JPS5943152B2 - 乾物製造方法 - Google Patents
乾物製造方法Info
- Publication number
- JPS5943152B2 JPS5943152B2 JP53013793A JP1379378A JPS5943152B2 JP S5943152 B2 JPS5943152 B2 JP S5943152B2 JP 53013793 A JP53013793 A JP 53013793A JP 1379378 A JP1379378 A JP 1379378A JP S5943152 B2 JPS5943152 B2 JP S5943152B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge
- drying
- high frequency
- container
- producing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はぶどう、バナ・、桃、柿等を乾物として風味を
保ち、長期保持を118iT能にする乾物製造方法に関
するものである。
保ち、長期保持を118iT能にする乾物製造方法に関
するものである。
従来は太陽を利用した自然乾燥、天日によってのみ行な
われ、例えは乾柿は約2ケ月の長期を要し、極めて非能
率的であった。
われ、例えは乾柿は約2ケ月の長期を要し、極めて非能
率的であった。
本発明は短日時の処理、時間単位の乾物処理を行なうこ
とを目的としたもので、柿等の材料にコロナとかグロー
の放電を作用して急速に乾燥させる、この放電乾燥時に
前記材料を冷却し7.4〜−4°C程度もしくはそれ以
下に冷却した状態で放電処理することが特徴である。
とを目的としたもので、柿等の材料にコロナとかグロー
の放電を作用して急速に乾燥させる、この放電乾燥時に
前記材料を冷却し7.4〜−4°C程度もしくはそれ以
下に冷却した状態で放電処理することが特徴である。
放電による乾燥処理は天日等に比較して急速に行なわれ
るが、更にこの間に着色、変退色、酸化などの化学的反
応を、酸素による分解などを防止するために材料を前記
冷却状態に保持して処理することにより、乾物は風味、
色調を紙上させることなく製造できる。
るが、更にこの間に着色、変退色、酸化などの化学的反
応を、酸素による分解などを防止するために材料を前記
冷却状態に保持して処理することにより、乾物は風味、
色調を紙上させることなく製造できる。
以下図面の一実施例により本発明を説明すると、1は処
理容器で、気密に保たれ、内部をブロアー等により減圧
され、また循環される。
理容器で、気密に保たれ、内部をブロアー等により減圧
され、また循環される。
31,32゜33.34は材料を載置する多段の棚で、
これは金網まだは金萬製格子が用いられ、両端を容器壁
にしつかり固定する。
これは金網まだは金萬製格子が用いられ、両端を容器壁
にしつかり固定する。
容器1が全開製の場合は絶縁ブツンユ4には絶縁して取
付け、これに高電圧を加えて放電させる。
付け、これに高電圧を加えて放電させる。
即ち多段の各欄31〜34は放電々極を兼用するもので
ある。
ある。
5は放電々圧を加える1〜50kV程度の高電圧電源で
、この出力を高周波発振器6によって例えば1に〜10
0MHz程度の高周波にして前記棚31〜34に印力口
し放電を行ないグローまだはコロナ放電を発生さぜる。
、この出力を高周波発振器6によって例えば1に〜10
0MHz程度の高周波にして前記棚31〜34に印力口
し放電を行ないグローまだはコロナ放電を発生さぜる。
7は容器の底部に挿入した非酸化性ガス等の供給ノスル
、8は処理容器1内の上部及び側面部に設けた冷却用パ
イプで、各々パイプ内に冷却媒体の液体窒素等を流動さ
せて容器内を冷却する。
、8は処理容器1内の上部及び側面部に設けた冷却用パ
イプで、各々パイプ内に冷却媒体の液体窒素等を流動さ
せて容器内を冷却する。
冷却温度は4〜−4℃程度もしくはそれ以下に冷却し、
材料11を冷蔵状態にする。
材料11を冷蔵状態にする。
容器1内棚31〜34には乾物材料11が載置される。
材料11はぶどう、バナ・、いちじく、桃、柿等の果物
、いか、ニシン、貝等の魚類、その曲か利用される。
、いか、ニシン、貝等の魚類、その曲か利用される。
処理容器1内は冷媒が流通するパイプ8によって冷却さ
れ、前記材料11は冷却状態を保つ。
れ、前記材料11は冷却状態を保つ。
そして材料11を載置する棚31〜34を電極として高
周波発振器6より尚周波の高電圧が印カ目され、コロナ
またはグロー放電が発生し、特にブロアー2によってコ
ック10を外部に連通し排気して容器内を減圧状態とす
るとグロ−放電が良く発生する。
周波発振器6より尚周波の高電圧が印カ目され、コロナ
またはグロー放電が発生し、特にブロアー2によってコ
ック10を外部に連通し排気して容器内を減圧状態とす
るとグロ−放電が良く発生する。
排気は0.1〜100T orr程度にする。
こうして棚31〜34を電極として発生する放電は載置
した材料11によく照射され、作用し乾燥さぜる。
した材料11によく照射され、作用し乾燥さぜる。
乾燥効果は前記のように放電を利用するから、また高周
波放電を利用するから材料110表面を電子もしくはイ
オン衝撃して飛沫作用により効率良く急速に表面水分を
分解し蒸気化し、且つ発生するイオン風を作用さぜるか
ら乾燥効果は著しく急速に行なわれ、この間材料11は
冷却状態に維持されているから、通常放電による電離し
