JPS594410Y2 - スライド式開閉器 - Google Patents
スライド式開閉器Info
- Publication number
- JPS594410Y2 JPS594410Y2 JP1973137131U JP13713173U JPS594410Y2 JP S594410 Y2 JPS594410 Y2 JP S594410Y2 JP 1973137131 U JP1973137131 U JP 1973137131U JP 13713173 U JP13713173 U JP 13713173U JP S594410 Y2 JPS594410 Y2 JP S594410Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- sliding
- fixed
- contact piece
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Slide Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、スライド式開閉器に関する。
従来、スライド式開閉器として実公昭4419458号
公報に記載されるものがある。
公報に記載されるものがある。
このスライド式開閉器においては、フレームの下部に配
設した基板上に所要数の切欠部を下部に形成した共通端
子を固定すると共に、共通端子の各切欠部内に固定端子
を配設し、これら各端子にフレーム内に摺動可能に設け
た接触子ホルダーに収容する可動接触子を接触させるも
のであるが、前記可動接触子は、外方に形成した口字形
の可動接触片の内側に弾性をもたせた短片又状の可動接
触片を形成する形状のため、製作が難しく、また接触子
はその内側の可動接触片で支えながら共通端子上を摺動
するが、可動接触子と共通端子の接触部が中央の小部分
であるため、摺動時における可動接触子の安定が悪いと
いう欠点がある。
設した基板上に所要数の切欠部を下部に形成した共通端
子を固定すると共に、共通端子の各切欠部内に固定端子
を配設し、これら各端子にフレーム内に摺動可能に設け
た接触子ホルダーに収容する可動接触子を接触させるも
のであるが、前記可動接触子は、外方に形成した口字形
の可動接触片の内側に弾性をもたせた短片又状の可動接
触片を形成する形状のため、製作が難しく、また接触子
はその内側の可動接触片で支えながら共通端子上を摺動
するが、可動接触子と共通端子の接触部が中央の小部分
であるため、摺動時における可動接触子の安定が悪いと
いう欠点がある。
本考案は従来の欠点を解決するものであり、共通固定端
子上を摺動する可動接触子を製作し易い形状にすると共
に、可動接触子が共通固定端子上を摺動する際に安定し
た状態で移動できるスライド式開閉器の接触部を提供す
ることを目的とする。
子上を摺動する可動接触子を製作し易い形状にすると共
に、可動接触子が共通固定端子上を摺動する際に安定し
た状態で移動できるスライド式開閉器の接触部を提供す
ることを目的とする。
以下本考案の実施例を図面について説明する。
添付図面において、1は金属板製の匣体であって、この
匣体1は長方形の金属板の両側方と一端とを下方に折曲
して無底の匣状に形成すると共に、匣体1の一端上方と
側方とを切り開いて鍵形状の支持兼覆片2を形成する。
匣体1は長方形の金属板の両側方と一端とを下方に折曲
して無底の匣状に形成すると共に、匣体1の一端上方と
側方とを切り開いて鍵形状の支持兼覆片2を形成する。
支持兼覆片2は、その垂直部3aに透孔を穿ち、この透
孔に絶縁物製の支筒4を取付け、この支筒4に回転軸5
を回転可能に挿入支持し、この回転軸5の先端にウオー
ムギヤ6を設ける。
孔に絶縁物製の支筒4を取付け、この支筒4に回転軸5
を回転可能に挿入支持し、この回転軸5の先端にウオー
ムギヤ6を設ける。
匣体1の内側には、絶縁物製の下方を開口した摺動匣7
