JPS5945837B2 - ガソリンエンジンの点火装置 - Google Patents
ガソリンエンジンの点火装置Info
- Publication number
- JPS5945837B2 JPS5945837B2 JP55071096A JP7109680A JPS5945837B2 JP S5945837 B2 JPS5945837 B2 JP S5945837B2 JP 55071096 A JP55071096 A JP 55071096A JP 7109680 A JP7109680 A JP 7109680A JP S5945837 B2 JPS5945837 B2 JP S5945837B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- ignition
- gasoline engine
- ignition system
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P11/00—Safety means for electric spark ignition, not otherwise provided for
- F02P11/04—Preventing unauthorised use of engines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、コンデンサ放電方式によるガソリンエンジン
の点火装置に関する。
の点火装置に関する。
従来、二輪自動車または船外機などの小型電動機にあつ
ては、変速機の位置の如何にかかわらずその始動が可能
な構造になつており、変速機がドライブ位置にあるとき
にエンジンを始動させると不意な飛出しなどを生じて事
故をひきおこすおそれが多分にあつた。
ては、変速機の位置の如何にかかわらずその始動が可能
な構造になつており、変速機がドライブ位置にあるとき
にエンジンを始動させると不意な飛出しなどを生じて事
故をひきおこすおそれが多分にあつた。
本発明はこのような点を考慮してなされたもので、変速
機がニュートラル位置にあるときのみエンジンの始動を
行なわせることができるようにしたコンデンサ放電方式
によるガソリンエンジンの点火装置を提供するものであ
る。
機がニュートラル位置にあるときのみエンジンの始動を
行なわせることができるようにしたコンデンサ放電方式
によるガソリンエンジンの点火装置を提供するものであ
る。
本発明によるガソリンエンジンの点火装置は、従来のコ
ンデンサ放電式点火(CDI)装置において、その点火
信号用パルスジェネレータ回路に点火コイルの出力電圧
を利用した自己保持回路を設けるとともに、その自己保
持回路と並列に変速機のニュートラル位置検出用のスイ
ッチを接続し、パルスジェネレータ出力とスイッチ出力
との論理和によつて点火制御を行なわせるようにしたも
のである。
ンデンサ放電式点火(CDI)装置において、その点火
信号用パルスジェネレータ回路に点火コイルの出力電圧
を利用した自己保持回路を設けるとともに、その自己保
持回路と並列に変速機のニュートラル位置検出用のスイ
ッチを接続し、パルスジェネレータ出力とスイッチ出力
との論理和によつて点火制御を行なわせるようにしたも
のである。
以下、添付図面を参照して本発明の一実施例について詳
述する。
述する。
本発明によるガソリンエンジンの点火装置にあつては、
図に示すように、りコイル式スタータのエキサイタコイ
ルEXC、逆流防止用のダイオードD1、主コンデンサ
C1、および点火コイルIGCの一次コイルPが直列に
接続され、エキサイタコイルEXCと並列にエンジンス
トップスイッチSWおよびダイオードD2がそれぞれ接
続され、かつそのダイオードD2と並列にパルスジェネ
レータPGの出力(ダイオードD3によつて整流された
出力)に応じてゲート制御される前記主コンデンサC1
の充放電制御用のサイリスタSCRが接続されたCDI
主回路と、そのサイリスタSCRのゲート側に直列接続
された第1のトランジスタQ1、それに縦続接続された
第2のトランジスタQ2(エミッタ接地)、および主コ
ンデンサC1の放電時に第2のトランジスタQ2にベー
ス電流を供給するように主回路間に接続されたダイオー
ドD4、抵抗R1、R2、ベース抵抗R3および抵抗R
2に並列接続された進角用のコンデンサC2からなる自
己保持回路と、前記第1のトランジスタのコレクタ・エ
ミッタ間に接続された変速機のニュートラル位置検出用
のスイッチDSとによつて構成されている。
図に示すように、りコイル式スタータのエキサイタコイ
ルEXC、逆流防止用のダイオードD1、主コンデンサ
C1、および点火コイルIGCの一次コイルPが直列に
接続され、エキサイタコイルEXCと並列にエンジンス
トップスイッチSWおよびダイオードD2がそれぞれ接
続され、かつそのダイオードD2と並列にパルスジェネ
レータPGの出力(ダイオードD3によつて整流された
出力)に応じてゲート制御される前記主コンデンサC1
の充放電制御用のサイリスタSCRが接続されたCDI
主回路と、そのサイリスタSCRのゲート側に直列接続
された第1のトランジスタQ1、それに縦続接続された
第2のトランジスタQ2(エミッタ接地)、および主コ
ンデンサC1の放電時に第2のトランジスタQ2にベー
ス電流を供給するように主回路間に接続されたダイオー
ドD4、抵抗R1、R2、ベース抵抗R3および抵抗R
2に並列接続された進角用のコンデンサC2からなる自