た酸素イオンの吸着作用とか、また放電熱の加熱作用等
によって酸化反応等促進するのであるか、これが冷却に
よって緩和され、変色、酸化などの化学的反応、酸素反
応などを防止した状態で乾燥でき、香りや味、色も栄養
価も殆んど変らないで乾物化することができる。
波放電を利用するから材料110表面を電子もしくはイ
オン衝撃して飛沫作用により効率良く急速に表面水分を
分解し蒸気化し、且つ発生するイオン風を作用さぜるか
ら乾燥効果は著しく急速に行なわれ、この間材料11は
冷却状態に維持されているから、通常放電による電離し
た酸素イオンの吸着作用とか、また放電熱の加熱作用等
によって酸化反応等促進するのであるか、これが冷却に
よって緩和され、変色、酸化などの化学的反応、酸素反
応などを防止した状態で乾燥でき、香りや味、色も栄養
価も殆んど変らないで乾物化することができる。
捷だ萎縮変形も少なく外観も良くできる。
こうして冷却と放電の作用で材料11を容易に急速に乾
燥状態とすることができ、香味、色調を低下させず、ま
た萎縮変形が少なく処理でき、保存性を向上できる。
燥状態とすることができ、香味、色調を低下させず、ま
た萎縮変形が少なく処理でき、保存性を向上できる。
乾柿の製造において従来2ケ月を要していたものが、本
発明により冷却温度4〜−4℃に保ち、100〜300
■/crrLの電圧を印カロして0.1〜10Torr
の減圧中でグロー放電を起させて乾物処理したときは約
5〜8時間で処理でき香味、風味等が従来とほとんど同
程度であった。
発明により冷却温度4〜−4℃に保ち、100〜300
■/crrLの電圧を印カロして0.1〜10Torr
の減圧中でグロー放電を起させて乾物処理したときは約
5〜8時間で処理でき香味、風味等が従来とほとんど同
程度であった。
なお放電処理は容器1内をノズル7から炭酸カス、窒素
ガス、アルゴン、ヘリウム等の非酸化性ガスを供給し、
ブロアー2でダクト9を通して循環させ非酸化性ガス中
で放電処理するようにしてもよい。
ガス、アルゴン、ヘリウム等の非酸化性ガスを供給し、
ブロアー2でダクト9を通して循環させ非酸化性ガス中
で放電処理するようにしてもよい。
放電は高周波の曲に直流、パルス、直流と高周波の重畳
、まだはパルスと高周波の重畳等の電圧が利用できコロ
ナ放電を発生し、減圧することによってグロー放電が発
生し、減圧による酸化防止等の効果、減圧による放電発
生効果等により乾物効果を高めることができる。
、まだはパルスと高周波の重畳等の電圧が利用できコロ
ナ放電を発生し、減圧することによってグロー放電が発
生し、減圧による酸化防止等の効果、減圧による放電発
生効果等により乾物効果を高めることができる。
以上のように本発明は放電により乾物をつくるものであ
るから急速乾燥ができる、そして乾燥処理中に冷却して
材料を冷蔵状態に保持することによって酸化反応、酵素
反応を防止して処理でき香味、風味、色調等を低下する
ことなく処理できる。
るから急速乾燥ができる、そして乾燥処理中に冷却して
材料を冷蔵状態に保持することによって酸化反応、酵素
反応を防止して処理でき香味、風味、色調等を低下する
ことなく処理できる。
寸だ放電乾燥を非酸化性ガスを供給して行なうことによ
り香味、風味、色調等の低下を防止でき、排気した減圧
状態で処理すれば乾燥効果にも、まだ酸化防止の効果に
も役立ち、まだグロー放電の発生にも有効であり乾物製
造に極めて効果が大きい。
り香味、風味、色調等の低下を防止でき、排気した減圧
状態で処理すれば乾燥効果にも、まだ酸化防止の効果に
も役立ち、まだグロー放電の発生にも有効であり乾物製
造に極めて効果が大きい。
図面は本発明の一実施例構成図である。
1は処理容器、2はブロアー、3L32゜33.34は
棚、4は絶縁物、5は高電圧電源、6は高周波発振器、
7は非酸化性ガス供給パイプ、8は冷却用パイプ、9は
ダクト、10は切換コック、11は材料である。
棚、4は絶縁物、5は高電圧電源、6は高周波発振器、
7は非酸化性ガス供給パイプ、8は冷却用パイプ、9は
ダクト、10は切換コック、11は材料である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 材料を冷却した状態で放電を発生作用させることに
より乾燥させることを特徴とする乾物製造方法。 2 冷却は4℃以下の温度とする特許請求の範囲第1項
に記載の乾物の製造方法。 3 直流、パルス、高周波、又は直流と高周波重畳の電
圧を加えて放電さぜる特許請求の範囲第1項に記載の乾
物製造方法。 40.1〜100Torrの減圧中で放電させる特許請
求の範囲第1項に記載の乾物製造方法。 5 非酸化性ガス中で放電させる特許請求の範囲第1項
に記載の乾物製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53013793A JPS5943152B2 (ja) | 1978-02-09 | 1978-02-09 | 乾物製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53013793A JPS5943152B2 (ja) | 1978-02-09 | 1978-02-09 | 乾物製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54107533A JPS54107533A (en) | 1979-08-23 |
JPS5943152B2 true JPS5943152B2 (ja) | 1984-10-19 |
