JPS5945438B2 - イオン交換樹脂の再生廃液処理方法 - Google Patents
イオン交換樹脂の再生廃液処理方法Info
- Publication number
- JPS5945438B2 JPS5945438B2 JP51075336A JP7533676A JPS5945438B2 JP S5945438 B2 JPS5945438 B2 JP S5945438B2 JP 51075336 A JP51075336 A JP 51075336A JP 7533676 A JP7533676 A JP 7533676A JP S5945438 B2 JPS5945438 B2 JP S5945438B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- waste liquid
- adsorption tower
- ion exchange
- exchange resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
- Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はイオン交換樹脂の再生廃液の処理方法に関する
ものである。
ものである。
イオン交換樹脂を用いて水を高度処理する方法は広く用
いられているが、不純物（有機物、イオン）が濃縮され
て再生廃液として発生する。
いられているが、不純物（有機物、イオン）が濃縮され
て再生廃液として発生する。
イオン交換樹脂の再生は一般には吸着されたイオン量の
１．２〜３倍当量のＨｃｌ又はＮａＯＨにより再生され
るが過剰の酸及びアルカリは現状では中和放流されてい
る。
１．２〜３倍当量のＨｃｌ又はＮａＯＨにより再生され
るが過剰の酸及びアルカリは現状では中和放流されてい
る。
又、有機物吸着用の樹脂を使用した場合には再生廃液中
に多量の有機物（ＣＯＤ等）を含むため単に中和するだ
けでは放流することはできない。
に多量の有機物（ＣＯＤ等）を含むため単に中和するだ
けでは放流することはできない。
本発明はこのような問題に鑑みて、再生廃液中の過剰の
酸、アルカリを拡散透析槽、電解槽等を用いて回収し、
イオン交換樹脂の再生剤として再使用し得るようにする
だけでなく、ＣＯＤ等の有機物も除去できるもので、こ
れによりクローズドシステムでイオン交換樹脂の再生が
行えるようになったものであるが、その詳細を説明すれ
ば次の通りである。
酸、アルカリを拡散透析槽、電解槽等を用いて回収し、
イオン交換樹脂の再生剤として再使用し得るようにする
だけでなく、ＣＯＤ等の有機物も除去できるもので、こ
れによりクローズドシステムでイオン交換樹脂の再生が
行えるようになったものであるが、その詳細を説明すれ
ば次の通りである。
図において、１はイオン交換樹脂を用いた有機物吸着塔
、２はカチオン塔、３はアニオン塔である。
、２はカチオン塔、３はアニオン塔である。
活性汚泥処理、沈澱処理等の２次処理を施した原水４は
各基１，２，３を順次通過して回収水５として再利用さ
れる。
各基１，２，３を順次通過して回収水５として再利用さ
れる。
又、再生にさいしては吸着塔１はＮａＯＨの如き再生剤
により再生する。
により再生する。
この有機物を含有する再生廃液６は反応槽７に入れてｃ
１２ガスを吹き込みＣＯＤの除去とある程度の中和を行
い、次いで再生廃液は活性炭吸着塔８に導いて残留する
ＣＯＤ、 Ｃ１２を吸着させるが、この塔８は省略し
得る場合もある。
１２ガスを吹き込みＣＯＤの除去とある程度の中和を行
い、次いで再生廃液は活性炭吸着塔８に導いて残留する
ＣＯＤ、 Ｃ１２を吸着させるが、この塔８は省略し
得る場合もある。
塔８を経た廃液は中和槽９へ送られる。
カチオン吸着塔２の再生廃液においてはＨｃｌ、Ｎａｃ
ｌ、ＣａＣｌ２、ＭｇＣｌ２等を含有しているが、これ
を拡散透析槽１０において透析し、Ｈｃｌとその他の塩
を分離し、Ｈｃｌはカチオン再生液として利用する。
ｌ、ＣａＣｌ２、ＭｇＣｌ２等を含有しているが、これ
を拡散透析槽１０において透析し、Ｈｃｌとその他の塩
を分離し、Ｈｃｌはカチオン再生液として利用する。
又、アニオン塔３の再生廃液中にはＮａＯＨ，Ｎａｃｌ
、Ｎａ２ＳＯ４等が存在しているが、これを中和槽９に
入れ前記拡散透析槽１０で分離した塩分も中和槽９に入
れて該アニオン塔の再生廃液を中和することによりスケ
ール生成金属は沈澱スラッジ１１として沈澱し大部分除
去されて乾燥焼却される。
、Ｎａ２ＳＯ４等が存在しているが、これを中和槽９に
入れ前記拡散透析槽１０で分離した塩分も中和槽９に入
れて該アニオン塔の再生廃液を中和することによりスケ
ール生成金属は沈澱スラッジ１１として沈澱し大部分除
去されて乾燥焼却される。
この中和槽９にはＰＨ調整用として酸又はアルカリ剤１
２を注入する場合もある。
２を注入する場合もある。
又、中和槽９の上澄液１３はＮａｃｌ、Ｎａ２ＳＯ４の
みを含むだけであり、これを電気透析槽１４に導いて濃
縮し、次いで電解槽１５により電気分解し、Ｎ ａ Ｏ
Ｈとｃ１２とに分離する。
みを含むだけであり、これを電気透析槽１４に導いて濃
縮し、次いで電解槽１５により電気分解し、Ｎ ａ Ｏ
Ｈとｃ１２とに分離する。
分離されたＮ ａ ＯＨは矢印１６のようにアニオン塔
３の再生剤として使用し、且つ吸着塔１の再生用として
も用いる。
