JPS594756Y2 - スプレ−ノズル - Google Patents

スプレ−ノズル

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Publication number
JPS594756Y2
JPS594756Y2 JP4947077U JP4947077U JPS594756Y2 JP S594756 Y2 JPS594756 Y2 JP S594756Y2 JP 4947077 U JP4947077 U JP 4947077U JP 4947077 U JP4947077 U JP 4947077U JP S594756 Y2 JPS594756 Y2 JP S594756Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
spray nozzle
cleaning liquid
attached
dust
Prior art date
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Expired
Application number
JP4947077U
Other languages
English (en)
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JPS53143205U (ja
Inventor
敦啓 溝田
武二 浅井
Original Assignee
住友金属工業株式会社
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Publication date
Application filed by 住友金属工業株式会社 filed Critical 住友金属工業株式会社
Priority to JP4947077U priority Critical patent/JPS594756Y2/ja
Publication of JPS53143205U publication Critical patent/JPS53143205U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、タービン等の諸種の回転装置において、回転
体に取付けられて洗浄液等の流体を噴射するスプレーノ
ズルに関する。
炉頂圧タービンにおいては、作動ガス中に相当量のダス
トが含まれているため、このダストがタービン翼に付着
し、またこれにより水分や塩分も付着し、性能低下や振
動の発生ならびにタービン翼の摩耗等が生じる問題があ
る。
そこで、タービン翼などに付着したダストの清掃を行な
うため次のように洗浄液の噴射ノズルを回転体に設ける
ことが試みられている。
すなわち第1図、第2図において、1は入口ケーシング
で入口2には揺動自在な調整弁3が設けられ、また中央
には出口ケーシング4側が小径で横向きの円錐形状体5
が設けられる。
6は両ケーシング1,4にロータリーシール7.8を介
して支持されたロータ軸で、継手機構9を介して作動軸
10に連動連結する。
前記両ケーシング1.4は三つに分割された筒体により
連通しである。
すなわち前位筒体11は円錐形状体5の小径端を囲む開
口12の縁に取付けられると共にその前部に円錐面11
aを形成し、またこの前位筒体11に中間筒体13を
連結すると共にこの中間筒体13に後位筒体14を連結
している。
前記前位筒体11には、その円錐面11 a上を移動し
てくるダストを受入れる円環部15が形成され、この円
環部15はダスト取出口16を介して前記出口ケーシン
グ4内に連通ずる。
、I7は円錐形状体5の小径端に取付けた前部蓋体で、
前記ロータリーシール7を支持すると共に前記前位筒体
11に対向している。
この前部蓋体17で、円錐形状体5の円錐延長終端部に
は円錐面5a上を移動してくるダストを受入れる円環部
18が形成され、この円環部18は、前部蓋体17と中
間部材19と前位筒体11とに互って形成した孔縁路2
0に連通し、さらに孔縁路20の終端であるダスト取出
口22は前記出口ケーシング4内に連通ずる。
23はロータ軸6に取付けた動翼で、中間筒体13に対
向する第1グループと後位筒体14に対向する第2グル
ープとに分けられ、両グループ間に空間24を形成する
と共に、隣接する動翼23間はリング体25にて連結さ
れる。
前記空間24は、作動ガス中のダストまたは液体を補足
するための円環状空胴26ならびに細径の連通孔27を
介して出口ケーシング4内に連通しており、またこの連
通孔27は放射方向に複数個設けられる。
28は動翼23に隣接配置された静翼で、中間筒体13
ならびに後位筒体14にグループ別で取付けである。
