JPS594757Y2 - 塗装装置 - Google Patents

塗装装置

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Publication number
JPS594757Y2
JPS594757Y2 JP10114179U JP10114179U JPS594757Y2 JP S594757 Y2 JPS594757 Y2 JP S594757Y2 JP 10114179 U JP10114179 U JP 10114179U JP 10114179 U JP10114179 U JP 10114179U JP S594757 Y2 JPS594757 Y2 JP S594757Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint
bristles
brush
roll
roll brush
Prior art date
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Expired
Application number
JP10114179U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5617958U (ja
Inventor
茂 石木
保 赤阪
Original Assignee
松下電工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
Priority to JP10114179U priority Critical patent/JPS594757Y2/ja
Publication of JPS5617958U publication Critical patent/JPS5617958U/ja
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Publication of JPS594757Y2 publication Critical patent/JPS594757Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は着色セメント、スラリーなどスラリー状の塗
料をスレート板などの被塗装面に塗装するための塗装装
置に関する。
たとえば着色セメントスラリーをスレート板などに塗装
するために従来広く用いられてきた方法は、スプレーガ
ンにより塗料を被塗装面に吹き付けるいわゆる吹き付は
塗装法であるが、この方法ではスプレーガンが詰まりや
すく長期間にわたる継続使用ができにくいという欠点が
あった。
他方、このようなスラリー状の塗料を刷毛を使って塗布
する方法もあるが、この方法では多大の労力を必要とし
、作業能率もきわめて低かった。
このような従来の塗装方法の問題点を改良するため、ロ
ールブラシを主体とする。
第1図に例示するような塗装装置が開発され、この出願
と同一の出願人によりすでに特許出願されている。
すなわち、この塗装装置は、所定の方向(図の矢印A方
向)に回転するロール11の周面に多数のブラシ毛12
が植設されたロールブラシ1.ブラシ毛12に対しスラ
リー状の塗料4を供給する塗料供給槽2.およびブラシ
毛120回転軌跡中の特定の位置においてブラシ毛12
がロールブラシ1の全長にわたって接触するよう設置さ
れたじゃま板3を主たる構成要素としており、ブラシ毛
12に供給された塗料4は、ブラシ毛12に保持された
状態でじゃま板3まで運ばれ、そのブラシ毛12がじゃ
ま板3を越える際その弾性によって前方に弾き飛ばされ
、霧状となって被塗装材5の被塗装面上に散布され塗装
がおこなわれるのである。
図中6はコンベア(被塗装材5をのせて矢印B方向に移
動させる)。
7は必要に応じて説けられるロールブラシ1のカバーで
ある。
このように被塗装材5をコンベアで連続移動させること
とすればきわめて能率的である。
ところで、この塗装装置において、塗料4は、第1.2
図に示されているように外形がほぼ樋状であってロール
ブラシ1に平行に配設されその側面にロールブラシ1に
沿う塗料供給口が開設されるとともにこの供給口の下縁
より★板21が突設された塗料供給槽2に、塗料調製装
置(図示せず)につながる吐出口100から絶え間なく
注入され、塗料供給口から庇板21上にオーバーフロー
してブラシ毛12上に注がれるよう案内されるわけであ
るが、均一な塗装面を得るためには、このとき塗料4が
ロールブラシの全長にわたって小量ずつ均一に供給され
る必要がある。
しかしながら、庇板21の上面が平らであるため、塗料
4はその表面張力の影響で第2図に示す如く数条(図で
は2条)に大きく分流し、ロールブラシの全長にわたっ
て均一に供給されに<<、シたがって、均一な塗装面が
得られにくいという問題があった。
これを防ぐためオーバーフローする塗料の量を増やすの
は被塗装面に薄く塗装したい場合に問題となるほか、ロ
ールブラシを通り抜けて直接下方に流れ落ちる量が多く
なり、被塗装面に滴下して塗装ムラを生ずるなどの問題
を引き起こすおそれがある。
この考案はこのような事情に鑑みなされたもので、ロー
ルブラシを用いる塗装装置の塗料供給槽を改良すること
により、均一な塗装面が得やすく、かつ高能率で長期間
にわたる連続使用が可能であるような塗装装置を提供す
ることを目的としている。
これについて以下に説明する。この考案にかかる塗装装
置は、所定の方向に回転するロールの周面に多数のブラ
シ毛が植設されたロールブラシ、外形がほぼ樋状であっ
て前記ロールブラシに平行に配設されその側面にはこの
ロールブラシに沿う塗料供給口が開設されているととも
にこの塗料供給口からオーバーフローしたスラリー状塗
料が前記ブラシ毛に注がれるよう案内する庇板が前記塗
料供給口の下縁より突設されている塗料供給槽、および
前記ブラシ毛の回転軌跡中の特定の位置においてブラシ
毛がロールブラシの全長にわたって接触するよう設置さ
れたじゃま板を主たる構成要素とし、前記ブラシ毛が前
記じゃま板を越えるときにブラシ毛に付着した塗料がブ
ラシ毛の弾性によって弾き飛ばされ被塗装面上に散布さ
