JPS5943025Y2 - 脱水洗濯機 - Google Patents
脱水洗濯機Info
- Publication number
- JPS5943025Y2 JPS5943025Y2 JP1976150253U JP15025376U JPS5943025Y2 JP S5943025 Y2 JPS5943025 Y2 JP S5943025Y2 JP 1976150253 U JP1976150253 U JP 1976150253U JP 15025376 U JP15025376 U JP 15025376U JP S5943025 Y2 JPS5943025 Y2 JP S5943025Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer tank
- machine frame
- seat
- cylindrical
- overflow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は脱水洗濯機に係シ、特に洗濯兼脱水槽を外包せ
る外槽の構造に関する。
る外槽の構造に関する。
以下第１図及び第２図で示された本考案の実施例につい
て説明すると、１は略正方形の機枠にして内部に、洗濯
兼脱水槽２を外包せる外槽３が４本の吊棒４４にて機枠
上部から吊下げられており、前記洗濯兼脱水槽２の底面
には回転翼５が設けられ、上部開口縁には内部に流体を
封入したバランスリングが設けられるものである。
て説明すると、１は略正方形の機枠にして内部に、洗濯
兼脱水槽２を外包せる外槽３が４本の吊棒４４にて機枠
上部から吊下げられており、前記洗濯兼脱水槽２の底面
には回転翼５が設けられ、上部開口縁には内部に流体を
封入したバランスリングが設けられるものである。
前記洗濯兼脱水槽２は、内方上端にバランスリング下部
６を一体成形した胴部７と、皿状の底部８と、バランス
リング上部９との３者にて構成され、これら胴部７、底
部８、バランスリング上部９は全て合成樹脂にて成形さ
れておシ、これら３者は夫々熱溶着にて接合されている
。
６を一体成形した胴部７と、皿状の底部８と、バランス
リング上部９との３者にて構成され、これら胴部７、底
部８、バランスリング上部９は全て合成樹脂にて成形さ
れておシ、これら３者は夫々熱溶着にて接合されている
。
又前記底部８は脱水槽軸１０との嵌合ボス部１１を一体
成形しており、しかもこの底部８は強度的に胴部７より
も強い合成樹脂（一般に強化プラスチックと称されてい
るもの）で成形されている。
成形しており、しかもこの底部８は強度的に胴部７より
も強い合成樹脂（一般に強化プラスチックと称されてい
るもの）で成形されている。
前記バランスリング上部９と胴部のバランスリング下部
６とで中空のリングが形成され、かかるリング内に流体
が封入されてバランスリングとしての作用を行なわせる
ものである。
６とで中空のリングが形成され、かかるリング内に流体
が封入されてバランスリングとしての作用を行なわせる
ものである。
１２は底部８の補強用リプである。
更に前記外槽３は合成樹脂にて円筒状に成形され、その
側壁下部に前記吊棒４の半球面状の受座１３．１３が４
個一体成形されており、前記受座１３．１３は第２図で
示される如く機枠１の角部に対応する位置に夫々形成さ
れている。
側壁下部に前記吊棒４の半球面状の受座１３．１３が４
個一体成形されており、前記受座１３．１３は第２図で
示される如く機枠１の角部に対応する位置に夫々形成さ
れている。
１４は半球面体、１５は圧縮スプリングである。
又、前記受座１３に対応する外槽側壁上部に外方へ突出
せる段部１６が一体成形されると共にかかる段部上面に
円筒部１７が一体に形成され、即ち前記受座１３の真上
に段部１６が形成され、前記段部１６も機枠角部に対応
して形成されているものである。
せる段部１６が一体成形されると共にかかる段部上面に
円筒部１７が一体に形成され、即ち前記受座１３の真上
に段部１６が形成され、前記段部１６も機枠角部に対応
して形成されているものである。
前記円筒部１７の下面開口１８よう円筒部１７内に溢水
ホース１９が挿入され、前記ホース１９は円筒部１７に
接着等により固着され、前記円筒部１７が溢水口となり
、これらが溢水目部分となるものである。
ホース１９が挿入され、前記ホース１９は円筒部１７に
接着等により固着され、前記円筒部１７が溢水口となり
、これらが溢水目部分となるものである。
前記外槽３の受座１３．１３間の側壁に凹所２０が一体
成形されると共に凹所２０に開口２１が形成されている
。
成形されると共に凹所２０に開口２１が形成されている
。
前記凹所２０にはエアートラップ２２が取付けられるも
ので、かかるエアートラップ２２は保合突起２３と固定
フランジ部２４が夫々形成され、前記係合突起２３を凹
所２０上部に係合し、一方前記固定フランジ部２４をネ
ジ２５にて凹所下部に固定し、前記開口２１周囲にバッ
キング２６を各在せしめてエアートラップ２２が前記凹
所２０に取り付けられるものである。
ので、かかるエアートラップ２２は保合突起２３と固定
フランジ部２４が夫々形成され、前記係合突起２３を凹
所２０上部に係合し、一方前記固定フランジ部２４をネ
ジ２５にて凹所下部に固定し、前記開口２１周囲にバッ
キング２６を各在せしめてエアートラップ２２が前記凹