したがって動翼23と静翼28とからなるタービン羽根
は、その段数を多段にすると共にロータ軸方向において
複数(2つ)のグループに分割される。
29はロータ軸6内に形成した洗浄液供給経路で、一方
のロータリーシール7側が開口しており、この開口部に
洗浄液供給管30を挿入する。
また開口部にはリング体31が取付けられ、以って洗浄
液Aは遠心力によって洗浄液供給経路29の内周面上に
円筒状の層を形成すると共に開口部側からの漏出はリン
グ体31により阻止される。
32はロータ軸6から各動翼23の取付部に互って形成
された洗浄液供給分岐経路で、その基端は前記洗浄液供
給経路29に連通し、また先端には洗浄液Aを噴射する
ノズル33が設けられる。
このノズル33は洗浄液Aを放射方向に噴射すべく構成
しである。
またノズル33は動翼の取付は部間、すなわちロータ軸
6の部分に設けてもよい。
34はロータリーシール8を支持するラッパ状の後部蓋
体で、その後端を出口ケーシング4に固着すると共に、
前端と動翼23側との間はシール35を設けている。
36は出口ケーシング4の出口37近くに設けた調整弁
である。
入口2から入口ケーシング1内に接線方向に流入した作
動ガスは円錐形状体5の円錐面5a上を旋回しながら中
心部に向い、その流動中においてこの円錐面5a上を移
動するダストは円環部18に捕捉され、作動ガスの一部
とともに孔経路20を通ってダスト取出口22がら取出
され、外部に設けた小形のサイクロンを通って一部の作
動ガスのみ出口ケーシング4内にバイパスされる。
また遠心力によって入口ケーシング1の外壁側に移行し
たダストは円錐面11 a上を移動して作動ガスの一部
とともに円環部15に捕捉され、ダスト取出口16から
前記サイクロンに入り、ここに捕集されると共に一部の
作動ガスは出口ケーシング4内にバイパスされる。
多くのダクトが捕捉された作動ガスは筒体内を流動して
動翼23を回転させ、以ってロータ軸6を回転させるの
であるが、その途中の空間24部を流動中に、この作動
ガス中に含まれてその旋回遠心力により中間筒体13の
内壁面上を移動するダストは円環状空胴26に捕捉され
、そして連通孔27を通して出口ケーシング4内に排出
される。
そしてこのような稼動中に前記ノズル33から洗浄液A
を噴射させる。
すなわち洗浄液供給管30から洗浄液供給経路29内に
供給された洗浄液Aは遠心力により該経路29内に円筒
状の層を形成し、そして洗浄液供給分岐経路32を通っ
てノズル33から噴射され、動翼23並びに静翼28或
いはタービンノズルやガス流路に付着してなるダストや
水分や塩分を洗い落す。
尚洗浄液Aの噴射は、一定時間置きに自動的に、或いは
手動操作により行われる。
このようにして、所期の目的の達成が図られたのである
が、上記の構成によって洗浄液の噴射範囲について問題
がある。
すなわち、上記構成において、ノズル33からの洗浄液
の噴射は放射方向に行なうのであるが、噴射される洗浄
液にはロータ軸6の高速回転により強い遠心力が作用し
ており、そのためノズル33の出口において広角度で噴
射されても洗浄液の拡散する範囲は狭く、ダスト等の洗
浄が行なえない範囲が生じる。
本考案は、スプレーノズルを取付けた回転体の回転数の
変更により噴射方向を調整できるようになし、これによ
り上記の問題の解消ならびに多目的使用を可能としたス
プレーノズルを提供するものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第3図はスプレーノズルの一例を示し、5Gはノズル本
体である。
ノズル本体50はその軸心mが回転体の回転軸心lと直
交する方向で該回転体に取付けられるものであり、一端
外周に回転体への螺着用のねじ部51およびフランジ部
52が形成されている。
第1図のタービンに使用する場合は、ノズル本体50は
該タービンの各ノズル33に取付けられる。
すなわち、ノズル33はスプレーノズルの取付部として
ねし孔に形成される。
ノズル本体50内の流体室53は流入口54を介して前
記一端側に開口しており、ノズル本体50の周面には1
対の噴射口55が直径方向両端に形成されている。
なお、ノズル本体50は、噴射口55の開口方向が回転
体の回転軸心lと平行になる向きに取付けられる。
56は流体室53内においてノズル本体頂部側に設けら
れたばね孔であり、該ばね孔56内には一端が該ばね孔
56の底面に固着された圧縮ばね57が嵌挿されている
圧縮ばね57の他端には、案内板枢支部材58が固着さ
れ、この枢支部材58に1対の可動案内板59がピン6
0により揺動自在に取付けられている。
両可動案内板59の一端はそれぞれ両噴射孔55内に位
置させである。
