JPS594563B2 - 直線駆動装置 - Google Patents

直線駆動装置

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Publication number
JPS594563B2
JPS594563B2 JP10575678A JP10575678A JPS594563B2 JP S594563 B2 JPS594563 B2 JP S594563B2 JP 10575678 A JP10575678 A JP 10575678A JP 10575678 A JP10575678 A JP 10575678A JP S594563 B2 JPS594563 B2 JP S594563B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
fluid
movable part
movable
obstacle wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10575678A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5533928A (en
Inventor
敏嗣 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Hokushin Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Hokushin Electric Corp filed Critical Yokogawa Hokushin Electric Corp
Priority to JP10575678A priority Critical patent/JPS594563B2/ja
Publication of JPS5533928A publication Critical patent/JPS5533928A/ja
Publication of JPS594563B2 publication Critical patent/JPS594563B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、新しい動作原理に基づく直線駆動装置に関す
るものである。
更に詳しくは、本発明はペンや指針等を直接的に移動さ
せる場合に使用して有効な直線駆動装置に関する。
〔従来技術の説明〕 従来、可動部を直線的に移動させる装置として、リニア
モータがある。
このリニアモータは、周知のように所定ピッチで配列す
る歯を有した走行路と、所定ピッチの歯を有した可動部
とで構成され、可動部又は走行路において、順次励磁す
る歯を変えることによって可動部を走行路に沿って移動
するようになっている。
とθ)ナー洲F 牛外店りθ)刺釘古Ab 困j偽
もテロ載σ)侮罰が複雑となる欠点を有している。
〔本発明の目的〕
本発明の目的は、全体構成が簡単で、可動部に駆動信号
を与えるためのリード線等を結合する必要のない直線駆
動装置を実現しようとするものである。
〔本発明の構成〕
本発明に係る装置は、流体が満たされたパイプ、このパ
イプ内の流体を往復変位させる手段、前記流体中に前記
パイプ内面と摩擦をもって移動可能に配置された貫通孔
をもつ障害壁、前記パイプを介して前記障害壁と磁気的
に結合する可動部を具備し、前記パイプ内に満たされた
流体の往復の流体速度を異ならしめることによって前記
可動部を移動するようにした点に特徴がある。
〔実施例の説明〕
第1図は本発明の一実施例を示す構成図で一部を断面で
示す。
図において1はパイプで、支持板11.12によって支
持されている。
21、22はパイプ1の両端に設けられたベローズ、3
はパイプ1およびベローズ21.22内に満たされた非
圧縮性の流体、4はパイプ1内の流体中3にパイプ1の
内面と摩擦をもって移動可能に配置された貫通孔41を
もつ障害壁である。
ここでは第2図に示すように磁化された穴あき磁石が用
いられている。
5はパイプ1に遊嵌された可動部で、ここでは障害壁4
の幅とほぼ同一幅の強磁性材料のリングが用いられてい
る。
6は駆動手段で、振動軸61を介してベローズ21の可
動端を矢印Xおよび矢印−Xに示すように振動させる役
目をしている。
このように構成した装置の動作を次に第3図を参照しな
がら説明する。
いま、可動部5を矢印a方向に移動させたい場合、駆動
手段6はベローズ21の可動端を第3図イに示すように
振動させる。
すなわち、左側から右側への移動は比較的短かい時間t
□に行ない、右側から左側への移動は比較的長い時間t
2をかけて行なう。
ベローズ21の可動端がこのように振動(往復)すると
、パイプ1内の流体3を通じてベローズ22の可動端も
同じように往復し、パイプ1内の流体3は、ベローズ2
1の可動端の移動と全(同じように往復運動することと
なる。
ここで、パイプ1内に配置されている障害壁4は、この
障害壁が静止しているものとすれば、パイプ1内の流体
の往復変位によって、(1)式および(2)式に示され
るような力F1 。
Foを◇げる8 ただし・Fl :流体が右方向に変位する場合に受け
