JPS594807Y2 - 自動車用エアダクトにおけるダンバ操作レバ−の切換機構 - Google Patents

自動車用エアダクトにおけるダンバ操作レバ−の切換機構

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JPS594807Y2
JPS594807Y2 JP8785979U JP8785979U JPS594807Y2 JP S594807 Y2 JPS594807 Y2 JP S594807Y2 JP 8785979 U JP8785979 U JP 8785979U JP 8785979 U JP8785979 U JP 8785979U JP S594807 Y2 JPS594807 Y2 JP S594807Y2
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JP
Japan
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damper
operating lever
switching mechanism
air duct
automobile air
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JP8785979U
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JPS564910U (ja
Inventor
英雄 萩原
Original Assignee
井上エムテ−ピ−株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車用エアダクトにおけるタッパ操作レバ
ーの切換機構に関し、特に部品点数を削減し、組付が容
易でかつ操作感触にも優れたレバー切換機構を提供しよ
うとするものである。
自動車用エアダクトにはその通風を制御するダンパ(遮
へい板)が内装されており、このダンパは一般にダクト
本体側部に設けられた操作レバーによってその開閉が切
換えられるようになっている。
この切換構造は、支点に枢支された操作レバーを設けて
該レバーの先端においてダンパ操作部と連結する構造と
すればよいわけであるが、ダンパは開または閉の状態で
固定される必要があるため、通常は第4図に図示したよ
うにタッパ操作板40を設けて、該操作板40とレバー
20とを挾みバネ42を介して連結して、ダンパの開ま
たは閉の位置で固定しうるようにしていた。
しかしながら上記の構造のものにあっては、挾みバネ4
2を操作板40およびレバー20の双方に固着する必要
があるため挾みバネ42のほかに取付ボス43、孔29
等を形成しなければならず、その組付も煩雑であった。
この考案は主として部品点数の削減、組付の容易性とい
う点に着目して提案されたものであって、一端にダンパ
開閉のための操作軸部を有し、それ自体弾発性がありか
つ変形自在な環状可撓腕の先端部にダンパ操作レバーと
の連結部を設けた合成樹脂型のスプリング体を介して操
作レバーとダンパとを連結することによって、従来の挾
みバネと操作板の機能を兼ね備えることができ、組付が
容易で、かつその操作感触も優れた切換機構を提供する
ことができたものである。
以下添付の図面に従ってこの考案の詳細を説明すると、
第1図はこの考案の一実施例を示すダンパ操作レバーの
切換機構を示す正面図であって、エアダクト本体9側部
の支点Aに枢支された操作レバー20が、その先端にお
いてスプリング体10を介してダンパと連結されている
図において操作レバー20が実線で表わされた位置はダ
ンパ30が閉の位置にある場合、鎖線で表わされた位置
は開の状態である。
第2図は、第1図の要部であるスプリング体10とレバ
ー20の一部を示す斜視図であって、この考案における
スプリング体10は、合成樹脂の成形品よりなるもので
あって、一端にダンパ開閉のための操作軸部を有し、そ
れ自体弾発性がありかつ変形自在な環状可撓腕11の先
端部にダンパ操作レバーとの連結部を設けたものである
スプリング体10を構成する合成樹脂としては、ナイロ
ン、ボッアセタール等の強じんでかつクリープ特性に優
れた材質が最も好ましい。
環状可撓腕11は、第3図に図示したように、操作レバ
ー20の切換に際して該レバー20の先端の円弧運動に
耐えられる強じん性と変形性を有するものでなければな
らず、同時に該可撓腕に変形応力が加えられた際に原形
復元への弾発力を有するものでなければならない。
一般に合成樹脂の多くのものはこのような性質を有する
ものであるが、前述したナイロン、ポリアセタール等の
合成樹脂はこの考案におけるスプリング体としての必要
な機能を果すに十分な材質であることが認められた。
このスプリング体10は、図示したように全体がほぼ長
円形もしくは楕円形に構成され、その厚みおよび環状可
撓腕11の幅は必要な変形性および弾発性によって定め
られる。
このスプリング体10の一方の先端には、操作レバー2
0の孔21に遊嵌する連結ボス12、他端にダンパ30
を挾む溝32を有するダンパ操作部31を一体に有する
これらの連結ボス12およびダンパ操作部31は、スプ
リング体10の成形に際して一体に形成することができ
る。
なお、連結ボス12の上部を傘部13としてレバー20
の孔21に嵌入するようにすれば、スプリング体10と
操作レバー20との連結は極めて簡単容易となる。
上述したように、この考案によればスプリング体を介し
て操作レバーとダンパ操作部とを連結する機構としたも
のであるから、従来の挾みバネおよび操作板の機能を一
つの部品によって構成することが可能となり、部品点数
の削減という経済上のメリットを有し、同時に車重の軽
量化にも寄与する。
また従来の挾みバネの装着のような煩雑な組付作業は全
く不要となるので組付工程の簡略化、迅速化に寄与する
さらにこの考案においては、ダンパの切換固定に合成樹
脂の弾発性ならびに変形性を利用するものであるから、
従来の挾みバネのような金属的な硬い感触はなく、切換
操作がソフトになるという操作感触上のメリットをも有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す自動車用エアダクト
におけるダンパ操作レバーの切換機構を表わす正面図、
第2図は該機構の要部であるスプリング体と操作レバー
の一部の分解斜視図、第3図は操作レバーの切換状態を
示す平面図、第4図は従来の機構の要部を示す斜視図で
ある。 10・・・スプリング体、11・・・環状可撓腕、12
・・・連結ボス、20・・・ダンパ操作レバー、21・
・・孔、30・・・ダンパ、31・・・ダンパ操作部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端にダンパ開閉のための操作軸部を有し、それ自体弾
    発性があり変形自在な環状可撓腕の先端部にダンパ操作
    レバーとの連結部を設けた合成樹脂型のスプリング体を
    介して、操作レバーとダンパが連結されていることを特
    徴とする自動車用エアダクトにおけるダンパ操作レバー
    の切換機構。
JP8785979U 1979-06-27 1979-06-27 自動車用エアダクトにおけるダンバ操作レバ−の切換機構 Expired JPS594807Y2 (ja)

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JP8785979U JPS594807Y2 (ja) 1979-06-27 1979-06-27 自動車用エアダクトにおけるダンバ操作レバ−の切換機構

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Publication Number Publication Date
JPS564910U JPS564910U (ja) 1981-01-17
JPS594807Y2 true JPS594807Y2 (ja) 1984-02-13

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ID=29321058

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58128108U (ja) * 1982-02-24 1983-08-30 井上エムテ−ピ−株式会社 エアアウトレツトのダンパ開閉機構

Also Published As

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JPS564910U (ja) 1981-01-17

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