JPS5945200A - Ｘ−ｙプロツタのペン切換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、簡便にして切換動作の迅速なＸ−Ｙプロッタ
のペン切換装置に関する。

従来のこの種の装置は、第１２図に示す如く１α、　１
ｂ、　１ｃ、　１ｄ　　など複数のペンと、それらを収
納する回転可能なホルダー２と、回転支持体として、ロ
ッド上を摺動するキャリッジ３とホルダー２に固定され
たペン復帰用板ばね４と摺動用ローラ５を備えたハンマ
６と、ハンマを動作させる駆動板７によね構成され、ソ
レノイドより吟着力または反発力を与えることにより駆
動板７は矢印入方向に回動して摺動用ローラ５を同方向
に動かし、よってハンマ６は矢印Ｂ方向に回動し、もっ
てペン１αを矢印Ｃ方向にスライドｆせ、作図用紙に圧
着させる。

ペン切換にあたっては、キャリッジ全体を一方の側壁に
向って動かすことにより、側壁に固定された板ばね８で
もって、ホルダー２の円周上のノツチ９を矢印り方向に
対して１ノツチずつ回転させ、回り止め用板ばね１０と
内部のインデックス（図示せず）で位置保持を行い、切
換を完了している。

しかし、かかる従来のペン切換装置においてはペン切換
には相当量のノヴチ分だけ、キャリッジを側壁に対して
往復運動書せなければならず、また電源投入時には、ペ
ン番号を探すためのセンサを、ホルダーと側壁の間にわ
たって設置しなければならなかった。しかもプロッタ使
用後はペンを外部に叩出して、専用蓋をかぶせなければ
からないなど、使用上の制約があった。

本発明は上記実情に鑑てたばれたもので、簡便な構造を
とりながら、迅速な切換動作が可能なＸ−Ｙプロッタの
ペン切換装置を提供することを目的とする。

本発明によれば、ペン動作用ハンマをキャリッジ摺動方
向に移動可能とし、ハンマ位置を移動させることにより
ペン選択を行い、シめ・も指定ペンの選択はセンサなし
で行い、ペンには自動的罠蓋を挿着することによって乾
燥を防止し、ハンマにはオーバーストローク吸収機構を
設けてペン先を保護することにより、信頼性を高くしな
がら、装置のコストダウンを図り、ペン切換精度向上、
切換動作のスピードアップを図ることができる。

以下本発明を添付図面を参照して詳細に新、明する。

第１図はこの発明に係るＸ−Ｙプロッタのペン切換装置
を適用したキャリッジの一実施例を示す側断面図である
。

１２はキャリッジ１１の移動用のガイドロッドであり、
１３はキャリッジの回転方向の動きを規制するが、断面
を異形軸として、この軸方向の回転により、ハンマを動
作きせるハンマロッドであり、フレームの左右固定部材
（図示せず）Ｋ対して、ガイドロッド１２は固定、ハン
マロッド１３は軸に対して回転自在に支持され、同じく
固定部材に固定されたソレノイド（図示せず）により、
回転力を与えることができる。

ハンマ１４は通常は実線の示す位置にあり、作図時には
一点鎖線の示す位置に来る。従ってハンマ１４に押され
たペン１５は、その一端をキャリッジにあいたスリット
１６にはまって脱落防止を施されたペンアップばね１７
の力に抗して下降し二点鎖線にて示す位置となる。

また１８は、ペンをキャリッジ内に着脱するときに操作
するカバーであり、通常は、ペン１５に８部ておいて、
オーバーラヴブするよう、ばね（図示せず）により矢印
Ｆ方向に付勢され、位置決めとなっている。