己保持回路と、前記第1のトランジスタのコレクタ・エ
ミッタ間に接続された変速機のニュートラル位置検出用
のスイッチDSとによつて構成されている。
なお、図中Gは点火コイルIGCの二次側Sに接続され
た点火プラグを示している。また、変速機のニュートラ
ル位置検出用のスイッチDSとしては、例えば変速機の
シフト軸に磁気しやへい板を取付け、それがニュートラ
ル位置にあるときにはしやへい板が開放されてリードス
イッチに外部磁界が加わつて(適宜箇所に永久磁石が設
けられている)それがオンし、変速機がドライブ位置に
駆動されたときにはしやへい板が閉成してリードスイッ
チがオフするような構成のものが用いられる。このよう
に構成された本発明によるガソリンエンジンの点火装置
の動作について、以下説明をする。
た点火プラグを示している。また、変速機のニュートラ
ル位置検出用のスイッチDSとしては、例えば変速機の
シフト軸に磁気しやへい板を取付け、それがニュートラ
ル位置にあるときにはしやへい板が開放されてリードス
イッチに外部磁界が加わつて(適宜箇所に永久磁石が設
けられている)それがオンし、変速機がドライブ位置に
駆動されたときにはしやへい板が閉成してリードスイッ
チがオフするような構成のものが用いられる。このよう
に構成された本発明によるガソリンエンジンの点火装置
の動作について、以下説明をする。
まず、ニュートラル位置検出用のスイッチDSがオンし
ている状態で始動用りコイル(図示せず)を引くと、そ
のエキサイタコイルEXCに励磁された電圧が主コンデ
ンサC,に加わつてそれが充電され、エンジンがその点
火始動回転数に達した時点で、エンジンと同期して回転
するパルスジェネレータPGから発生するパルス出力が
ニュートラル位置検出用のスイッチDSを通してサイリ
スタSCRのゲートにその点弧信号として与えられる。
ている状態で始動用りコイル(図示せず)を引くと、そ
のエキサイタコイルEXCに励磁された電圧が主コンデ
ンサC,に加わつてそれが充電され、エンジンがその点
火始動回転数に達した時点で、エンジンと同期して回転
するパルスジェネレータPGから発生するパルス出力が
ニュートラル位置検出用のスイッチDSを通してサイリ
スタSCRのゲートにその点弧信号として与えられる。
それによりサイリスタSCRが導通し、主コンデンサC
1の放電回路が形成されて点火コイルIGCの一次側P
にその放電電流が供給され、その二次側Sの点火プラグ
Gにスパークが飛んでエンジンが点火始動することにな
る。同時に、主コンデンサC1の放電電流が前記自己保
持回路に流れてトランジスタQ2およびQ1が順次オン
状態になり、それにより変速機がドライブ位置にシフト
されてそのニュートラル検出用スイッチDSがオフされ
ても、その自己保持回路中のトランジスタQ1を通して
パルスジェネレータPGの出力パルス信号がサイリスタ
SCRのゲ゛ートに供給され続け、゛それによりエンジ
ンの回転に同期したタイミングで主コンデンサの充放電
がくり返されて点火プラグGにスパークが断続的に生じ
てエンジンの運転状態が維持されることになる。
1の放電回路が形成されて点火コイルIGCの一次側P
にその放電電流が供給され、その二次側Sの点火プラグ
Gにスパークが飛んでエンジンが点火始動することにな
る。同時に、主コンデンサC1の放電電流が前記自己保
持回路に流れてトランジスタQ2およびQ1が順次オン
状態になり、それにより変速機がドライブ位置にシフト
されてそのニュートラル検出用スイッチDSがオフされ
ても、その自己保持回路中のトランジスタQ1を通して
パルスジェネレータPGの出力パルス信号がサイリスタ
SCRのゲ゛ートに供給され続け、゛それによりエンジ
ンの回転に同期したタイミングで主コンデンサの充放電
がくり返されて点火プラグGにスパークが断続的に生じ
てエンジンの運転状態が維持されることになる。
なお、その際、エンジンの回転数が高速になるにしたが
いその自己保持回路中に設けられたR2C2回路によつ
て点火時期の進角調整が適宜なされて点火遅れを防止す
るように制御される。また、エンジンの運転中にそのス
トップスイッチSWが閉成されると、それによりエキサ
イタコイルEXCが短絡され、その励磁電流がスイッチ
SWlダイオードD2の回路に環流して主コンデンサC
1が充電されず、点火コイル■GCに一次電流が供給さ
れなくなつてエンジンが停止することになる。また、ニ
ュートラル位置検出用のスイッチDSがオフしている状
態で始動用りコイルを引いても、始動初期状態では自己
保持回路中のトランジスタQ1がオフしているため、パ
ルスジェネレータPGの発生電圧がサイリスタSCRの
ゲートに与えられず、したがつて主コンデンサC,の充
電電荷が放電されることなくエンジンは何ら点火始動さ
れない。このように本発明によるガソリン手ンジンの点
火装置では、変速機がそのニュートラル位置にセットさ
れていなければその始動を行なわせることができないも
のとなる。
いその自己保持回路中に設けられたR2C2回路によつ
て点火時期の進角調整が適宜なされて点火遅れを防止す
るように制御される。また、エンジンの運転中にそのス
トップスイッチSWが閉成されると、それによりエキサ
イタコイルEXCが短絡され、その励磁電流がスイッチ
SWlダイオードD2の回路に環流して主コンデンサC
1が充電されず、点火コイル■GCに一次電流が供給さ
れなくなつてエンジンが停止することになる。また、ニ
ュートラル位置検出用のスイッチDSがオフしている状
態で始動用りコイルを引いても、始動初期状態では自己
保持回路中のトランジスタQ1がオフしているため、パ