Family
ID=11843115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53013793A Expired JPS5943152B2 (ja) | 1978-02-09 | 1978-02-09 | 乾物製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5943152B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6197449A (ja) * | 1984-10-18 | 1986-05-15 | 三木プ−リ株式会社 | 織機の経糸送り出し制御装置 |
-
1978
- 1978-02-09 JP JP53013793A patent/JPS5943152B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6197449A (ja) * | 1984-10-18 | 1986-05-15 | 三木プ−リ株式会社 | 織機の経糸送り出し制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54107533A (en) | 1979-08-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Khani et al. | Studying the performance of dielectric barrier discharge and gliding arc plasma reactors in tomato peroxidase inactivation | |
US4590954A (en) | Process for packaging leaf tobacco | |
DE69631545T2 (de) | Verfahren zur trocknung von nahrungsmitteln mit strahlung im fernen infrarot unter reduziertem druck und bei niedrigen temperaturen | |
US3262212A (en) | Apparatus and process for freeze drying | |
DE2244530A1 (de) | Verfahren und vorrichtung zum einfrieren und/oder auftauen und ggf. kaltlagern von nahrungsmitteln | |
US4331693A (en) | Method for storage of horticultural products in freshness | |
Liu et al. | Prolonged preservation and sterilization of fresh plants in controlled environments using high-field plasma | |
JPS5943152B2 (ja) | 乾物製造方法 | |
US2899319A (en) | Dehydration of cherries | |
JP2002354988A (ja) | 食品の含浸処理方法 | |
JP2001197861A (ja) | 外果皮を有した液果の乾燥方法、その装置、梅漬の乾燥方法およびブルーベリの乾燥方法 | |
JP7218483B2 (ja) | 飲料水、調整水ないし機能水の製造方法、及び、飲料水、調整水ないし機能水の製造装置。 | |
JPH04108333A (ja) | 植物体の鮮度制御装置 | |
JP2000157162A5 (ja) | ||
TWI249991B (en) | Food electrostatic freshness maintaining and defrosting method | |
JPH10191887A (ja) | 酸化抑制式製茶方法 | |
JP3426514B2 (ja) | 加工香辛料の製造方法 | |
KR0171559B1 (ko) | 떫은 감을 이용한 반건시의 제조방법 | |
JPS6022903B2 (ja) | 燻製の製造方法 | |
Zahar et al. | Optimation of ozone capacity produced by DBD plasma reactor: dedicated for cold storage | |
JP4465053B2 (ja) | 食用農産物の処理装置 | |
Tatarenko et al. | Carbon monoxide adsorbed on Re (0001) evolution of the layer between 100 and 900 K after adsorption at 100 and 300 K | |
JP2000157161A (ja) | 食用農産物の鮮度保持方法 | |
Pengcheng et al. | Influence of Long and Short Pulse Widths on Sterilization of Cut Vegetables Packaged at Low Oxygen Concentration Using Pulsed Plasma | |
RU2007089C1 (ru) | Способ сушки винограда |