JPS5948497B2 - 撚線製造方法 - Google Patents
撚線製造方法Info
- Publication number
- JPS5948497B2 JPS5948497B2 JP21844582A JP21844582A JPS5948497B2 JP S5948497 B2 JPS5948497 B2 JP S5948497B2 JP 21844582 A JP21844582 A JP 21844582A JP 21844582 A JP21844582 A JP 21844582A JP S5948497 B2 JPS5948497 B2 JP S5948497B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- machine
- drawing machine
- stranded wire
- wire drawing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
- Metal Extraction Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えば電気ケーブル用の撚線を製造する方法
に関し、特に伸線機と撚線機とをタンデムに同一ライン
上に組合せた撚線製造装置で撚線を製造する方法に関す
るものである。
に関し、特に伸線機と撚線機とをタンデムに同一ライン
上に組合せた撚線製造装置で撚線を製造する方法に関す
るものである。
電気ケーブルの製造価格を低くする目的で工程数を低減
するため多本掛伸線機とバンチヤー型撚線機とを同一ラ
イン上にタンデムに組合せた撚線製造装置が提案されて
いる （例えば特公昭５５一４１３５２号参照）。
するため多本掛伸線機とバンチヤー型撚線機とを同一ラ
イン上にタンデムに組合せた撚線製造装置が提案されて
いる （例えば特公昭５５一４１３５２号参照）。
この種の撚線製造装置では伸線機と撚線機との間で通常
では速度を同調させているのでこれらの機械の間で線材
が張りすぎたり緩みすぎることはないが、作業者の安全
を守るため又は伸線機のモータの故障のため撚線製造装
置が非常停止する場合には伸線機と撚線機との間で同調
させることができないのでそれぞれの機械にブレーキを
かけて停止する。この場合、伸線機は慣性が小さく伸線
負荷が大きいので早＜停止するのに対し撚線機は慣性が
大きく早く停止することができない。このため、伸線機
と撚線機との間で線材が張りすぎるので細い線材の場合
には線材が切れるため問題はないが、太い線材の場合に
は線材が切れないため撚線機内に線材の張力によつて大
きな負荷が加わつて機械が破損する欠点がある。本発明
の目的は、前記撚線製造装置が非常停止する場合、撚線
機が破損することがないようにした撚線製造方法を提供
することにある。本発明の実施例を図面を参照して詳細
にのべると、第１図は本発明の方法を概略的に示し、こ
の方法では多本掛伸線機１２とバンチヤー型撚線機１４
とが同一ライン上に組合された撚線製造装置を用い、図
示の実施例では７本の線材（素線）１０を伸線機１２で
伸線後、張力制御ロールの如き張力制御器１６によつて
一定張力に維持しながら撚線機１４によつて１本の中心
線のまわりに６本の外層線を撚合せて撚線を製造する。
では速度を同調させているのでこれらの機械の間で線材
が張りすぎたり緩みすぎることはないが、作業者の安全
を守るため又は伸線機のモータの故障のため撚線製造装
置が非常停止する場合には伸線機と撚線機との間で同調
させることができないのでそれぞれの機械にブレーキを
かけて停止する。この場合、伸線機は慣性が小さく伸線
負荷が大きいので早＜停止するのに対し撚線機は慣性が
大きく早く停止することができない。このため、伸線機
と撚線機との間で線材が張りすぎるので細い線材の場合
には線材が切れるため問題はないが、太い線材の場合に
は線材が切れないため撚線機内に線材の張力によつて大
きな負荷が加わつて機械が破損する欠点がある。本発明
の目的は、前記撚線製造装置が非常停止する場合、撚線
機が破損することがないようにした撚線製造方法を提供
することにある。本発明の実施例を図面を参照して詳細
にのべると、第１図は本発明の方法を概略的に示し、こ
の方法では多本掛伸線機１２とバンチヤー型撚線機１４
