JPS594764Y2 - 賦圧充填製品用排出弁のアクチユエ−タ - Google Patents

賦圧充填製品用排出弁のアクチユエ−タ

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Publication number
JPS594764Y2
JPS594764Y2 JP16261881U JP16261881U JPS594764Y2 JP S594764 Y2 JPS594764 Y2 JP S594764Y2 JP 16261881 U JP16261881 U JP 16261881U JP 16261881 U JP16261881 U JP 16261881U JP S594764 Y2 JPS594764 Y2 JP S594764Y2
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JP
Japan
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locked
piece
actuator
arm
locked piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP16261881U
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English (en)
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JPS5867557U (ja
Inventor
滋夫 西口
Original Assignee
特殊エアゾ−ル株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 特殊エアゾ−ル株式会社 filed Critical 特殊エアゾ−ル株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は賦圧充填製品(pressurizedpac
kaging 、いわゆるエアゾール製品)の排出弁の
アクチュエータに関する。
本考案は弁茎が上下して排出作動する排出弁の作動を全
閉と全開の状態に限定し、弁の中途半端な開き方を許さ
ないアクチュエータに関する。
本考案のアクチュエータは、2種類の物質を別々に貯蔵
し、排出直前に混合して排出する賦圧充填製品のために
開発されたものであるが、その利用はそれに限定される
ものではなく、上述の条件が要求される場合には常に有
用である。
賦圧充填製品において、賦圧容器内に隔壁を設けて、2
種の物質を別々に貯蔵しておき、排出の直前に2種の物
質(通常は液体)を混合しくある場合にはたがいに反応
させ)て排出することが望まれることがしばしばある。
典型的には、発泡製品やヘアーダイ(しらが染め)製品
において、この要求がある。
このような目的のために、既に種々の排出弁が案出され
、提案されている。
その先駆的なものは本願出願人会社の出願にかかる特公
昭47−4874であり、本願出願人はまた実開昭49
−35411においてその改良型を開示した。
その間に特公昭4815327に開示されたような構造
も提案されている。
実開昭49−35411に開示された製品は原理的に優
れたものであったが、使用者が少量だけ排出したいとい
う気持を起こす場合には、弁のアクチュエータ(ボタン
)を完全に押し下げないために、2成分の1方のみか゛
排出されるという欠点があって、商業的に成功しなかっ
た。
上記の欠点を解決するために、例えば特願昭56138
905 (特開昭58−48360)にみられるように
弁そのものの改良が試みられているが、より複雑な構造
を要する。
本考案は上述の2戒分混合排出弁に装着してその欠点を
克服することのできるアクチュエータを提供するもので
ある。
しかしながら本考案のアクチュエータは、そのような弁
への使用に限られるものではない。
本考案によれば、賦圧充填製品用排出弁のアクチュエー
タであって、該排出弁の弁葉に嵌着され、排出ノズルに
連絡する、上千二位置に被係止部を形成した被係止片を
備えた筒状部と、;前記賦圧充填容器の頭部に装着され
る蓋体であって、該蓋体に設けられ被係止片に沿うよう
に位置し、前記被係止部に係合する手段を有する係止部
材と、該蓋体の一部に軸着されて前記被係止片に係合し
て弁葉を作動させる弾性提手腕を備えたものからなり;
該提手腕を押し下げるときに、前記係止部材の係合手段
が前記被係止片の上の被係止部に嵌合し、提手腕を押し
上げるときに、前記係止部材の保合手段が前記被係止片
の下の被係止部に嵌合するように構成されたことを特徴
とするものが提供される。
次に図面を参照して本考案を詳細に説明する。
第1,2図は本考案のアクチュエータの基本概念を示す
断面図である。
このアクチュエータは、図示されない排出弁の弁葉12
に嵌着される被係止片34と、賦圧充填容器22のマウ
ンティングカップ21に嵌着された蓋体40と、該蓋体
の一部に軸着し、前記被係止片34に係合して、これを
作動する弾性★手腕50とより概略構成される。
係止片34に筒状体33が固定され、筒状体には噴出嘴
31を備えたボタン32からなるアクチュエータボタン
体(以下ボタン体という)30が取りつけられる。
被係止片34は直方体でその水平断面において短縁を形
成する雨垂直面にはそれぞれ短縁と平行に上下部に二条
の断面が半円柱状の凹溝35、36が対応位置に形成さ
れており、また、水平断面において長縁を形成する雨垂
直面にはそれぞれ二対の突起物37.38が上記凹溝と
平行して上下に若干の間隔を形成して突設されている。
一方、蓋体40は、頂面中央孔に筒状部33を受は入れ
、下部内周面で賦圧充填容器22のマウンティングカッ
プ21の頂縁に嵌着され、頂部内面から前記ボタン30
の被係止片34の両組縁面に沿うように一対の係止脚4
1および該係止脚41とならぶように内周面に沿ってリ
ブ42が突設されている。
この係止脚41の下端には、それぞれ前記被係止片34
の凹溝35,36と平行な突条43が前記凹溝側に突設