れるようになった塗装装置であって、前記庇板の上面に
は、前記塗料供給槽の内部から外側に向かう複数条の小
溝が並列状に設けられていることを特徴としている。
つぎに、実施例にもとづいてこれを詳細に説明すれば、
この塗装装置の大体の構成は第1図に示す通りであるが
、塗料供給槽に特徴があり、これを第3図および第4図
に示す。
すなわち、この塗料供給槽2の外形がほぼ樋状であり、
かつ、その側面にはロールブラシ1に沿う塗料供給口が
開設されている点は従来と同様であるが、この塗料供給
口の下縁より突き出た庇板22の上面に塗料供給槽2の
内部から外側に向かう複数条の小溝23が並列に設けら
れている点で異なる。
したがって、吐出口100から塗料供給槽2の内部へ絶
え間なく注入される塗料4は、これら複数条の小溝23
を通ってオーバーフローしロールブラシ1上に供給され
る。
この考案においては、このように、庇板22の上面が小
溝23によって複数区画に仕切られているので、少量ず
つオーバーフローさせる場合において表面張力の影響が
あっても塗料4は少なくともこれら小溝23ごとに分か
れて流れ落ちることになり、したがってロールブラシ1
の全長にわたってほは゛均一に行きわたり、第2図の如
く塗料が著しく偏るというようなことはない。
小溝23は小さいものを多数配列する方が一般に効果的
である。
矢印A方向に回転しているロールブラシ1に供給された
塗料4は、ナイロンなど弾性材料でつくられたブラシ毛
12に保持されじゃま板3まで運ばれる。
じゃま板3に突き当ったブラシ毛12は次第に後方にた
わめられ、やがてじゃま板3を越えるが、ブラシ毛12
は弾性体であるから越えた瞬間に反動で前方(回転方向
)に弾き返えされ、このときブラシ毛12に付着してい
た塗料4が前方に弾き飛ばされる。
弾き飛ばされた塗料4は霧状となって被塗装面上にふり
かかり塗装がおこなわれるのである。
そして、塗料4はロールブラシ1の全長に均一に行きわ
たっているので、均一な塗装面が得られる。
この塗装装置にはスプレーガンのような詰まりやすい部
品が含まれていないので、長期間にわたって継続使用す
ることができ、また、連続的な塗装がおこなわれるので
刷毛塗りなどの塗装方法に較べて能率的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は塗装装置の構成国、第2図、第3図は従来装置
とこの考案にかかる装置の各塗料供給槽の外観図、第4
図はその要部拡大図である。 1・・・・・・ロールブラシ、2・・・・・・塗料供給
槽、3・・・・・・じゃま板、4・・・・・・塗料、5
・・・・・・被塗装材、6・・・・・・コンペア、7・
・・・・・カバー、11・・・・・・ロール、12・・
・・・・ブラシ毛、22・・・・・・庇板、23・・・
・・・小溝、第1図において、ブラシ毛12は図の手前
部分のみが実線で表わされ、それから奥の部分はその外
郭のみを二点鎖線で表わしている。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定の方向に回転するロールの周面に多数のブラシ毛が
    植設されたロールブラシ、外形がほぼ樋状であって前記
    ロールブラシに平行に配設されその側面にはこのロール
    ブラシに沿う塗料供給口が開設されているとともにこの
    塗料供給口からオーバーフローしたスラリー状塗料が前
    記ブラシ毛に注がれるよう案内する庇板が前記塗料供給
    口の下縁より突設されている塗料供給槽、および前記ブ
    ラシ毛の回転軌跡中の特定の位置においてブラシ毛がロ
    ールブラシの全長にわたって接触するよう設置されたじ
    ゃま板を主たる構成要素とし、前記ブラシ毛が前記じゃ
    ま板を越えるときにブラシ毛に付着した塗料がブラシ毛
    の弾性によって弾き飛ばされ被塗装面上に散布されるよ
    うになった塗装装置であって、前記庇板の上面には、前
    記塗料供給槽の内部から外側に向かう複数条の小溝が並
    列状に設けられていることを特徴とする塗装装置。
JP10114179U 1979-07-21 1979-07-21 塗装装置 Expired JPS594757Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10114179U JPS594757Y2 (ja) 1979-07-21 1979-07-21 塗装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10114179U JPS594757Y2 (ja) 1979-07-21 1979-07-21 塗装装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5617958U JPS5617958U (ja) 1981-02-17
JPS594757Y2 true JPS594757Y2 (ja) 1984-02-13

Family

ID=29333877

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10114179U Expired JPS594757Y2 (ja) 1979-07-21 1979-07-21 塗装装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS594757Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58187192U (ja) * 1982-06-09 1983-12-12 赤井電機株式会社 電気部品の取付装置
JPS59173395U (ja) * 1983-05-07 1984-11-19 三洋電機株式会社 電子部品の放熱装置
JPS6312846U (ja) * 1986-07-09 1988-01-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5617958U (ja) 1981-02-17

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