とが同一ライン上に組合された撚線製造装置を用い、図
示の実施例では７本の線材（素線）１０を伸線機１２で
伸線後、張力制御ロールの如き張力制御器１６によつて
一定張力に維持しながら撚線機１４によつて１本の中心
線のまわりに６本の外層線を撚合せて撚線を製造する。
伸線機１２は、第２図にその一部を示すように、各線材
毎に複数の伸線ダイス１７と複数のキヤプスタン１８と
を交互に一直線上に並べて形成、されている。
毎に複数の伸線ダイス１７と複数のキヤプスタン１８と
を交互に一直線上に並べて形成、されている。
尚、第２図において符号２０は伸線された線材１０を張
力制御器１６に案内するガイドローラである。撚線機１
４は、詳細に図示していないが、ケージ内に巻取機が収
納されて形成され、複数の線材１０はケージの回転軸線
上の撚口、金を通つてケージ内を弓状に通り弓の終端で
反転し回転軸線上のガイドロールを通つて巻取機に巻取
られるが、この際複数の線材１０は２度撚りされる。伸
線機１２と撚線機１４とは通常の起動、運転、停止時に
は線材が張りすぎも緩みすぎもないように図示しない制
御装置によつて同期されている。本発明の方法では前記
撚線製造装置が作業者の安全を守るため又は伸線機モー
タの故障等で非常停止するとき伸線機１２と撚線機１４
との間ですべての線材１０を直ちに切断する。
力制御器１６に案内するガイドローラである。撚線機１
４は、詳細に図示していないが、ケージ内に巻取機が収
納されて形成され、複数の線材１０はケージの回転軸線
上の撚口、金を通つてケージ内を弓状に通り弓の終端で
反転し回転軸線上のガイドロールを通つて巻取機に巻取
られるが、この際複数の線材１０は２度撚りされる。伸
線機１２と撚線機１４とは通常の起動、運転、停止時に
は線材が張りすぎも緩みすぎもないように図示しない制
御装置によつて同期されている。本発明の方法では前記
撚線製造装置が作業者の安全を守るため又は伸線機モー
タの故障等で非常停止するとき伸線機１２と撚線機１４
との間ですべての線材１０を直ちに切断する。
このため、第２図の実施例では伸線機１２の最終キヤプ
スタン１８とガイドロール２０との間に切断器２２を配
置し、この切断器を非常停止信号によつて動作させる。
切断器２２は、第３図及び第４図に示すように、ガイド
シーブ２４，２６の間を通る線材１０を挟んで配置され
た固定刃２８と可動刃３０とから成つており、可動刃３
０は流体シリンダ３２によつて可動する。
スタン１８とガイドロール２０との間に切断器２２を配
置し、この切断器を非常停止信号によつて動作させる。
切断器２２は、第３図及び第４図に示すように、ガイド
シーブ２４，２６の間を通る線材１０を挟んで配置され
た固定刃２８と可動刃３０とから成つており、可動刃３
０は流体シリンダ３２によつて可動する。
この流体シリンダは流体の吸排を切換える電磁弁３４に
よつて伸縮する。電磁弁３４は非常停止信号Ｓによつて
吸入側に切換えられる。尚、非常停止信号Ｓは機械が非
常停止する；ときに制御装置内で検出され、伸線機１２
と撚線機１４とのモータを直ちに停止すると同時にそれ
ぞれにブレーキがかけられる。従つて、伸線機１２と撚
線機１４とが直ちに停止し、また切断器２２の可動刃３
０が流体シリン２ダ３２の動作によつて固定刃２８に向
けて可動し線材１０を切断する。
よつて伸縮する。電磁弁３４は非常停止信号Ｓによつて
吸入側に切換えられる。尚、非常停止信号Ｓは機械が非
常停止する；ときに制御装置内で検出され、伸線機１２
と撚線機１４とのモータを直ちに停止すると同時にそれ
ぞれにブレーキがかけられる。従つて、伸線機１２と撚
線機１４とが直ちに停止し、また切断器２２の可動刃３
０が流体シリン２ダ３２の動作によつて固定刃２８に向
けて可動し線材１０を切断する。
このため、撚線機１４がその慣性によつて伸線機１２よ
りも完全停止するまでに時間がかかつても撚線機１４が
線材１０の張力によつて破損するのを防止することがで
きる。第５図は本発明の他の実施例を示し、この実施例
では切断器２２’は伸線機１２の最終キヤプスタン１８
とガイドロール２０との間で線材１０の一側に係合する
静止ロール３６と線材１０の他側に間隔をあけて配置さ
れた可動ロール３８とから成つている。可動ロール３８
は、図示しない駆動装置が非常停止信号を受けると、矢
印ａ方向に移動して静止ロール３６と共に線材１０を挟
