掛吊りして冷凍、解凍の工程を経
たのち、これを包装時の所定長さに細断し、この細断糊
化麺線を40〜80℃の湯槽中:こ通してから分割機に
移送し、該分割機から予め体積計量しであるパケットに
定量づつ充填せしめたのち、この定量糊化麺線を乾燥す
ることを特徴とする自動包装可能なはるさめの製造法に
関するものである。
従来、はるさめは一般に澱粉の混線状素材を細孔から細
糸状の麺線として圧出し、これを90〜95℃の熱湯中
に通して糊化麺線としたものを冷却してから1〜1.5
mの長さに切断し、これを掛杆に懸吊りしてそのままの
状態で冷凍、解凍、乾燥するという工程によって製造さ
れ、かくして得られたはるさめを25〜30cmの長さ
に細断したのち手作業によって計量、袋詰めを行なって
製品としているのが現状である。
しかして、このようなはるさめの製造法では、まず麺線
状に成型したものを冷却してから1〜1.5mの長さに
掛吊りして冷凍、解凍、乾燥の工程を行なわせ、最終の
工程として所要長さに細断するのであるが、熱湯中で完
全糊化せしめているので麺線が脆くて切れやすくなって
いるにも拘らずこの細断作業を手作業で行なうため、粉
々に切れたりして非常にロスの発生率の大きいことが欠
点である。
またこのような製造時のロスを少なくするために細糸状
の麺線を完全糊化まで至らず90〜95%程度の糊化(
α化)にとどめる方法も実施されている。
しかしこの方法ではなるほど製造時のロスは少なくする
ことはできるが、得られたはるさめは完全糊化させてい
ないために完全な透明とはいえず、従って商品としての
価値が減するのであり、またこの糊化の不完全さを調理
時に補なう必要から渦中で5分程度ゆがかなければなら
ないということは、熱湯につけるだけですぐ食用に供せ
られるという一般的な観念からすると非常にマイナスで
ありこれも商品としての価値を減するものである。
またこのはるさめは非常に細い麺線であり、しかも一本
一本が全て直線状ではなく、むしろウェーブ状になった
り、相互にからんだままで包装されているため調理時に
袋から適量を出したり、あるいは袋へ再度もどしたりす
ることが非常にやっかいであるとともにその際に折れく
ずが出来やすいという欠点もある。
本発明者は上記したようなはるさめの製造時と食用に供
する調理時における欠点を解消するべく、はるさめの製
造法について検討を加え、さきに細糸状に圧出して熱湯
槽中を通して得た糊化麺線を冷却したのち、包装時の所
定長さに細断してから分割機にて予め体積計量した計量
パケットに水と共にこの細断麺線を定量充填し、次いで
これを冷凍、解凍、乾燥するというパック包装可能な製
造方法を発明した。
しかしてこの方法についてさらに検討したところ、この
方法では、冷却した糊化麺線を製品としての所定長さに
細断する段階では冷凍、解凍、乾燥の工程を行なってい
ないので麺線の固化が不十分で細断がしにくいこと、ま
た同じ理由で計量パケットへの定量充填の時に分割機に
かけにくいことさらに定量充填したパケットから乾燥用
パケットに移しかえて、冷凍、解凍の工程を行なわせる
ときに、パケット内の麺線は互いに遊離せず積層した状
態になっていると共にパケットの壁面にくっついたりし
ているため、冷凍工程における麺線の冷凍化が均一に行
なわれにくいこと、などの是正すべき点のあることを突
きとめた。
そこで本発明者はこれらの点について解消すべく検討の
結果、細糸状の糊化麺線をまず従来法と同じように1〜
1.5m長さにて掛吊りして冷凍、解凍の工程を行なっ
てから一定長さに細断し、これを分割機にかけて計量パ
ケットに定量充填するに先立って40〜80℃の湯槽中
を通すことによって該細断糊化麺線を湯戻しして若干や
わらかくしてやるならば、分割機にかける際に既に一定
長さに細断しである麺線がそれ以上細切れになることな
くスムーズに分割機から計量パケットへ定量充填するこ
とができることを見出し、この発明に至ったものである
以下この発明の詳細な説明すると、練機で十分混練りし
た澱粉の餅状素材を細孔を通して麺線状とし、これを1
00℃の熱湯中に通して完全糊化(α化)せしめること
によって透明な連続した糊化麺線を作る。
次にこの連続糊化麺線を冷却してから1〜1.5m程度
の長さにして掛吊りし、そのままの状態で冷凍、解凍を
行なって固いはるさめを得、次いでこれを袋詰め製品と
しての長さく約25〜30cm)に細断してパケットに
収容し、このパケットのままで40〜80℃の湯槽中に
10〜60秒通して固化はるさめを幾分やわらかくする
その後これを分割機に投入する。
該分割機にはその下方に予め所定量のはるさめを充填で
きるように調整した計量パケットを回転式に位置するよ
うにしておいて、分割機内のはるさめをこのパケットに
所定量づつ充填する。
次にはるさめを所定量充填したパケットを最後の工程と
して乾燥機にて乾燥させ、直ちにパケット毎にはるさめ
を袋詰め包装するのである。
