JPS5945664B2 - エステル基含有フルオロ酸フツ化物の製造方法 - Google Patents

エステル基含有フルオロ酸フツ化物の製造方法

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JPS5945664B2
JPS5945664B2 JP52089769A JP8976977A JPS5945664B2 JP S5945664 B2 JPS5945664 B2 JP S5945664B2 JP 52089769 A JP52089769 A JP 52089769A JP 8976977 A JP8976977 A JP 8976977A JP S5945664 B2 JPS5945664 B2 JP S5945664B2
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diacid
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C69/00Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C69/66Esters of carboxylic acids having esterified carboxylic groups bound to acyclic carbon atoms and having any of the groups OH, O—metal, —CHO, keto, ether, acyloxy, groups, groups, or in the acid moiety
    • C07C69/67Esters of carboxylic acids having esterified carboxylic groups bound to acyclic carbon atoms and having any of the groups OH, O—metal, —CHO, keto, ether, acyloxy, groups, groups, or in the acid moiety of saturated acids
    • C07C69/708Ethers

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エステル基含有フルオロ酸フッ化物の製造方
法に関し、更に詳しく言えば、特定の二酸フッ化物とア
ルコールとの反応によるエステル基含有フルオロ酸フッ
化物の新規な製造法に関するものである。
本発明によるエステル基含有フルオロ酸フッ化物は、一
般式FOC−CF0CF2−(^p−(CF2)q−C
02Rを有する。
この式で、Λは炭素数1〜10の二官能性パーフルオロ
化基、Rは有機基、pはo又は1の整数、qは1〜8の
整数を示す。かゝるエスワーテル基含有フルオロ酸フツ
化物は、次の如き特定の二酸フツ化物とアルコールとの
新規な反応によつて製造される〇この式におけるA,p
,q,Rは先に定義した通りであるO本発明によつて製
造されるモノエステル化された酸フツ化物は、種々の含
フツ素化合物、特に末端にエステル基を有する種々の含
フツ素化合物の合成のための中間体として有用である0
例えば、本発明のモノエステル酸フツ化物を熱分解する
ことなどによつて、エステル基含有のパーフルオロビニ
ルエーテルを合成できる0特開昭52−83417号公
報、特開昭52−105118号公報などを参照。
また、アルカリ金属炭酸塩との反応により、エステル基
含有フルオロカルボン酸アルカリ金属塩などを合成可能
であり、か\る金属塩の熱分解も可能である0特開昭5
2−78826号公報、特開昭52−78827号公報
などを参照0本発明方法において用いられる原料の二酸
フツ化物は、特開昭52−3017号公報などに記載さ
れている反応その他によつて製造され得る〇また、特開
昭52−23020号公報、特開昭52−39665号
公報などに記載されているα,ω−ジヨードパーフルオ
ロアルカン又は末端ヨード含有パーフルオロ酸フツ化物
と発煙硫酸との反応などによりジフルオライドを得、こ
れに六フツ化プロピレンエポキシドを反応させることな
どにより合成され得る0また、パーフルオロジカルボン
酸ジクロライドの極性溶媒中NaFやKFによるジフル
オライドへの変換及びジフルオライドと六フツ化プロピ
レンエポキシドの反応などによつても入手可能である0
尚、もうーつの原料であるアルコ=ルについては、特に
説明するまでもなく、広範囲にわたつて入手され得る0
通常は、Rの炭素数が1〜8個のアルコールが採用され
、Rは直鎖状でも分岐状でも良い〇本出願人は、先に、
FOC−COF又は一般式FOC−A−COFなるジカ
ルボン酸ジフルオライドと一般式ROHなるアルコール
との反応により、一般式FOC−CO2R又はFOC−
A−CO2Rなるエステル基含有酸フツ化物が製造可能
であることを見出した0特開昭53−40708号公報
などを参照〇本発明者は、前記の如きジカルボン酸ジフ
ルオライドとアルコールとの反応について、種々の研究
、検討を重ねた結果、次の様な興味深い知見を得るに至
つた0即ち、両末端に存在するカルボニルフルオライド
基(−COF基)は、そのα位に一CF3基が存在する
か存在しないかにより、アルコールとの反応性に相違が
認められ、α位にーCF3基が存在しない−COFを選
択的にエステル化し得るものであり、モノエステル化さ
れた酸フツ化物を円滑有利に製造するためには、特定の
非対称二酸フツ化物を原料とするのが好適であることを
見出したものである。
一般的には、例えばパーフルオロ−2−メチルー3−オ
キサーヘプタノイルジフルオライドFOCCF,CF2
CF20CFCOFは、非対称の分子であり、両末端に
存在する−COF基のカルボニルカーボンは、そのα位
に−CF3基が存在するか存在しないかにより、親電子
性が異なることが容易に推測され、アルコールによるモ
ノエステル化反応を考えると、アルコオキシ基は、親核
的に、より親電子性の大きい−CF3基をα位に持つカ
ルボニルカーボンを攻撃し、1−カルボアルコキシーパ
ーフルオロ−2−メチル−3−オキサーヘキサノイ フ
ルオライドF0CCF2CF2CF20CFC02R!