み、次いで静止ロール３６と共に矢印ｂ方向に移動して
線材１０を最終キヤプスタン１８の周速より速い速度で
引張つて切断する。本発明によれば、上記のように、多
本掛伸線機とバンチヤー型撚線機とを同一ライン上に組
合せた撚線製造装置の非常停止信号によつて線材を伸線
機と撚線機との間で強制的に切断するので、撚線機が線
材の張力によつて破損することがない。
りも完全停止するまでに時間がかかつても撚線機１４が
線材１０の張力によつて破損するのを防止することがで
きる。第５図は本発明の他の実施例を示し、この実施例
では切断器２２’は伸線機１２の最終キヤプスタン１８
とガイドロール２０との間で線材１０の一側に係合する
静止ロール３６と線材１０の他側に間隔をあけて配置さ
れた可動ロール３８とから成つている。可動ロール３８
は、図示しない駆動装置が非常停止信号を受けると、矢
印ａ方向に移動して静止ロール３６と共に線材１０を挟
み、次いで静止ロール３６と共に矢印ｂ方向に移動して
線材１０を最終キヤプスタン１８の周速より速い速度で
引張つて切断する。本発明によれば、上記のように、多
本掛伸線機とバンチヤー型撚線機とを同一ライン上に組
合せた撚線製造装置の非常停止信号によつて線材を伸線
機と撚線機との間で強制的に切断するので、撚線機が線
材の張力によつて破損することがない。
第１図は本発明の方法の概略系統図、第２図は本発明の
要部の概略図、第３図及び第４図は本発明に用いられる
切断器の側面図及び正面図、第５図は本発明の他の実施
例の概略図である。 １０・・・・・・線材、１２・・・・・・伸線機、１４
・・・・・・撚線機、２２，２２’・・・・・・切断器
、３２・・・・・・流体シリンダ、３４・・・・・・電
磁弁、Ｓ・・・・・・非常停止信号。
要部の概略図、第３図及び第４図は本発明に用いられる
切断器の側面図及び正面図、第５図は本発明の他の実施
例の概略図である。 １０・・・・・・線材、１２・・・・・・伸線機、１４
・・・・・・撚線機、２２，２２’・・・・・・切断器
、３２・・・・・・流体シリンダ、３４・・・・・・電
磁弁、Ｓ・・・・・・非常停止信号。
Claims (1)
- １ 多本掛伸線機とバンチヤー型撚線機とを同一ライン
上に組合せた撚線製造装置で複数本の線材を伸線後連続
的に撚線する撚線製造方法において、前記撚線製造装置
の非常停止信号によつて前記伸線機と撚線機との間で各
線材をそれぞれ切断することを特徴とする撚線製造方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21844582A JPS5948497B2 (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 撚線製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21844582A JPS5948497B2 (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 撚線製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59111205A JPS59111205A (ja) | 1984-06-27 |
| JPS5948497B2 true JPS5948497B2 (ja) | 1984-11-27 |
Family
ID=16720020
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21844582A Expired JPS5948497B2 (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 撚線製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5948497B2 (ja) |
-
1982
- 1982-12-15 JP JP21844582A patent/JPS5948497B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59111205A (ja) | 1984-06-27 |
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