JPS5947730B2 - カ−ドの除塵装置 - Google Patents

カ−ドの除塵装置

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JPS5947730B2
JPS5947730B2 JP1163179A JP1163179A JPS5947730B2 JP S5947730 B2 JPS5947730 B2 JP S5947730B2 JP 1163179 A JP1163179 A JP 1163179A JP 1163179 A JP1163179 A JP 1163179A JP S5947730 B2 JPS5947730 B2 JP S5947730B2
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JP
Japan
Prior art keywords
cover
flat
covers
removal device
dust removal
Prior art date
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Expired
Application number
JP1163179A
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English (en)
Other versions
JPS55103317A (en
Inventor
卓三 東岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回転フラット式のカードにおいてシリンダと対
向してカーシングを行うフラットの多数のフラットバー
間から吹出される空気流によって人体に有害とされる粉
塵ならびにそれより大きい風綿(以下粉塵という)が機
外に飛散するのを防止する除塵装置に関するものである
従来、この種の除塵装置としてはフラット全体を完全に
覆うカバーを設け、このカバーの一側方から空気を吹込
んでその反対側から吸引することによりフラットバー間
から吹出した粉塵を処理する形式のものがあった。
ところが、このような除塵装置においては、吹込み箇所
近辺の内部圧力が高まるためカバー取付は部や繋ぎ目で
の間隙から粉塵が噴出しがちで、又吹込みの影響を受け
ない箇所では逆に空気の停滞のため粉塵が滞留しがちで
ある。
要するにカバー内部での気流に斑が多く、粉塵の処理が
充分行えない。
その上フラット全体を覆う大きなカバー、空気吐出用の
送風機、ろ過機等が必要であり、装置が大型化してその
製造コストが高くなり、しかも取扱いが困難であるとい
う欠陥があった。
本発明はフラットからの発生粉塵を滞留させることなく
全て吸引処理しようとするもので、基本的な考え方は粉
塵の浮遊空間を特定し、吸引手段の作用により浮遊空間
の粉塵を流動させ、しかも層流によって均一に流動させ
るようにしたもので、具体的にはフラット外周を前後方
向全体にわたってカバーで覆い、カバーの前後両端部に
吸引手段を配置し、フラット両側端にて外周カバーから
フランジ部を延出形成し、さらにはフランジ部とシリン
ダ外周との間に開口を形成するようにした。
又、他の発明はカード後方側すなわち原料供給側のカバ
ーに、両側端方向に延びる吸引開口を設け、供給側で発
生する粉塵をも吸引しカバー内吸引手段に導くようにし
た。
以下本発明を具体化した一実癩例を図面について説明す
ると、CYはシリンダ、2はその両側のシリンダベンド
である。
3はシリンダCYの真上と前部(ドツファDo側)及び
後部(テーカインTk側)に設けた3組のフラット案内
用プレーンブロックであって、いずれも前記シリンダベ
ンド2に取付けた調整ブラケット4により支持されてい
る。
5は後部のプレーンブロック3と中央のプレーンブロッ
ク3との間に設けたフラット受けであって、各プレーン
ブロックと同様調整ブラケット6により支持されている
7は前記3組のプレーンブロック3間に掛けたフラット
であって、その幅方向へ延びる多数のフラットパー17
により構成されている。
同フラット7はシリンダCY上部に沿う部分が前方へ移
動する往行部分7aとなっており、これと対向する部分
が後方へ移動する復行部分7bとなっている。
8は前部のプレーンブロック3の上方に設けたフラット
用ブラシ、18はブラケット19に取付けられたブラシ
8清掃用のコームである。
9は固定フラット、10はフラット7の往行部分7aを
下方から支持するコンセントリックベンド、11はシー
トである。
12は前記フラット7を覆うカバーであって、四つの部
分22,32,42,52からなっている。
すなわち、フラット7上で前後方向はぼ全体にわたって
長く延びる山形状の中央カバー22、同中央カバー22
の後端部において後部プレーンブロック3の後側を覆う
後カバー32、同プレーンブロック3の後側と下側を覆
う後下部カバー42及び前記中央カバー22の前端部に
おいて前部プレーンブロック3とフラット用ブラシ8を
覆う前カバー52により構成されている。
さらに具体的には、中央カバー22は頂部ブラケット2
0に固定された頂部カバー22aとそれから前後に分か
れる前傾カバー22b1後傾カバー22cとからなり、
又前カバー52は下部固定カバー52aと、これに対し
てヒンジ15を中心に回動可能な回動カバー52bとか
らなっている。
そして、各カバーの接合部は係脱可能になっており、ま
ず前傾カバー22bの上端は下方に折り曲げられ、頂部
カバー22aの上方への折り曲げ部と係合している。
この前傾カバー22bの下端は前記ブラケット19に取
付けられたバー21で受けられている。
同様に後傾カバー22cの上端は頂部カバー22aと折
り曲げ部によって係合し、下端も後カバー32と折り曲
げ部によって係合している。
後傾カバー22cは頂部カバー22aとブラケット6上
端に取付けられた受は片26とにより支承される。
後カバー32は後傾カバー22cから垂下支持されつつ
調整ブラケット4先端に当接し、後下部カバー42との
接合部において吸引開口23を形成している。
前カバー52の下部固定カバー52aと後下部カバー4