E3を選択的に生成するものと考えられるo本発明者は
、CsF,KF,NaFなどを存在させた系について、
前記のエステル化反応を検討した処、生成物についての
FOCCF2CF2CF20CFCO2R/RO2CC
F2CF2CF20yrニOFのモル比は、KFの系で
1/4.4,NaFの系で1/6.1である結果を得た
0更に、非極性溶媒で希釈した系で前記のモノエステル
化反応を行なつた処、生成物についてののモル比が1/
18〜1/50となることを見出しtら尚、かかる説明
は、本発明をより理解しやすくするためのものであり、
本発明を何ら限定するものでないことは勿論である〇か
くして、本発明は、前記の如き新規知見に基いて完成さ
れたものであり、一般式FOC−CFOCF2−(.A
)p−(CF2)q−COF(但ICF3 し、式中のAは炭素数1〜10の二官能性パーフルオロ
化基、pはO又は1の整数、qは1〜8の整数を示す)
で表わされる二酸フツ化物と一般式ROH(但し、式中
のRは有機基を示す)で表わされるアルコールとを反応
させ、一般式CF3 (但し、式中のA,p,q,Rは前記に同じ)で表わさ
れるモノエステル酸フツ化物を生成せしめることを特徴
とするエステル基含有フルオロ酸フツ化物の製造方法を
提供するものである〇本発明においては、原料の二酸フ
ツ化物が、非対称であり、両末端に存在する−COF基
の一方が、そのα位に−CF3基を有する炭素原子に結
合し、他方の−COF基がそのα位に−CF3基を有し
ていない炭素原子に結合していることが重要である0而
して、一般式ν13 一COFで表わされる非対称二酸フツ化物において、A
は炭素数1〜10好ましくはl〜8の二官能性パーフル
オロ化基であるが、このAは分岐していてもしていなく
ても良い0Aは直鎖であることもでき、また1個又はそ
れ以上のエーテル結合を有することもできる0例えば、
Aはができる。
こ\で、N,mはO又は1〜8の整数である。通常は、
Aが炭素数1〜10、特に1〜8の二官能性パーフルオ
ロアルキレン基の場合が好適である0又、pは0又は1
の整数である0具体例としては、−COFなどが挙げ \ ν1a′ ≦ られ、本発明においてはpが0,qが2であるFOC−
CFOCF2CF2CF2COFの場合に、特にぎしF
3 好適な結果が得られる〇 又、本発明のもう一つの原料である一般式ROHで表わ
されるアルコールにおいて、Rがアルキル基を示し、通
常は炭素数1〜10のアルキル基、特に炭素数1〜5の
低級アルキル基の場合が好適である〇本発明における特
定の二酸フツ化物とアルコールとの反応は、不活性有機
溶剤による希釈下に実施するのが望ましい0即ち、二酸
フツ化物とアルコールの反応が極めて激しいので、目的
とするモノエステル化フルオロ酸フツ化物を選択的に得
るためには、不活性有機溶剤で反応系を希釈して実施す
るのが望ましい。
希釈に用いる溶剤は、アルコール、二酸フツ化物、及び
反応生成物に対し不活性であり、また反応条件下におい
て液体であり、二酸フツ化物、アルコールと相溶するも
のであれば、特に制限なく例示され得る0例えば、プロ
ピオニトリル、ベンゾニトリル、アセトニトリルの如き
2〜12個の炭素原子をもつ炭化水素二トリル、エチレ
ングリコiルジメチルエーテル(モノグライム)、ジエ
チレングリコールジメチルエーテル(ジグライム)、ト
リエチレングリコールジメチルエーテル(トリグライム
)、テトラエチレングリコールジメチルエーテル(テト
ラグライム)、ジオキサンの如き4〜16個の炭素原子
をもつ脂肪族ポリエール、脂環式エーテルなどが例示さ
れ得る0本発明においては、希釈剤として非極性溶剤を
使用して、二酸フツ化物とアルコールの反応を実施する
のが目的物を選択的に生成させるために好ましく、トリ
クロロモノフルオロメタン、トリクロロトリフルオロエ