第２ｖ、第３図、第４図はノ１ンマ機構部の弱明図であ
り、ハンマ１４けその両側よりノ＼ンマリング１９で挾
持され、嵌合部２０ａ、２０ｂ、と２１ａ。

２１ｂ　をもって、軸まわりに回転可能であり、互いの
突起物２２（Ｌ、２２ｂと２３ａ、または２３ｂが、そ
れぞれ一方向への回転を規制している。でらに互いの凹
部２４と２５ａ、、または２５ｂに対してオーバースト
ローク吸収用の）１ンマばね２６が挿着され、ハンマ１
４とハンマリング１９の互の突起２２ｃＬ、２２ｂ、２
５ａ４たけ２３ｂとが圧着され、あるトルクをもって一
方向に回動しうる状態になっている。−！たノ・ンマ１
４の回転軸には円形の穴２７が、ハンマリング１９には
ノ＼ンマロツドの異形軸の形状に相似な穴２８が伸設さ
れているからハンマロッドの回転）ルクはノ１ンマリン
ク１９ニ　５− 伝わり、ハンマばね２６を通じて特定の値だけハンマ１
４に伝わり、残りはオーバーストロークトして、ばねを
変形ζせる形で解放することができる。

第５図はハンマ移動機構の平閉図（ａ）、側面図の）を
示し、第６図はスライダ一部正面図（α）と平面図の）
を示す。

ハンマ機構部２９はスライド可能部材であるノ・ンマス
ライダ３０にハンマロッド１３を同じ軸中心とする形で
挾持され、キャリッジに設けられた溝３１にはまり込ん
で軸方向に移動可能となっている。また、キャリッジ罠
伸設された穴６２に嵌合するスライダビン３３が、キャ
リッジ左右側面に設けられた角穴３４α、３４ｂとスラ
イダビン３３の凸頂部３４とで保持でれたスライダばね
３５によって矢印Ｇ方向に付勢これ、ハンマスライダ３
０の背面に配設これた凹状の切換インデックス３６に圧
着されている。切換インデックスは凸凹は伴うが連続し
た溝であり、ハンマロッド１２を貫通させる前にハンマ
スライダ３０が脱落することを−６＝ 防いでいる。

第７図は、キャリッジの組立平面図（ａ、）と側面図ノ
）ヲ示す。ペンｔＴ換にあたっては、キャリッジ左右側
面にあいた角穴３７α、３７ｂ　から固定部材を遊貫さ
せてＨ部なる位置に衝突させればよい。

第１１図は、ペン切換動作を示す概念図である。

５１．５２は係るＸ−Ｙプロッタを構成している左右側
壁であり、ノ・ンマスライダ３０の摺動方向の延長線上
には固定部材５３．５４が左右側壁に固着きれている。

５５．５Ｓはキャリッジ１１が作図範囲内にあるときの
ノ・ンマスライダ３０の移動範囲を示し、固定部材５３
．５４はこの範囲５５．５６の各ｋｌｙ側にその先端部
５７．５８を位置させている。

ここでハンマ１４をキャリッジ１１に対して、矢印り方
向に移動プせてペン切換を行う場合には、キャリッジ１
１を固定部材５３の先端部５７に向って矢印Ｍ方向に摺
動ζせていげば、ある時点でハンマスライダ３０の固定
部材５３側の端面は固定部材５３に衝突するから、ざら
にキャリッジ１１を矢印Ｍ方向に摺動させれば、ノ１ン
マスライダ３０けキャリッジ１１に対して相対的に矢印
り方向罠摺動享せることかできる。このことは、ハンマ
スライダ３０に挾持さ力たハンマ１４がキャリッジ１１
に対して相対的に矢印り方向に移動するととＫなるから
、よってハンマ１４は新たなペンを選釈し、紙に向って
押圧することができる。

一方、ハンマ１４をキャリッジ１１に対して、矢印Ｍ方
向に移動はせる場合には、キャリッジ１１゜の摺動方向
を矢印り方向にすることで可能となる。

以上のことは、ペン切換にあたっては、キャリッジ１１
を左右側壁５１．５２に対して、作図範囲外にある特定
の距離になるよう制御中るだけでよいのであるから、ペ
ン切換のための専用の動力や電気回路は必要なく、キャ
リッジに特定の摺動音と摺動方向を与え、またペン切換
後は切換られたペンどうしの中心軸距離に応じたオフセ
ットを行わせるための、メモリと演算ロジックをもつ電
気回路を内蔵すればよいことになり、作図動作に必要な
電気回路に含ませることができる。

