JPS5943233Y2 - 容器 - Google Patents
容器Info
- Publication number
- JPS5943233Y2 JPS5943233Y2 JP7122681U JP7122681U JPS5943233Y2 JP S5943233 Y2 JPS5943233 Y2 JP S5943233Y2 JP 7122681 U JP7122681 U JP 7122681U JP 7122681 U JP7122681 U JP 7122681U JP S5943233 Y2 JPS5943233 Y2 JP S5943233Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- container
- attached
- synthetic resin
- container body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は食品を収納保存するための食品保存用容器ある
いは弁当箱等として使用する蓋付きの容器に関するもの
である。
いは弁当箱等として使用する蓋付きの容器に関するもの
である。
この種の特に容器本体と蓋体とが合成樹脂成形品よりな
る容器にあっては、蓋着状態における密封性保持のため
にバッキングを用い、しかも蓋体な容器本体に被着固定
しておくのに止め金を用いて画体を締結するようにした
ものが多くなってきている。
る容器にあっては、蓋着状態における密封性保持のため
にバッキングを用い、しかも蓋体な容器本体に被着固定
しておくのに止め金を用いて画体を締結するようにした
ものが多くなってきている。
しかしながら、上記従来の容器における止め金は、鋼線
等の金属線材を屈曲成形してなるものでしかなく、その
ため長期に亘って使用しているうちに錆が生じるおそれ
が多分にあり、衛生上好ましくないばかりか、屈曲成形
によっては寸法精度の高い止め具を得ることができず、
しかも比較的変形し易く、遂には締付力が弱まり密封度
が低下する等の問題があった。
等の金属線材を屈曲成形してなるものでしかなく、その
ため長期に亘って使用しているうちに錆が生じるおそれ
が多分にあり、衛生上好ましくないばかりか、屈曲成形
によっては寸法精度の高い止め具を得ることができず、
しかも比較的変形し易く、遂には締付力が弱まり密封度
が低下する等の問題があった。
本考案は、上記に鑑み、蓋着状態の蓋体と容器本体の締
結および密封性を良好にして、しかも衛生的にしてかつ
体裁良好で、上記欠点を解消し得た容器を提供しようと
して考案したものであり、特に蓋体と容器本体とを締結
する係止具を合成樹脂により両側面に凹溝を有する断面
略I形に形成したものである。
結および密封性を良好にして、しかも衛生的にしてかつ
体裁良好で、上記欠点を解消し得た容器を提供しようと
して考案したものであり、特に蓋体と容器本体とを締結
する係止具を合成樹脂により両側面に凹溝を有する断面
略I形に形成したものである。
−次に本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
10はABS樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂その他の合成樹
脂の成形体よりなる容器本体で、上縁11には補強用の
フランジが設げられている。
脂の成形体よりなる容器本体で、上縁11には補強用の
フランジが設げられている。
20はアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂その他の透
明な合成樹脂の成形体よりなる蓋体である。
明な合成樹脂の成形体よりなる蓋体である。
容器本体10の上縁11と対応する蓋体20の周縁部2
1は断面略逆凹状に形成され、その逆凹状の溝22内に
ポリプロピレン樹脂の発泡体その他の軟質樹脂、ゴム等
の弾力性素材よりなるバッキング23が装着され、容器
本体10に対する蓋着時には前記バッキング23が容器
本体10の上縁11に弾力的に圧接すべく設けられてい
る。
1は断面略逆凹状に形成され、その逆凹状の溝22内に
ポリプロピレン樹脂の発泡体その他の軟質樹脂、ゴム等
の弾力性素材よりなるバッキング23が装着され、容器
本体10に対する蓋着時には前記バッキング23が容器
本体10の上縁11に弾力的に圧接すべく設けられてい
る。
図示する実施例の場合、蓋体周縁部21の逆凹状の内壁
部24が容器本体10の上縁11の内側に嵌合するよう
に外壁部25およびバッキング23より下方にまで垂設
され、蓋着時の位置決めを行なえるようになっている。
部24が容器本体10の上縁11の内側に嵌合するよう
に外壁部25およびバッキング23より下方にまで垂設
され、蓋着時の位置決めを行なえるようになっている。
また容器本体10の上縁11および蓋体20の周縁部2
1の少なくとも相対向辺部2個所にそれぞれ互に対応す
る外方への突出縁12,12,26゜26が設けられて
いる。
1の少なくとも相対向辺部2個所にそれぞれ互に対応す
る外方への突出縁12,12,26゜26が設けられて
いる。
27.27は蓋体20の突出縁26.26に取着された
係止具であり、強くて折れ難いポリカーボネート等の合
成樹脂により両端が相対向する折返し屈曲状をなしかつ
該折返し両端27a 、27aを除く部分が両側面に凹