タン、四塩化炭素の如き塩弗化アルカンその他のハロゲ
ン化アルカンなどが例示され得る〇不活性有機溶剤によ
る希釈は、適宜範囲が選択され得るが、通常は二酸フツ
化物及びアルコールの両者を希釈して反応せしめるのが
望ましい0即ち、二酸フツ化物の希釈は、溶剤/二酸フ
ツ化物(d/fl)で0.1〜10程度、好ましくは0
.3〜3.0が採用され、またアルコールの希釈は、溶
剤/アルコール(f!/9)で0.1〜50程度、好ま
しくは1.0〜25が採用される0勿論、二酸フツ化物
又はアルコールの一方を希釈して反応させることも可能
であり、不活性有機溶剤中に二酸フツ化物とアルコール
を少量ずつ添加し、均一攪拌により良好な希釈状態にし
て反応させることもできる0モノエステル化の選択率を
高くするためには、か\る希釈下での実施が望ましく、
特にアルコールの希釈は効果的である〇アルコールと二
酸フツ化物の反応モル比は、種種採用可能であるが、目
的のモノエステル化フルオロ酸フツ化物を選択的に得る
ためには、アルコール/二酸フツ化物のモル比を2.0
以下にするのが望ましく、特に0.5〜1.5のモル比
を採用するのが好ましい〇本発明においては、1)アル
コールと二酸フツ化物の反応モル比、2)不活性有機溶
剤による希釈の選択がモノエステル化の選択性を支配し
、更には3)溶剤の種類、4)反応温度などの条件を選
択すること1こより、目的のFOC−?FOCF2−C
A)P CF, 一(CF2)q−α)RをRO2C−CFOCF2−(
A)PCF2−(CF2)q−COFにに対し、極めて
選択的に生成させ得ることを新規に見出している0而し
て、本発明におけるアルコールと二酸フツ化物の反応は
、実質的に無水の条件下で行なうのが望ましい〇水が存
在する場合には、二酸フツ化物と水の反応によつて対応
するジカルボン酸が発生するとか、生成物である1モル
付加物と水の反応の如き難点が生じ、目的とするモノエ
ステル化フルオロ酸フツ化物の収率が低下する0ヌ、反
応器の腐食が増進される等の難点も発生する。
反応温度は、特に限定されないが、二酸フツ化物とアル
コールの反応が極めて激しく、大きな発熱を伴なうので
、充分に制御された条件下に反応を行なうことが肝要で
ある0通常、−8『C〜+100うC好ましくは−40
通C〜+50℃とするのが適当である0かくして、不都
合な副生物であるジエステルの生成を抑制し、且つもう
一つの副生物RO2C−CFOCF2−CA)p−(C
F2)q−COFCF3の副生を抑制して、目的のモノ
エステル化フルオロ酸フツ化物を良好な収率で得ること
ができるo本発明においては、アルコールと二酸フツ化
物の反応により、前記反応式で示した様に、フツ化水素
が副生する0このフツ化水素は、反応終了後蒸留するこ
となどにより、容易に分離除去することができる0副生
HFを円滑に処理すべく、反応系内に例えばアルカリ金
属フツ化物の如きHF捕捉剤を添加しておくことも可能
であるが、目的とするモノエステル化合物の選択性を低
下させる傾向がある。
トリクロロトリフルオロエタンなど非極性溶媒を使用す
ることで、HFの除去(ストリツピングなど)は容易と
なるし、また反応系内に固体を含まないという点は、目
的のモノエステル化物精製分離操作を簡易なものとする
ことになる〇反応器としては、Nl鋼等の金属材料、例
えばステンレス鋼あるいはハステロイ内張りの容器が好
適に使用され、ガラス製の反応容器は、副生するフツ化
水素のために使用できない0即ち、フツ化水素などによ
り侵蝕されない材料を選択すれば良い0尚、本発明の反
応は、実質的に無水の条件下に行なうのが望ましいので
、使用する反応原料、不活性有機溶剤、その他反応容器
などは、使用前に夫々に適する脱水方法、乾燥方法など
により脱水処理しておくのが適当である0 、本発明
