JPS5943736Y2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPS5943736Y2
JPS5943736Y2 JP10430079U JP10430079U JPS5943736Y2 JP S5943736 Y2 JPS5943736 Y2 JP S5943736Y2 JP 10430079 U JP10430079 U JP 10430079U JP 10430079 U JP10430079 U JP 10430079U JP S5943736 Y2 JPS5943736 Y2 JP S5943736Y2
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JP
Japan
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semiconductor element
guide ring
sealing pipe
cylindrical insulator
cathode
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JP10430079U
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JPS5621447U (ja
Inventor
光雄 大館
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三菱電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は半導体装置に係り、特にその半導体素子の位
置決めをするガイドリングの改良に関するものである。
以下、平形ダイオード装置を例にとり説明する。
第1図は従来の平形ダイオード装置の一例を示す縦断面
図である。
図において、1はダイオード素子で、このダイオード素
子1は、pn接合を有する半導体基板11と、モリブデ
ンからなり半導体基板11の第1の主面にアルミニウム
・ケイ素合金ろ5でろう付けされ陽極電極を構成する金
属支持板12と、半導体基板11の第2の主面に形成さ
れたアルミニウム蒸着層からなる陰極電極13とで構成
されている。
なお、半導体基板11の端面には適当なベベリングとパ
ッシベーションとが施されている。
2は陰極パッケージで、この陰極パッケージ2は、鋼柱
からなりダイオード素子1の陰極電極13に加モ接触す
る陰極導電体21と、アルミナセラミックからなりダイ
オード素子1、陰極導電体21゜後述の陽極導電体およ
びこれも後述するガイドリンクを取り囲むように設げら
れた筒状絶縁体22と、鉄・ニッケル合金板からなり内
周部が陰極導電体21にろう付げされ外周部が筒状絶縁
体22の第1の端面にろう付げされ可と5性を有する金
属環23と、鉄・ニッケル合金板からなり内周部が筒状
絶縁体22の第2の端面にろう付げされた第1の溶接リ
ング24と、鉄・ニッケル合金管からなり筒状絶縁体2
2の第1の端面の近傍の側壁を貫通1−てこの側壁に一
方の端部が気密封着され他方の端部が封止される封止用
パイプ25とで構成されている。
3は陽極パッケージで、この陽極パッケージ3は、鋼柱
からなりダイオード素子1の陽極電極12に加圧接触す
る陽極導電体31と、鉄・ニッケル合金板からなり内周
部が陽極導電体31にろう付げされ外周部が陰極パッケ
ージ2の第1の溶接リング24の外周部に溶接された第
2の溶接リング32とで構成されている。
4はシリコンゴムなどの絶縁性と弾力性とがある材料か
らなり第1の内径の部分とこの第1の内径より小さい第
2の内径の部分とを有し筒状絶縁体22内にダイオード
素子1を所定の位置に保持するガイドリングで、このガ
イドリング4の外径が筒状絶縁体22の内径と同一かま
たはこれよりわずかに大きく、第1の内径がダイオード
素子1の外径よりやや大きく、かつ第2の内径が陰極導
電体21のダイオード素子1と接する側の外径よりやや
大きくなるように設定されている。
次に、この平形ダイオード装置の組立て方法について説
明する。
まず、ガイドリング4の第1の内径の部分にダイオード
素子1を陽極電極12が上を向くようにして挿入する。
次に、このダイオード素子1が挿入されたガイドリンク
4を陰極パッケージ20筒状絶縁体22内へ正人する。
そうすると、ガイドリング4の外周部が筒状絶縁体22
とかん合するとともにその内周部が圧縮変形(弾性変形
)してダイオード素子1を保持する。
これによって、ダイオード素子1が陰極パッケージ2内
に位置決めされて陰極導電体21とダイオード素子1の
陰極電極13とを容易に当接させることができる。
次に、この陰極パッケージ2内に挿入されたダイオード
素子1の陽極電極12に陽極パッケージ3の陽極導電体
31を当接させて、陰極パッケージ2の第1の溶接リン
グ24の外周部と陽極パッケージ3の第2の溶接リング
32の外周部とを抵抗溶接などで溶着する。
最後に、陰極パッケージ2内の特にダイオード素子10