３の再生剤として使用し、且つ吸着塔１の再生用として
も用いる。
又陽極側より発生するｃ１２ガスを前記のように反応槽
７に吹き込む。
７に吹き込む。
尚、前記のように電気透析槽１４により中和槽９の上澄
液を濃縮したのち電解槽１５で電気分解すると効率が向
上するが電気透析槽１４による濃縮工程を省略しても本
発明を実施するうえでは何等差支えはない。
液を濃縮したのち電解槽１５で電気分解すると効率が向
上するが電気透析槽１４による濃縮工程を省略しても本
発明を実施するうえでは何等差支えはない。
本発明は上記の通りであり、従来方法においてはイオン
交換樹脂の再生に用いた過剰の酸、アルカリの中相のた
めに更に中和剤として用いていたが、本発明の場合は拡
散透析槽により分離して酸を回収利用し得るので中和剤
は殆んど不用となる。
交換樹脂の再生に用いた過剰の酸、アルカリの中相のた
めに更に中和剤として用いていたが、本発明の場合は拡
散透析槽により分離して酸を回収利用し得るので中和剤
は殆んど不用となる。
又、中和された廃液は電解槽によりＮａＯＨをも回収で
きるので、これを再び再生液として使用でき、又、有機
物が再生廃液中に含まれていても電解槽より発生するｃ
１２ガスにより酸化分解できる等の種々の効果を有する
ものである。
きるので、これを再び再生液として使用でき、又、有機
物が再生廃液中に含まれていても電解槽より発生するｃ
１２ガスにより酸化分解できる等の種々の効果を有する
ものである。
図面は本発明方法の一実施例を示すブロック図である。
１・・・・・・有機物吸着塔、２・・・・・・カチオン
塔、３・・・・・・アニオン塔、７・・・・・・反応槽
、９・・・・・・中和槽、１０拡散透析槽、１５・・・
・・・電解槽。
塔、３・・・・・・アニオン塔、７・・・・・・反応槽
、９・・・・・・中和槽、１０拡散透析槽、１５・・・
・・・電解槽。
Claims (1)
- １ 活性汚泥処理、沈澱処理等の２次処理を施した原水
をイオン交換樹脂を用いた有機物吸着塔、カチオン吸着
塔、アニオン吸着塔に順次導入して得た回収水を再利用
する方法において、前記有機物吸着塔から出る有機物を
含んだ再生廃液を反応槽に入れてＣ１２ガスを吹き込み
ＣＯＤの除去と、ある程度の中和を行なったのち中和槽
へ送り、カチオン吸着塔の再生廃液は拡散透析槽に導き
、ＨＣＩ とその他の塩を分離してＨＣＩ はカチ
オン再生液として利用し、他の塩は前記中和槽へ送り、
アニオン吸着塔の再生廃液も前記中和槽に入れ、この中
和槽の上澄液を電気透析槽に導いて濃縮し、次いで電解
槽により電気分解し、ここで分離されたＮａＯＨは前記
アニオン吸着塔の再生剤及び前記有機物吸着塔の再生用
として用い、前記電解槽より発生するＣ１２ ガスを、
前記反応槽に吹き込むＣ１２ガスとして利用することを
特徴とするイオン交換樹脂の再生廃液処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51075336A JPS5945438B2 (ja) | 1976-06-22 | 1976-06-22 | イオン交換樹脂の再生廃液処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51075336A JPS5945438B2 (ja) | 1976-06-22 | 1976-06-22 | イオン交換樹脂の再生廃液処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52156171A JPS52156171A (en) | 1977-12-26 |
| JPS5945438B2 true JPS5945438B2 (ja) | 1984-11-06 |
Family
ID=13573301
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51075336A Expired JPS5945438B2 (ja) | 1976-06-22 | 1976-06-22 | イオン交換樹脂の再生廃液処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5945438B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DK3442911T3 (da) | 2016-04-13 | 2022-06-07 | Emerging Compounds Treat Technologies Inc | Bæredygtigt system og fremgangsmåde til fjernelse og koncentration af per- og polyfluoralkylstoffer (pfas) fra vand |
| JP7112196B2 (ja) * | 2017-11-29 | 2022-08-03 | オルガノ株式会社 | アンモニア回収方法及び装置 |
-
1976
- 1976-06-22 JP JP51075336A patent/JPS5945438B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52156171A (en) | 1977-12-26 |
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