を摺動可能に挿入するものであって、この摺動匣7の右
端上面に斜溝状の弧状歯8を数条設け、この弧状歯8を
ウオームギヤ6に咬合し、回転軸5の回転に伴い回転す
るウオームギヤ6にて摺動匣7を左右に一直線方向に運
動即ち摺動するように形成されている。
を摺動可能に挿入するものであって、この摺動匣7の右
端上面に斜溝状の弧状歯8を数条設け、この弧状歯8を
ウオームギヤ6に咬合し、回転軸5の回転に伴い回転す
るウオームギヤ6にて摺動匣7を左右に一直線方向に運
動即ち摺動するように形成されている。
この摺動匣7の下面両側に幅狭の条溝9,9を並列に形
成し、この条溝9,9の途中に、例えば1つの条溝9に
対して3個の凹溝10,10.10を互いに間隔をあけ
て形成する。
成し、この条溝9,9の途中に、例えば1つの条溝9に
対して3個の凹溝10,10.10を互いに間隔をあけ
て形成する。
条溝9は後記共通固定端子16の接片部16 aに摺動
可能に嵌め込むものであり、凹溝10は共通固定端子2
6の接片部16a上を摺動する可動接触子11を収容固
定するものである。
可能に嵌め込むものであり、凹溝10は共通固定端子2
6の接片部16a上を摺動する可動接触子11を収容固
定するものである。
したがって、凹溝10の巾は可動接触子11を収容する
ため条溝9の巾より大きく形成する。
ため条溝9の巾より大きく形成する。
上記凹溝10内に収容される可動接触子11は、弾性金
属板を二つ折りとなして、中央に後記固定端子17の接
片部17 aと接触する幅広、かつ長い弾性接触片12
.12を対向して形成する。
属板を二つ折りとなして、中央に後記固定端子17の接
片部17 aと接触する幅広、かつ長い弾性接触片12
.12を対向して形成する。
15は匣体1の開放された底部に固定される絶縁物製端
子板であって、この端子板15には共通固定端子16及
び固定端子17が植設されている。
子板であって、この端子板15には共通固定端子16及
び固定端子17が植設されている。
共通固定端子16は、端子板15上に配置される細長い
板状の接片部16 aの下部に切欠き部16bを形成し
、接片部16 aの端部に連設した端子片部16 Cを
端子板15に埋込んで測定する。
板状の接片部16 aの下部に切欠き部16bを形成し
、接片部16 aの端部に連設した端子片部16 Cを
端子板15に埋込んで測定する。
また共通固定端子16は、端子板15上に2列に並べ、
1列につき3個を相隣れる間に隙間をあけて配置する。
1列につき3個を相隣れる間に隙間をあけて配置する。
固定端子17は、1個の共通固定端子16に対して複数
個を、その接片部17aが共通固定端子16の切欠き部
16b内で一定の間隔をおいて一列に配置されるように
して、その端子片部17 bを端子板15に埋め込んで
固定する。
個を、その接片部17aが共通固定端子16の切欠き部
16b内で一定の間隔をおいて一列に配置されるように
して、その端子片部17 bを端子板15に埋め込んで
固定する。
なお、端子板15は、匣体1の下方開口端に当て、この
端子板15の両側に形成した切欠15 aに匣体1の下
方開口縁に設けである爪18を嵌め、この爪18を内方
にかしめて、匣体1に端子板15を取付ける。
端子板15の両側に形成した切欠15 aに匣体1の下
方開口縁に設けである爪18を嵌め、この爪18を内方
にかしめて、匣体1に端子板15を取付ける。
また支持兼覆片2の水平部3bに透孔19を穿ち、この
透孔19に転球20の上方を回転するように嵌め、支持
兼覆片2の水平部3bに弾板22を取付けて転球20を
下方へ押圧し、転球20の下方を回転軸5に取付けた周
囲に一定間隔で凹部を形成してなる制御板21の凹部に
嵌入して回転軸5が妄りに回転しないように制御すると
共に、転球20によって規制される回転軸5の回動を固
定端子17と可動接触片11の接触に関連をもたせるも
のである。