所２０に取り付けられるものである。
２７はエアートラップホースであシ、図示しない水位ス
イッチへと接続されている。
イッチへと接続されている。
２８は軸受ケース、２９は駆動用モーター、３０は上蓋
、３１は制御筐である。
、３１は制御筐である。
従来前記外槽に設ける溢水目部分は第３図に示す如く外
槽３２側壁から突出し、しかも下方へ突出せるパイプ部
３３が側壁との間隔３４を有して形成され、そのパイプ
部３３の外周に溢水ホース３５が装着されているもので
あった。
槽３２側壁から突出し、しかも下方へ突出せるパイプ部
３３が側壁との間隔３４を有して形成され、そのパイプ
部３３の外周に溢水ホース３５が装着されているもので
あった。
この従来例しにおいては外槽下部に吊棒の受座が一体成
形されておらず、上下方向の型抜きにて外槽３２ととも
に前記パイプ部３３が一体成形されるものである３また
前記吊棒の受座や溢水目部分など外槽側壁から突出する
部分は、外槽の振動によって機枠に衝突しないようにと
の配慮から機枠の角部に対応して設け、この角部のスペ
ースを利用して設ければ機枠と外槽間を広くする必要な
く機枠幅を小さくしてコンパクトにできる。
形されておらず、上下方向の型抜きにて外槽３２ととも
に前記パイプ部３３が一体成形されるものである３また
前記吊棒の受座や溢水目部分など外槽側壁から突出する
部分は、外槽の振動によって機枠に衝突しないようにと
の配慮から機枠の角部に対応して設け、この角部のスペ
ースを利用して設ければ機枠と外槽間を広くする必要な
く機枠幅を小さくしてコンパクトにできる。
そこで前記外槽ど一体に吊棒受座を形成する場合は上記
した理由により吊棒受座を機枠角部に対応して設け、且
つ溢水目部分も機枠角部に対応して設けるのが有効であ
り、この場合溢水目部分の真下に吊棒受座が位置するた
め上下方向の型抜きでは成形出来ず、溢水目部分と吊棒
受座間に横方向の移動金型（以下サイドコアと称す）が
必要となる。
した理由により吊棒受座を機枠角部に対応して設け、且
つ溢水目部分も機枠角部に対応して設けるのが有効であ
り、この場合溢水目部分の真下に吊棒受座が位置するた
め上下方向の型抜きでは成形出来ず、溢水目部分と吊棒
受座間に横方向の移動金型（以下サイドコアと称す）が
必要となる。
しかしながら第３図の従来品では機枠角部に対応してパ
イプ部と吊棒受座を一体成形する場合、前記パイプ部３
３の真下に吊棒受座を位置せしめることになるが前記パ
イプ部３３が外槽側壁と離間３４しているため、一般の
サイドコアは使用出来ず金型構造が複雑となる欠点があ
り原価高となる。
イプ部と吊棒受座を一体成形する場合、前記パイプ部３
３の真下に吊棒受座を位置せしめることになるが前記パ
イプ部３３が外槽側壁と離間３４しているため、一般の
サイドコアは使用出来ず金型構造が複雑となる欠点があ
り原価高となる。
即ち、この場合外槽３２を成形するには、第４図の如く
、先ずサイドコア４０を実線矢印方向に抜き、続いてサ
イドコア４１，４２を破線方向に抜き更に二点鎖線矢印
方向に抜く。
、先ずサイドコア４０を実線矢印方向に抜き、続いてサ
イドコア４１，４２を破線方向に抜き更に二点鎖線矢印
方向に抜く。
その後雌型４３を下方へ抜き雄型４４を上方へ抜きを完
了する。
了する。
この図からもわかるように溢水目部分は単なるサイドコ
ア４０だけでは成形できず、サイドコア４１，４２を使
用しなければならず、金型が複雑となる。
ア４０だけでは成形できず、サイドコア４１，４２を使
用しなければならず、金型が複雑となる。
更にパイプ部３３の外周のサイドコア４１．４２０合わ
せ部分にはパリが生じ、そのためパイプ部の外周は真円
にならず、溢水ホース３５をパイプ部外周に挿入するに
際し、パリのため水洩れを生じ易くなり不都合であった
。
せ部分にはパリが生じ、そのためパイプ部の外周は真円
にならず、溢水ホース３５をパイプ部外周に挿入するに
際し、パリのため水洩れを生じ易くなり不都合であった
。
パイプ部３３の内側に溢水ホース３５を挿入すればよい
が、この場合はパイプ部の径を大きくしないと満足な溢
水は得られず、外槽や機枠が太き（なるという欠点があ
った。
が、この場合はパイプ部の径を大きくしないと満足な溢
水は得られず、外槽や機枠が太き（なるという欠点があ
った。
尚、第４図は外槽成形時の金型の状態を示し、第３図Ｂ
−Ｂ線に基づいて断面したものである。
−Ｂ線に基づいて断面したものである。
それに対し本考案は上記した如く、機枠角部に対応した
外槽側壁の上部に溢水目部分を、その下部に吊柿受座を
一体成形するものであって、かかる溢水目部分を段部１
６として突出成形すると共にその段部上面に円筒部１７
を形成し、前記円筒部内へその下面開口１８より溢水ホ
ース１９を挿入する構成としたことにより、従来の如く
間隔３４がないので、前記受座１３と段部１６間に一般
のサイドコアを使用することにより段部真下に受座を容
易に形成出来、両者を機枠角部に対応した位置に簡単な
金型構成にて一体成形することが出来、原価減となる一
方機枠角部のスペースを有効に利用することにより機枠
幅を小さくしてコンパクトに出来る。
外槽側壁の上部に溢水目部分を、その下部に吊柿受座を
一体成形するものであって、かかる溢水目部分を段部１
６として突出成形すると共にその段部上面に円筒部１７
を形成し、前記円筒部内へその下面開口１８より溢水ホ