る力 F2 :流体が左方向に変位する場合 に受ける力 Vpt :流体が右方向に変位する場合X の流体速度(−一) I Vp2 :流体が左方向に変位する場合X の流体速度(−一) 2 ρ :流体密度 A :パイプ1の内面積 S :貫通孔410面積 Cd:流出係数 いま、障害壁4とパイプ1との間の摩擦力をCとし、こ
れと前記障害壁4が受げる力F1.F2との関係を、t
l、t2を適当に選定することによって(3)式のよう
にする。
F2 <C<Fl (3)このよ
うにF2.C2F□ の関係を選定すると、障害壁4は
流体が右方向に変位する場合に受ける力F1によっての
み右方向(矢印a方向)に移動する。
(左方向の力F2は摩擦力Cより小さいので障害壁4は
静止状態となる)。
障害壁4が右方向に移動すると、これと磁気的に結合す
る可動部5も障害壁4とともに右方向に移動する。
このような動作を繰返すことによって、可動部5を所定
の位置に移動できる。
なお(1)式において、流体の変位速度■p1 を変え
ると力F1の太きさも変わるので、VPl すなわちt
lを変えることによって可動部5の移動速度を制御する
こともできる。
可動部5を矢印す方向に移動させたい場合、駆動手段6
はベローズ21の可動端を今度は第3図口に示すように
振動(往復)させる。
すなわち、右側から左側への移動は比較的短かい時間t
1に行ない、左側から右側への移動は比較的長い時間t
2かけて行なうことにより、F 2 > C> F l
となり、障害壁4、すなわち可動部5を左方向に移動さ
せることができる。
なお、可動部5を停止させるには、ベローズ21の可動
端の振動を停止するか、あるいは、左右相互の移動を比
較的長い時間t2かけて行なえばよい。
なお、上記の実施例ではパイプ1の両端にベローズを設
けこれによって流体を往復変位させるようにしたもので
あるが、ベローズに代えてダイヤフラムでもよい。
また、障害壁4を磁石としたが可動部5を磁石とすFL
L盪障害壁4を磁性体で構成してもよい。
〔本発明の効果〕
以上説明したように、本発明は可動部5を障害壁と磁気
的に結合する磁性体または磁石とするだけでよいので、
可動部を小形、軽量にでき、全体構成が簡単となる。
また、可動部にリード線等を接続させる必要がないので
、信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は第1
図装置に用いられている障害壁の斜視図、第3図は本発
明にかかる装置の動作波形図である。 1・・・・・・パイプ、21,22・・・・・・ベロー
ズ、3・・・・・・流体、4・・・・・・障害壁、41
・・・・・・貫通孔、5・・・・・・可動部、6・・・
・・・駆動手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 流体が満たされたパイプ、このパイプ内の流体を往
    復変位させる手段、前記流体中に前記パイプ内面と摩擦
    をもって移動可能に配置された貫通孔をもつ障害壁、前
    記パイプを介して前記障害壁と磁気的に結合する可動部
    を具備し、前記パイプ内に満たされた流体の往復の流体
    速度を異ならしめることによって前記可動部を移動する
    ようにした直線駆動装置。
JP10575678A 1978-08-30 1978-08-30 直線駆動装置 Expired JPS594563B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10575678A JPS594563B2 (ja) 1978-08-30 1978-08-30 直線駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10575678A JPS594563B2 (ja) 1978-08-30 1978-08-30 直線駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5533928A JPS5533928A (en) 1980-03-10
JPS594563B2 true JPS594563B2 (ja) 1984-01-30

Family

ID=14416068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10575678A Expired JPS594563B2 (ja) 1978-08-30 1978-08-30 直線駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS594563B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0538369Y2 (ja) * 1985-10-14 1993-09-28

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0538369Y2 (ja) * 1985-10-14 1993-09-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5533928A (en) 1980-03-10

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