半導体基板110周辺の空間部分の水分を含む空気など
の汚染ガスをガイドリング4と陰極導電体21との間の
すき間および封止用パイプ25を通して排出したのち、
この陰極パッケージ2内へ不活性ガスを導入し、封止用
パイプ25の先端部を封着すると、不活性ガスが封入さ
れた平形ダイオード装置が完成する。
上述のように、ガイドリング4は筒状絶縁体22の内壁
にかん合されてダイオード素子1を保持するので、この
ガイドリンク4には、ダイオード素子1の外径寸法が異
なった場合でも、ガイドリング4の内径寸法を変更する
ことによって、同一の陰極パッケージ2を用いてダイオ
ード素子1を保持することができるという利点がある。
ところが、ダイオード素子1が挿入されたガイドリング
4を陰極パッケージ2の筒状絶縁体22内へ圧入すると
き、ガイドリング4が封止用パイプ25の陰極パッケー
ジ2内への開口を塞さぐことかある。
そうすると、封止用パイプ25を通して、ダイオード素
子10半導体基板110周辺の空間部分の汚染ガスを完
全に排出して、この空間部分に不活性ガスを完全に封入
することができず、この空間部分に汚染ガスが残留する
ことがある。
このように、ダイオード素子10半導体基板110周辺
の空間部分に汚染ガスが残留した場合には、長時間経過
すると、この残留汚染ガスによって。
ダイオード素子10半導体基板11の電気的特性が劣化
し、信頼度が低下するという問題があった。
第2図は、先行技術による平形ダイオード装置を示す縦
断面図である。
図において、4aはガイドリングで、このガイドリング
4aは、第1図に示した従来例のガイドリング4とほぼ
同様の外形寸法を有し、かつこれと同様の材料で構成さ
れている。
5はガイドリング4aの封止用パイプ25と対向する外
周面の部分から半導体基板11を取り囲む空間に面する
当該ガイドリング4aの第1の内径の部分と第2の内径
の部分との間にある部分に導通するように設けられた第
1の導通孔である。
この先行技術による平形ダイオード装置の構造は、ガイ
ドリング4a以外は第1図に示した従来例の構造と同様
である。
このようなガイドリング4aを用いたこの先行技術によ
る平形ダイオード装置の組立て方法は、ダイオード素子
1が挿入されたガイドリンク4aを陰極パッケージ2の
筒状絶縁体22内へ圧入するとき、封止用パイプ25と
ガイドリング4aの第1の導通孔5とが連通ずるように
する以外は、第1図に示した従来例の組立て方法と同様
である。
このガイドリング4aを用いたこの先行技術による平形
ダイオード装置では、第1の溶接リング24の外周部と
第2の溶接リング32の外周部とを溶着したのち、陰極
パッケージ2内の少なくともダイオード素子10周辺の
空間部分の汚染ガスを第1の導通孔5と封止用パイプ2
5とを通して完全に排出してこの空間部分へ不活性ガス
を封入することができる。
よって、ダイオード素子1の半導体基板11の電気的特
性が劣化し、信頼度が低下するようなことがない。
しかし、この先行技術による平形ダイオード装置では、
これを組立てる場合に、封止用パイプ25と第1の導通
孔5とを導通させる必要があるので、組立て作業が困難
になるという問題があった。
この考案は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、ガ
イドリングの封止用パイプと対向する外周面の部分にそ
の全周にわたって溝を設けるとともにこの溝から気密封
止された空間の少なくとも半導体素子の周辺の空間部分
に導通する導通孔を設げるよ5にすることによって、汚
染ガスによる電気的特性の劣化のない、信頼度が高く、
しかも組立の容易な半導体装置を提供することを目的と
する。
第3図はこの考案の一実施例の平形ダイオード装置に用
いるガイドリングを示す縦断面図である。
この実施例の平形ダイオード装置の構造は、ガイドリン
グ以外は、第2図に示した先行技術による装置の構造と
ほぼ同様であるので、その図示を省略した。
図において、4bはこの実施例に用いるガイドリングで
、このガイドリング4bは、第2図に示した先行技術に
よる装置のガイドリング4aとほぼ同様の外形寸法を有
し、かつこれと同様の材料で構成されている。
6は、第2図に示した封止用パイプ25と対向するガイ
ドリング46の外周部にその全周にわたって設けられた
溝、7は溝6からガイドリング4bの半導体基板11を
取り囲む空間に面する表面の当該ガイドリンク4bの第
1の内径の部分の第2の内径の部分との間にある部分に
導通する第2の導通孔である。
8は溝6からガイドリング4bの両端面にそれぞれ導通
するように設けられた第3の導通孔である。
このガイドリング4bを用いたこの実施列の平形ダイオ
ード装置では、これを組立てる場合に。
第2図に示した先行技術による装置のガイドリンク4a
のように封止用パイプ25と第1の導通孔5とを合致さ
せる必要がなく、封止用パイプ25と溝6とを合致させ
ればよいので、組立て作業が簡単になる。
また、陰極パッケージ2の空間部分の汚染ガスを溝6と
第2.第3の導通孔7,8とを通して完全に排出して、