2の双方にはそれぞれの一側端に吸引手段としての吸引
パイプ16が連結し、カバー52゜42の他側端には気
流導入孔24(第4図)が設けられている。
もちろん該孔24は不可欠のものではない。
カバー12の各部分22,32,42,52はフラット
7の復行部分7bの上部を覆う幅広の覆い部13と同覆
い部13の両側縁をフラツト7長手方向の両側を覆う側
へ折曲げて形成した一対のフランジ部14とからなって
いる。
この結果フランジ部14とシリンダCYとの間に開口2
5が形成され、吸引パイプ16の吸引作用にもとずき気
流が開口25より流入できるようにする。
そして同フランジ部14のうち中央カバー22のフラン
ジ部14は幅狭に形成されており、後カバー32、後下
部カバー42及び前カバー52のフランジ部14はそれ
より幅広く形成されている。
すなわち開口25の大きさが中央カバー22に対応する
近辺では大きく、前後両端のカバー52.42に対応す
る近辺では小さくなっており、これは吸引パイプ16に
近い両端カバー52,42部における開口25からの空
気流入抵抗に比し、中央カバー22部における開口25
からの空気流入抵抗を小さくすることによって、開口2
5全域にわたってほぼ均等に空気が流入するよう配慮し
たものである。
次に、上記のように構成したカードの除塵装置の作用効
果について説明する。
さて、カードの運転中においては粉塵は同シリンダCY
とフラット7の往行部分7aとの間からフラット7間(
フラット7の往行部分7aと復行部分7bとの間)及び
フラット7の復行部分7bとカバー12との間へ飛散す
る。
この状態でカバー12の前後両端の吸引パイプ16がら
空気を吸引するとフラット7内には前方及び後方へ流動
する空気流X、yが発生し、この空気流に乗って前記の
粉塵は各吸引パイプ16内へ吸引され排出される。
このときフラット7間の粉塵は同フラット間の前後両端
部において複数個のフラットパー17間を通ってフラッ
ト7外へ抜は出すが、この場合フラット7の前後両端部
は第3図に示すように前後のプレーンブロック3(前部
プレーンブロックのみ図示)上で進行方向が反転するた
めに隣接する複数個のフラットパー17間の間隔が広く
なっている。
従って、この部分は空気流が通過し易くなっており粉塵
の通過も容易となっている。
前記のように空気流X、yが発生したとき、フラット7
上にはカバー12が設けられかつこのカバー12には空
気流X、yをその流動方向ヘガイドするフランジ部14
が形成されているために空気流X、yは自然に両吸引パ
イプ16側へ指向するようになり、しかもカバー12は
前後方向へ真直に延びているので空気流X、yは乱流と
はならず真直に流れる層流となって緩やかに整然と両吸
引パイプ16側へ流れる。
又この場合、空気流X。yの発生によってフラット7両
側の開口25からフラット7内へ入る空気流もほぼ全域
にわたって平均的に発生するため、フラットT内の粉塵
は空気流X、yに乗ることはあってもフラット7内から
側方へ飛出すようなことはない。
しかもこのとき、フラット7両側の大半はカバーが無く
大きく開口25しているのでフラット7両側から万遍な
く空気が流入し、空気流には緩急が生じにくく乱流発生
のおそれも少なくなっている。
要するに粉塵の処理のためには、カバーによって限定さ
れた粉塵の浮遊空間がほぼ均一かつ緩やかな負圧状態に
あり、しかも吸引手段への緩やかな気流が発生すること
が望ましく、本発明装置によれば簡単な構成により充分
な効果を奏することができる。
又、前記の除塵装置ではカバーは小さなものでよく空気
吐出用の送風機を設ける必要も無いので全体の構造がき
わめて簡単なものとなっている。
他の発明では原料供給側において発生する粉塵をも吸引
処理すべく、後方端でのカバーに両側端方向に延びる吸
引開口23を設けており、具体的には後カバー32と後
下部カバー42との接合部に吸引開口23を形成するよ
うにしている。
原料供給側では、特にシュートフィード方式すなイつち
シュート内に溜められた原料を繰り出してゆく方式を採
用の場合に、シュート内の原料密度を均一にすべく間け
つ気流をタンクへ送り込んでいるがそのときの排出気流
に乗って粉塵が出やすく、その処理が望まれている。
本発明装置では吸引パイプ16に連なるカバー内空間に
吸引開口23を連通させたので、該開口23にも吸引気
流Zが発生し、浮遊粉塵は該気流Zに乗ってカバー内空
間に一旦入り込み、そこに発生する緩やかな層流によっ
て吸引パイプ16内に導かれるのである0 この発明によれば吸引気流の発生するカバー内空間に対
し、カバーに開口を設けて連通させるのみで原料供給側
で発生する粉塵を吸引処理でき、作業環境の良化ならび
に作業者の健康を守ることができる。
以上詳述したように本発明はフラットの外周を前後方向
全体にわたって覆う覆い部と同じくフラットの両側縁に
おいて開口を形成しつつフラットの側方を覆うようにな
っているフランジ部とを有するカバーを設けるとともに
、同カバーの前後両端部にシリンダからフラット内へ噴
出する粉塵を吸込むための吸引手段を設けたことにより
、フラット間等に飛散する粉塵を効率良く吸引すること
ができる効果を奏するので、作業環境の良化はもとより
、従来軽視されがちであった目に見えない微粉塵も吸引
処理されるようになり、作業者の健康を害さずにすみ、
カードの除塵装置として産業利用上優れた発明である。
なお、ブラシ8を清掃するコーム18に溜った屑綿を取
り出す場合には、回動カバー52bを固定カバー52a
に対して離間開放し、作業可能状態とする。
又、修理等のためカバーを取り外す場合には、各カバー
の折り曲げ部での保合を解くべく摺動させることにより
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を具体化したカードの略本側面図、第2
図はその一部省略断面図、第3図は後部プレーンブロッ
ク上におけるフラットの掛装状態を示す一部拡大断面図
、第4図は後下部カバーに対する吸引パイプの連結状態
を示す断面図である。 プレーンブロック3、フラット7、カバー12、覆い部
13、フランジ部14、吸引パイプ16、フラットパー
17、吸引開口23、開口25、空気流X、y、Z0

