JPS59460A - 防水施工法 - Google Patents

防水施工法

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JPS59460A
JPS59460A JP10983482A JP10983482A JPS59460A JP S59460 A JPS59460 A JP S59460A JP 10983482 A JP10983482 A JP 10983482A JP 10983482 A JP10983482 A JP 10983482A JP S59460 A JPS59460 A JP S59460A
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JP
Japan
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waterproof layer
waterproof
layer
ventilation
sheet
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JP10983482A
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JPH0310782B2 (ja
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雄介 安本
増田 隆久
博之 加藤
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Toagosei Co Ltd
Original Assignee
Toagosei Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS59460A publication Critical patent/JPS59460A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、防水されるべき建造物の表面(以下防水下地
という。)と防水層の中間に空気および水蒸気の流通路
を設け、防水層のフクレの原因となる空気圧および水蒸
気圧を大気に排除する工法に於いて、建造物の立上り部
の防水層を任意の面積で切り抜き、空気圧および水蒸気
圧が外部へ連通するための開口部とし、さらに雨、雪な
どの浸入を防止する目的でこの切り抜き部を水不透過性
のシートで保護することを特徴とする簡便で有効な大気
開放状態を形成する工法に関するものである。
従来、防水層の施工に当っては、防水下地のコンクリー
トスラブを充分に乾燥させる様にしているがコンクリー
ト中の水分を完全に外部に追い出すことは不可能で、防
水下地には、常に湿気が残留しているのが現状である。
そのため太陽光線の直射、外部の熱により、湿気が気化
、膨張して水蒸気を生ぜしめ、その圧力の逃げ場がない
と、それは防水層を押し上げてフクレを発生させ、又、
温度の上昇、降下の繰り返しによってフクレ部分の膨張
、収縮があり、防水層の強度が低下し、ついには破損し
、あるいは防水層の接合部分のハガレを引き起こすなど
により雨漏りをもたらす原因となっている。その解決法
として、防水下地に対して独得のワツフル状通気溝を設
けたベンチレーション、フェルトを敷き、その上に防水
層を積層施工することなどにより、防水下地と防水層の
中間に空気の流通路を設け、フクレの原因となる空気圧
および水蒸気圧を防水層の外部へ排除する工法がとられ
ている。かかる工法に於いて、流通路と外部とを連通ず
るための方法としては、防水層平場に於いてベントパイ
プや脱気盤の設置、又、防水層立上り部末端部での特殊
な押え金具や笠木を利用する工法が通常用いられている
しかしながら、防水層平場に於いてベントパイプの利用
は、ベントパイプ周辺部の水仕舞が難しい上に、ベント
パイプを設置した防水面は、歩行用の利用に支障を来た
すとか建築物の外観を損ねる等の理由で余り採用されて
いないのが実情である0又、脱気盤の設置に於いては、
脱気盤の通気性がベントパイプ等に比べて著しく低いた
め、十分な7クレ防止対策を行うには、脱気盤を数多く
用いる必要があり、脱気盤そのものの価格も高価なもの
であり、実際には余り用いられていない。又、防水層立
上り部末端で押え金具や笠木を利用する工法に於すては
、末を逆に悪化させることがあった。この逆流現象を防
ぐためには、末端開口部にさらに特別な工夫を施さなけ
ればならず、施工に時間と手間がかかる欠点がある。
従来より、このように種ノlの大気開口部の施工法が提
案されているものの、十分な脱気性能を維持し、又、雨
、雪などの浸入を防止した簡便な工法は未だ存在しない
本発明は、この点に注目して発明されたものであって、
きわめて容易に外部との連通路を施工できる施工法を提
供することにより、工期を短縮すると共に、人件費を軽
減する施工法を提供することを目的とし、更に外部と連
通する開口部から、雨、雪などが入ることを防止する施
工法を提供することにある。
即ち本発明は、防水されるべき建造物の表面と防水層の
中間に空気および水蒸気の流通路(以下通気層と略す。
)を有する防水施工法に於いて、建造物の立上り部の防
水層を、任意の面積で切り抜き、次に仁の切り抜き部を
水不透過性のシート(以下保護シートと略す。)で保護
して大気開放状態を作成することを特徴とし、雨、雪な
どの浸入を防止する、簡便で有効な大気開放状態を形成
せしめることが可能で、更にその切り抜き部の位置、面
積、保護シートの位置、大きさなどを選択することによ
り、雨、雪などの浸入が完全に防止できる防水施工法に
関するものである。
本発明を添付図面(第1図)により詳細説明すれば、先
ず、建造物の立上り部の通気層4の表面にある防水層1
を任意の面積に切り抜き大気開口部分3を形成する。こ
の場合に通気層の通気部分が防水下地部分側にある場合
は図の様九通気層の部分迄も切り抜く必要があるが、通
気層として不織布等を用いた場合は表面の防水層を切り
抜くだけでもよい。次に、水不透過性のシートを用いて
、この切り抜き部を保護する形で任意の大きさのカバー
を形成する。仁の保護シート2と通気層の表面の防水層
とは、貼着又は融着などにより一部を大気開放状態に残
したまま残りを接合する。なお、大気開放状態を確実に
するために、防水層と保護シートの間に細片状シー)1
介在させるのが好ましい。細片状シートは防水層又は保
護シートに接合させておく。
防水層は、アスファルトルーフイング、塗膜防水材、シ
ー ト防水材などのいずれでなされていても良い。防水
層と保護シートは同種でも異種でも良い。大気開口部分
の面積は、通気層の通気抵抗と平場防水層面積並びに開