このような構成のスプレーノズルによると、流入口54
から供給された流体を、噴射口55の内面の一側面と可
動案内板59の一側面との間の間隙55 aから噴射す
るのであるが、ノズル本体50を取付けた回転体が回転
すると、遠心力に比例して第5図A、Bのように圧縮ば
ね57が変位し、そのため可動案内板59の角度が変わ
り、これに伴い噴射液aの噴射角度も変わる。
このため、回転体の回転速度を適宜調節することにより
、噴射角度を自由に変えることができ、広範囲にわたる
流体の噴射が行なえる。
ところで、このスプレーノズルを上記のように第1図の
タービンに取付けた場合、従来のようにノズル33から
ロータ軸6の半径方向に噴射を行なうものと異なり、ス
プレーノズルの噴射口55から動翼23の回転軌道面と
交差する方向に噴射が行なわれるので、ロータ軸6の高
速回転により噴射液に遠心力が作用してその噴射軌跡が
変化しても該噴射液は静翼28に十分に到゛達でき、静
翼28等の洗浄を良好に行なことができる。
しかして、必要に応じ ロータ軸6の回転速度を定格回
転速度) から変化させて、種々の回転数で運転すれば、上記のよ
うにスプレーノズルの噴射口55からの噴射角度を種々
に変化させることができることにより、広範囲の洗浄が
行なえ、これにより静翼28等の略全範囲の洗浄が可能
となる。
したがって、タービンを期間にわたり良好に稼動させる
ことができる。
本考案は、以上説明したように実施できるものであり、
これによれば、スプレーノズルを取付けた回転体の回転
速度を変えるだけで、該スプレーノズルの操作を行なう
ことなく噴射方向を自由に調整できる。
そのため種々の回転装置に簡単に用いることができ、特
にタービンの洗浄液の噴射用に用いた場合に非常に有用
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はタービンの縦断正面図、第2図は第1図のB−
B断面図、第3図は本考案に係るスプレーノズルの縦断
正面図、第4図は同横断平面図、第5図A、Bは同作動
説明図である。 1・・・・・・入口ケーシング、4・・・・・・出口ケ
ーシング、6・・・・・・ロータ軸(回転体)、23・
・・動翼、28・・・・・・静翼、29・・・・・・洗
浄液供給経路、33・・・・・・ノズル(スプレーノズ
ル取付部)、50・・・・・・ノズル本体、53・・・
・・・流体室、55・・・・・・噴射口、56・・・・
・・ばね孔、57・・・・・・圧縮ばね、58・・・案
内板枢支部材、59・・・・・・可動案内板、l・・・
・・・回転軸心。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転体に取付けられるノズル本体内に圧縮ばねを配置し
    、この圧縮ばねの前記回転体の回転軸心側端に可動案内
    板を揺動自在に取付け、この案内板の一端を、ノズル本
    体に設けられた噴射口内に位置させたことを特徴とする
    スプレーノズル。
JP4947077U 1977-04-18 1977-04-18 スプレ−ノズル Expired JPS594756Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4947077U JPS594756Y2 (ja) 1977-04-18 1977-04-18 スプレ−ノズル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4947077U JPS594756Y2 (ja) 1977-04-18 1977-04-18 スプレ−ノズル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53143205U JPS53143205U (ja) 1978-11-11
JPS594756Y2 true JPS594756Y2 (ja) 1984-02-13

Family

ID=28935123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4947077U Expired JPS594756Y2 (ja) 1977-04-18 1977-04-18 スプレ−ノズル

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JP (1) JPS594756Y2 (ja)

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JPS53143205U (ja) 1978-11-11

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