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フラットの外周を前後方向全体にわたって覆う覆い
    部と同じくフラットの両側縁において開口を形成しつつ
    フラットの側方を覆うようになっているフランジ部とを
    有するカバーを設けるとともに、同カバーの前後両端部
    にシリンダからフラット内へ噴出する粉塵を吸込むため
    の吸引手段を設けたことを特徴とするカードの除塵装置
    。 2、特許請求の範囲第1項において後方端でのカバーに
    両側端方向に延びる吸引開口を設けたことを特徴とする
    カードの除塵装置。 3 特許請求の範囲第1項においてカバーのフランジ部
    がフラットの復行部上に位置する部分は幅狭に形成され
    、フラットの前部及び後部の各反転個所を覆う部分はそ
    れより幅広く形成されていることを特徴とするカードの
    除塵装置。 4 特許請求の範囲第3項において各カバーの接合部は
    係脱可能に係合していることを特徴とするカードの除塵
    装置。 5 特許請求の範囲第1項においてカバーの前端部を構
    成する前カバーが前部のプレーンブロックとフラット用
    ブラシを覆うようになっており、同前カバーのうちブラ
    シを覆う部分が他の部分に対して離間開放可能に取付け
    られていることを特徴とするカードの除塵装置。
JP1163179A 1979-02-02 1979-02-02 カ−ドの除塵装置 Expired JPS5947730B2 (ja)

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JP1163179A JPS5947730B2 (ja) 1979-02-02 1979-02-02 カ−ドの除塵装置

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JPS55103317A JPS55103317A (en) 1980-08-07
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JP1163179A Expired JPS5947730B2 (ja) 1979-02-02 1979-02-02 カ−ドの除塵装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE59708290D1 (de) * 1996-02-15 2002-10-24 Rieter Ag Maschf Einstellvorrichtung an einer Karde
CN108374212A (zh) * 2018-04-20 2018-08-07 响水县米兰纺织有限公司 一种纺织用梳棉装置

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