透孔19に転球20の上方を回転するように嵌め、支持
兼覆片2の水平部3bに弾板22を取付けて転球20を
下方へ押圧し、転球20の下方を回転軸5に取付けた周
囲に一定間隔で凹部を形成してなる制御板21の凹部に
嵌入して回転軸5が妄りに回転しないように制御すると
共に、転球20によって規制される回転軸5の回動を固
定端子17と可動接触片11の接触に関連をもたせるも
のである。
すなわち、回転軸5の転球20による規制された一定角
度の回動毎に摺動匣7を匣体1内の共通固定端子16上
を所定の距離だけ摺動させると共に、各共通固定端子1
6に各々対応した可動接触子11の長い弾性接触片12
.12を共通固定端子16の切欠き部16b内に設けた
複数個の固定端子17の接片部17 aに順次接触する
ように移動する。
度の回動毎に摺動匣7を匣体1内の共通固定端子16上
を所定の距離だけ摺動させると共に、各共通固定端子1
6に各々対応した可動接触子11の長い弾性接触片12
.12を共通固定端子16の切欠き部16b内に設けた
複数個の固定端子17の接片部17 aに順次接触する
ように移動する。
以上述べたように、本考案のスライド式開閉器は、固定
端子と接触しながら、共通固定端子16上を摺動する可
動接触子11を、二つ折りとなして中央に長い弾性接触
片12.12を対向して形成すると共に、この弾性接触
片12.12の両側に間隔をあけて短い弾性接触片13
.13と14.14を各々対向して形成する形状にした
ので、弾性接触片12.12と13.13と14.14
とが間隔をおいて配置されることになり、適当な弾性を
もたせるよう加工するこれら接触片の製作がきわめて容
易になり、また中央の長い弾性接触片12.12が固定
端子17と接触し、両側の短い弾性接触片13.13と
14.14とが共通固定端子16上を摺動するので、可
動接触子11は間隔をあけて2個所で支持されながら摺
動するものであって、摺動時の可動接触子11の接触が
安定し信頼性の高いスライド式開閉器が得られる。
端子と接触しながら、共通固定端子16上を摺動する可
動接触子11を、二つ折りとなして中央に長い弾性接触
片12.12を対向して形成すると共に、この弾性接触
片12.12の両側に間隔をあけて短い弾性接触片13
.13と14.14を各々対向して形成する形状にした
ので、弾性接触片12.12と13.13と14.14
とが間隔をおいて配置されることになり、適当な弾性を
もたせるよう加工するこれら接触片の製作がきわめて容
易になり、また中央の長い弾性接触片12.12が固定
端子17と接触し、両側の短い弾性接触片13.13と
14.14とが共通固定端子16上を摺動するので、可
動接触子11は間隔をあけて2個所で支持されながら摺
動するものであって、摺動時の可動接触子11の接触が
安定し信頼性の高いスライド式開閉器が得られる。
さらに回転軸5に設けたウオームギヤ6と摺動匣7の端
部に形成した弧状歯8を噛み合わせて摺動匣7を摺動さ
せ、かつ可動接触子11.共通固定端子16及び固定端
子17を摺動匣7の下部に設けるので、該開閉器の高さ
を小さくなし小型に形成することができる。
部に形成した弧状歯8を噛み合わせて摺動匣7を摺動さ
せ、かつ可動接触子11.共通固定端子16及び固定端
子17を摺動匣7の下部に設けるので、該開閉器の高さ
を小さくなし小型に形成することができる。
第1図は一部を切欠して示す本考案の側面図、第2図は
第1図A−A線より切断し、かつ一部を切欠した拡大背
面図、第3図は第1図B−B線の縦断拡大正面図、第4
図は第1図C−C線の縦断拡大正面図、第5図は一部を
切欠して開閉部を示す拡大側面図、第6図は要部の拡大
斜視図である。 1〜匣体、2〜支支持兼片、3a〜垂直部、3b〜水平
部、4〜支筒、5〜回転軸、6〜ウオームギヤ、7〜摺
動匣、8〜弧状歯、9〜条溝、10〜凹溝、11〜可動
接触子、12.12〜弾性接触片、13.13,14.