第８図は自動蓋閉じ機構部の説明図であり、平面図（α
）と正面図（ｂ）を示す。

キャリッジ１１が図示■からＪへ移動するとき、ハンマ
１４けＴ′からＪ’　Ｋ移動することになるが、Ｊ′は
ペンが存在しない位置であり、ここにノ・ンマ１４を移
動啓せることによって、ペンの差替えをハンマにじゃま
はれずに行うことができる。ざらにキャリッジ１１が工
からＪへ移動するとき、フレームに回動可能に支持され
たキャップレバー３８に固定された板ばね３９を矢印に
方向に押す。レバー３８はその一端にゴム製等のペンＭ
４０をペン群に向って固定これている。このペン蓋は、
ペン先のポール部と先端近くに設けられた空気穴４１α
、４１ｂ、４１Ｃを塞ぐことにより、ペンの乾燥を防止
する。

第９図ペン平面図６）、正面図（ｂ）に図示。またレバ
ー３８け、戻しばね４２により、キャリッジ１１が工か
らＪの範囲にあるとき以外は、ペンよし離れた位置にあ
るよう付勢これている。

なお、ペン蓋を動作ζせるに、第８図に限らず紙をは官
んで逆側のホーム点側で行ってもよいこ　９− とはもちろんである。

第１０図は、本発明に併るＸ−Ｙプロッタのペン切換装
置を用いた応用例を表すものである。

第１０図（α）は、いわゆるフラットベ・ソド型のプロ
ッタにおいて、キャリッジ部分圧ペンを横向きに並べた
構造のＸ−Ｙプロッタであり、（ｂＩけ縦向きに並べ＋
Ｓ造のＸ−Ｙブロツクである。

以上能明したように、本発明如よれば、ブロツクの電源
投入によｈ１キャリッジはペンを１番にしてホーム点に
て待機し、ペン切換にあたってはペンセンサなしに、キ
ャリッジの移動−動作で切換を完了し、ペン０指命でも
ってペン差替７′＋；可能な如くハンマ位置をずらしな
がら、なおペン先に自動的に蓋をかぶせるといった動作
が、簡便な構造をとり′ｊｒから、より高い信頼性をも
って達成できるところにその特徴がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るＸ−Ｙプロ・ツタのペン切換装置
を適用したキャリッジの一実施例を示す側　１０− 断面図、第２図はハンマー機構部を示す図、第３図はハ
ンマーリングを示す図、第４図はハンマーを示す図、第
５図はハンマ移動機構部を示す説明図、第６図はスライ
ダ一部を示す図、第７図はキャリ・ノジの釦立平面図と
側面図、第８図は自動蓋閉じ機構部の説明図、第９図は
ペンの要部拡大図、第１０図は本発明に係るＸ−Ｙプロ
ッタのペン切換装置の他の実施例を示す説明図である。 第１１図は本発明のペン切換の動作を説明する図である
。 第１２図は従来のプロッタ用ペン切換装置の一例を示す
構成図。 １１・・キヤ＋）Ｑ’）　　　１２・・ハンマリング゛
１４・・ハンマ　　　　１９・・ハンマリング２６・・
ハンマばね　　３０・・ハンマスライダ３３・・スライ
ダ一部　１５・・ペン ４０・・ペン蓋 以　　上 出願人　エブンン株式会社 第１図 第１０図 （ｂ） 第１１図 第１２回

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 軸（例えば１２）と異形軸（例えば１３）とにより案内
   きれたキャリッジを軸方向に移動してなるＸ−Ｙプロッ
   タに於いて、前記キャリッジの軸方向に複数個配置これ
   たペンと、前記異形軸上に軸方向に移動可能で前記異形
   軸の回動によって回動するハンマとから構成され、前記
   ハンマの軸方向の移動により前記のペンを選択し前記異
   形軸の回動によって前記ハンマでペンを紙に押圧して印
   刷することを特徴とするＸ−Ｙプロッタのペン切換装置
   。