方法は、種々の操作あるいは条件により実施され得る0
アルコールと二酸フツ化物を予め反応容器中に所定量仕
込んで反応させることもできるが、好ましくは所定量の
溶剤で希釈、したアルコールを、反応温度を制御しなが
ら徐々に或いは逐次的に添加するという操作が好適であ
る0反応を円滑に進行せしめ、選択的にモノエス・テル
化フルオロ酸フツ化物を得るためには、反応系内を激し
く攪拌するなど、均一混合手段を採用するのが望ましい
0反応終了後、必要に応じて反応液を濾過し、反応液中
の固体を除去し、濾液を蒸留することにより、目的物を
単離可能である〇次に、本発明の実施例について、更に
具体的に説明するが、か\る説明によつて本発明が何ら
限 ご定されないことは勿論である。
実施例 1 内容積300!Neのステンレス鋼製オートタレーブ中
に、FOC(CF2)30CF(CF3)COF5O9
及びトリクロロトリフルオロエタン(R−113)15
0i!Llを仕込み、オートクレーブ内温度を−10℃
に維持し、激しく攪拌しながら、メタノールのR−11
3溶液(メタノール濃度20重量%)を、メタノール/
FOC(CF2)30CF(CF3)COFのモル比が
1,15となるまで添加した。
反応終了後、ガスクロマトグラス法及19F核NMRに
て分析したところ、次の結果が得られる。FOC(CF
2)30CF(CF3)の選化率87.2%Cll3O
2C(CF2)30CF(CF3)COFの転択率82
.0(?!)FOC(CF2)30CF(CF3)CO
2CH3の選択率2.8%CI−1302C(CF2)
30CF(CF3)CO2CH3の選択率15.2(f
)実施例 2 実施例1と同様に原料及び溶媒を仕込み、メタノールの
R−113溶液(メタノール濃度5.5重量%)を、メ
タノール/FOC(CF2)30CF(CF3)COF
のモル比が0.99となるまで添加して反応させたとこ
ろ、次の結果が得られた0F0C(CF2)30CF(
CF3)COFの転化率93.4%Cll3O2C(C
F2)30CF(CF3)COFの選択率84.5%F
O(CF2)30CF(CF3)CO2ClI3の選択
率1.7%Cl−1)2C(CF2)30CF(CF3
)CO2CIl3の選択率13.8(!)実施例 3実
施例1と同様のオートクレーブに、 FOC(CF2)30CF(CF3)COF5O9及び
ジグライム501n1を仕込み、オートクレーブ内温度
を−10℃に維持し、激しく攪拌しながら、メタノール
のジグライム溶液(メタノール濃度12.5重量%)を
、メタノール/F!0C(CF2)30CF(CF3)
COFのモル比が1.11となるまで添加して反応させ
たところ、次の結果が得られた〇F0C(CF2)30
CF(CF3)COFの転化率94.0(F6Cll3
O2C(CF2)30CF(CF3)COFの選択率7
5.0%FOC(CF2)30CF(CF3)CO2C
H3の選択率7.5%ノCH3O2C(CF2)30C
F(CF3)CO2CH3の選択率17.奉実施例 4
実施例1と同様のオートクレーブに、 FOC(CF2)30CF(CF3)COF5O9、ジ
グライム50d1及びNaF(特級試薬)11.7gを
仕込み、オートクレーブ内温度を−10℃に維持して激
しく攪拌しながら、メタノールのジグライム溶液(メタ
ノール濃度12.5重量%)を、メタノール/FOC(
CF2)30CF(CF3)COFのモル比が1.06
となるまで添加して反応させたところ、次の結果が得ら
れた〇F0C(CF2)30CF(CF3)(1)Fの
転化率8862%CH3O2C(CF2)30CF(C
F3)COFの転化率72.6(fl)FOC(CF2
)30CF(CF3)CO2CH3の選択率11.7%
CH3O2C(CF2)30CF(CF3)CO2CH