この空間部分のすべてに不活性ガスを封入することがで
きるので、第2図に示した先行技術による装置の効果よ
り一層大きな効果のあることは述べるまでもない。
なお、これまで、平形ダイオード装置を例にとり述べた
が、この考案はこれに限らず、その他の平形の半導体装
置にも適用することができる。
以上、説明したように、この考案の半導体装置では、内
部に半導体素子を収容し側壁に設けられた貫通孔に挿入
固着された封止用パイプを有する筒状絶縁体と上記半導
体素子との間に配置され上記半導体素子を所定の位置に
保持するガイドリングの、上記封止用パイプと対向する
外周面の部分にその全周にわたって溝を設けるとともに
この溝から気密封止された空間の少な(とも上記半導体
素子の周辺の空間部分に導通する導通孔を設げたので、
上記半導体素子の周辺の空間部分の汚染ガスを上記封止
用パイプと上記溝と上記導通孔とを通して完全に排出し
てこの空間部分へ不活性ガスを封入することができる。
よって、上記半導体素子の電気的特性が劣化し、信須度
が低下するようなことがない。
特に、平形ダイオード装置の場合には、その組立ての際
に、上記封止用パイプと上記溝とを合致させればよいの
で、組立て作業が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の平形ダイオード装置の−り11を示す縦
断面図、第2図はこの考案の先行技術による平形ダイオ
ード装置を示す縦断面図、第3図はこの考案の一実施例
の平形ダイオード装置に用いるガイドリングを示す縦断
面図である。 図において、1はダイオード素子(半導体素子)、12
は陽極電極(第1の主電極)、13は陰極電極(第2の
主電極)、21は陰極導電体(第2の主電極導電体)、
22は筒状絶縁体、25は封止中パイプ、31は陽極導
電体(第2の主電極導電体)、4,4aおよび4bはそ
れぞれガイドリング、5,7および8はそれぞれ導通孔
、6は溝である。 なお、図中間ブ符号はそれぞれ同一もしくは相当部分を
示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一方の主面に第1の主電極を有し他方の主面に第2の主
    電極を有する半導体素子、この半導体素子を上記両型面
    においては上記第1および第2の主電極にそれぞれ加圧
    接触させる第1および第2の主電極導電体、上記半導体
    素子を取り囲み上記両生電極導電体にそれぞれ金属板を
    介して取り付ゆられ上記半導体素子を収容する筒状絶縁
    体、この筒状絶縁体の側壁を貫通して設けられた貫通孔
    に第1の端部が挿入固着され第2の端部が外部に突出し
    た封止用パイプ、並びに上記筒状絶縁体と上記半導体素
    子との間に配置され上記半導体素子を所定の位置に保持
    するガイドリングを備え、上記封止用パイプを通して上
    記筒状絶縁体内の汚染ガスを排出し不活性ガスを導入し
    たのち上記封止用パイプの第2の端部を封着することに
    よって上記半導体素子を気密封止してなるものにおいて
    。 上記ガイドリングの上記封止用パイプと対向する外周面
    の部分にその全周にわたって溝を設けるとともにこの溝
    から上記気密封止された空間の少なくとも上記半導体素
    子の周辺の空間部分に導通する導通孔を設げたことを特
    徴とする半導体装置。
JP10430079U 1979-07-28 1979-07-28 半導体装置 Expired JPS5943736Y2 (ja)

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JP10430079U JPS5943736Y2 (ja) 1979-07-28 1979-07-28 半導体装置

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JP10430079U JPS5943736Y2 (ja) 1979-07-28 1979-07-28 半導体装置

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Publication Number Publication Date
JPS5621447U JPS5621447U (ja) 1981-02-25
JPS5943736Y2 true JPS5943736Y2 (ja) 1984-12-26

Family

ID=29336994

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10430079U Expired JPS5943736Y2 (ja) 1979-07-28 1979-07-28 半導体装置

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JPS5621447U (ja) 1981-02-25

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