溝を有する断面路I形の比較的厚内の細幅板状に形成さ
れ、前記両端27a、27aが突出縁26゜26の側端
部に回動自在に嵌挿されて取着されており、該係止具2
7.27の中央部27b、27bが容器本体10の突出
縁12,12に対し前記両端を支点とする回動操作によ
り前記断面の幅方向側縁で係止できるようになっている
。
係止具であり、強くて折れ難いポリカーボネート等の合
成樹脂により両端が相対向する折返し屈曲状をなしかつ
該折返し両端27a 、27aを除く部分が両側面に凹
溝を有する断面路I形の比較的厚内の細幅板状に形成さ
れ、前記両端27a、27aが突出縁26゜26の側端
部に回動自在に嵌挿されて取着されており、該係止具2
7.27の中央部27b、27bが容器本体10の突出
縁12,12に対し前記両端を支点とする回動操作によ
り前記断面の幅方向側縁で係止できるようになっている
。
さらに蓋体20の主板中央部は肉盛状に厚内に形成され
ており、該厚肉部28の内外面の一方、例えば内面に凹
凸模様29が設けられている。
ており、該厚肉部28の内外面の一方、例えば内面に凹
凸模様29が設けられている。
この凹凸模様29は花や動物その他用途に応じ任意に設
定される。
定される。
蓋体20の成形型に模様板を取換え可能に装着しておく
と、異なった模様の成形が容易である。
と、異なった模様の成形が容易である。
なお、容器本体10は、内部に仕切り板を設けて内部を
複数の収納部分に隔設しておくことができ、その場合蓋
体20の下面には仕切り板との対応位置に周縁部21に
連続した断面逆凹状の部分を設け、該逆回状の部分にも
仕切り板に載接するバッキングを装着しておく。
複数の収納部分に隔設しておくことができ、その場合蓋
体20の下面には仕切り板との対応位置に周縁部21に
連続した断面逆凹状の部分を設け、該逆回状の部分にも
仕切り板に載接するバッキングを装着しておく。
本考案は上記のように構成されており、内部に食品を収
納して保存するために、あるいは弁当箱等として使用す
るものであり、蓋体20の周縁部21の逆回状の溝内に
装着したバッキング23を容器本体10の上縁11に載
接せしめるように被せ、さらにその突出縁26.26に
取着した係止具27.27を下向きに回動させるように
して容器本体10の突出R12,12に係止すればよく
、この係止作用により上記のパラ叶ング23が容器本体
10の上縁11に対し弾力的に強く圧着せしめられて完
全な密封状態を保持し、また逆にバッキング230弾性
力により突出縁12,12に対する係止具27.27の
係止状態が強く確実となり容易に離脱せず、良好な装着
状態を維持できるものである。
納して保存するために、あるいは弁当箱等として使用す
るものであり、蓋体20の周縁部21の逆回状の溝内に
装着したバッキング23を容器本体10の上縁11に載
接せしめるように被せ、さらにその突出縁26.26に
取着した係止具27.27を下向きに回動させるように
して容器本体10の突出R12,12に係止すればよく
、この係止作用により上記のパラ叶ング23が容器本体
10の上縁11に対し弾力的に強く圧着せしめられて完
全な密封状態を保持し、また逆にバッキング230弾性
力により突出縁12,12に対する係止具27.27の
係止状態が強く確実となり容易に離脱せず、良好な装着
状態を維持できるものである。
このように本考案は、装着時の密封性に優れ、収納食品
等の内容物の保護、保存を好適になすとともに、仮に容
器を傾げたりしても、内容物の汁液が漏出する等のおそ
れがない。
等の内容物の保護、保存を好適になすとともに、仮に容
器を傾げたりしても、内容物の汁液が漏出する等のおそ
れがない。
しかも装着のための係止操作は蓋体20側に取着した係
止具27゜27を容器本体10側に係止するもので非常
に行ない易く、また係止具27.27が蓋体20の上に
出張らないので積み重わ等にも便利である。
止具27゜27を容器本体10側に係止するもので非常
に行ない易く、また係止具27.27が蓋体20の上に
出張らないので積み重わ等にも便利である。
殊に本考案における上記係止具27.27はポリカーボ
ネート等の合成樹脂を素材とするものであるから、永久
に錆が生じるおそれがなく、長期に亘り美麗に衛生的に
使用できる上、成形によりきかめて容易にかつ寸法的に
精密に製作でき、しかも折返し両端部を除く部分を両側
面に凹溝な有する断面路I形の細幅板状をなしかつ容器
本体10の突出縁12に対し前記の幅方向縁で係止すべ
く設けであるので、材質的に変形し難いのに加えて形状
的にも係止方向に特に変形し難くなっており、従って七
〇係止力つまりは蓋体20と容器本体10との締付力が
緩まず、長期に亘り良好な密封性を確保できる。
ネート等の合成樹脂を素材とするものであるから、永久
に錆が生じるおそれがなく、長期に亘り美麗に衛生的に
使用できる上、成形によりきかめて容易にかつ寸法的に
精密に製作でき、しかも折返し両端部を除く部分を両側
面に凹溝な有する断面路I形の細幅板状をなしかつ容器
本体10の突出縁12に対し前記の幅方向縁で係止すべ
く設けであるので、材質的に変形し難いのに加えて形状
的にも係止方向に特に変形し難くなっており、従って七
〇係止力つまりは蓋体20と容器本体10との締付力が
緩まず、長期に亘り良好な密封性を確保できる。
しかも係止具27.27も合成樹脂製であるため、金属