ース１９を挿入する構成としたことにより、従来の如く
間隔３４がないので、前記受座１３と段部１６間に一般
のサイドコアを使用することにより段部真下に受座を容
易に形成出来、両者を機枠角部に対応した位置に簡単な
金型構成にて一体成形することが出来、原価減となる一
方機枠角部のスペースを有効に利用することにより機枠
幅を小さくしてコンパクトに出来る。
さらに前記円筒部は段部上面に成形され、従来例の如く
外槽側壁との細い間隔などは存在せず、前記円筒部には
パリは発生せず真円になり、溢水ホースとの間での水洩
れがなく水封性の良いものであり、また前記吊棒受座の
一体成形により別途金属製の吊棒受座等を設ける必要が
ｉく部品数の削減並びに原価減となるものである
外槽側壁との細い間隔などは存在せず、前記円筒部には
パリは発生せず真円になり、溢水ホースとの間での水洩
れがなく水封性の良いものであり、また前記吊棒受座の
一体成形により別途金属製の吊棒受座等を設ける必要が
ｉく部品数の削減並びに原価減となるものである
第１図本考案を示す縦断面図、第２図は第１図のＡ−Ａ
断面図、第３図は従来例を示す外槽の要部断面図、第４
図は同成形時の金型の状態を示し第３図Ｂ−Ｂ線に基づ
く断面図である。 ２・・・・・・洗濯兼脱水槽、３・・・・・・外槽、１
３・・・・・・受座、 １６・・・・・・段部、 １７・・・・・−円筒部、 １８・・・・・・下 両開口。 １９・・−・・・溢水ホース。
断面図、第３図は従来例を示す外槽の要部断面図、第４
図は同成形時の金型の状態を示し第３図Ｂ−Ｂ線に基づ
く断面図である。 ２・・・・・・洗濯兼脱水槽、３・・・・・・外槽、１
３・・・・・・受座、 １６・・・・・・段部、 １７・・・・・−円筒部、 １８・・・・・・下 両開口。 １９・・−・・・溢水ホース。
Claims (1)
- 底部に回転翼を設けた洗濯兼脱水槽を外包する円筒状の
合成樹脂製外槽を設け、前記外槽を機枠内に吊棒にて吊
下げてなるものに於いて、前記枠の角部に対応する外槽
側壁下部に前記吊棒の受座を一体成形し、前記受座に対
応する外槽側壁上部に外方へ突出せる段部を形成すると
共にかかる段部上面に円筒部を形成し、前記円筒部下面
開口よりこの円筒部内に溢水ホースを挿入したことを特
徴とする脱水洗濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976150253U JPS5943025Y2 (ja) | 1976-11-08 | 1976-11-08 | 脱水洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976150253U JPS5943025Y2 (ja) | 1976-11-08 | 1976-11-08 | 脱水洗濯機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5366871U JPS5366871U (ja) | 1978-06-05 |
| JPS5943025Y2 true JPS5943025Y2 (ja) | 1984-12-18 |
Family
ID=28758551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976150253U Expired JPS5943025Y2 (ja) | 1976-11-08 | 1976-11-08 | 脱水洗濯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5943025Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019180471A (ja) * | 2018-04-02 | 2019-10-24 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 洗濯機 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5136385U (ja) * | 1974-09-11 | 1976-03-18 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5423828Y2 (ja) * | 1974-10-18 | 1979-08-14 |
-
1976
- 1976-11-08 JP JP1976150253U patent/JPS5943025Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5136385U (ja) * | 1974-09-11 | 1976-03-18 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019180471A (ja) * | 2018-04-02 | 2019-10-24 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 洗濯機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5366871U (ja) | 1978-06-05 |
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