ルスジェネレータPGの発生電圧がサイリスタSCRの
ゲートに与えられず、したがつて主コンデンサC,の充
電電荷が放電されることなくエンジンは何ら点火始動さ
れない。このように本発明によるガソリン手ンジンの点
火装置では、変速機がそのニュートラル位置にセットさ
れていなければその始動を行なわせることができないも
のとなる。
なお、前記実施例ではりコイル式スタータを用いた場合
について説明したが、バッテリを搭載したセルスタータ
を採用したCDI装置にあつても同様に適用されること
はいうまでもない。
について説明したが、バッテリを搭載したセルスタータ
を採用したCDI装置にあつても同様に適用されること
はいうまでもない。
以上、本発明によるガソリンエンジンの点火装置にあつ
ては、CDI方式を採用したものにおいて、その主コン
デンサの充放電を行なわせるサイリスタなどの制御用半
導体スイッチの開閉制御を、パルスジェネレータの出力
を始動時に変速機のニュートラル位置検出用のスイッチ
を介して前記半導体スイッチのオン指令として与える回
路、および主コンデンサの放電電流によつて自己保持さ
れてパルスジェネレータの出力を前記半導体スイッチの
オン指令として与える自己保持回路を通してそれぞれ行
なわせるようにしたもので、簡単な回路構成によつて変
速機がドライブ位置にシフトされている状態でエンジン
の始動が行なわれることを確実に禁止し、従来のように
不意な飛出しなどを生ずるおそれが全くない安全な始動
を行なわせることができるという優れた利点を有してい
る。
ては、CDI方式を採用したものにおいて、その主コン
デンサの充放電を行なわせるサイリスタなどの制御用半
導体スイッチの開閉制御を、パルスジェネレータの出力
を始動時に変速機のニュートラル位置検出用のスイッチ
を介して前記半導体スイッチのオン指令として与える回
路、および主コンデンサの放電電流によつて自己保持さ
れてパルスジェネレータの出力を前記半導体スイッチの
オン指令として与える自己保持回路を通してそれぞれ行
なわせるようにしたもので、簡単な回路構成によつて変
速機がドライブ位置にシフトされている状態でエンジン
の始動が行なわれることを確実に禁止し、従来のように
不意な飛出しなどを生ずるおそれが全くない安全な始動
を行なわせることができるという優れた利点を有してい
る。
図は本発明によるガソリンエンジンの点火装置の一実施
例を示す回路図である。 EXC・・・・・・エキサイタコイル、PG・・・・・
・パルスジェネレータ、IGC・・・・・・点火コイル
、G・・・・・・点火プラグ、DS・・・・・・ニュー
トラル位置検出用スイッチ、SW・・・・・・エンジン
ストップスイッチ、C1・・・・・・主コンデンサ。
例を示す回路図である。 EXC・・・・・・エキサイタコイル、PG・・・・・
・パルスジェネレータ、IGC・・・・・・点火コイル
、G・・・・・・点火プラグ、DS・・・・・・ニュー
トラル位置検出用スイッチ、SW・・・・・・エンジン
ストップスイッチ、C1・・・・・・主コンデンサ。
Claims (1)
- 1 コンデンサ放電点火方式を採用したガソリンエンジ
ンの点火装置において、その主コンデンサの充、放電を
行なわせる制御用半導体スイッチの開閉制御を、パルス
ジェネレータの出力をエンジンの始動時に変速機のニュ
ートラル位置検出用のスイッチを介して前記半導体スイ
ッチのオン指令として与える回路、および主コンデンサ
の放電電流によつて自己保持されてパルスジェネレータ
の出力を前記半導体スイッチのオン指令として与える自
己保持回路を通してそれぞれ行なわせるようにしたこと
を特徴とするガソリンエンジンの点火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55071096A JPS5945837B2 (ja) | 1980-05-28 | 1980-05-28 | ガソリンエンジンの点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55071096A JPS5945837B2 (ja) | 1980-05-28 | 1980-05-28 | ガソリンエンジンの点火装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56167855A JPS56167855A (en) | 1981-12-23 |
JPS5945837B2 true JPS5945837B2 (ja) | 1984-11-08 |
Family
ID=13450657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55071096A Expired JPS5945837B2 (ja) | 1980-05-28 | 1980-05-28 | ガソリンエンジンの点火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5945837B2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-28 JP JP55071096A patent/JPS5945837B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56167855A (en) | 1981-12-23 |
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