なお乾燥機による乾燥は、はるさめを定量充填したパケ
ットを乾燥機内に運搬して行なってもよいが、このパケ
ットは分割機下方に回転式に位置するようにしであるの
でこれをそのまま乾燥機内に直結して自動的に乾燥機内
に入るように組込んでやるならばパケットをいちいち乾
燥機内に運ぶ手間を省くことができ、より能率的である
この発明に係るはるさめの製造は以上の通りであり、冷
凍、解凍したはるさめを所定長に細断後そのまま分割機
から計量パケットに定量充填するのではなく、その前に
40〜80℃の湯槽中を通過させることによって完全糊
化した透明なはるさめを幾分やわらかくして分割機にお
いて細切れになることを防止し、かけ易くしたこと、ま
た定量充填したパケット毎のはるさめを1袋づつ包装す
ればよいから、自動包装が可能となり、従来のような手
作業による計量および包装に比べて作業能率を大幅に向
上させるとともに細断くずや折れくず発生のロスを従来
法の15%から2〜3%程度にまで大きく減少させるこ
とができ歩留りの向上に大きく寄与するのである。
また得られたはるさめの食用時においては、従来法によ
るはるさめが熱湯中でほぐすのに2〜3分の時間を必要
としていたのに比べて、この発明方法によるはるさめは
熱湯につけるだけですぐほぐれてしまうという特徴を有
するので調理面での取扱いも非常に簡単である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 澱粉の混練餅状素材を細孔より圧出して得られる細
    糸状の麺線を連続的に熱湯槽中に導いて糊化麺線とし、
    該糊化麺線を冷却してから掛吊りして冷凍、解凍の工程
    を経たのち、これを包装時の所定長さに細断し、この細
    断糊化麺線を40〜80℃の湯槽中に通してから分割機
    に移送し、該分割機から予め体積計量しであるパケット
    に定量づつ充填せしめたのち、この定量糊化麺線を乾燥
    することを特徴とするパック包装可能なはるさめの製造
    法。
JP57055774A 1982-04-01 1982-04-01 はるさめの製造法 Expired JPS5948619B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57055774A JPS5948619B2 (ja) 1982-04-01 1982-04-01 はるさめの製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57055774A JPS5948619B2 (ja) 1982-04-01 1982-04-01 はるさめの製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58175460A JPS58175460A (ja) 1983-10-14
JPS5948619B2 true JPS5948619B2 (ja) 1984-11-28

Family

ID=13008220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57055774A Expired JPS5948619B2 (ja) 1982-04-01 1982-04-01 はるさめの製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5948619B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0190541U (ja) * 1987-12-05 1989-06-14
JPH0190529U (ja) * 1987-12-05 1989-06-14
JPH0190542U (ja) * 1987-12-05 1989-06-14
JPH0367632U (ja) * 1989-11-07 1991-07-02
JPH08275983A (ja) * 1995-04-06 1996-10-22 Yano Yasuchika エアーマッサージ装置

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JPH0190542U (ja) * 1987-12-05 1989-06-14
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JPH08275983A (ja) * 1995-04-06 1996-10-22 Yano Yasuchika エアーマッサージ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58175460A (ja) 1983-10-14

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