等の他材料が全く存さす、合成樹脂成形品の容器として
全体にまとまりがあって体裁も良好である。
等の他材料が全く存さす、合成樹脂成形品の容器として
全体にまとまりがあって体裁も良好である。
さらに本考案の場合、少なくとも蓋体20が透明な合成
樹脂よりなるので、内部を透視し得て内容物の種類等を
装着状態のまま見分けることができ、使用上非常に便利
である。
樹脂よりなるので、内部を透視し得て内容物の種類等を
装着状態のまま見分けることができ、使用上非常に便利
である。
その上、蓋体20の主板中央部には凹凸模様29を付し
であるので、美麗で外観的体裁が良好である。
であるので、美麗で外観的体裁が良好である。
殊に蓋体20が透明体であるために前記凹凸模様29は
内面に形成してあっても模様として外部から充分視覚で
さ、平滑な外表面でしかも凹凸模様を有する特異形態の
ものを提供できる。
内面に形成してあっても模様として外部から充分視覚で
さ、平滑な外表面でしかも凹凸模様を有する特異形態の
ものを提供できる。
もちろん凹凸模様は印刷等によるものと異なり繰返し洗
滌等して使用しても、永久に剥げたり消えるようなこと
がないし、また内容物を見分ける程度には内部を充分透
視できるものである。
滌等して使用しても、永久に剥げたり消えるようなこと
がないし、また内容物を見分ける程度には内部を充分透
視できるものである。
従って本考案は、食品保存用の容器としであるイハ弁当
箱として使用上きわめて好適なものであり、この種容器
の販売政策に寄与す0こと大なる考案である。
箱として使用上きわめて好適なものであり、この種容器
の販売政策に寄与す0こと大なる考案である。
図は本考案の実施例を示すものであり、第1図は装着前
の斜視図、第2図は蓋体の平面図、第3図は装着状態の
正面図、第4図は前回VI−VI線における拡大断面図
である。 10・・・・・・容器本体、11・・・・・・上縁、1
2.12・・・・・・突出縁、20・・・・・・蓋体、
21・・・・・・周縁部、n・・・・・・溝、23・・
・・・・バッキング、26,26・・・・・・突出縁、
27,27・・・・・・係止具。
の斜視図、第2図は蓋体の平面図、第3図は装着状態の
正面図、第4図は前回VI−VI線における拡大断面図
である。 10・・・・・・容器本体、11・・・・・・上縁、1
2.12・・・・・・突出縁、20・・・・・・蓋体、
21・・・・・・周縁部、n・・・・・・溝、23・・
・・・・バッキング、26,26・・・・・・突出縁、
27,27・・・・・・係止具。
Claims (1)
- 合成樹脂製の容器本体と合成樹脂製で透明な蓋体とから
なり、蓋体は周縁部を断面略逆凹状に形成するとともに
前記逆凹状の溝内に容器本体の上縁に圧接する弾力性素
材のバッキングを装着してあり、また容器本体上縁およ
び蓋体周縁部の少なくとも相対向辺部にそれぞれ互に対
応する外方への突出縁を設け、蓋体の突出縁には両端が
相対向する折返し屈曲形状をなしかつ該折返し両端部を
除く部分が両側面に凹溝を有する断面略■形の細幅板状
をなす合成樹脂製の係止具をその幅方向縁で容器本体の
突出縁に対し係止自在に取着し、さらに蓋体の主板中央
部に凹凸模様を付したことを特徴とする容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7122681U JPS5943233Y2 (ja) | 1981-05-15 | 1981-05-15 | 容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7122681U JPS5943233Y2 (ja) | 1981-05-15 | 1981-05-15 | 容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57183257U JPS57183257U (ja) | 1982-11-20 |
JPS5943233Y2 true JPS5943233Y2 (ja) | 1984-12-20 |
Family
ID=29867020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7122681U Expired JPS5943233Y2 (ja) | 1981-05-15 | 1981-05-15 | 容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5943233Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH074211Y2 (ja) * | 1986-12-10 | 1995-02-01 | 正勝 四倉 | 密封容器 |
KR101431793B1 (ko) * | 2006-05-11 | 2014-08-20 | 강순찬 | 패킹의 탈착이 용이한 밀폐용기 |
-
1981
- 1981-05-15 JP JP7122681U patent/JPS5943233Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57183257U (ja) | 1982-11-20 |
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