口部の数に開口部分の通気性能に匹敵する未接合部を残
す様に決定される。又、日本の気象条件を考慮すると、
夏季の台風シーズンでは30〜40m/Seeの風速に
なることは明らかである。30〜40m/secの暴風
雨状態に於いても、雨水が開口部から通気層の中に入っ
てはならない〇本発明者等は、種々の実験を繰り返すこ
とにより、30〜40rn/5ee(7)暴風雨状態で
も雨水の浸入がない大気開口部の構造を決定することが
できた。
即ち、立上り部の防水層の切り抜き位置は、平場防水層
から20011越えることが好ましく、より好ましくは
300闘以上であり、又保護シートの大気開口部末端位
置は、平場防水層から100闘を越えないことが好まし
く、より好ましくは1(in以上で7011I+以下の
範囲にあることであり、特に好ましくは301111か
ら5Q+u+の範囲にあれば良い。
保護シートの大気開口部末端位置が100龍を越えた場
合には、風雨の逆流が起こることがあり通気層内に雨水
の蓄積がなされる恐れがある。
又、大気開口部末端位置が極端に平場防水層に近い場合
には、直接的に風雨の浸入は起らないものの、立上り隅
部に滞留する雨水の水位が開口部末端位置を越える恐れ
があり、水の毛管現象による雨水の浸入が考えられる。
立上り部防水層の切り抜き位置が、保護シートの大気開
口部末端位置圧近いと毛管現象による雨水の浸入の恐れ
があり、切り抜き位置は大気開口部末端位置から200
111以上離すことが好ましい。
防水層と保護シートのいずれにも塩化ビニール系シー)
1用いてそれらの接合を熱融着で簡巣に確実に実施する
のが好ましい。
塩化ビニール系シート以外の防水材を用いると、熱融着
が出来ないため、接着剤等を用いる必要があり接合が複
雑になり、必ずしも確実に接合できるとは限らないので
好ましくナイ。
防水層と保護シートの間に大気開放状態を確実にするた
めに、細片状のシートを介在させるとき、その細片状シ
ートは防水層を構成する防水シート又は保護シートと同
じ様な一材質のものであればよく、幅15〜20朋、長
さ150〜2501111の物で任意の厚みのものを使
用すればよい。
通気層として、片側に厚み3.0龍の不織布を有し、厚
み1.2IIllの塩化ビニール系シートを防水層とす
る防水シートを用いて、コンクリート建造物の思上に、
ゴム系接着剤を用いて貼着施工し、立上り部に於いて図
−2に示す如き大気開口部分の施工を行った。保護シー
トには厚み1.211の塩化ビニール系シートを用い、
保護シートと防水層の接合には熱融着を用いた。
立上り部防水層の切り抜き位置と、保護シートの大気開
口部幅と、平場防水層からの大気開口部末端距離を種々
変化させた大気開放状態の施工を行い、風速25〜30
m/ see、水量8.0〜10.OL/minの条件
下に於いて水の浸入を観察した。
風向は、各試験施工に於いて最も水の浸入が起り易い条
件を選んだ0 測定時間30分。
結果
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る防水施工法の実施例の断面図であ
り、第2図は正面図である。 (1)防水層 (2)保護シート (3)立上抄部防水層の切り抜き部 (4)通気層 (5)細片状シート (6)貼着又は熱融着による接合部 特許出願人の名称 束亜合成化学工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、防水されるべき建造物の表面と防水層の中間に空気
    および水蒸気の流通路を設け、フクレの原因となる空気
    圧および水蒸気圧を建造物の立上り部を利用して大気に
    排除する防水施工法において、立上り部の防水層の一部
    を切り抜き、さらにこの切り抜き部分を水不透過性のシ
    ートで保護して大気開放状態を形成することを特徴とす
    る防水施工法0
JP10983482A 1982-06-28 1982-06-28 防水施工法 Granted JPS59460A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10983482A JPS59460A (ja) 1982-06-28 1982-06-28 防水施工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10983482A JPS59460A (ja) 1982-06-28 1982-06-28 防水施工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59460A true JPS59460A (ja) 1984-01-05
JPH0310782B2 JPH0310782B2 (ja) 1991-02-14

Family

ID=14520380

Family Applications (1)

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JP10983482A Granted JPS59460A (ja) 1982-06-28 1982-06-28 防水施工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59460A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63169621U (ja) * 1987-04-23 1988-11-04
JPH0559793A (ja) * 1992-01-31 1993-03-09 Lonseal Corp シート防水施工における脱気用シート

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55166838U (ja) * 1979-05-19 1980-12-01

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55166838U (ja) * 1979-05-19 1980-12-01

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63169621U (ja) * 1987-04-23 1988-11-04
JPH0559793A (ja) * 1992-01-31 1993-03-09 Lonseal Corp シート防水施工における脱気用シート

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JPH0310782B2 (ja) 1991-02-14

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