され、その先端は半円柱状に形成されている。
この突条43は、常態において、前記下方の凹溝36に
係合し、作動時には、上方の凹溝35に係合して、被係
止片34を介してボタン体30をその位置に係止するよ
うになっている。
また、前記蓋体40のリブ42に設けられた支軸44に
は、弾性提手腕50が軸支される。
該提手腕50は、腕部51と、取手52と、この両者を
連結する板ばね53とからなり、前記腕部51に形成さ
れた二叉辺部51 aで前記ボタン体30の被係止片3
4の同長縁面と前記蓋体40の係止脚41とを囲み、該
二叉辺部50 aは前記被係止片34の突起物37.3
8に挾持され、さらに横方向に伸び、前記蓋体40の胴
部に設けられた開口部45を貫通し、取手52を横に突
き出している。
上述の構成において、被係止片34と蓋体40の係止脚
41の係合関係はこれに限られるものではなく、常態に
おける係止脚41の突条43および被係止片の上方凹溝
35に対応する位置に、凹溝を形成する一方、被係止片
34の上方凹溝35の位置にのみ突条を形成するように
してもよい。
また凹溝と凸条の関係は逆であってもよい。
本考案のアクチュエータはこのように構成されているの
で、弾性提手腕50の取手52を下方に押し下げると、
板ばね53が撓み、その曲げモーメントにより、二叉辺
部51 bを介して、ボタン体30の被係止片34の下
方突起物38に下向きの力が作用する。
この下向きの力が、図示されない弁の弾性部材の上向き
の付勢力および第2図に示す係止脚41の突条43が被
係止片34の下方凹溝36を係止している力の和より大
きくなると、前記突条43と凹溝36の係合が外れ、ボ
タン体30はその被係止片の上方凹溝35が係止脚41
の突条43に係止される位置まで一挙に下降する。
この結果、弁は全開の状態になる。
従って、2波型賦圧充填製品の場合にも1方側の成分だ
けしか排出されない従来の欠点は、完全に解消される。
排出を伴出するときは、弾性担手腕50の取手52を上
方に持ち上げると、ボタン体30は、上述と逆の動作で
常態に復帰されるが、復帰させない限り排出が継続し、
使用者が例えばヘアーダイを髪に多量に使用する場合な
どに便利である。
第3図は本考案の別の実施態様を示すもので、第2図と
異なるのは、弾性担手腕50の取手52′をL字状に下
方に曲げて、押し下げ操作を容易にするとともに、取手
52と蓋体40の下部との間にコイルスプリング54を
張設し、その付勢力により、ボタン体30を押し下げ作
動状態から常態に自動復帰させるようにしたものである
本考案は、上記好適実施態について詳細に説明したが、
当業者にとって種々の変形が可能であることは理解され
よう。
例えば、ボタン体30の筒状部33から腕体を突設し、
蓋体40の内壁の一部、あるいは該内壁から突設した腕
体と係合するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は本考案の実施態様を示すもので、第1図は
側断面図、第2図は第1図のA−A線矢視断面図、第3
図は本考案の別の実施態様を示す側断面図である。 12・・・・・・弁葉、22・・・・・・賦圧充填容器
、30・・・・・・アクチュエータボタン体、33・・
・・・・筒状部、34・・・・・・被係止片、35.3
6・・・・・・凹溝、38、39・・・・・・突起物、
40・・・・・・蓋体、41・・・・・・停止部材(係
止脚)、43・・・・・・突条、50・・・・・・弾性
担手腕、51・・・・・・腕部、52・・・・・・取手
、53・・・・・・板ばね、54・・・・・・コイルス
プリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.賦圧充填製品用排出弁のアクチュエータであって、
    該排出弁の弁茎に嵌着され、排出ノズルに連絡する、上
    下二位置に被係止部を形成した被係止片を備えた筒状部
    と;前記賦圧充填容器の頭部に装着される蓋体であって
    、該蓋体に設けられ、被係止片に沿うように位置し、前
    記被係止部に係合する手段を有する係止部材と、該蓋体
    の一部に軸着されて前記被係止片に係合して弁茎を作動
    させる弾性挺子腕を備えたものからなり;該挺子腕を押
    し下げるときに、前記係止部材の保合手段が前記被係止
    片の上の被係止部に嵌合し、挺子腕を押し上げるときに
    、前記係止部材の保合手段が前記被係止片の下の被係止
    部に嵌合するように構成されたアクチュエータ。 2、実用新案登録請求の範囲第1項に記載のアクチュエ
    ーターであって、被係止片の被係止部が凹溝に形成され
    る一方、蓋体の係止部材が該蓋体の頂部内面から突設さ
    れる、端部に前記凹溝に係合する突条を形成した係止脚
    であるもの。 3、実用新案登録請求の範囲第1項または第2項に記載
    のアクチュエータであって、被係止片が側面に前記弾性
    腕を挾持する二対の突起物を有し、弾性挺子腕の回動に
    よって弁茎が被係止片を介して蓋体の係止部材により上
    下の二位置に係止されるもの。 4、実用新案登録請求の範囲第1ないし3項のいずれか
    の項に記載のアクチュエータであって、弾性挺子腕が、
    被係止片の突起物に係合する二又腕部と、把手と、これ
    ら両者を連結する板ばねとからなるもの。 5、実用新案登録請求の範囲第1ないし4項のいずれか
    の項に記載のアクチュエータであって、弾性挺子腕と蓋
    体のそれぞれの一部の間に、コイルスプリングが帳設さ
    れ、係止片を上方に向けて付勢しているもの。
JP16261881U 1981-11-02 1981-11-02 賦圧充填製品用排出弁のアクチユエ−タ Expired JPS594764Y2 (ja)

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JPS5867557U JPS5867557U (ja) 1983-05-09
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