3の選択率15.7%実施例 5実施例1と同様のオー
トクレーブに FOC(CF2)30CF(CF3)COF5Ofl及
びR一11350m1を仕込み、オートクレーブ内の温
度を−10℃に維持、激しく攪拌しながらエタノールの
R−113溶液(エタノール濃度12.5重量%)をエ
タノール/FOC(CF2)30CF(CF3)COF
のモル比が1.15となるまで添加し反応させたところ
、次の結果を得た〇F0C(CF2)30CF(CF3
)(1)Fの転化率94.2%C2H5O2C(CF2
)30CF(CF3)COFの選択率83.2(f)F
(′(CF2)30CF(CF3)CO2C2H5の選
択率1.5(fl)C2H5O2C(CF2)30CF
(CF3)(1)2C2H5の選択率15.3%実施例
6 実施例1と同様のオートクレーブに FOC(CF2)30CF(CF3)CF2OCF(C
F3)COlV)09及びR−11350!Neを仕込
みオートクレーブ内の温度を−5℃に維持、激しく攪拌
しながらメタノールのR−113溶液(メタノール濃度
12.5wt%)をメタノール/FOC(CF2)30
CF(CF3)CF2OCF(CF3)COFのモル比
が1.05となるまで添加し反応させたころ次の結果を
得た〇F0C(CF2)30CF(CF3)CF2OC
F(CF3)COFの転化率87.3%CH3O2C(
CF2)30CF(CF3)CF2OCF(CF3)C
OFの選択率81.3%FOC(CF2)30CF(C
F3)CF2OCF(CF3)(1)2013の選択率
2.3%CH3O2C(CF2)3α丁(CF3)CF
2α丁(CF3)CO2CH3の選択率6.4%。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式▲数式、化学式、表等があります▼(但し、
    式中のAは炭素数1〜10の二管能性パーフルオロ化基
    、pは0又は1の整数、qは1〜8の整数を示す)で表
    わされる二酸フッ化物と一般式ROH(但し、式中のR
    は有機基を示す)で表わされるアルコールとを反応させ
    、一般式▲数式、化学式、表等があります▼(但し、式
    中のA、P、q、Rは前記に同じ)で表わされるモノエ
    ステル酸フッ化物を生成せしめることを特徴とするエス
    テル基含有フルオロ酸フッ化物の製造方法。 2 アルコール/二酸フッ化物の反応モル比を2.0以
    下で実施する特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 3 不活性有機溶剤による希稀下に反応を実施する特許
    請求の範囲第1項又は第2項記載の製造方法。 4 不活性有機溶剤として非極性溶剤を使用する特許請
    求の範囲第3項記載の製造方法。 5 不活性有機溶剤/二酸フッ化物(ml/g)が0.
    1〜10の希釈割合を使用する特許請求の範囲第3項又
    は第4項記載の製造方法。 6 不活性有機溶剤/アルコール(g/g)が0.1〜
    50の希釈割合を使用する特許請求の範囲第3項又は第
    4項記載の製造方法。 7 反応温度−80℃〜+100℃で反応を実施する特
    許請求の範囲第1項、第2項、第3項、又は第4項記載
    の製造方法。 8 実質的に無水の条件下に反応を実施する特許請求の
    範囲第1項又は第3項記載の製造方法。 9 フッ化水素捕捉剤の存在下に反応を実施する特許請
    求の範囲第1項又は第3項記載の製造方法。 10 フッ化水素捕捉剤として周期律表 I −A族に属
    する元素のフッ化物を使用する特許請求の範囲第9項記
    載の製造方法。
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