14〜弾性接触片、15〜絶縁物製端子板、16〜共通
固定端子、16 a〜〜片部、16 b〜切欠き部、1
6 C〜〜子片部、17〜固定端子、17 a〜〜片部
、17 b〜〜子片部、20〜転球、21〜制御板。
第1図A−A線より切断し、かつ一部を切欠した拡大背
面図、第3図は第1図B−B線の縦断拡大正面図、第4
図は第1図C−C線の縦断拡大正面図、第5図は一部を
切欠して開閉部を示す拡大側面図、第6図は要部の拡大
斜視図である。 1〜匣体、2〜支支持兼片、3a〜垂直部、3b〜水平
部、4〜支筒、5〜回転軸、6〜ウオームギヤ、7〜摺
動匣、8〜弧状歯、9〜条溝、10〜凹溝、11〜可動
接触子、12.12〜弾性接触片、13.13,14.
14〜弾性接触片、15〜絶縁物製端子板、16〜共通
固定端子、16 a〜〜片部、16 b〜切欠き部、1
6 C〜〜子片部、17〜固定端子、17 a〜〜片部
、17 b〜〜子片部、20〜転球、21〜制御板。
Claims (1)
- 匣体1と、この匣体1に回動可能に支架された回転軸5
と、この回転軸5上に設けたウオームギヤ6及び周囲に
一定間隔で凹部を形成した制御板21と、弾板22にて
押圧し制御板21の凹部と嵌まり合い、前記回転軸5の
回動に一定の節度をもたせる転球20と、前記ウオーム
ギヤ6と噛み合う弧状歯8を端部に形成し下面に条溝9
を形成すると共に、この条溝9の途中に凹溝10を形成
して前記回転軸5の節度をもった一回動毎に前記匣体1
内を一定の距離だけ摺動する摺動量7と、匣体1の下部
に配設した絶縁物製端子板15とこの絶縁物製端子板1
5上の前記摺動量7の摺動方向に一致させて固定し、上
部に前記摺動量7の条溝9内に挿入される接片部16
aを残して下部に切欠き部16bを形成し、接片部16
aに連設される端子片部16Cを絶縁物製端子板15
に固定すると共に、その下部に突出した共通固定端子1
6と、この共通固定端子16の切欠き部16b内に所定
の間隔で並べて接片部17 aを配置し、この接片部1
7 aに連設される端子片部17 bを前記絶縁物製端
子板15に固定すると共に、その下部に突出した複数個
の固定端子17と、二つ折りとなして中央に長い弾性接
触片12.12を対向して形成すると共に、この弾性接
触片12.12の両側に間隔をあけて短い弾性接触片1
3.13と14.14を各々対向して形成し、前記摺動
量7の凹溝10に収容して短い弾性接触片13.13と
14.14とが前記共通固定端子16の接片部16 a
を摺動し、長い弾性接触片12.12が前記摺動量7の
一定の摺動距離にしたがって、前記複数個の固定端子1
7の接片部17 aに順次接触するようにした可動接触
子11とからなるスライド式開閉器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1973137131U JPS594410Y2 (ja) | 1973-11-28 | 1973-11-28 | スライド式開閉器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1973137131U JPS594410Y2 (ja) | 1973-11-28 | 1973-11-28 | スライド式開閉器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5081368U JPS5081368U (ja) | 1975-07-12 |
JPS594410Y2 true JPS594410Y2 (ja) | 1984-02-08 |
Family
ID=28408793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1973137131U Expired JPS594410Y2 (ja) | 1973-11-28 | 1973-11-28 | スライド式開閉器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS594410Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS419082Y1 (ja) * | 1965-09-29 | 1966-04-30 | ||
JPS4419458Y1 (ja) * | 1968-01-24 | 1969-08-20 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4855370U (ja) * | 1971-10-28 | 1973-07-16 |
-
1973
- 1973-11-28 JP JP1973137131U patent/JPS594410Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS419082Y1 (ja) * | 1965-09-29 | 1966-04-30 | ||
JPS4419458Y1 (ja) * | 1968-01-24 | 1969-08-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5081368U (ja) | 1975-07-12 |
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